評論・紹介・意見の執筆一覧

もしや都民ファーストの会は、国民主権を「傲慢な思想」ととらえてはいないか。

著者: 澤藤統一郎

都民ファーストの会なる地方政党が、都議会で55議席を獲得して、第一党に躍り出た。アベ一強政治の禍々しさに嫌気をさした都民の気分を受けとめ、アベ離れ票の受け皿になることに成功したこの組織。実は正体不明のままである。本当に、

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脅される内部告発者(6/30 朝日新聞):公益通報(内部告発)は行政やビジネスを改善するには貴重な情報だ、でも現状の「公益通報者保護制度」では、この主旨は活かされず、むしろ逆効果である

著者: 田中一郎

下記サイトは、このほど朝日新聞(2017.6.30)に掲載されました「脅される内部告発者」という、タイムリーで事の本質を鋭く指摘するいい記事です。この内部告発(公益通報)の問題については、先般、「加計学園問題」をめぐり文

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空気を醸成するメディアの選挙報道  フランスと日本

著者: 村上良太

 今年、フランスの大統領選挙や国会議員選挙を観戦して感じたのはフランスのマスメディアでも選挙運動期間におびただしい当落の予測が出され、選挙の結果が多少なりとも影響されているのではないか、という印象を受けたことだった。その

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「共謀罪」法の強行採決を決して忘れない  - 「声なき声の会」が6・15集会 -

著者: 岩垂 弘

 安倍政権が参院本会議で異例の強行手段により成立させた「共謀罪」法が7月11日から施行されるのを前に、同法が成立した6月15日に東京であったささやかな集まりで話し合われたことを紹介しておきたい。それは、反戦市民グループ「

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(160)

著者: 本間宗究(本間裕)

10年遅れの金融大混乱 今回、「バーナンキ前FRB議長の演説」を読んで感じたことは、「この10年間に、どのような意味が存在したのか?」という点だった。つまり、「2007年7月」に発生した「サブプライム問題」を見た時に、「

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日本政府へ:釜山「少女像」撤去要求をやめてください!署名提出と記者会見報告 Japanese Group Asks Government of Japan to Withdraw their Demand for Removal of the Comfort Women Statue in Busan

著者: ピースフィロソフィー

1月16日に当ブログで紹介した、日本軍「慰安婦」の歴史を記憶するための釜山の少女像を尊重し撤去要求をやめよ、という行動、ネット署名では現時点で1600筆以上の署名が集まっています。 The Change.org acti

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アルジャジーラを潰すな! ー 中東唯一の自由な国際衛星TV局、サウジ、エジプトらが閉鎖要求 -

著者: 坂井定雄

サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE),バーレーンの中東4か国が突然、ペルシャ湾岸の半島(面積は秋田県ほど)にある富裕な(2015年一人当たり国民所得2万350ドル)産油国カタールと断交したのが、6月5日。

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】214 国際麻薬乱用・不正取引防止の日

著者: 平田伊都子

 6月26日は国連が決めた<国際麻薬乱用・不正取引防止の日>です。 この日に先立つ6月22日、国連ニューヨーク本部で、UNODC(ユーエヌオーディーシ)国連薬物犯罪事務所による、麻薬不正取引とテロに関する報告がありました

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「後法は前法を破る」―9条3項の新設は2項を破ることになる。

著者: 澤藤統一郎

学生時代の親しい友から電話がかかってきた。 友「安倍晋三が、『加憲的な9条改憲』ということを言いだしたろう。あれは、いったいどういうことなんだ?」 私「9条1項の戦争の放棄、9条2項の戦力不保持には手を付けずにそのまま残

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愛媛玉串料訴訟大法廷判決から20年。いま、その意義を考える。

著者: 澤藤統一郎

本日は、久しぶりの松山。愛媛弁護士会が主催し日本弁護士連合会共催のシンポジウム「安保法制が成立した今、愛媛玉串料訴訟最高裁判決の意義を考える」に招かれての出席。朝羽田を発っての日帰りだったが、まだ身体は元気なのがありがた

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国会が終わり、世論調査も出そろった、忘れてはいけない!

著者: 内野光子

政治への不信、安倍政権への憤りから、ともかく二つの一覧を作成してみた。政権は、国会が終わりさえすれば、共謀罪も、森友・加計問題も、国民は忘れてしまうだろうと、タカをくくっている。本当にそれでいいのか。 メデイア各社の6月

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沖縄「慰霊の日」に 大田昌秀さんを偲ぶ 沖縄国際平和研究所に協力を Remembering Ota Masahide, 1925-2017

著者: ピースフィロソフィー

前回の投稿では、元沖縄県知事の大田昌秀さんの2010年のインタビュー、未発表の日本語版を紹介しました。沖縄時間でその2日後、6月12日、92歳の誕生日に、大田さんは永眠されました。沖縄戦体験者として、ジャーナリストとして

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大分県立竹田高等学校剣道部熱中症致死事故について――福岡高裁での控訴審

著者: 安岡正義

本年の1月25日、「大分県立竹田高等学校剣道部熱中症致死事故について」と題する筆者の記事を、当サイトに掲載していただいた。そこでは、大分県知事と大分県教育委員会委員長宛の公開質問状を「参考(2)」としてご紹介した。当該裁

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あ、騙された・・・  アルジェリアのパロディ新聞エル・マンシャール(EL MANCHAR )

著者: 村上良太

 インターネット空間には真偽不明かつ玉石混交の情報が日々飛び交っています。昨秋、筆者も思わず騙されそうになりました。その情報とはTVを中心に露出度が高い、フランスの著名な右翼論客、エリック・ゼムール氏が自殺を試みたという

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文京区議会の偉大な第一歩ー『共謀罪』への反撃

著者: 澤藤統一郎

本日(6月22日)、文京区革新懇事務局からご報告を受けた。 本日の文京区議会本会議で、「組織的犯罪処罰法(共謀罪の趣旨を含む)の廃止を求める請願」採択の議決があったとのこと。これは快挙だ。さすが、わが地元の議会。立派なも

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加計問題の行方、これでいいのかはぐらかしの安倍首相答弁、文科省に責任を振る、二転三転の菅官房長官答弁(5)

著者: 内野光子

6月13日、シンポ「森友問題の幕引きは許さない!」終了、これからは 話はやや前後したが、このブログ記事(6月5日)でも案内した13日のシンポは、国会内外騒然とした中の第一衆議院議員会館で開催された。あいにくの雨模様であっ

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加計問題の行方、これでいいのか~はぐらかしの安倍首相答弁、文科省に責任を振る、二転三転の菅官房長官答弁(4)

著者: 内野光子

「ワーキンググループのヒアリング」「分科会」っていうけれど 安倍首相は、加計問題に一切関与してないとの説明の中で、参院のどの委員会であったか、「分科会、分科会では、議員はご存じないかも知れないが、ご存じないでしょ」と得意

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アフガニスタン 2001年以来最悪の危機(中) ―BBCが復活したタリバン支配地を初取材

著者: 坂井定雄

 前稿で、米国の情勢評価では、昨年末現在、アフガン政府の支配地域は国土の57%に減少し、それ以外の地域の大部分は反政府武装勢力タリバンが支配していると書いた。  そのタリバンの支配地域を、英公共放送BBCの取材チームが4

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加計問題の行方、これでいいのか~はぐらかしの安倍首相答弁、文科省に責任を振る、二転三転の菅官房長官答弁(3)

著者: 内野光子

共同通信世論調査、2017年6月18日、先月5月より不支持10ポイント上がる  私は、必要があって、加計問題の経過年表を作ってみた。その作業の中で、今回問題になっている内閣府や文科省の内部文書やメールの一部が確認されて、

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