評論・紹介・意見の執筆一覧

青山森人の東チモールだより 第254号(2013年12月23日)

著者: 青山森人

<ポスト・シャナナ、世代交代への動き> シャナナ=グズマン首相、来年に辞任する意向を示す  オーストラリア諜報機関による東チモール閣議室の盗聴にかんして(「東チモールだより第253号」参照)、オーストラリアのABC局が東

本文を読む

問題が噴出する遺伝子組み換え(GM)作物 その4=完 -完全禁止へ動くEUに続こう-

著者: 岡田幹治

7 汚染が広がる輸入大国・日本 ◆年間1700万トンも輸入 日本は世界最大のGM作物輸入国だ。「日本の作物ごとの輸入量」と「輸出国でのGM作物の栽培割合」から推定すると、GMトウモロコシは年間に約1230万トン、GM大豆

本文を読む

従属国とはこういうものだ――頼みのアメリカにそでにされた日本

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(86)―― イヤな感じになってきた。私のような「日中不再戦」派にとっては最悪の事態である。 11月23日、中国政府の防空識別圏発表時のもののいいかたは、中国は周辺国に有無を言わせぬ強硬姿勢で、飛行計画

本文を読む

<村田光平さんのメッセージ>核廃絶へ向けての日本の歴史的使命──福島の教訓

著者: 村田光平

福島原発事故発生後2年9か月余を経ましたが、今や原発過酷事故は、単一の国家にせよ、電力会社にせよ、これを収束することは不可能であることが否定できなくなりました。原発は存在そのものが安全保障にかかわることが示されました。6

本文を読む

問題が噴出する遺伝子組み換え(GM)作物 その3(全4回) -EUとアメリカで何が起きているか-

著者: 岡田幹治

5 GM食品を締め出したEU ◆厳格な表示制度 その1とその2で、遺伝子組み換え(GM)技術によってつくられた作物・食品には、「安全性への疑問」をはじめ「耐性雑草・耐性害虫の発生」や「遺伝子汚染の拡大」、さらには「バイオ

本文を読む

キャロライン・ケネディは何にうたれたのか ―原爆謝罪なしに戦後は終わらない―

著者: 半澤健市

《長崎を訪れた米大統領の娘》   大統領の兄弟がテロリストに暗殺された米国から、女性大使キャロライン・ケネディが赴任してきた。日本のメディアは、彼女を「知日派」どころか「親日派」とさえ呼んで、歓迎一色である。彼女の母国は

本文を読む

問題が噴出する遺伝子組み換え(GM)作物 その2(全4回) -「バイオメジャー」による食の支配を許してよいのか-

著者: 岡田幹治

3 避けられない「遺伝子汚染」 ◆補償額が750億円にも GM作物はこれまで自然界にはなかった形質(遺伝によって伝えられる生物の形態や特徴)をもつので、その花粉が飛散して近縁の植物と交雑すれば、生態系(生物多様性)に影響

本文を読む

青山森人の東チモールだより 第253号(2013年12月9日)

著者: 青山森人

<チモール海の資源の波、高し> 内部告発者を捕まえたオーストラリア当局  特定秘密保護法案を与党は数の暴挙で強硬採決させてしまったこの日本から見て、非常に考えさせられる、他人事ではない、機密漏えい事件から逮捕者がオースト

本文を読む

ドイツラジオ放送から: 国際ブレーメン平和賞を反核伯爵夫妻が受賞

著者: グローガー理恵

最近、私はラジオで近頃には珍しく心温まるニュースを耳にしました。それは、ブレーメンで「国際ブレーメン平和賞」が、何十年もの間ゴアレーベンの核廃棄物貯蔵に反対して闘ってきた反核伯爵夫妻に授与されるというニュースでした。ブレ

本文を読む

昭和16年12月8日 ―髭の男の「亡びるね」を繰り返さぬために―

著者: 半澤健市

 次に掲げるのは熊本から乗った青年と京都で乗った40歳前後の男との上り列車中の会話である。 ▼「あなたが東京が始めてなら、まだ富士山を見た事がないでせう。今に見えるから御覧なさい。あれが日本一の名物だ。あれよりほかに自慢

本文を読む

問題が噴出する遺伝子組み換え(GM)作物 その1(全4回) -安全性に疑問を突きつける研究が相次ぐ-

著者: 岡田幹治

はじめに ◆ラットに巨大がん腫瘍! 遺伝子組み換え(GM)作物の動物実験を追ったフランスのドキュメンタリー映画「世界が食べられなくなる日」(ジャン=ポール・ジョー監督)が、2013年6月8日に東京・渋谷のアップリンクで公

本文を読む

イベント情報+若干のこと (伊方再稼働阻止集会,「ふくしま集団疎開裁判」の会・記者会見,特定秘密保護法関係他)

著者: 田中一郎

1.伊方原発再稼働阻止・松山国民大集会(12/1)が大成功 (報告例)12・1「NO NUKES えひめ」:松山市で伊方原発再稼働反対の8千人集会「伊方原発をとめる会  どこへ行く、日本。 http://blog.liv

本文を読む

青山森人の東チモールだより 第252号(2013年12月2日)

著者: 青山森人

<抑制された予算> 基盤整備が思い通りに進まない  東チモールの会計年度は1月~12月です。したがって今のこの時期に来年度の一般国家予算案が発表され国会で諮られることになります。  経済成長を自慢してきたシャナナ=グズマ

本文を読む