評論・紹介・意見の執筆一覧

「平和の鐘、一振り」が約60カ所に 長崎原爆の惨禍を忘れまい 

著者: 岩垂 弘

 今夏も「長崎原爆の日」の8月9日、原爆が破裂した午前11時2分に全国各地の寺や神社、教会で、「長崎を最後の核兵器使用の地とし、これからは核のな い世界を築こう」との祈りを込めた鐘が鳴り渡った。長崎出身の作家、鶴文乃さん

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青山森人の東チモールだより第247号(2013年9月3日)~ 国づくりにおいてきぼりを喰う人たち

著者: 青山森人

独立国家の管理を拒否する集団 インドネシアによる東チモール統合を承認してきたオーストラリアが、東チモール帰属問題を解決するめの住民投票を実施することを支持する声明を発表した1999年、1975年にインドネシア軍の侵略をう

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2013.09.03 リーマンショックから5年 ―世界の銀行株はどこにいるのか―

著者: 半澤健市

リーマンショツクから5年が経つ。 あの時私は大恐慌の再来だと思った。もうみんな忘れている。最近、米日刊紙『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』(『ニューヨーク・タイムズ』国際版、2013年8月31日~9月1日版)

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米国の「中立姿勢」の背景を解明 矢吹晋著「尖閣衝突は沖縄返還に始まる」

著者: 岡田 充

日本政府による尖閣諸島(中国名;釣魚島)3島の国有化(2013年9月11日)から間もなく1年。尖閣周辺海域では、連日のように中国公船が接近し巡視船と並走ゲームを演じている。まるでお船の運動会。日中双方で新政権が誕生し、関

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「終戦記念」報道への違和感 ―「感傷と詠嘆」では立ち向かえない時代に ―

著者: 半澤健市

 今年も8月15日の前後に「終戦記念」番組と記事がテレビと新聞に現れた。その多くは、真面目な意図でつくられていると感ずる。私はそれを観たり読んだりして失望し、落胆し、落涙した。何という愚かな作戦であったのか。何というブザ

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青山森人の東チモールだより 第246号(2013年8月13日)

著者: 青山森人

<ジャーナリズムの闘い> 『テンポ=セマナル』紙と他紙に差がついてきた  週刊新聞『テンポ=セマナル』を、わたしはその前身である日刊『ディアリオ=テンポ』の生い立ちから(2004~2005年)つぶさにその発展・変遷の過程

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遂に最悪の事態になった。これは流血の反革命だ。

著者: 坂井定雄

― クーデター後のエジプト(6)  エジプト治安当局は14日、軍のクーデター(7月3日)以来、首都カイロの2か所の広場などで続けられてきた、モルシ大統領支持勢力の平和的な座り込みの強制排除を強行、同胞団によると2千人以上

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玉音放送の日に石川逸子の詩を読む ―「戦後レジーム」を忘れないために―

著者: 半澤健市

3 特攻 ゛ まっさらな きりきりとひたぶるに純粋な 青うい 十代の あなた方の心を てもなく操り 死へ ひたすら死へ 駆りたてた 男たちが憎い 葡萄のように真盛りの生を 一挙に断ち切るしかなかった あなた方 (ひたすら

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