評論・紹介・意見の執筆一覧

マルクス経済学はいま―宇野派理論家による現状分析―

著者: 半澤健市

書評 伊藤誠著『日本経済はなぜ衰退したのか―再生への道を探る』(平凡社新書) 《リーマンショックとは何だつたのか》 本書は、世間で絶滅危惧種とされるマルクス経済学者による世界経済と日本経済の現状分析である。説得力のある現

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IPPNWドイツ支部「日本は2年後に“子供の白血病”が急増するだろう」 について

著者: Chef's House

「ちきゅう座」に掲載されました記事「IPPNWドイツ支部 日本は2年後に子供の白血病が急増するだろう」についてコメントがあります。 EMI KIYOMIZU氏は原文を正確に把握されていらっしゃらない箇所があるように思われ

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TPP影響試算作業のこと、安部首相の「脅しに屈しない」発言のこと

著者: 醍醐聡

IWJ代表の岩上安身さんとの「対談」あとがき 好天に恵まれた今年の連休。皆さんはどうのように過ごされただろうか? 一つ前の記事に載せたように、わが家の生垣には今年も大きな花びらの鉄線が咲いている。 その記事で予告した4月

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政府の「4.28主権回復の日」式典  沖縄との溝を深める愚挙―沖縄から(2)

著者: 山根安昇

 政府は4月28日、「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」を開催した。いま、なぜ記念式典なのか。ほとんどの国民が、この藪から棒の式典の意味を知らない。  同じ日沖縄では、この式典に抗議する1万人集会が開かれ、奄美大島で

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小沢一郎政治裁判はまだ現在の政治的事件である(五)

著者: 三上 治

対話風の議論から 小沢一郎政治裁判と日本の政治権力(2) A 君は「憲法の核心は権力の問題である」と言っていたね。それは憲法(法)が政治権力の統治のための道具ではなく、権力を制限し、縛る道具であれということをいいたいわけ

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小沢一郎政治裁判はまだ現在の政治的事件である(四)

著者: 三上 治

対話風の議論から 小沢一郎政治裁判と日本の政治権力(1) A 日本の政治権力(統治権力)は制度《憲法》に基づいて運用されているというのが建前だが、恣意的で絶対的なものとして存在しているところがある。専制というのはそういう

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小沢一郎政治裁判はまだ現在の政治的事件である(三)

著者: 三上 治

4月28日に開かれた政府の「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」は奇妙なものだった。アメリカ軍の占領に終止符を打ち、戦後の日本が独立を達成した記念日としたいとする趣旨であると思われるが、安倍首相はサンフランシスコ条約で

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ドイツSWR放送:広瀬隆氏と山本太郎氏が電力反逆の町「シェーナウ」を訪問

著者: グローガー理恵

「未来の勇気をもらうためです」と、ドイツのシェーナウを訪れた理由を述べる山本さん。 「どうしてシェーナウは巨大な原子力ロビーに勝ったのか?」と、質問する広瀬さん。 二人の脱原発推進者、広瀬隆氏と山本太郎氏は、電力会社を追

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青山森人の東チモールだより 第235号(2013年4月28日)

著者: 青山森人

援助=未来志向=過去をなかったことにする この式が成り立つと思ったら大間違い 訂正:前号『東チモールだより』(234号)で控訴裁判所の所長の名前を「グライデオ=シメネス」と書きましたが「クラウデオ=シメネス」の間違いでし

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村に米軍事基地があったらどうする? -座談会<15歳と語る沖縄>を読んで-

著者: 安原和雄

 政府主催の「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が4月28日、東京都内で開かれ、安倍首相は「未来へ向かって希望と決意を新たに」と述べた。一方、沖縄では政府式典に抗議する「屈辱の日」大会が開かれた。いうまでもなく沖縄で

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