ナチスの金塊 日本では、麻生副総理の発言により「ナチス憲法」が話題になっているが、今回、驚かされたことは、「イギリス」においても「ナチスの金塊」が、大きな物議を醸しているということである。具体的には、今年の「7月1日」に
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
「平和の鐘、一振り」が約60カ所に 長崎原爆の惨禍を忘れまい
著者: 岩垂 弘今夏も「長崎原爆の日」の8月9日、原爆が破裂した午前11時2分に全国各地の寺や神社、教会で、「長崎を最後の核兵器使用の地とし、これからは核のな い世界を築こう」との祈りを込めた鐘が鳴り渡った。長崎出身の作家、鶴文乃さん
本文を読む歴史に学ぶ
著者: 藤澤豊何かしようとするとき過去の事実をベースとして考えるのが当たり前のこととされてきた。前例のないことをしようとするとき、するために必要な能力があるかどうかを判断するにも、人や組織が今まで何をしてきたかという経歴(過去)を見て
本文を読む傲慢と愚鈍3
著者: 大野 和美日本国の元総理大臣で現在は財務大臣を務める有数の政治家麻生氏の講演?が先月初めに問題になった。文章化されたものを読む限りでは、話の趣旨が必ずしも明瞭ではなく、全体を理解するのは困難だ。細切れにした個々の文章は明瞭だが、無
本文を読む青山森人の東チモールだより第247号(2013年9月3日)~ 国づくりにおいてきぼりを喰う人たち
著者: 青山森人独立国家の管理を拒否する集団 インドネシアによる東チモール統合を承認してきたオーストラリアが、東チモール帰属問題を解決するめの住民投票を実施することを支持する声明を発表した1999年、1975年にインドネシア軍の侵略をう
本文を読む2013.09.03 リーマンショックから5年 ―世界の銀行株はどこにいるのか―
著者: 半澤健市リーマンショツクから5年が経つ。 あの時私は大恐慌の再来だと思った。もうみんな忘れている。最近、米日刊紙『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』(『ニューヨーク・タイムズ』国際版、2013年8月31日~9月1日版)
本文を読むひびわれを埋める仕事
著者: 木村洋平世の中にはたくさんの仕事がある、それらは必要なことの領域を覆い尽くそうとしている。とりわけ、資本主義の力によって、お金になる=ビジネスとして成立する、という仕方で、持続可能なようになされる。 ところが、これは誰でもそう感
本文を読む評論 静かな戦争批判
著者: 宮内広利柳田國男は遠い先祖の霊を繋ぐには水と米が絆だったという。だから若水迎えに該当する儀式が魂祭りに付随していた。彼はそれを先祖の霊と呼び、その霊は稲作の霊と深く結びついていた。ひとは亡くなってから33年目、あるいは50年目
本文を読む情報処理が進化して
著者: 藤澤 豊コンピュータのハードウェアが加速的に強力に、安価になったことが全てを変える基盤を提供してきた。これからも今まで以上の速度で従来の常識では想像もつかなかった分野まで変えてゆくだろう。強力なハードウェアのお陰で、従来の日常業
本文を読む札幌便り(10)
著者: 木村洋平北海道の七夕は8月7日にやってくる。もっとも、函館は例外で7月7日らしい。商業施設のなかでは笹が飾られて、誰でも短冊をかけられる。子供は思い思いのことを書く。 プリキュアになれますように星祭り 「プリキュア」は日曜日
本文を読む貧困大国へまっしぐらの米国
著者: 岡田幹治月例世界経済管見 9 ◆株価は上がったが 世界の投資家の関心が、9月17、18日に開かれる米連邦準備制度理事会(FRB)の会議(公開市場委員会)に注がれている。金融の量的緩和の第3弾(QE3)を今後どう縮小していくか協議
本文を読む書評 「魚群記―目取真俊短篇小説選集1」
著者: 阿部浪子第1巻の本書には、著者の目取真俊氏が20歳代に発表した8編が収録されている。著者の郷里沖縄を舞台にした全短編からは、擬人法、比喩法が注目された。単なる修辞ではない。これら技法をとおして、著者のモティーフが読みとれる。目
本文を読む心が彼岸にわたるとき
著者: 鎌倉矩子― 平成おうなつれづれ草(4)― 8月13日。旧盆の入りの日。夕暮れに、門口にひとりしゃがみこんで樺を焚いた。樺は火がつきにくいのに、ひとたび点火すれば黒い煙がもうもうと上がる。 この煙を見て父と母は本当に帰ってくるのだ
本文を読むしない方がいい苦労
著者: 藤澤 豊若い頃の苦労は「買ってでもしろ」と言うが、そう単純じゃないんじゃないかと思っている。苦労にも色々あって、少なくともした方がいい苦労と、できればしない方がいい苦労の二つはあると思う。将来一角の社会人に成長してゆくにはどうし
本文を読む廃炉に係る料金・会計制度に関するパブコメ(エネ庁)募集、締切り9/9(月)
著者: chiba「原子力発電所の廃炉に係る料金・会計制度の検証結果と対応策(案)」に 対する意見募集について http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL
本文を読む米国の「中立姿勢」の背景を解明 矢吹晋著「尖閣衝突は沖縄返還に始まる」
著者: 岡田 充日本政府による尖閣諸島(中国名;釣魚島)3島の国有化(2013年9月11日)から間もなく1年。尖閣周辺海域では、連日のように中国公船が接近し巡視船と並走ゲームを演じている。まるでお船の運動会。日中双方で新政権が誕生し、関
本文を読む評論 大東亜戦争の思想
著者: 宮内広利明治以降、わが国が歴史観において普遍主義(インターナショナリズム)とナショナリズムのいりくんだ関係を突きつけられたのは、後から出発した近代国家の宿命のようなものであった。この関係はある場合には開化と攘夷、左翼と右翼、都
本文を読む会社人から社会人へ
著者: 藤澤 豊随分昔のことになるが、学校を卒業してある機械メーカに就職した。これを巷の言い方で言えば、一人前には程遠いが、晴れて“一社会人になった”ということになるのだろう。一従業員として先輩諸氏から色々ご指導を頂戴し、社会人としての
本文を読む「終戦記念」報道への違和感 ―「感傷と詠嘆」では立ち向かえない時代に ―
著者: 半澤健市今年も8月15日の前後に「終戦記念」番組と記事がテレビと新聞に現れた。その多くは、真面目な意図でつくられていると感ずる。私はそれを観たり読んだりして失望し、落胆し、落涙した。何という愚かな作戦であったのか。何というブザ
本文を読む安保の悪夢と九条の悪夢
著者: 岩田昌征昨夜、近未来の悪夢を二つ見た。 一つは、日本国防軍が友軍の米軍と共に南米でブラジル(?)軍とその同盟国軍とに対して戦闘している夢である。世界第6位の経済大国・地域大国に成長したブラジル(BRICsの中で唯一原爆を持たない
本文を読む尖閣の「偶然」再考―安倍総理!「匹夫の勇」は捨てよ
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(127) 私は7月21日の本ブログに「安倍総理!『尖閣は日本領』は偶然の結果なのですぞ」という一文を書いた。そこで私は、第二次大戦後、尖閣諸島が国際的にどう扱われてきたかをたどり、結局、同諸島は1972年
本文を読む本間宗究の「ちきゅうブッタ斬り」(48)
著者: 本間宗究加速する「金融のメルトダウン」 現在では、以前に言われた「金融のメルトダウン」という言葉が忘れ去られるとともに、「異次元の金融緩和」や「量的緩和の縮小」などに、人々の関心が集まっているようだ。つまり、「金融危機」の本質が
本文を読む傲慢と愚鈍 2
著者: 大野 和美このテーマだと材料がいくらでも転がっていてきりがない。現役閣僚・国会議員の靖国参拝とその理由づけもその一つ。そもそも、靖国神社そのものがうさんくさい存在で、天神様のような由来がない。明治維新政府が「官軍」として死んだ兵士
本文を読む2013ドイツ旅日誌(その5)
著者: 合澤 清1.バンベルク、イエナ、エアフルトを駆け足で旅行 そろそろ我々のドイツ滞在も終盤に近付いてきた。毎年訪れているBamberg、Jena、Erfurtを駆け足で回ってきた。Bambergは、趣のある石橋を渡って入る旧市街地
本文を読む第2次安倍政権のABC 教育論-その志の低さ
著者: 小川 洋表題の「ABC」は、安倍政権を理解するための基礎知識という意味ではない。2001年にブッシュ政権がスタートした際、ワシントンで合言葉となった“Anything but Clinton”の頭文字である。爽やかな印象で国民
本文を読む青山森人の東チモールだより 第246号(2013年8月13日)
著者: 青山森人<ジャーナリズムの闘い> 『テンポ=セマナル』紙と他紙に差がついてきた 週刊新聞『テンポ=セマナル』を、わたしはその前身である日刊『ディアリオ=テンポ』の生い立ちから(2004~2005年)つぶさにその発展・変遷の過程
本文を読む遂に最悪の事態になった。これは流血の反革命だ。
著者: 坂井定雄― クーデター後のエジプト(6) エジプト治安当局は14日、軍のクーデター(7月3日)以来、首都カイロの2か所の広場などで続けられてきた、モルシ大統領支持勢力の平和的な座り込みの強制排除を強行、同胞団によると2千人以上
本文を読む玉音放送の日に石川逸子の詩を読む ―「戦後レジーム」を忘れないために―
著者: 半澤健市3 特攻 ゛ まっさらな きりきりとひたぶるに純粋な 青うい 十代の あなた方の心を てもなく操り 死へ ひたすら死へ 駆りたてた 男たちが憎い 葡萄のように真盛りの生を 一挙に断ち切るしかなかった あなた方 (ひたすら
本文を読む原爆B29撃墜の夢
著者: 岩田昌征八月は戦争を思い、考え、語る月のようだ。大東亜戦争開戦の月、十二月よりも心にかかる負担は、やや重いようである。 私は、昭和13年7月生まれであるから、終戦の年、昭和20年は、国民学校1年生であった。昭和19年に東京世田谷
本文を読む蝶(ハベル)は飛び立つ
著者: 宮里政充蝶は花咲く野辺へ 次の琉歌は中国からの冊封使一行を琉球王朝がもてなす時の踊り(御冠船踊ウクヮンシンウドィ)の演目のひとつである「中城はんた前節(ナカグスィク ハンタメーブシ)の歌詞である。 飛び立ちゆる 蝶(トゥビタチ
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