評論・紹介・意見の執筆一覧

中国では、反体制派は「人民」でない。「人民の民主」は、反体制派を抜きにした民主なのだ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月13日)  言葉は重層的な意味をもっている。しかも、時代や場所や局面によって変化する。なかなかに言葉の選択は難しい。  たとえば「国民」である。国家や権力に対峙する「国民」、主権者としての「国民」、基本的

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ミャンマー 市民革命継続へ、影の政府の強化・発展を

著者: 野上俊明

<速報、スーチー氏へ禁固6年の判決>  ロイターなど各通信社によると、1月10日にアウンサンスーチー氏は、トランシーバーの違法輸入と所有、およびコロナウイルスの規則違反に関する罪で4年の実刑判決を受けた。昨年12月にも扇

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薄汚い地方権力と本領を忘れたジャーナリズムとの、醜くも危険な癒着。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月12日) ある維新の議員が、昨日付のブログでこう発信している。  「東京新聞 望月衣塑子記者のアンフェア発言に物申す。立憲・CLPの不祥事と大阪の連携協定はまったく同列ではない」  分かりにくいものの言い

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コロナ対策の目標は何か  - 目標なき場当たり主義が社会経済活動を萎縮させる ー

著者: 盛田常夫

 テニスのジョコヴィッチ選手のオーストラリア入国問題をめぐって、欧州とアジア・オセアニアのコロナ対応の違いが浮き彫りになった。  スキージャンプの小林陵侑選手は11月27日にフィンランド・ルカで開催されたW杯で優勝した後

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那須川天心と武尊の対決――日本神話から考える――

著者: 岩田昌征

 那須川天心対武尊(たける)の試合決行が決まった。大晦日のフジテレビ、RIZIN33中継で二人の対決が見られると多くの格闘技好きは期待していたものだが、結局実現しないことが早々にわかってしまった。ところが思いがけず、年末

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本郷三丁目をご通行のみなさま、ご近所のみなさま、「本郷湯島9条の会」です。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月11日) 2022年初めての街宣行動は冷雨の中でのこととなった。用意した、「9条改憲反対」署名用紙をひろげることができない。結局手作りのプラスターが主役となって、傘を差して歩く通行人の目を惹いた。  ★人

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中国ウルトラ・ナショナリズムを批判する(五)「中華民族の偉大な復興」? 存在しなかったものを、どうやって復興させる?

著者: 柏木 勉

「中国5千年」という虚構、「中華民族の偉大な復興」という虚構  習近平は、2021年7月1日の中国共産党創立100周年祝賀大会で、冒頭次のように演説しました。 「・・・・ きょうは中国共産党の歴史、中華民族の歴史において

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「一人ひとりは微力だが無力ではない」のか、「無力ではないとしても、微力に過ぎない」のか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月10日)  本日は「成人の日」だそうな。いつの間にか、どうして今日が「成人の日」になったのか。その所以はよく知らない。かつては、1月15日が成人の日だった。この日が小正月で、武家では元服の儀式が行われてい

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戦うアフガニスタンのろう者女性たち パジュワク通信社が伝える現状(9)

著者: 坂井定雄

 11月8日から、8回、アフガニスタンのパジュワク通信社の報道する、現タリバン暫定政権発足(8月15日樹立)以来の現状を紹介してきた。9回目のここでは、1月3日に同通信社が報道した“Deafness cannot sto

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】459 パレスチナと西サハラの民族自決権

著者: 平田伊都子

 「今日は<民族自決の日>だが、パレスチナ人と西サハラ人にはない。事務総長の見解は?」と、2022年1月5日の国連事務総長定例記者会見で、アブドル・ハミド・パレスチナ人記者が、問い質しました。 「我々が言い続けてきたよう

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Let’s Join Hands 添付2点 1月10日   コロナ 敵基地攻撃論  旅するリハビリ

著者: 江口千春

注目記事A ★新型コロナ 集団感染後、外出制限なし 米軍横須賀基地「穴の開いたバケツ」 日本人従業員懸念 (ようやく外出制限になる?あまりにも遅すぎる!のではないでしょうか。)   ★民法の「懲戒権」削除 法制

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岸田文雄の羊の仮面にだまされてはならない。その「敵基地攻撃能力」保有論の危険。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月9日)  岸田文雄が、あちらこちらで年頭所感を述べている。この人の物腰には、安倍晋三や菅義偉のようなトゲトゲしさがなく、乱暴も虚勢も感じられない。真面目にものを言っている雰囲気がある。だから、安倍や菅や麻

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NHK「五輪反対デモはお金で動員」放送がデマと確定:さらなる追及を!

著者: 杉原浩司

 NHK BS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」での「五輪反対デモはお 金で動員された」との報道について、NHK大阪がデマだと認め、謝罪しました。 まずは第一歩です。現時点で分かった報道を後半にまとめました。先ほ

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沖縄のコロナ禍第6波は、安保法体系がもたらしたものである。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月8日)  我が国には日本国憲法を頂点とする法体系が構築されて「法の支配」が貫徹されている…はずである。しかし、現実には「安保法体系」というもう一つの法体系が我がもの顔に日本国憲法の法体系を侵蝕している。

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(340)

著者: 本間宗究(本間裕)

マネー経済に移行する米中の覇権争い 米国と中国の覇権争いは、現在、「実体経済」から「マネー経済」へと移行し始めたものと思われるが、実際のところ、米国においては、「超党派のUSCC(米中経済安全保障再考委員会)が、金融分野

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岸田文雄よ、泉健太よ。そして、マスコミ各社よ。あなた方そろって、天皇教の信者なのか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月6日)  憲法20条は、厳格な政教分離を定める。高く堅固な分離の壁で隔てられる「政」と「教」とは、「政治権力=国家」と「宗教」である。この宗教とは、宗派を問わない宗教一般ではあるが、日本国憲法制定の過程に

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お江戸舟遊び瓦版877号/「代替案「大深度地中貯留」の紹介」 福一原発処理汚染水を海洋に放出するな!「福島第一原発の汚染水対策の現状と課題」ALPS 処理水の海洋放出計画の問題点

著者: 中瀬勝義

「代替案「大深度地中貯留」の紹介」福一原発処理汚染水を海洋に放出するな! 「福島第一原発の汚染水対策の現状と課題」ALPS 処理水の海洋放出計画の問題点 を紹介します。   https://chikyuza.n

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】458 オミクロンで暮れオミクロンで明け

著者: 平田伊都子

 明けましておめでたいのは、オミクロン感染者の増加を喜々として数える人々です。 製薬会社の人々、関連会社の人々、関連医療研究所の人々、、、WHOも然りなのでしょうか? 「2022年のコロナ収束に、私は楽観的だ」と、202

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今年は、DHCスラップ訴訟の顛末を書物にして刊行したい。そして…。

著者: 澤藤統一郎 オリンピック, ブログ, 中国, 沖縄, DHCスラップ訴訟.

(2022年1月4日)  暮に所用あって上野に一度、銀座に一度外出の機会があった。驚いたのは、そのときの人混み。どこもかしこもマスクをした人々の、密・密・密である。怖じ気づいて、正月三が日はこもりっきりであった。これから

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おかしくないか、日本のオミクロン対策 ほか

著者: 盛田常夫

 日本のオミクロン対応はあまりに過剰ではないでしょうか。連日、強制隔離の国や地域が発表されていますが、こんなことが何時までも続けられるはずがありません。入国者を日本中のホテルに拡散する馬鹿な措置が限界にぶつかるのは自明な

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核戦争の防止と軍拡競争の回避に関する核兵器国5カ国首脳の共同声明 Joint Statement of the Leaders of the Five Nuclear-Weapon States on Preventing Nuclear War and Avoiding Arms Races

著者: ピースフィロソフィー

新年もよろしくお願いします。なかなかブログを更新できなくなってしまいましたが、できるときに重要な内容をアップしていきたいと思います。 新年、核保有5カ国が核戦争を回避するための共同声明を出しました。日本語の報道では朝日新

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Let’s Join Hands  1月4日 添付2点 未来を語る対談 & 注目記事

著者: 江口千春

「民主主義の危機」が語られる年の初めです。「こんな未来が可能だ!」との鮮やかな提起を期待しています。 今日紹介させていただく、対談は、とても興味深く、21世紀のこれからを考えさせてくれました。 ご感想よかったらお聞かせく

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