中国・武漢で発生した新型コロナウィルス新型肺炎(COVID19)は、世界的規模で感染が拡大。死者数は重症急性呼吸器症候群(SARS)の二倍を超えた。中国全土で生産活動が停滞し、サプライチェーン(供給網)への打撃は、世界
本文を読む時代をみるの執筆一覧
日本は戦争への道を歩いていないか ―権力チェックを怠る中央メディアの責任を問う―
著者: 渡辺幸重「戦前の臭いがする」「時代の空気が1930年代に似てきた」「戦争は悲惨だ」――メディアでは有識者や戦争体験者の回顧話と感想を伝える。だが、そこから何を読み取ろうとしているのか、何を伝えようとしているのか、疑問に感じる。そ
本文を読むパンデミックの政治とワンヘルス
著者: 加藤哲郎2020.2.1 現代は危険社会です。多くは産業革命以来の人間の傲慢が、動植物や自然生態系とのバランスをくずし、地球的規模での危機管理を求めています。核戦争や気候変動が典型的ですが、新型ウィルスなど感染症もその一つです
本文を読む「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(9)
著者: 池田祥子「すべての子どもは家庭で育つ権利がある」? ― 「養子縁組」(「普通養子縁組」「特別養子縁組」)を改めて考える いわゆる「子どもの権利条約」は、1989年に国連総会で批准され、日本も1994年にようやくそれを批准した
本文を読む米中「第1段階協定」に署名 ―「内弁慶」習近平の面目躍如 国内の反米感情をどう抑えるかが見もの
著者: 田畑光永何度も「合意近し」「署名近し」といううわさが流れて、その都度、世界の株式相場を揺らしてきた米中貿易摩擦についての「第1段階協定」が15日、ようやくワシントンで署名された。 国家間の約束事は通常、同格の代表どうしの間で
本文を読む21世紀の「人民戦線」
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。新しい記事『21世紀の「人民戦線」』を書きあげましたのでお知らせします。スペインでは左翼連立政権が去る1月7日に誕生しました。しかし新政権誕生の過程やそれを取り巻く深刻で複雑な状況については知ら
本文を読む台湾総統に蔡英文再選 ――流れは変わった、負けたのは習近平である
著者: 田畑光永去る11日の台湾総統選。予想された結果とはいえ現職の蔡英文が得票率57.13%、800万票余を積み上げて圧勝したことは、中華人民共和国誕生以来の中国の歴史の流れが変わったのを世界に知らしめる一大エポックを画すものであっ
本文を読む米国よるイラン司令官殺害を非難 - 平和アピール七人委が緊急の訴え -
著者: 岩垂 弘中東情勢の緊迫化に対し、世界平和アピール七人委員会は1月6日、「米国によるイラン革命防衛隊司令官殺害を非難し、すべての関係者が事態を悪化させないよう求める」と題する緊急アピール発表し、国連総長、国連総会議長、米国大使館、
本文を読む【明日】米国はイランと戦争するな!安倍政権は平和外交を行え!1.6米国大使館&官邸前抗議へ
著者: 杉原浩司今年もよろしくお願いします。新年早々にとんでもない事態が勃発しました。 大変急な呼びかけとなり恐縮ですが、まずは意思表示が肝心だろうと 思い、設定しました。ぜひご参加ください! 各地でも取り組みを! <参考> 高まる米・
本文を読む「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(8)
著者: 池田祥子離婚後の「養育費」増額、これでいいのだろうか? 厚生労働省は、12月24日、2019年に国内で生まれた子ども数は86万4千人になると発表した。そして、統計を取り始めた1899(明治32)年以降で、90万人を下回るのは初
本文を読むスクープはないが特集に要注目記事あり ― 2020年元旦の全国紙を読む ―
著者: 半澤健市読み比べは11回目である。朝日、毎日、読売、日経、産経、東京の6紙を読んだ。対象は、主に「社説」、「特集」、「個別記事」である。総体的な印象は、2020年の元旦各紙は、無気力で迫力に欠けるというものである。安倍政権に正
本文を読む世界の真ん中で萎縮しファッショ化する日本!
著者: 加藤哲郎2020.1.1 昨年末に予告したように、2020年から月1回、1日の更新です。といっても、正月だからめでたい話とはなりません。すでに数年前から、安倍晋三内閣を「忍び寄るファシズム」「ファシズムの初期症候」と述べてき
本文を読む2020年の年頭にあたって - まだすることがある -
著者: リベラル21運営委員会題字下にあるように、われわれが「護憲、軍縮、共生を掲げてネット上に市民のメディア、リベラル21を創った」のは2007年の春であった。以来、13回目の新年を迎えたことになる。なにはともあれここまで続けられたことを同人各位と
本文を読む欧州による「スペイン解体」が本格化
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。スペインと欧州の情勢に関する新しい記事を書きあげましたので、お送りいたします。少々ショッキングな内容かもしれませんが、これはすべて一般のマスコミで伝えられた事実のみに基づいてまとめられたものです
本文を読む敵を知る人による重要な指摘 - 片山善博の「桜を見る会」論の紹介 -
著者: 半澤健市本稿は、鳥取県知事・総務大臣を経て現早大教授の片山善博(かたやま・よしひろ)の「『桜を見る会』で重要な論点」というエッセイの紹介である。月刊誌『世界』に連載されている「片山善博の『日本を診る』」の122回分として同誌2
本文を読む自衛隊の海外派遣を常態化してはいけない - 世界平和アピール七人委が訴え -
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は12月12日、「自衛隊の海外派遣を常態化してはいけない ―集団的自衛権行使に向かう既成事実作りの危険性を直視し、武力によらない平和構築に向けての積極的貢献を!―」と題するアピールを発表した。
本文を読むトランプは習近平の救いの神?- 棚からぼた餅のサンドバッグ ――習近平の中国(9)
著者: 田畑光永米議会上下両院がともに圧倒的多数で「香港人権・民主法案」を可決したのを受けて、その成立のための大統領署名を中国との貿易交渉を抱えているトランプ大統領がすんなりするかどうか、世界が注目する中、11月27日、トランプはあっ
本文を読む中曽根康弘は没して、新自由主義日本を残した!
著者: 加藤哲郎2019.12.1 元首相・中曽根康弘が亡くなりました。享年101歳、大往生でした。<功成り名遂げた>政治家の死に、マスコミは「強力なリーダーシップ」「世界の指導者と渡り合った」「ロン・ヤス関係で強固な日米同盟」「風見鶏
本文を読む「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(7)
著者: 池田祥子「里親」拡充、これでいいのだろうか? 「児童虐待」のニュースは後を絶たない。なぜなのか?と多くの人は胸を痛めていることだろう。しかも、人間以外の哺乳動物ではほとんど見かけることのないこのような社会現象を、いかにすれば少
本文を読むIPPNWドイツ支部議長・アレックス・ローゼン医学博士の論評: 自然の暴威がフクシマの放射能を拡散
著者: グローガー理恵はじめに 「 広範囲に除染作業が行われた場所であっても、山や森が常に放射性粒子の貯蔵庫となっていますので、天候条件が悪くなれば、除染された場所が再び汚染されてしまうという可能性が、いつでもあります。(Even place
本文を読むローマ教皇のメッセージに賛同する - 平和アピール七人委がアピール -
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は11月28日、「ローマ教皇の長崎・広島でのメッセージに賛同する」と題するアピールを発表した。同月23日に来日したローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は24日、原爆被爆地の長崎と広島でメッ
本文を読む大賞に京都新聞の「旧優生保護法下での強制不妊手術に関する報道」 - 2019年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞 -
著者: 岩垂 弘反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストを顕彰する活動を続けている市民団体の平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員、歴史学者・色川大吉、ジャーナリスト・田畑光永の両氏ら)
本文を読む香港区議会議員選挙結果の巨大な意義>―ゆらぐ一党独裁の根拠 ――習近平の中国(8)
著者: 田畑光永世界が注目する中、24日に投開票がおこなわれた香港区議会選挙の結果はいわゆる民主派の圧倒的勝利となった。投票総数約300萬、得票率は民主派57%、親中派41%。当選者数民主派395人、親中派59人、その他8人(11月2
本文を読む失敗総選挙:自滅に向かう民主主義
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。日本語ではめったにニュースになることのないスペインの様子ですが、いま世界で起こりつつある根本的な変化が、この欧州の隅っこにある特殊な国でどんな具合に顔を現しているか、ご覧いただきたいと思います。
本文を読む安倍政権による改憲を阻止しよう - 憲法公布記念日に1万人が国会正門前で気勢 -
著者: 岩垂 弘「戦争反対、9条守れ」「改憲発議、必ず止めよう」。三連休の中日の11月3日(文化の日)午後、1万人のコールが国会議事堂周辺に響き渡った。この日が日本国憲法公布から満73年にあたるところから、護憲派の「戦争させない・9条
本文を読む11月9日は「ベルリンの壁」開放30年ですが…
著者: 加藤哲郎2019.11.1 11月9日は、「ベルリンの壁」開放30年です。「崩壊」とするのが普通ですが、ここでは故西川正雄さんに従います。30年前の1989年、日本では、年初に皇位継承・改元があり、4月に消費税がスタートしまし
本文を読む「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(6)
著者: 池田祥子「地域子育て支援事業」とは何か? 少し寄り道が長くなったが、また本道に戻ることにしよう。 これまで、焦点はどうしても保育園(幼稚園)という「施設」問題に当てられてきたようだ。しかし、満3歳以上の子どもに限れば、幼稚園
本文を読むフランコの棺が置き忘れたもの
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸です。 新記事『フランコの棺が置き忘れたもの』を書きあげましたのでお送りします。「正史」とはいささか異なった現実の姿をご理解いただければと思っております。 ・・・・・・・・・・・・・・・・
本文を読むGlobal Headlines朝鮮史研究会が元徴用工判決に関して声明
著者: ブルマン!だよねいつものように韓国ネットメディアをサーフしていると、中央日報に 日本の朝鮮史研究会「徴用関連の韓国大法院判決を支持」 という記事が本日付け(10月30日)でアップされている。 それではということで、朝鮮史研究会のサイトを
本文を読むHow Dare You! 原子力ムラの歴史的犯罪にメスを!
著者: 加藤哲郎2019.10.15 10月12日の土曜日から13日日曜日は、超大型の台風19号の襲来で、甚大な被害を出しました。特に豪雨による河川の氾濫、堤防決壊で、広範囲の人的・物的被害が出ました。明らかに気候変動が作用しています
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