2019.10.1 前回安倍内閣改造をチェックしたローレンス・ブリット「14のファシズムの初期症候」には、「人権の軽視」「団結のための敵国づくり」「マスメディアのコントロール」「身びいきの横行と腐敗」に加えて、「企業の
本文を読む時代をみるの執筆一覧
不安?焦り?それともほかに?――国慶節、何故の大騒ぎ ――習近平の中国(5)
著者: 田畑光永昨10月1日は中国の建国記念日、国慶節だった。ことしは建国70周年ということで、盛大なお祝いになるらしいと言われていたので、さてどんなものかと、インターネットの中継を見ていた。驚いた。なんといったらいいか、何かに向かっ
本文を読む俵義文さんより:第4次安倍晋三再改造内閣の超タカ派(極右)の大臣たち Righter Than Far-Right: Ministers of Abe Shinzo’s 4th Reshuffled Cabinet (by Tawara Yoshifumi)
著者: ピースフィロソフィー第四次安倍晋三改造内閣 内閣改造のたびにこの分析表を作ってくれる俵義文さんに感謝します。 表になってしまうと簡単に見えますがどれだけの時間がかかっているかと想像もつきません。それもおぞま
本文を読む消費税減税は左派ポピュリズム
著者: 盛田常夫れいわ新選組の消費税減税に、共産党がいち早く同調したようだが、世論の評価は総じて低い。減税を主張すれば有権者の票を獲得できるという浅はかな期待に乗っかった政策だが、これこそ国民を見下したポピュリズムであり、国民を馬鹿に
本文を読む国内で手軽に使われている除草剤が、外国では発がん性などで大問題になっている 「シリーズ香害」番外編
著者: 岡田幹治「根まで枯らす除草剤」「うすめて使う即効除草剤」などの商品名で販売され、多くの人が手軽に使っている除草剤の成分「グリホサート」について、外国では発がん性などが大問題になっているのをご存じだろうか。米国では、グリホサートの
本文を読む月刊「文藝春秋」10月号を読んで
著者: 藤野 雅之坂井定雄氏が本欄に書かれた『朝日社説「反感をあおる風潮を憂う」を支持、でも、腰が引けていないか』(2019年9月18日付)の論の趣旨には私も大賛成で、昨今の週刊誌、新聞、テレビなどの反韓キャンペーンには怒りを禁じ得ない思
本文を読む年配層は「侵略戦争」、若者は「やむを得なかった」 信濃毎日新聞が調べた老若の戦争観
著者: 岩垂 弘この9月19日付の本欄で、日本の新聞が8月15日の「終戦の日」前後に掲載した戦争に関する記事の内容について紹介したが、国会図書館で全国の日刊紙53紙に目を通していて、ひときわ私の目を引いた記事がいくつかあった。その1つが
本文を読む《異沌憤説》4 「自己有用感」という“危険思想”をすすめる教育行政――役立つ人づくり教育と統治の道具化する学校では、「自己肯定感・自尊感情」じゃダメ!
著者: 長谷川 孝2019年の夏。小学校教科書を採択する教育委員会を傍聴して、採択の観点などの資料に目を通しながら、「キャリア教育」と「自己有用感」という用語に目が留まった。これまでこの市では使われて来なかった用語だったからだ。従来は、
本文を読む「安倍政権は原発推進や防衛力増強よりも防災に取り組め」 - 東京で、さようなら原発全国集会 -
著者: 岩垂 弘「政府は、防衛よりも防災を」。9月16日(月・休日) 午後、東京の代々木公園で「9・16さようなら原発全国集会」が開かれたが、9日に関東地方を縦断した台風15号がもたらした災害でいまだに千葉県で大規模な停電が続いている
本文を読む中期症候に入った日本のファシズム化
著者: 加藤哲郎2019.9.15「人権の軽視」 台風15号による千葉県や新島の被害は、深刻です。家屋や田畑が破壊され、電気が通ぜず、水道もエアコンも使えず、電話もスマホも不通。一人暮らしの老人に助けも届かず、孤独死が増えそうです。商店
本文を読むどこまで続く「こざかしい見栄っ張り」政治―安倍改造内閣を見て思う
著者: 田畑光永第4次安倍内閣第2次改造内閣と称する内閣が発足した。第4次というのは安倍晋三氏が衆議院の首班指名選挙で首班(つまり首相)に4回目の指名を受けて作った内閣であり、第2次改造というのは改造2度目という意味である。そうか「安
本文を読む摩擦またもや激化 - 底流に米中の覇権争い本格化 -
著者: 伊藤力司このところ再燃したニューヨークや東京の株価の動揺は、基本的には世界第1の経済大国アメリカと第2の経済大国中国の間の貿易摩擦が原因である。トランプ米大統領が、アメリカの中国に対する大幅な貿易赤字の解消を目指して仕掛けた関税
本文を読む香港や韓国は「対岸の火事」か?
著者: 加藤哲郎2019.9.1 いま地球は、病んでいます。異常気象はグローバルに進んで、熱波や温暖化、それに台風やハリケーンの膨大な被害者を産み出しています。そこに、アマゾン開発・森林伐採による熱帯雨林の大火、プラスチックゴミによ
本文を読む「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(4)
著者: 池田祥子ちょっと寄り道―NHK朝ドラ「なつぞら」から テレビといえば、大きなニュースを見るか、何年も続いている(したがって上達もしない)ハングル講座を見るか、あるいは新旧の映画を録画して見るか・・・その他はほとんどテレビを点け
本文を読む消費を増やせばGDPが増える? - 政府の累積債務は将来世代の税の前借り -
著者: 盛田常夫日本経済だけでなく、先進国経済は長期の経済停滞過程にある。それはたんに「物価が上がる、下がる」という経済現象をはるかに超える、先進経済が抱える構造的な問題である。しかし、現代経済学は経済社会の構造的問題を十分に捉えるこ
本文を読む日本政府は韓国政府との間で対話・議論を開始せよ - 学者らの声明に賛同署名8千400余 -
著者: 岩垂 弘韓国人元徴用工の訴訟問題などに端を発した日韓関係の深刻な悪化を憂慮する学者、弁護士、文化人、メディア関係者らが、日本政府による韓国政府との冷静な対話・議論を求めた声明「韓国は『敵』なのか」への賛同署名が、8月15日まで
本文を読む「星々之火 可以燎原」香港が訴えるもの ――習近平の中国(4)
著者: 田畑光永毎日、固唾をのんで香港からのニュースを見ている。犯罪容疑者を中国へ引き渡すことを可能とする「逃亡犯条令」改正案に反対するデモが始まったのは6月9日だった。じつは恥ずかしながら、現行法では、香港は大陸へ容疑者を引き渡さな
本文を読むドイツ緑の党の躍進に寄与したスウェーデン少女とドイツ青年の訴え
著者: グローガー理恵欧州議会選挙で躍進したドイツの緑の党 (Bündis 90/Die Grünen) 5月26日にドイツで行われた欧州議会選挙で緑の党が躍進したことは、もうすでに多くの方々がご存知のことだろう。選挙結果をざっと見てみると:
本文を読む右であれ左であれ、ポピュリズムは社会の存立基盤を毀損する - 日本でもヨーロッパでも、左派の退潮が著しい -
著者: 盛田常夫選挙で有権者の支持を得なければならない政党にとって、国民の短期的目線に訴え、国民の即時的要求に応えるポピュリズム政策は必要不可欠になっている。有権者のほとんどは日々の生活のことで精一杯だから、社会の中長期のことには関心
本文を読むこんな国で8月の国策オリンピックは大丈夫か?
著者: 加藤哲郎2019.8.15 猛暑に続いて、台風です。外国人観光客には、航空機の欠航も新幹線の運休も十分伝わっていないようです。大丈夫でしょうか? 来年の東京オリンピックは、7月24日から8月9日、パラリンピックは8月25日か
本文を読む「対米」で内部亀裂あらわに ――習近平の中国(3)
著者: 田畑光永前回の最後に、過去2回の中国の危機(1960年代末~70年代初、1989年)に毛沢東、周恩来、鄧小平といった人たちがいかにして政権を守ったかに触れた。私はいずれの場合もメンツや行きがかりにとらわれずに、彼らは大胆に現実
本文を読む日本政府の核政策への批判相次ぐ - 2019年の「8・6広島」 -
著者: 岩垂 弘8月6日は、米軍機が広島市に原爆を投下してから74年。この日を中心に、広島では今年も原爆の犠牲となった人々を悼む慰霊の行事や核廃絶を求める集会が繰り広げられた。酷暑の中、全国から多くの人々がこれらの行事や集会に集まった
本文を読む中国の「奉陪到底」に米は戦線拡大で対抗 ――習近平の中国(2)
著者: 田畑光永米にトランプ政権が登場して、対中貿易赤字を問題にし始めた当初は、習近平はそれを、ここ数年、米国内で高まってきた安全保障面での対中脅威論、さらには習近平が唱える「中華の復興」は世界の覇権を狙うものだ、といった国際政治的圧
本文を読むどうなる米中摩擦?中国でなにが起きているのか ――習近平の中国 1
著者: 田畑光永中国の動きを観察し続けるのを、勝手に自分の仕事と決めて、これまでやってきたのだが、じつは最近、それが苦痛になってきた。その理由は追い追い読んでいただくつもりだが、去年から続いている米中摩擦をめぐる両国の交渉を見ていると
本文を読む否定された安倍首相の改憲路線 - 護憲団体が参院選を総括 -
著者: 岩垂 弘参院選が終わった。「改憲反対」を掲げて参院選を闘った護憲団体から、選挙結果に対する総括が相次いで発表された。そのうちの代表的なものの内容を紹介する。 総選挙に向けてさらなる協力を―市民連合 安保法制の廃止と立憲主義
本文を読むサナギの中のカオス(その2)
著者: 童子丸 開バルセロナの童子丸開です。『サナギの中のカオス(その2)』を何とか書きあげましたので、お送りします。この記事に書かれていることは、日本ではほとんど知られていない事実ばかりで、ご理解の困難な点もあるでしょうし、例によって長
本文を読む深刻な日韓関係のなかでの「自警団国家ニッポン」の内向と孤立
著者: 加藤哲郎2019.8.1 次回更新予定の8月15日は、日本では「終戦記念日」ですが、隣国韓国では「光復節」です。1945年8月15日は、日本にとってはポツダム宣言受諾による日米戦争の敗北と連合国軍GHQの占領開始でしたが、軍国
本文を読む「親権」とは何か?-「家族」「親子」を考えるための基礎作業(3)
著者: 池田祥子ちょっとタンマ! 前回(2019.7.3アップ)の原稿で、私は児童福祉法および児童虐待防止法の改訂で(6月19日)、「親による体罰禁止」が両法に規定されたことを、「日本としては画期的なことである」と評価している。そして
本文を読むドイツ通信第143号 7月20日、カッセルの反ネオ・ナチ抗議デモ――市内からネオ・ナチが排除された日
著者: T・K生7月20日(土)は、ヒットラー暗殺未遂からちょうど75年周年目に当たり、直前から、メディア、マスコミで歴史を顧みる記事が書かれていました。私個人は反ナチ抵抗運動といえばショル兄妹を中心とした「白ばら」抵抗運動が記憶に焼
本文を読む山本太郎政権の可能性 - 参院選2019の結果をみて -
著者: 半澤健市《山本太郎政権は夢物語だろうか》 何を夢想しているのかと思う読者が多いだろう。しかしそういう読者も、この夢の実現を、一瞬は考えたのではないだろうか。下記は一つのイメージ提示である。 前回2013年の参議院選挙時に山
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