11月10日、北京の人民公会堂で行われたアペックでの安倍晋三首相と習近平主席の首脳会談の報道を見て、愕然とした人は多いことでしょう。 まずは、世界中に報道された両者の初めての握手のこの写真。 硬い表情で握手を交わす安
本文を読む時代をみるの執筆一覧
なお難題残した日中首脳会談
著者: 池田龍夫安部晋三首相と習近平国家主席との「日中首脳会談」は11月10日、北京で2年半ぶりに開かれた。関係改善に一歩踏み出す原則は確認されたものの、歴史認識、尖閣諸島をめぐる対立の構図は変わっていない。 今回の会談で確認されたポイ
本文を読む政治(家)の矮小化、見るに耐えず―安倍・習近平会談を嘆く
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(133) 実現するのか、しないのか、長いこと憶測が飛び交っていた日中首脳会談が11月10日、折から北京で開かれていたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議の場を借りてようやく実現した。確かに隣国同
本文を読む沖縄知事選と米軍基地問題の苦悩
著者: 池田龍夫11月16日投開票の沖縄県知事選について、朝日新聞は7~8日の両日、沖縄タイムス社、琉球朝日放送と共同で電話調査を行った。朝日9日付朝刊によると、前那覇市長の翁長雄志氏(64)が優位に立ち、現職の仲井真弘多氏(75)が追
本文を読む亀裂深いアメリカ-超大国の傷口拡大 -オバマ民主党が中間選挙に大敗-
著者: 伊藤力司11月4日に行われたアメリカの中間選挙でオバマ民主党が大敗、野党共和党が下院だけでなく上院でも多数を制したことは、この国の亀裂が深いことを浮き彫りにした。2008年の大統領選挙でオバマ民主党が「チェンジ」を訴えて史上初の
本文を読む北星学園大学に対する脅迫状による威力業務妨害事件について、私ほか4名の共同代表(阪口徳雄・澤藤統一郎・梓澤和幸・郷路征記)らが全国の弁護士に呼びかけて、今日現在270名の弁護士が告発入になることを表明しています。(告発状添付)
著者: 中山武敏弁護士中山 武敏 北星学園大学に対する脅迫状による威力業務妨害事件について、私ほか4名の共同代表(阪口徳雄・澤藤統一郎・梓澤和幸・郷路征記)らが全国の弁護士に呼びかけて、今日現在270名の弁護士が告発入になることを表明し
本文を読む村上春樹、毎日新聞によるインタビューで日本の「自己責任の回避」傾向へ苦言(海外メディアが注目!)Author Murakami Haruki Criticizes Japanese for Evading Responsibility for WWII and Fukushima
著者: 「ピースフィロソフィー」11月3日毎日新聞に掲載された作家・村上春樹氏の単独インタビューのことをAFP通信の英語記事(11月4日)で知り、日本人の戦争や福島の核事故についての「責任回避」について強調しているので注目した。AFP記事のタイトルは、
本文を読む三代目総理の三百代言 「風吹けば、桶屋が儲かる」
著者: 盛田常夫10月31日、日銀金融政策決定会合は4名の委員の反対を押し切って、追加金融緩和策を決めた。1年半前の大幅金融緩和に賛成した委員も、今回はその効果に疑念を抱き、民間委員の半数が反対に回った。さすがの政策委員も、カンフル剤
本文を読む敗戦70年に向けて、どんな歴史認識を構築するのか?
著者: 加藤哲郎2014.11.1 私たち日本人の集合的記憶・歴史認識が、いま世界から問われています。来年1945年は第二次世界大戦終結70年、日本の敗戦後70年、米英ロシア戦勝70年、中国・朝鮮半島・東南アジア解放70年ですから、
本文を読むラッセル法廷2014「ガザ特別セッション」評決の概要
著者: 松元保昭この夏、7月8日から8月27日の50日間のイスラエルのプロテクティブ・エッジ作戦によるガザ猛爆は、7割もの民間人を含む2,188人の死者、11231人の負傷者の犠牲をともないガザの民衆に未曾有の災厄をもたらしました。日本
本文を読むイアン・トーマス・アッシュ氏の記録 (2): フランクフルトよりフクシマへ (From Frankfurt to Fukushima)
著者: グローガー理恵イアンさんが映した、もうひとつの録画をご紹介させて戴きます。 2013年6月にドイツのフランクフルトで催された「2013年ニッポンコネクション映画祭」におけるワールド・プレミア「A2-B-C」の後、観客が「
本文を読むイアン・トーマス・アッシュ氏の記録: 世界から福島へ「忘れていません」 (From the World to Fukushima: You are not forgotten.)
著者: グローガー理恵日本に在住するアメリカ人のフィルムメーカー、イアン・トーマス・アッシュ氏が製作したドキュメンタリー・フィルム「A2-B-C」については「ちきゅう座」でご紹介させて戴きました。: https://chikyuza.net/
本文を読むなぜ週刊誌しか書かなかったのか ―女性初の総理候補のお粗末―
著者: 半澤健市小渕優子経産大臣と松島みどり法務大臣が辞任した。 小渕に限定して発言する。彼女の場合、発端は『週刊新潮』の報道だった。 なぜ週刊誌なのか。これが核心である。 9月3日の就任以来、いや就任以前にも、このことを誰も知らなかっ
本文を読む川内原発の再稼働早まるか -脱原発団体に危機感-
著者: 岩垂 弘九州電力の川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)1、2号機の再稼働が早まるのではないか、という見方が脱原発運動関係者の間で強まっている。原発の再稼働には地元の自治体の同意が必要だが、川内原発をかかえる地元自治体が同
本文を読むドイツの「EWSシェーナウ(Schönau)電力会社」が公表した「原子力に反対する100個の十分な理由(100 gute Gründe gegen Atomkraft)」の日本語版
著者: グローガー理恵ドイツのEWSシェーナウ電力会社が、「原子力に反対する100個の十分な理由」の和訳版を発行しましたので、そのリンクをご紹介させて戴きます。これは、35頁から成るPDFドキュメントです。 http://100-gute-g
本文を読む「昭和天皇実録」発表を受けてのNYT論説記事:ハーバート・ビクス(日本語訳)NYT Op-Ed by Herbert Bix on the newly released biography of Emperor Hirohito
著者: 「ピースフィロソフィー」「昭和天皇実録」発表にともない『ニューヨーク・タイムズ』電子版に9月29日掲載(紙版は30日ニューヨーク版に掲載)されたハーバート・ビクス氏(ニューヨーク州立大学ビンガムトン校名誉教授)のオプエド(論説):
本文を読む放射線被曝傷害論の虚構と問題点をえぐる =月刊3誌、先月号掲載の被曝重要論文への補足=
著者: 蔵田計成14年9月の月刊3誌に福島第1原発事故災害に関する論文や特集が掲載された。いずれも重要な問題提起を含んでいる。これまで「原発安全神話」「被曝安心神話」によって覆い隠されてきた被曝傷害の実態を解明し、過去に報告された被曝傷
本文を読む国家機密保護は、誰のため、何のため?
著者: 加藤哲郎2014.10.15 前回トップは、「自然に対する驕りは、いのちの倍返しを受ける」でした。御嶽山噴火に続いて、2週続けて大きな台風到来です。東日本大震災で津波に襲われた宮城県石巻市、岩手県釜石市にも非情の雨、仮設住宅
本文を読む「在特会」と安倍政権の危険な関係
著者: 池田龍夫在特会(在日特権を許さない市民の会)のヘイトスピーチが、国際的な非難を浴びる深刻な事態になってきた。 「在特会の動きを取り締まる国家公安委員長に、貴女はふさわしくないのではないか」――10月7日の参院予算委員会で小川敏夫
本文を読む新作2題:ジョナサン・コールのビデオ「詳細の悪魔」、「ニュートンvsNIST」
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸です。 今回は(私にしては)比較的短い2つの拙文を一度にご紹介します。 どちらもAE911Truthのジョナサン・コールによるビデオの紹介なのですが、 最初にあります「詳細の悪魔」には、矢
本文を読む火山列島に囲まれた原発の脅威
著者: 池田龍夫長野、岐阜県境の御嶽山(3067㍍)が9月29日噴火してから10日。噴火はなお続いており、気象庁によると、10月6日23回、7日も6回火山性地震が起きている。7日現在で50人を超す遺体が確認された。自衛隊員数百人が救出作
本文を読む米議会「辺野古移設」を巡る知事選を厳しく分析
著者: 池田龍夫沖縄県知事選挙(11月16日)まであと40日。現職の仲井真弘多氏(75)と那覇市長の翁長雄志氏(63)、元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)らが立候補を表明し、選挙戦の行方は混沌としている。特に仲井真氏を推す自民党も党
本文を読む高嶋伸欣マレーシア講演「日本軍によるマレー戦線の加害事実を掘りおこしてきた私たちのこれまでの取り組み」(2014年8月16日)
著者: 高嶋伸欣/「ピースフィロソフィー」今年の夏、ブログ運営者は広島と長崎、そして沖縄への旅の後、琉球大学名誉教授高嶋伸欣氏が1983年から行ってきている「東南アジアに戦争の傷跡を訪ねる旅」に部分参加し、マレーシアとシンガポールに行った。8月16-17日にマレ
本文を読む11・2 ソウル宣言プレ・フォーラムのご案内
著者: 若森資朗■ 日 時 : 11月2日(日)午後1時~5時 ■ テーマ : 新たな協働の発見―より良き世界を夢見て境界を越え協力と連帯を追求するグローバル社会的経済の集い ■ 場 所 : 明治大学駿河台キャンパス・リバティータワー・
本文を読む新知事が埋立承認を取り消すと? 叡智の大結集が必要になる
著者: 河野道夫公有水面埋立法における埋立承認基準(環境要件など)の解釈を厳格なものに変更して埋立工事前の状態を復元することは、職権による「取消 」という知事の行政行為です。これに対し国は「取消」の取消を求めて提訴し、環境保全や災害防
本文を読む続・新知事が埋立承認を取り消すと? それより先に打つべき妙手
著者: 河野道夫職務執行命令訴訟の性格は、大田昌秀知事が福岡高裁(那覇支部)に訴えられた1996年のいわゆる「代理署名拒否裁判(1 」ではっきりしました。 池(いけ)宮城(みやぎ)紀夫弁護士は当時、福岡高裁は「国の提灯(ちょうちん)
本文を読む慰安婦問題、朝日の迷走に呆れる
著者: 池田龍夫帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)に、元朝日新聞記者の男性教授(67)を辞めさせないと大学を爆破するとした脅迫文書が、複数届いていたことが分かった。元記者は8月に朝日が慰安婦報道を検証した記事で、吉田清治氏の虚偽証言に関す
本文を読む「吉田調書」報道問題の記者会見に同席された桂敬一さんからのメール(中山武敏)
著者: 中山武敏「吉田調書」報道問題の記者会見に同席された桂敬一さんからのメールです。 情況共有の意味でお知らせします。 「負けるな北星!の会」記者会見のお知らせ 「北海道・札幌市の私立北星学園大学に「非常勤
本文を読むチョスドフスキィ教授2篇:「イスラム国」(ISIL)は米国の構想したもの、国連は共犯
著者: 松元保昭みなさまへ 9・11以 来、一貫して「対テロ戦争」の内幕を暴露しイラク、イラン、シリア、ウクライナなどの差し迫った問題に鋭い分析で警告を発し続けているグ ローバル・リサーチ誌主宰のミシェル・チョスドフスキィ
本文を読む「アベノミックス」を支える「バカの壁」
著者: 盛田常夫「経済学は科学」と思い込む「バカの壁」 経済学を勉強したこともない政治家が、GDPやら金融緩和政策などを「したり顔」で語る。ところが、今の内閣の中核を形成しているのは、皆、大学では劣等生。経済学教科書など開いてみたこと
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