来る(2010年12月4日(土) 明治大学リバティタワーにおける「現代史研究会」で、私は上記のようなテーマで報告します。マルクスに関心のある方々に是非、参加していただき、互いに理解を深めたいと思います。 「リーマン・ショ
本文を読むセルビアの世論調査に見る「美しき過去への夢」
著者: 岩田昌征ポリティカ紙(11月15日)の「意見」欄に社会学者スレチコ・ミハイロヴィチの小論「美しき過去への夢」が載っていた。社会主義の時代45年(チトー)、民族主義の時代10年(ミロシェヴィチ1990年代)、そして民主主義の時代1
本文を読む暴力装置論 一億総ナショナリズムへの遁走
著者: 半澤健市《軍隊は暴力装置である》 延坪島(ヨンビョンド)を砲撃した北朝鮮軍は暴力装置ではないのか。反撃した韓国軍は暴力装置ではないのか。「暴支膺懲」を理由に中国大陸に侵攻した百万人規模の「皇軍」は暴力装置ではなかったのか。「トラ
本文を読む「東アジア戦争は起こらないだろう」?
著者: 安東次郎「トロイ戦争は起こらないだろう」という芝居がある。実際には「トロイ戦争」は起こってしまうのだが、ひとびとは起こるとは思わないのだ。 同じように我々は「東アジア戦争は起らない」とたかをくくっているが、実はトロイアの人々以
本文を読む周回遅れの読書報告(その8)
著者: 脇野町善造読書報告とは通常は「読んだ本」に関する報告のことをいう。その限りにおいて、今回の報告は「読書報告」とは言い難い。これは、ある本がいまだに読めないでいる報告である。話は10年以上前に遡る。1998年の秋、「こぶし書房」の代
本文を読む裁判員裁判と少年法
著者: 宇井 宙裁判員制度が始まる前から危惧されていたこの制度の問題点が次々に露呈してきている。裁判員に選ばれた一般市民にとってこの制度が持つ問題点の一端については別稿(「裁判員裁判と死刑」「裁判員制度と良心的拒否」)で論じたが、それ
本文を読む歌集『〇一〇年安保』を鈴木邦男さんが
著者: 宮坂亨歌集『〇一〇年安保』 鈴木邦男さんのファンです。 鈴木さんのブログ『鈴木邦男をぶっとばせ』の11月22日更新号 11/22前衛実験劇とトークと短歌=これが、表現活動の最前線だ http://kunyon.com/shuc
本文を読む不気味な朝鮮半島情勢
著者: 山川哲ここ数日、ドイツの全国紙”Die Zeit” はZeitonlineで連日朝鮮情勢を特集している。昨日は、不気味な米国航空母艦「ジョージ・ワシントン」の巨体が一面トップを飾り、見出しが「航空母艦による象徴的な力の誇示」と
本文を読む大賞に沖縄タイムス・長崎新聞・神奈川新聞合同企画「安保改定50年」 -今年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞決まる-
著者: 岩垂 弘反核・平和、協同・連帯、人権問題などに関して優れた作品を発表したジャーナリストを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(代表委員=慶應大学名誉教授、白井厚、翻訳家・作家、池田香代子、ジャーナリスト、田畑光
本文を読む日本軍「慰安婦」問題の立法解決を求める国際署名、院内集会等の簡単報告
著者: 増田都子たくさんの方からの呼び掛けのありました件名集会は、定員300名の衆議院第1議員会館大会議室が満員となり、遅れて来て立ちっぱなしの人も出る370名の参加でした。後ほど主催者から、詳細な報告があると思いますので、私は、簡単
本文を読む11月27日:第248回現代史研究会
著者:第248回現代史研究会 日時:11月27日(土)1:00~5:00 場所:明治大学駿河台リバティタワー1165号 テーマ:「市民社会と政治家、帝国の再編――アダム・スミスの可能性」 講師:野沢敏治(千葉大学名誉教授) ア
本文を読む孫崎享氏のツイート「北朝鮮砲撃、北・米対応」
著者: 「ちきゅう座」編集部北朝鮮砲撃 北朝鮮は体制継続に危機感。金正恩後継の方向なるも、長子相続の伝統の社会で後継固めきれず。北朝鮮は国内不安を利用し、西側・韓国は軍事的に体制変革に乗り出すのでないかとの危機感。金正恩周辺の軍人は国際感覚全くなく
本文を読む連載・やさしい仏教経済学-(24)お金では買えない価値の大切さ/(23)競争 ― オンリーワンをめざして
著者: 安原和雄お金では買えない価値の大切さ -連載・やさしい仏教経済学(24)- 仏教経済学は、お金(貨幣)をどう捉えるのか。八つのキーワード(いのちの尊重、非暴力=平和、知足、共生、簡素、利他、多様性、持続性)に続いて、前回は競
本文を読む「報われざる人間性」について考える
著者: 岩田昌征BiHのセルビア人共和国の首都バニャルカから心温まるニュースが届いた。ポリティカ紙(11月15日)、ボラ・マリチ記者の「報われざる人間性」である。 1992年、ボスニア戦争の初期、マロ村とヴェリコ・デリェゴシ村から600
本文を読む現代
著者: 一本の葦社会の変化、個人の変化。 社会が変化するから、個人が変化するのか。 個人が変化するから、社会が変化するのか。 社会は、個人によって成り立つ。しかし、社会は個人より早く変化の現象を表す。よって、個人は、それに従わざるをえな
本文を読むJVJAによるオンラインマガジン「fotgazet(フォトガゼット)」の発表会情報
著者: 山本宗補私も会員の一人として活動する JVJA(日本ビジュアル・ジャーナリスト協会)は、 ネット時代にふさわしい、パソコンのモニターやipadで 観て読むオンラインPDF形式のビジュアルマガジンの 発行を開始します。 まず創刊準
本文を読む横浜市の交渉の日程および寿越冬実の今後の予定
著者: オリジン横浜市の交渉の日程および寿越冬実の今後の予定を送ります。 すいませんが、ご参加の方よろしくお願いします。 なお、このメール転送歓迎です。 ☆横浜市との交渉 1回目 日時:2010年12月6日(月) 午前10時30分~12
本文を読むJCJ(日本ジャーナリスト会議)神奈川支部11月集会 シンポジウム 「市民メディアの未来と可能性」
著者:市民が市民の目線で、自らカメラを回し編集してインターネットで放送する市民メ ディア。新しい表現方法としてコミュニケーションの場を広げています。 近年、各地域でたくさんの市民メディアの団体が生まれて活動を行っており、神奈川
本文を読む教科書的知識と空文句──先週の新聞から(4)
著者: 脇野町善造大昔に読んだ国際金融の教科書では、次の三つを同時に達成することは出来ないとされていた。これは納得できるし、今までこのことを否定する言説を聞いたことはない。 ア 為替レートの安定(あるいは為替レートの固定) イ
本文を読む11月27日国際労働者シンポジウム「フランス反資本主義新党を招いて――「反資本主義左翼」への挑戦」の開催のお知らせ
著者: 木畑壽信フランス反資本主義新党(NPA)を招いて ―― 「反資本主義左翼」への挑戦 11月国際労働者シンポジウムのご案内 (11月29日大阪集会) ■東京集会 日時:11月27日(土) 午後6時開演
本文を読む見逃せない、朝日の反中感情を煽る小さな記事
著者: 坂井定雄11月21日朝日新聞朝刊、小さな記事である。だが、小さいからといって決して見逃せない。こんな意図的な表現の記事を載せて、朝日新聞が(一部かもしれないが)いま、なぜ反中感情を煽るのか。短い記事なので末尾の3行を除いて、
本文を読む現代史研究会の予定
著者: 研究会事務今後の現代史研究会の予定(会場は明治大学の予定です) 第248回現代史研究会 リバティタワー1165号 11月27日(土)1:00~5:00 テーマ:「市民社会と政治家、帝国の再編――アダム・スミスの可能性」 講師:野沢
本文を読む真の「共生的社会」はいかにして可能か?―多民族国家における少数民族の存立を問う
著者: 岩田昌征ベオグラードの週刊誌ニン(2010年11月11日)にBiHのクロアチア人の苦境に同情的な記事が出た。BiHHDZ(BiHクロアチア民主共同体)議長ドラガン・チョヴィチ教授とのインタビューである。要約紹介しよう。 BiHの
本文を読む25日は、ぜひ、国会へ
著者: 増田都子いよいよ明後日に迫って来ましたが、「主権回復をめざす会」がブログで<朝鮮人売春婦の署名提出を粉砕せよ>と大集合をかけていて状況が緊迫しています。 是非、応援に来てください! 300人会場を埋めなければなりません。ご協
本文を読む「ルネサンス研究所」設立シンポジウムのお知らせ
著者: 松田健二「共産主義」をキーワードに、この社会と左翼運動すべてを問い直すという大きな志をもって、ルネサンス研究所がスタートします。私たち設立発起人は、世代も政治経験も様々ですが、以下の文書に表現された危機意識を共有し、そこから浮か
本文を読む民主党への挽歌
著者: とら猫イーチ菅内閣は、政権末期の様相を呈している。 各種世論調査では、内閣支持率は、せいぜい20%から30%前半で、政党支持率は、自民党が民主党を逆転した。 しかし、両党を圧倒的に上回る率が「支持政党無し」であるのは、日本のこれか
本文を読む「国会軽視」以前の問題だ
著者: 宇井 宙柳田法相がようやく辞任(事実上の更迭)した。あまりにも当然のことだが、事ここに至るまでの菅首相の対応はあまりにもお粗末だ。問題の本質は、柳田法相が問題発言をしたということにあるのではなく、法相の適性ゼロの人物を法相に任
本文を読む「柳田法相が辞任―自民は問責連発で追い討ちか」
著者: 瀬戸栄一国会答弁をめぐり失言した柳田稔法相が11月22日朝、首相官邸で菅直人首相に辞表を提出、受理されて辞任した。14日に地元広島で問題発言をしてから1週間かけての辞任である。菅首相はじめ民主党幹部は補正予算の早期成立を優先し、
本文を読むサンデル教授と増田教諭
著者: 宇井 宙今年の春頃、マイケル・サンデルの『これからの「正義」の話をしよう』という本が、アマゾンや各地の有名書店で売上第1位になっているのを知って非常に驚いた。サンデルは1982年、共同体論の立場からジョン・ロールズのリベラリ
本文を読む沖縄知事選挙は単なる地方の首長選挙ではない
著者: 三上 治沖縄という言葉にも琉球という言葉にも一種独特のものを僕は感じている。この名状しがたい感じはうまく説明しがたいのだけれど、この沖縄では今、知事選がたけなわである。仲井真候補とイハ(伊波)候補の一騎打ちであるが伯仲した状況
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