日本山妙法寺、平和運動への一層の精進を誓う -藤井日達山主の27回忌法要で-

著者: 岩垂 弘

 日本山妙法寺の藤井日達山主の27回忌法要が1月9日、千葉県鴨川市の同寺清澄山道場であった。同寺の僧侶、信徒をはじめ日蓮宗各宗派関係者、米国・英国など海外の団体代表ら山主を敬う約400人が参加したが、「国内外で平和が脅か

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中国の将来の変化と底流で密接につながる客家問題 〔書評〕矢吹晋・藤野彰著『客家と中国革命―「多元的国家」への視座』

著者: 雨宮由希夫

〔書評〕矢吹晋・藤野彰著『客家と中国革命―「多元的国家」への視座』  (東方書店、¥2400+税) 客家(はっか)なら誰でも、自らの祖先は中原から来たと「中原」の出自を強調するという。客家とは、中国古代のたび重なる戦乱や

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板垣雄三講演会―「イスラエル国家の将来像―漂流する日本からみる」

著者: 現代史研究会

終わらない「テロとの戦い」の根源にあるのは、パレスチナ問題。 だから、イスラエルの進路は、世界の運命にかかわる。 きびしい国際世論にさらされるイスラエル。 すこしまえまで、イスラエルを批判的に見ると、反ユダヤ主義だといわ

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なぜ民主党・菅政権が「小泉化」するのか 煽ったマスコミの罪と罰(APC1月定例会)

著者: 森広泰平

なぜ民主党・菅政権が「小泉化」するのか 煽ったマスコミの罪と罰 ゲスト 紺谷典子さん(エコノミスト) 民主党・菅政 権の小泉劇場化に歯止めがかからない。09年8月の総選挙で 示された有権者の「改革」への期待が肩すかしにあ

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覇権争いか共益追求か-今後の米中関係を問う : 胡錦濤主席19日から公式訪米

著者: 伊藤力司

朝鮮半島の緊張激化、劉暁波氏のノーベル平和賞をめぐるごたごたなど、世界第2の経済大国になった中国への世界的関心が高まる中、胡錦濤国家主席の公式訪米が1月19日に始まる。衰えつつあるとはいえ、米国が依然として軍事・経済とも

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孫崎享氏のTwitterより「中国軍事力・米国と安保・アーミテージ・米軍基地削減・・・」

著者: 「ちきゅう座」編集部

中国軍事力  8日星条紙:ゲイツ長官中国がステルス戦闘機(「殲-20」)を急速に開発していることを過小評価していたと発言。更に太平洋軍司令官先月対艦(空母)弾道ミサイルシステムが初期稼働段階に入ったと発言。海軍情報部高官

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関心の向け所がずれていないか? ~交際費はどれほどかを気にするNHK会長候補の知性のほどは?~

著者: 醍醐聡

目下、NHK経営委員会はこの1月に任期が切れる福地茂会長の後任の会長選出に向けた協議を行っている。連休明けの1月11日、12日と連続して委員会がセットされているところを見ると、この両日で決定を予定しているようである。しか

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「強盛大国」へ砲門を開いた北朝鮮 -「善いは悪いで、悪いは善い」の半島情勢を読み解く-

著者: 森善宜

はじめに 昨年11月に北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は、米国の核科学者たちに自国のウラン濃縮施設を公開、同月23日には黄海上の延坪島(ヨンピョンド)へ砲撃を加えた。これに韓国(大韓民国)も応戦し、両国で軍民の犠牲者を出

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政治的混迷の背後で進む戦争(きな臭い)体制の進行に抵抗を 連帯・共同ニュース 第94号

著者: 9条改憲阻止の会

2011年1月6日  ■ 新年おめでとうございます。紋切り型しか思い浮かばないというか、それが何となく気持ちを落ち着かせるというのか、こんな挨拶をさせていただきます。昨年は沖縄の基地移設問題を活動の中心にした一年でしたが

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朝鮮・韓国のキリスト教詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)の詩

著者: 醍醐 聡

 去年、取材で知り合った某出版社の記者の方からもらった年賀状にユン・ドンジュ(尹東柱)の「序詩」が添えられていた。彼の詩集『空と風と星と詩』の序に置かれた詩である。この詩はユン・ドンジュが1942年から留学した同志社大学

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明らかになった自民党政権のウソ -沖縄返還は「核付き・基地自由使用」返還だった-

著者: 岩垂 弘

 「やはり返還運動側の主張は正しかった」。暮れの12月22日に外務省が公開した外交文書に関する報道を読んで私の脳裏に去来したのはそういう思いだった。1972年に実現した沖縄の施政権返還にあたり当時の自民党政権は「米国政府

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第8回 変革のアソシエ 近現代史講座「高度経済成長と世界」&新年会のご案内

著者: 増田都子

皆様   こんにちは。今年も元気良く! 楽しく! 犯罪都教委&1・5悪都議と断固、闘う増田です! これはBCCでお送りしています。重複、ご容赦を。   件名講座を以下のように行います。終了後、会場でオデンなどの新年会を計

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私たちはこんな本を望んでいるのか ― 『流出「公安テロ情報」全データ』第三版とネットと出版メディア ―

著者: 北川 明

12月24日『流出「公安テロ情報」全データ』第三版が第三書館から刊行された。 これは同書初版からすべての個人情報を削除したもので、A5判480ページのうち300余ページにも及ぶ墨塗りだらけの紙面が続く、異様な一冊である。

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孫崎享氏のTwitterより「朝鮮半島・日米同盟の正体・総理への道・米国産軍事協同体・・・」

著者: 「ちきゅう座」編集部

朝鮮半島 雰囲気変化。米国事態沈静化の方向に。5日付AP「オバマ大統領の特派ボスワースが朝鮮半島での戦争への不安を静めることを追求。数週間の好戦的言辞、軍事演習の後でも平和会談は可能とする南北のサインをフォロー。」米国軍

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