21世紀ノーベル文学賞作品を読む(5-中)

著者: 横田 喬

 ハン・ガンの『少年が来る』  ――歴史的なトラウマと対峙し、人間の生命の儚さを描く(1章 「幼い鳥」の続き)  私たちが道庁の庭に引っ張り出されていったのは夜が明けたころ。後ろ手に縛られたまま庭の縁に一列に膝をついて座

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】611 バイデンネタニヤフ連合軍シリア壊滅

著者: 平田伊都子

 2024年12月8日、バシール・シリア大統領はロシアに逃亡し、シリアは、ISなどの武装組織が割拠した2011年に逆戻りしました。 IS(アルカイダ)、ヌスラ戦線、そしてHTS(ハヤト・タハリール・アルシャーム・シャーム

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「ノーベル賞に沸く日本、抜け落ちた視点」:『朝鮮新報』から転載 The Nobel Peace Prize for the A-bomb Victims and the U.S. Impunity

著者: 「ピース・フィロソフィー」

 日本被団協のノーベル平和賞授賞は、長年の被爆者の核兵器をなくすための運動が評価された結果で、意義深いことです。この授賞の知らせを受け、思うことを書いた記事が『朝鮮新報』10月30日号に掲載されました(URLは、http

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【動画】緊急院内集会「イスラエルの占領と虐殺に制裁を!パレスチナに国家承認を!」

著者: 太田光征

志位和夫議員は昨日(12日)の院内集会で、英国の元労働党党首、ジェレミー・コービン氏と国際会議で会談したことに触れましたが、選挙共同しない理屈を並べたてず、日本でもパレスチナ解放の統一候補を一刻も早く実現してほしいもので

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(491)

著者: 本間宗究(本間裕)

2024.10.30 アベノミクスの後始末 10月7日に実施された「日本の衆議院選挙」における「与党自民党の大敗」については、「アベノミクスの後始末」が始まったことを象徴する出来事だったようにも感じているが、その理由とし

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12.21高橋哲哉「平和」と「民主主義」が自明の価値ではなくなった世界の中で~日本、沖縄は、世界とどう向き合っていけばよいか~

著者: 石川愛子

日時 12月21日(土)18:00~20:30会場 与野本町コミュニティーセンター第1・2会議室 (JR与野本町駅歩4分)講師 高橋哲哉(東京大学名誉教授)定員 40人参加費 800円主催 沖縄に応答する会@埼玉お問い合

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水俣病が映す近現代史(28)1960年~事件の封印と忘却

著者: 葛西伸夫

水俣病事件は1959(昭和34)年という激動の年の年末に、ウソ浄化装置の「完成」を華々しく飾り立てることによって漁協と患者へ涙金で「和解」を強い、唐突な幕引きが図られた。 時系列で見ていく前に、この時代を概括しておこうと

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ていこう原理 37 人智の闘いの成果としての〈人権〉

著者: 長谷川孝

◆人権・権利を嫌う法律、定めた条例 こども基本法は、法律名に「権利」が入らなかったものの、子どもの権利条約による権利の擁護を定めてはいます。しかし例えば、相模原市子どもの権利条例が「権利として保障」と定めている「自分の意

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Global Headlines:トランプの再登場とウクライナ戦争

著者: 野上俊明

<はじめに>  シリアのアサド政権の崩壊は、ウクライナ戦争にほとんどの戦争資源をつぎ込んで、シリアの面倒を見切れなくなったロシアの窮状を表しているようです。ルーブル価値の暴落とインフレの悪化、さらなる金融制裁は、プーチン

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Global Head Line ロシアはシリア政変をどう見ているのか RTより

著者: ブルマン!だよね

容易に推測できることだが、アサド政権の不意打ち的な崩壊は西側の引き起こしたことだと主張したわけだ。確かにアサド政権の親子二代にわたる圧制も問題だったのだと一旦は公正な見方を示しながら結論はそこに行くのだ。しかし一体ロシア

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21世紀ノーベル文学賞作品を読む(5―上)歳末特別編

著者: 横田 喬

      ハン・ガンの『少年が来る』――深い悲しみに共感する感性  今年2024年度のノーベル文学賞に隣の韓国の女性作家ハン・ガンさん(54)が選ばれた。授賞理由は「歴史的なトラウマと対峙し、人間の生命の儚さを露呈させ

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青山森人の東チモールだより…「11月28日」そして「12月7日」

著者: 青山森人

雲の出所が違う 今年もまた本格的な雨季の到来となりました。 東チモールの雨は、もちろん例外はありますが、大半は夕方4時以降に降り始めます。そして降水時間は2~3時間が目安です。したがって徒歩で町中に出る者としては行動計画

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相手が互いに悪ものに見える間柄 ――八ヶ岳山麓から(498)――

著者: 阿部治平

中国の対日印象、急速に悪化  日本の民間非営利団体「言論NPO」と中国国際伝播集団は、12月2日両国で実施した共同世論調査の結果を発表した。この調査は20回目。10~11月、日本側が全国で1千人、中国側が北京や上海など1

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【12/14】オンライン討論会「安保3文書」から2年~現場とつながり戦争準備を止める

著者: 杉原浩司

未曾有の大軍拡路線を定めた「安保3文書」の閣議決定からまもなく2年。軍事 費のGDP比2%への増額、敵基地攻撃能力の保有、殺傷武器の輸出解禁、琉球弧 (南西諸島)の軍事要塞化や「継戦能力」名目での弾薬庫増設、軍事演習の恒

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ちきゅう座サイトのリューアルと、アクセス一時停止のお知らせ

著者: ちきゅう座運営委員会

ちきゅう座読者の皆様へ 12月10日午前0時に、ちきゅう座サイトの全面リニューアルを実施いたします。文字を大きくし、ビジュアル面も強化してより見やすい形となります。また、検索機能も改善しました。 ※なお、リニューアル作業

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