「アンダーコントロール」という言葉によってコントロールされてきた福島の現状

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月18日) 「白い土地」を読んだ。集英社からの出版だが、朝日新聞(南相馬支局)の現役記者・三浦英之の著書である。「ルポ 福島『帰還困難区域』とその周辺」という副題がついている。 タイトルの『白い土地』とは、

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なんの風の吹きまわしか、料理に目ざめた!

著者: 内野光子

若いときは、自炊の生活も長かったはずなのだが、以降、食事や料理にはあまり関心を示さなかった連れ合いが、突然、料理に目覚めたのである。昨年の夏、日テレの3分クッキングを偶然目にして、「これおいしそう、作れるかな」で始まった

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『経産省前テント村村長・渕上太郎の思い出に寄せて』 

著者: 合澤 清

情況出版から『脱原発 経産省前テントここに在り!渕上太郎遺稿集』が贈られてきた。表紙裏の最初のページに裏表二枚、渕上がアジっている写真が掲載されていた。懐かしさというよりも、ついこの前別れた友人と再会したような感覚を覚え

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YouTube動画『キューバにおけるCovid-19ワクチン5種の開発状況について』(キューバ大使館主催オンライン講演会)

著者: 紅林 進

先日4月14日(水)にキューバ大使館の主催でオンライン講演会『キューバにおける Covid-19ワクチン5種の開発状況について』が開催されましたが、そのYouTube動画を 転載させていただきます。 https://ww

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「関東防空大演習を嗤う」から88年 ―半藤一利の「遺言」に共感する―

著者: 半澤健市

 1933年の関東地方防空大演習に当たり『信濃毎日新聞』主筆の桐生悠々(きりゅう・ゆうゆう)は「関東防空大演習を嗤(わら)う」を書いた。その一部を次に掲げる。 ■将来もし敵機を、帝都の空に迎えて、撃つようなことがあったな

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アンダーコントロールの正体みたり、海洋への排出。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月16日) 漁民のみならず福島県民の反対を押し切って、東京電力福島第1原発の敷地内に貯蔵されている「汚染水」が海洋放出されることになった。海洋の汚染は、国際問題でもある。けっして、どこの国の原発もやっている

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ミャンマー/「影の政府」CRPH、少数民族組織との連携・同盟構築へ――内戦的様相のなか、連邦民主憲章に基づき暫定統一政府まもなく発足

著者: 野上俊明

 軍事政権は、9日に中部バゴー(ヤンゴンから約90キロ、ペグー王朝の旧王都)で80人以上の市民を殺害。擲弾筒など戦場の重火器を使用して残虐さの規模を拡大させている。「政治犯支援協会」によると、2月1日のクーデタ以降、4月

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民族の伝統だ。大和魂だ。コロナに打ち勝って東京五輪をやり抜くぞ!

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月15日) 東京五輪は国策だ。しこたま金もかけている。これからがいよいよ儲けの本番だ。何が何でも東京五輪は断行だ。断じて行えば鬼神もこれを避く。必ずカミカゼが吹く。 政権浮揚と無能都政挽回に千載一遇のチャン

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要申込・4/27(火)「韓国最新事情~2つの市長補欠選挙と政治・社会運動」(希望連帯緊急オンライン講座)

著者: 紅林 進

日韓市民交流を進める希望連帯緊急講座 「韓国最新事情~2つの市長補欠選挙と政治・社会運動」 ◇日 時  4月27日(火)午後7時~9時 ◇形 式  オンラインZoom ◇報告者  京郷(キョンヒャン)新聞論説委員ソ・イド

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】419 フランス製ドローンが西サハラ軍人を爆殺

著者: 平田伊都子

2021年4月14日、スペインのアリカンタ港から180台の車を積んだ船が出発しました。 西サハラの人々を支援するため、車は、コツコツと蓄えられてきた食料や衣料品や医薬品などを満載しています。 贈り主は、スペイン各地の人道

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アパホテルもDHCも、今の体質のままでは消費者からの制裁を免れない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月14日) あの日はカンザンが盛りだったから、ごく先日のこと。桜を見ての帰りの散歩道で小さな郵便局に立ち寄って定額小為替を購入した。いつもは、本郷郵便局に通い慣れて、窓口で不愉快な思いをしたことはない。 こ

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「分離主義」 フランス上院でイスラム分離主義封じ込め法案がほぼ可決

著者: 村上良太

私のブログで何度か触れてきましたフランスに存在するかどうかも怪しい<イスラム急進主義=左翼急進主義>とレッテルを張られた人々への魔女狩りにも似た排除の空気の中で、フランス上院で昨年来、与党が進めてきたイスラム分離主義封じ

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中国に対する日本の立場を明確に ――菅首相の訪米にあたって

著者: 田畑光永

 菅首相が待望の訪米に出発する。首相官邸周辺からは米バイデン大統領就任後の「最初の対面での首脳会談」の相手に選ばれたことを、なにか大手柄のように吹聴する気配が漂ってくる。そこには第二次大戦後の参勤交代外交の残滓が濃厚に感

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(303)

著者: 本間宗究(本間裕)

肉体と精神 西洋の「聖書」や「ギリシャ哲学」、そして、東洋の「仏教」などを研究すると、人類史上、最も古く、かつ、最大の問題は、「人間とは、いったい、何ものなのか?」ということとも言えるようである。そして、その問題を解決す

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原朗著『創作か盗作か』の一読感想――小林版も読みたい――

著者: 岩田昌征

私の手元に東京国際大学大学院経済学研究科の学術誌『経済研究』第12号(2010年・平成22年)がある。原朗教授の最終講義「開港百五十年史――小江戸・大江戸・そして横浜」(pp.1-31)と私=岩田昌征の最終講義「党社会主

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30年前の東京地裁103号法廷に、ラムゼイ・クラーク(元米司法長官)が立っていた。

著者: 澤藤統一郎

(2021年4月13日) 今朝の朝刊各紙に、ラムゼイ・クラーク(元米司法長官)の死亡が報じられている。  米メディアによると、9日、ニューヨーク市の自宅で死去、93歳。めいのシャロン・ウェルチ氏が明らかにした。死因は不明

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【直前案内】13日(火)午前7:20頃よりNHK「おはよう日本」で南西諸島ミサイル配備の特集

著者: 杉原浩司

先日3月12日に沖縄ローカル(「沖縄金曜クルーズ」)で放映された、南 西諸島への自衛隊ミサイル部隊配備についての番組が、宮古島の状況に絞 る形で編集されて、本日4月13日(火)早朝のNHK総合「おはよう日本」で 全国放送

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