改憲阻止運動のシンボルに   東京都府中市に「9条の碑」

著者: 岩垂 弘 

 「日本国憲法をゆがめようという流れは、なお強いものがある。そういう時だからこそ、憲法を愛し、はぐくむ思いを全国に発信しよう」。そんな願いを込めた「9条の碑」が東京都府中市に完成、5月7日、除幕式が行われた。このような碑

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トランプは、アメリカの民主主義の健全さを示すリトマス試験紙となった。彼が、有罪の宣告を受け、さらに受刑者として収監されることが、アメリカの民主主義の成熟性の証しとなる。それが「トランプ有罪評決」の爽やかさの理由である。

著者: 澤藤統一郎

(2024年6月1日)  昨日の朝は、久々に爽快だった。言うまでもなく、「トランプ有罪」の報が飛び込んできたからである。この上なく耳に心地よい、市民による正義実現のニュース。法廷には、「ギルティ」の言葉が34回繰り返され

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【動画】今こそ最高裁へ!東電旧経営陣の責任をただす 東京集会(2024.5.28)

著者: 太田光征

皆さん 津波の危険性を把握しながらも事故対策を怠り、2011年に福島原発事故を起こした東電旧経営陣の責任を放免するな。 「今こそ最高裁へ!東電旧経営陣の責任をただす 東京集会(2024.5.28)」の動画をご紹介します。

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青山森人の東チモールだより…要人が容疑者となった二つの裁判

著者: 青山森人

控訴裁判所、いきなり無罪放免を告げる 連立与党・民主党の主要幹部・アントニオ=ダ=コンセイサン、通称〝カロハン〟(以下、カロハン)が去年12月12日、ラモス=オルタ大統領によってインドネシア駐在の東チモール大使に任命され

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SJJA& WPO【西サハラ最新情報】583 「サンチェス政権は偽善」西サハラ記者サレク

著者: 平田伊都子

 「耐え難い屈辱」と、西サハラの作家でジャーナリストのババ・ラルーシが、5月28日に「サンチェス、あんたは、、」とペドロ・サンチェス・スペイン首相にSNSで呼びかけました。  「スペインと二重基準:パレスチナ国家の承認と

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■短信■ 多文化共生への道を求めて  高麗博物館が映画上映とトークのイベント

著者: 「リベラル21」

 「市民がつくる日本・コリア交流の歴史博物館」といわれる認定NPO法人・高麗博物館(東京都新宿区)は、今年のイベントとして、「多文化共生への道を求めて」と題する映画上映とトークの会を行うことになり、「ぜひ参加してください

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(463)

著者: 本間宗究(本間裕)

ゼロ金利からの出口戦略 現在の「植田日銀総裁の目論見」としては、「マイナス金利を解除するとともに、異次元のインフレ政策へ踏み出す覚悟を決めた状況」とも思われるが、この点に関して、最も注目すべきポイントは、「ゼロ金利からの

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■短信■ あなたもビキニ事件の目撃者に 平和協会が映画「第五福竜丸」復刻版を制作・販売

著者: 「リベラル21」

 今年は、人類史に特記される「ビキニ事件」から70年にあたる年である。このため、ビキニ事件で被災した第五福竜丸の保存・管理を委任されている公益財団法人・第五福竜丸平和協会は、年間を通して「ビキニ水爆実験被ばく70年記念事

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【本日】防衛省は”イスラエル”「死の商人」から攻撃用ドローンを買うな!防衛省前抗議へ

著者: 杉原浩司

  当日のご案内となり恐縮ですが、本日31日夕方にイスラエル製殺人ドローンの 輸入中止を求める防衛省前抗議を行います。ネット署名のキックオフアクショ ンでもあります。 国際刑事裁判所(ICC)が逮捕状を請求して

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世界のノンフィクション秀作を読む(72)磯田道史(静岡文化芸術大教授)の『大田垣蓮月』(文春文庫『無私の日本人』所収)――数奇な運命をたどった江戸後期の美貌の才媛歌人の心打つ伝記(下)

著者: 横田 喬

磯田道史(静岡文化芸術大教授)の『大田垣蓮月』(文春文庫『無私の日本人』所収)――数奇な運命をたどった江戸後期の美貌の才媛歌人の心打つ伝記(下)  夫・重二郎を失って後の数か月、おのぶの有様は無残なものだった。ひがな一日

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沖縄米軍基地本土引き取り論によせて

著者: 岩田昌征

 5月26日(日)ちきゅう座主催の討論集会が明治大学自由塔で開かれ、高橋哲哉氏(東大名誉教授)による沖縄米軍基地本土引き取り論を拝聴した。筋道のしっかりした問題提起、何よりも運動論の底にあるはずの原理と気構えを示された。

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世界のノンフィクション秀作を読む(71)磯田道史(静岡文化芸術大教授)の『大田垣蓮月』(文春文庫『無私の日本人』所収)――数奇な運命をたどった江戸後期の美貌の才媛歌人の心打つ伝記(上)

著者: 横田 喬

磯田道史(静岡文化芸術大教授)の『大田垣蓮月』(文春文庫『無私の日本人』所収)――数奇な運命をたどった江戸後期の美貌の才媛歌人の心打つ伝記(上)  大田垣蓮月(1791~1875)は「菩薩尼」と呼ばれた江戸後期の歌人・陶

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お江戸舟遊び瓦版1038号/100 年後の安心のための TOKYO 強靭化世界会議

著者: 中瀬勝義

※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http

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欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その六)

著者: 柏木 勉

――「反ユダヤ主義!」という悪罵・ののしり  そんなものはとっくに無効になっている――ネタニヤフ、ICCの逮捕状請求に「反ユダヤ主義!」  5月20日、パレスチナ・ガザでの戦闘をめぐり国際刑事裁判所(ICC)の検察局は、

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侵略と植民地主義の歴史に終止符を!「日本が侵略を始めた日」5.29新宿スタンディングアクションへ

著者: 杉原浩司

直前のご案内となりすみません。今、パレスチナにおいて最も残虐な形で表れ ている侵略と植民地主義を、日本の過去と現在の加害の歴史に重ね合わせるア クションに取り組みます。ぜひご参加ください! ——&

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2024年度ちきゅう座総会が5月26日に行われました 総会議案書と新年度役員

著者: ちきゅう座運営委員会

2024年度ちきゅう座議案書 第一号議案 2023年度事業報告及び2024年度運動方針案 本年度事業報告 自浄能力などとっくになくした現在の日本政府の腐敗はついに極点にまで達したかに思えます。その結果、現政権の崩壊が、即

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こんなときに「東アジアの平和構築への提言」学習会とは?

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(470)――  「政治資金規制法」をめぐる与野党間のやりとりが熾烈になって、自民党はいよいよ追い詰められた。共産党の「赤旗日曜版」(5月19日付)と一緒に配られた後援会ニュースによると23日(木)に緊

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侵略された国に世界大戦覚悟で武器を送りたがる「狂人達」はどちらに多くいるのか――北米西欧市民社会か露国権威主義社会か――

著者: 岩田昌征

 前回の小文で、1999年3月24日から6月10日の新ユーゴスラヴィア(セルビア)へのNATO侵略に対する防衛戦争を終結させる外交におけるロシア元首相チェルノムイルジンの衝撃的パフォーマンスを紹介した。ここでは、ロシアか

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SJJA& WPO【西サハラ最新情報】582 アメリカがICCもIJCも制裁する?!

著者: 平田伊都子

 2024年5月20日、ICC国際刑事裁判所のカリム・カーン主任検察官(英国出身)が、イスラエル戦争内閣のネタニヤフ首相とガラント国防相、さらにガザを実行支配するハマスの指導者3人、ヤヒヤ・シンワル指導者、モハメド・デイ

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唐澤太輔(秋田公立美術大准教授)の『南方熊楠』(中公新書)――日本人の可能性の極限を思わせる巨人の生涯と思想(下)

著者: 横田 喬 

◇無念の帰国と思想の深化――那智隠棲期 1900年9月1日、約八年間滞在したロンドンを後にし、熊楠は日本へ帰国する。迎えてくれた弟・常楠は、亡父の後を引き継ぎ、酒造業で成功していた。「南方酒造」の那智勝浦支店の応援を名目

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