お江戸舟遊び瓦版1040号/カーリ・ロースヴァル、ナオミ・リネハン、速水望訳「私はカーリ、64 歳で生まれた」

著者: 中瀬勝義

※ちきゅう座より 以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 http

本文を読む

水俣病が映す近現代史(2)「征韓論」の行方①

著者: 葛西伸夫

19世紀後半、鎖国中の李氏朝鮮も日本と同様に鎖国を保つか開国かで揺れていた。実権を握っていた大院君が鎖国派であるのに対し、実子である国王高宗(コ・ジョン)は開国・開化派で、朝鮮には近代化の先鞭をつけた日本の助けが必要だと

本文を読む

――八ヶ岳山麓から(473) ――中国の軍事演習は常態化する、革新政党は対策を!

著者: 阿部治平 

 台湾の民進党は、議会選挙では敗北し総統選挙では勝利した。5月8日、頼清徳氏は、新総統就任演説を行った。これに対して中国の外交・台湾関係機関は、「民進党は完全な台湾独立組織である」と厳しく非難した。  23・24 日に中

本文を読む

Global Headlines:グローバル・サウスの盟主インド総選挙の結果

著者: 野上俊明

<はじめに>  ミャンマーと西に国境を接する大国インドは、いまや人口世界一であり、経済力GDPもここ数年で日本やドイツも抜き去るという。ミャンマーと北東部で隣接する人民中国とは異なり、新興国としては珍しく、独立以来一貫し

本文を読む

安保闘争から64年、「声なき声の会」が6・15集会   許すまじ戦争への道

著者: 岩垂 弘 

 6月15日(木)夜、東京・後楽園の文京シビックセンター5階のC会議室で、参加者約30人の集会があった。反戦市民グループの「声なき声の会」主催の「6・15集会」。64年前の日米安保条約改定阻止運動(60年安保闘争)の中で

本文を読む

イスラエル製攻撃型ドローンの輸入を止めるための6.21防衛省交渉へ

著者: 杉原浩司

イスラエルに停戦を受け入れさせるための制裁を何ひとつ行わず、虐殺加担の 攻撃型ドローン輸入さえやめない日本政府・防衛省を追い詰める重要な交渉に なります。ぜひご参加、ご注目、ご取材を! 以下、ともに2万筆を超えていますが

本文を読む

映画「関心領域」を観る  ナチス時代の裕福な中流家庭の生活

著者: 小川 洋

 不吉な始まり  この映画の主人公たちが、アウシュヴィッツ収容所長のルドルフ・ヘス(副総統のヘスとは別人)の家族であることを予め知っていなかったら、上映開始後しばらくは、なんの映画なのか困惑していたはずだ。上映開始から1

本文を読む

ささや句会  第104回  2024年 5月20日 月曜日

著者: 公子

兼題【青嵐】 推敲のインク藍色青嵐                     丑山孝枝 母の日や食卓塩の赤い蓋                    守屋明俊 プリンター紙吐きつづけ薄暑かな                

本文を読む

SJJA& WPO【西サハラ最新情報】585 アルジェリアが助けるアフリカ最後の植民地

著者: 平田伊都子

 「グローバルサウス諸国を、日本とともに成長し未来を作っていくパートナーと位置付けている、、グローバルサウス諸国との産業協力を強化する、、この内容を6月末の<骨太の方針>に盛り込む」と言い残し、岸田総理は専用機に乗り込み

本文を読む

Global Head Lines:(多分)答えたつもりの兵役  ピストリウスのドイツ連邦軍の計画

著者: 荒井敏生

 ピストリウス国防相はドイツ連邦軍の新たな徴兵モデルを計画している。13年前に停止された徴兵制の登録を新しい徴兵制モデルに再構築したいと考えている。連邦議会国防委員会に報告された案には様々な疑問がだされた。2024年6月

本文を読む

【6月17日】原発事故「国に責任なし」の最高裁を包囲

著者: 太田光征

皆さん 日本の司法の劣化は、日米安保条約を通じた米国への隷従とも関係しています。健全なプライドがないところに理は立たない。公選法や公共放送などと併せ、日本の公共制度インフラは非常にお粗末。たぶん世界最悪。これらの改革を政

本文を読む

■短信■  テーマは「原爆投下は国際法に違反する」 日本パグウォッシュ会議など3団体共催の公開講座

著者: 「リベラル21」

 日本パグウォッシュ会議、世界宗教者平和会議日本委員会、明治学院大学国際平和研究所の3団体は6年前から、毎年、「核時代における非戦」と題する公開講座を共催で開催してきましたが、今年度も第1回公開講座を次の要領で開きます。

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(465)

著者: 本間宗究(本間裕)

マネーとクレジット(3) 「1913年の米国FRB創設」から「現在」までの「100年余りの期間」については、「1600年前の西ローマ帝国の末期」と同様に、「マネーの大膨張」が発生した時期だったものと考えている。具体的には

本文を読む

Let’s Join Hands 6月14日 添付1点 追跡 有機フッ素化合物=PFAS  都知事選  軍拡の動き

著者: 江口千春

追跡“PFAS汚染” 汚染源は?健康リスクは?<クローズアップ現代>*新たに判明した汚染源についても触くわしく記しています! 遅れている我が国の対応策、横田基地からの流失を含め正面から取り組むときと思います。 <サイト紹

本文を読む

韓国通信NO747 日本国憲法―第2章第9条  戦争の放棄

著者: 小原 紘 

 憲法公布から3カ月後、文部省は教科書『あたらしい憲法のはなし』を発行した。だが、わずか3年後に「副読本」に格下げされ、その翌年からは使われなくなった。  戦後の混乱期、生徒も教師も新生日本への期待に胸ふくらませて読んだ

本文を読む

――八ヶ岳山麓から(472)――都会の人の考え方を、百姓の目から見ると

著者: 阿部治平 

有機農法を求める人々  この3月、珍しくも村の共産党が「農業を知る会」をやった。参加者は40人くらいで、共産党の集りとしてはびっくりするほど多かった。元国会議員という人が、基調報告として、地球温暖化・食糧自給率・農業基盤

本文を読む

世界のノンフィクション秀作を読む(74) 木原武一(著述家)の『ぼくたちのマルクス』(筑摩書房)――「マルクス症候群」が止んだ今こそ彼の思想に注目を、と提言(下)

著者: 横田 喬

 ?「資本論」の世界  マルクスには革命家、経済学者、哲学者など幾つかの顔があり、その思想全体を作り上げている。核となるのは経済学で、その主著『資本論』だ。欧州の大学に経済学部が新設されたのは十九世紀末。彼が大学生当時の

本文を読む