日本にとっての脅威は、トランプ政権だ!北朝鮮ではない――日本・安倍政権が主張すべきこと

著者: 矢沢国光

本日(4月29日)早朝の北朝鮮ミサイル実験(失敗)にたいして、日本の安倍政権は、おどろくべきことに、北陸新幹線と首都圏鉄道の一部を「念のため10分間」運行中止させた。安倍政権は、3月以来、小学生も動員した避難訓練を実施し

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青山森人の東チモールだより…大統領選挙から議会選挙へ

著者: 青山森人

青山森人の東チモールだより  第345号(2017年4月28日) 大統領選挙から議会選挙へ 東チモールの政党政治に花が咲くか 3月におこなわれた今回の大統領選挙は大連立政権の勢力を反映するかのように、フレテリン(東チモー

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畑山敏夫著 「現代フランスの新しい右翼 ルペンの見果てぬ夢」(法律文化社)

著者: 村上良太

  フランスの大統領選で決選投票に進んだマリーヌ・ルペン国民戦線党首。2002年に父親のジャン=マリ・ルペン先代党首が決選投票に進んで以来の躍進となった。アンケート調査ではエマニュエル・マクロン候補が優勢と見られているが

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「君が代斉唱時の不起立」は、「わいせつ」「傷害」「公金横領」よりも悪質だというのか-東京高裁永野厚郎判決に怒る

著者: 澤藤統一郎

敗訴判決の味は、この上なく苦い。一昨日(4月26日)の午後1時30分。東京高裁511号法廷で、弁護団の一人として、東京「再雇用拒否」第3次訴訟で敗訴判決の言い渡しを受けた。 事案は、定年後の再雇用申請に対する拒否を違法と

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『現代中国と市民社会』(勉誠出版)シンポジウムに関する若干のコメント(3)――外国NGOの法的規制――

著者: 岩田昌征

鈴木賢教授(明治大学現代中国研究所所長)は、中国の「党天下体制」、岩田流に言えば、党資本主義中国における各種の否定的法現象を警告的に報告された。説得力のある報告であった。特に、外国NGOに関する法規制強化が中国社会の市民

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今こそ日本国憲法を守り生かそう - 施行70年を記念して統一集会へ -

著者: 岩垂 弘

日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日である。それから70年にあたる5月3日(水=祝日)、東京・江東区有明の東京臨海広域防災公園で、大規模な集会が開かれる。「施行70年 いいね!日本国憲法」「平和といのちと人権を!

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第3回日中雇用・労使関係シンポジウム――非正規時代の労働問題――(第三届劳动关系与劳工问题日中学术研讨会――非正规雇佣时代的课题)

著者: 石井知章

明治大学現代中国研究所主催、明治大学労働教育メディア研究センター後援 会場:明治大学駿河台校舎リバティタワー1012教室(5月20日) 明治大学グローバルフロント・グローバルホール(5月21日) (1日目と2日目の会場が

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】207 西サハラ新国連事務総長個人特使は元ドイツ大統領?

著者: 平田伊都子

ホワイトハウスを私物化するトランプ米大統領は長女イバンカを大統領補佐官にし、4月25日、ドイツの首都ベルリンへ旅行させました。 大統領補佐官就任後の初外遊とかで、女性の起業や経済的地位向上に関する会議に参加しました。 ス

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今村復興大臣辞任をめぐってー「失言・放言・暴言・妄言」再論

著者: 澤藤統一郎

2011年3月。私は、故郷岩手の3・11被害に驚愕し動顚し、うろたえてもいた。その心理状態で、石原慎太郎の「震災・津波は天罰」という発言に接して文字通り激怒した。「石原慎太郎天罰発言」批判のブログ連載はその怒りのほとばし

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安倍内閣の支持率はなぜ高いのか(6) ―「ハッピーです」と「お前在日か」―

著者: 半澤健市

二世代の発言を紹介する。 一つは、ある学者の若者観察であり、一つはある作家の時代観察である。 《近代史家の若者観察》  2016年12月のあるシンポジウムで、日本近代史家成田龍一(1951~、日本女子大教授)は次のように

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『現代中国と市民社会』(勉誠出版)シンポジウムに関する若干のコメント(2)――B.C81年、前漢始元6年の「人権」――

著者: 岩田昌征

今井弘道教授(北大名誉、浙江大学特聘)は、報告「非キリスト教起源で市場社会起源の『人格の尊厳』――拙論への補充的報告――」を読み上げられた。 市民社会と人権概念の発展に関して西欧の思想的蓄積に依拠して本質論的考察をしてお

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沖縄の民意を蹂躙するアベ政権の支持者よ、君たち恥ずかしくないか。

著者: 澤藤統一郎

本日(4月25日)、全国紙の各社説の1本はいずれもフランス大統領選挙問題。そして、もう一本のテーマが、北朝鮮、万博、原発、それにカジノなど。沖縄・辺野古はテーマになっていない。沖縄2紙は違う。いずれも、辺野古の新基地建設

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Global Headlines:俺様はドナルド・トランプ大統領様だが、それがナニか?

著者: 青山雫

いやはや、これほどの経済音痴にして強面軍事トンデモ大統領は、近代に入っても並ぶものが無いだろう。えっ、マルクスにボロカスにやっつけられた、ルイ・ボナパルトはどうかって?なめちゃあいけません、やつはあれでも圧倒的多数を獲得

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イラワジ紙主筆、久々の論説から思うこと ― 外来と土着との相克と克服 ―

著者: 野上俊明

<チョウゾワモー、久々に健筆をふるう>  亡命先のチェンマイで1992年に反体制新聞「イラワジ」(ビルマ語、英語)を立ち上げた88世代のアウンゾー(その後弟のチョウゾワモーが加わる)、軍部独裁時代からテインセイン政権時代

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『現代中国と市民社会』(勉誠出版)シンポジウムに関する若干のコメント(1)――論語とホッブス自然法――

著者: 岩田昌征

『現代中国と市民社会:普遍的《近代》の可能性』(石井知章・緒形康・鈴木賢――編 勉誠出版)出版記念シンポジウムが明治大学駿河台校舎グローバルフロントにて4月22日に開催された。会場で本書を7500円の2割引きで購入した。

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「古代史への尽きぬ興味(1)-『日本書紀』成立秘話にせまる」 

著者: 合澤 清(ちきゅう座会員)

*森博達著『日本書紀の謎を解く』(中公新書1999)   『日本書紀』は誰によって書かれたのか ちきゅう座の仲間でもある、友人のYさんとのある会話の中で、言語学者の森博達による『日本書紀』の画期的な解読があるこ

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Global Headlines:マリーヌ・ル・ペンが「国民戦線」の代表を一時的に退いた

著者: 合澤清

今日(25日)の“DIE ZEIT”オンラインによると、ル・ペンは、大統領選挙決選投票での勝利のために、「国民戦線」の代表を一時的に手放したとのこと。 「私は大統領候補であって、今は党代表ではない。多くのフランス人の代表

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