『現代中国と市民社会』(勉誠出版)シンポジウムに関する若干のコメント(2)――B.C81年、前漢始元6年の「人権」――

著者: 岩田昌征

今井弘道教授(北大名誉、浙江大学特聘)は、報告「非キリスト教起源で市場社会起源の『人格の尊厳』――拙論への補充的報告――」を読み上げられた。 市民社会と人権概念の発展に関して西欧の思想的蓄積に依拠して本質論的考察をしてお

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沖縄の民意を蹂躙するアベ政権の支持者よ、君たち恥ずかしくないか。

著者: 澤藤統一郎

本日(4月25日)、全国紙の各社説の1本はいずれもフランス大統領選挙問題。そして、もう一本のテーマが、北朝鮮、万博、原発、それにカジノなど。沖縄・辺野古はテーマになっていない。沖縄2紙は違う。いずれも、辺野古の新基地建設

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Global Headlines:俺様はドナルド・トランプ大統領様だが、それがナニか?

著者: 青山雫

いやはや、これほどの経済音痴にして強面軍事トンデモ大統領は、近代に入っても並ぶものが無いだろう。えっ、マルクスにボロカスにやっつけられた、ルイ・ボナパルトはどうかって?なめちゃあいけません、やつはあれでも圧倒的多数を獲得

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イラワジ紙主筆、久々の論説から思うこと ― 外来と土着との相克と克服 ―

著者: 野上俊明

<チョウゾワモー、久々に健筆をふるう>  亡命先のチェンマイで1992年に反体制新聞「イラワジ」(ビルマ語、英語)を立ち上げた88世代のアウンゾー(その後弟のチョウゾワモーが加わる)、軍部独裁時代からテインセイン政権時代

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『現代中国と市民社会』(勉誠出版)シンポジウムに関する若干のコメント(1)――論語とホッブス自然法――

著者: 岩田昌征

『現代中国と市民社会:普遍的《近代》の可能性』(石井知章・緒形康・鈴木賢――編 勉誠出版)出版記念シンポジウムが明治大学駿河台校舎グローバルフロントにて4月22日に開催された。会場で本書を7500円の2割引きで購入した。

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「古代史への尽きぬ興味(1)-『日本書紀』成立秘話にせまる」 

著者: 合澤 清(ちきゅう座会員)

*森博達著『日本書紀の謎を解く』(中公新書1999)   『日本書紀』は誰によって書かれたのか ちきゅう座の仲間でもある、友人のYさんとのある会話の中で、言語学者の森博達による『日本書紀』の画期的な解読があるこ

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Global Headlines:マリーヌ・ル・ペンが「国民戦線」の代表を一時的に退いた

著者: 合澤清

今日(25日)の“DIE ZEIT”オンラインによると、ル・ペンは、大統領選挙決選投票での勝利のために、「国民戦線」の代表を一時的に手放したとのこと。 「私は大統領候補であって、今は党代表ではない。多くのフランス人の代表

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5月7日の仏大統領選決選投票で39歳のマクロン氏当選へ - 第1回投票で中道マクロン氏が極右ルペン氏をしのぐ -

著者: 伊藤力司

4月23日に行われたフランス大統領選挙第1回投票では50%以上の得票率を得た候補者はおらず、その結果得票率1位の中道派エマニュエル・マクロン氏(39)と2位の極右「国民戦線」の女性党首マリーヌ・ルペン氏(48)が5月7日

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三井住友銀行天神町支店に東芝への融資をやめるよう要請に行きました

著者: 金信明

4月24日(月)午後1時半過ぎ、三井住友銀行天神町支店に「日韓反核平和連帯・福岡会議」のメンバー6名で行きました。 その理由は原発製造・輸出メーカーである東芝のメインバンクである三井住友銀行に、原発輸出を止めない東芝への

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Global Headlines:ナショナリスト(ル・ペン)対新人(マクロン)  

著者: 合澤清

“DIE ZEIT”のオンライン版速報によれば、フランスの大統領選挙は、予想通りリベラル派のマクロン対「国民戦線」党のル・ペンの一騎打ちとなってきたとのこと。今朝の報道によれば、ドイツではこの選挙は「EU蔑視者対マクロン

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習近平はトランプの下請けに甘んじるのか ―正体が見えた「新しい大国関係」

著者: 田畑光永

新・管見中国(24)  北朝鮮の太陽節(故金日成主席の生誕記念日・4月15日)に始まる1週間が無事に過ぎた。この間、世界はひょっとすると米がシリアに続いて、朝鮮半島でも武力を用いて北朝鮮の金正恩政権の打倒に踏み切るのでは

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津久井のアレックスたち フランス・アレックスとアメリカ・アレックス

著者: 平田伊都子

SJJA身内の国際話で、恐縮です。 フランスのアレックスとアメリカのアレックスとは、ず~と長々付き合ってきました。 東京は四谷のアパートを仕事兼住処に使っていた頃、宿無しの外国人がよく寝泊りしていました。 アメリカのアレ

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地域での「ボランティア」って   小学生の「交通見守り」を卒業して

著者: 内野光子

私は、小学校の通学路にあたる信号のない横断歩道で、交通見守りのボランテアをはじめて、八年になった。地元の開発業者の土地区画整理事業によって、ニュータウンを回るモノレールをまたぐ陸橋が建設され、その先にあたらしく、マンショ

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