博く学び、良く生きること ─貝原益軒における「知」と「養生」・その1

著者: 子安宣邦

1 益軒学ー近世的知の形成 1−1 伝記における益軒 今では貝原益軒(1630〜1714)の名を人は『養生訓』の著者としてのみ知るだけだろう。江戸時代、益軒とは世に並ぶもののない博学知識の学者として知られていた。だが益軒

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<新垣毅さん講演会> 沖縄と本土の溝は埋まらないのか 日本人と既存メディアが直視すべきこと

著者: 森広泰平

「米軍基地問題の不条理に対し、沖縄社会は尊厳を懸けて抗う強さを増している。し かし、私たちは、成人式を終え、希望に満ちていた20歳の女性の命を守れなかった」 。 来日するオバマ大統領に沖縄に来て謝罪すべきだと説いた琉球新

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間近となった参議院選挙を、憲法擁護の機会として生かすよう訴えます

著者: 澤藤統一郎

ご近所の皆さま、ご通行中の皆さま。少しの時間、耳をお貸しください。 来週の水曜日6月22日が第24回参議院議員選挙の公示日、そして7月10日が投票日です。今回の参院選は、いつにも増して重要な選挙といわねばなりません。とり

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(124)

著者: 本間宗究(本間裕)

天に委ね、神に凭れる 何十年もの間、「天に委(ゆだ)ね、神に凭(もた)れる」という言葉の意味を考え続けてきたが、還暦を過ぎた現在では、ようやく、ある程度の理解ができたようにも感じている。つまり、東洋学では、「天に委ねる」

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マンション生活から知り得た社会問題を考える(13) ―その後の理事会の動向1 管理規約・細則の改正

著者: 羽田真一

1. いきさつ(シリーズ(1)~(12)) 2011年度のマンション管理組合理事長羽田を2度にわたる辞任勧告で引き摺り降ろした後、管理中枢を形成していた有力者で臨時総会を開いて新管理体制の承認を行った。理事長の交代という

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公開討論「テレビ報道と放送法――何が争点なのか」開催のお知らせ

著者: 醍醐聡

2016年6月10日 高市総務大臣の「電波停止発言」や報道の自由、自律、放送メディアの影響力(権力性)などをめぐってさまざま議論が交わされている。このブログでも何度か、この問題を取り上げてきたが、これらの点について異なる

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青山森人の東チモールだより 第327号(2016年6月10日)

著者: 青山森人

心の解放はまだか   写真1 米軍の“病院船”「マーシー号」 米軍の“病院船”「マーシー号」が今年もやって来た。米軍の医療班は東チモールに上陸して医療活動を展開する。しかしこれはヘラ(首都郊外)でのF-FDTL(東チモー

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変えよう選挙制度の会・6月例会「参議院選挙直前、大いに選挙を語り合おう!」

著者: 紅林進

<変えよう選挙制度の会・6月例会のご案内>   様々な問題を抱える現行の選挙制度や公職選挙法を、民意が正しく反映され、市民 が自由に参加できる選挙制度に変えようと活動しています「変えよう選挙制度の会」 では、6

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テント日誌6月8日…6月9日~12日まで反原発美術館で新しい作品展示

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1733日 6月9日(木)~12日(日)まで反原発美術館で新しい作品展示 毒山凡太朗「経済産業省第四分館」 2011年。霞ヶ関、経済産業省の前には、反原発を掲げるための2つのテントが建ちました。「仮設

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6/11若林圭子さんのギャラリー古藤でのシャンソンコンサート

著者: 古美術&ギャラリー古藤

若林圭子さんのギャラリー古藤でのシャンソンコンサートを2016年6月11日(土)午後2時から行います。 ピアノは種村久美子さん。百万本の薔薇、ホテルカルフォニア、ミラボー橋、秋庭幻想などの歌を自らの言葉でまっすぐに語り唄

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選挙カンパが「罪作り」ー田母神公選法違反(運動員買収)裁判に注目を。

著者: 澤藤統一郎

政治とカネにまつわる事件は、最近の主なものだけで、「徳洲会・猪瀬 5000万円事件」、「DHC・渡辺 8億円事件」、「小渕優子・ドリル事件」、「田母神俊雄・運動員買収」、「甘利明・UR口利き」。それだけで終わらず、舛添要

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「護憲派44議席の確保」に向けて、これが共闘の政策協定だ。

著者: 澤藤統一郎

参院選の投開票(7月10日)が間近となった。北海道5区補選や沖縄県議選などの前哨戦の結果はまずまずで、野党共闘は順調な滑り出し。明るい見通しをもって選挙戦本番をを迎えることになっている。 昨日(6月7日)の民進党岡田克也

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6・16:足立昌勝著『改悪「盗聴法」-その危険な仕組み』 出版記念講演会

著者: 山中幸夫

日 時 : 18時~20時15分(17時30分開場) 会 場 : 日本キリスト教団4F会議室:地下鉄早稲田駅徒歩5分、早大文学部前) 講 師 : 岩村智文弁護士 「刑事訴訟改悪、特に盗聴法改悪の持つ意味―たたかいを振り返

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バラク・オバマは広島へ何しにくるのか(3)   ―戦後を水に流す日本が見える―

著者: 半澤健市

 バラク・オバマ米大統領の広島訪問は2016年5月27日に終わったのだから「何しにきたのか」とするのが正確であろう。しかし「続きもの」だからタイトルは変えない。 予想どおり私は失望した。オバマの言動と日本側の歓迎一色の双

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舛添要一「政治資金流用疑惑」調査報告の惨憺たる失敗

著者: 澤藤統一郎

組織に不祥事ないしはその疑惑が生じた際の対処の手法として、「第三者委員会」の利用が流行りとなっている。本来は、不祥事の原因を徹底究明して公表することによって説明責任を全うし、再発防止に資するとともに、失った信頼の回復を目

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