柴垣経済学の射程――会社主義と自主管理社会主義との距離は?

著者: 岩田昌征

柴垣和夫(東大名誉教授)氏の現代資本主義論を現代史研(合澤清氏主宰)第292回研究集会ではじめて拝聴した。 私にとって着目に値する二論点がある。第一は、日本的経営・生産システム(会社主義)に関する氏の評価である。第二は、

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テント日誌1月20日…年の初めに考えた事 戦争について

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1594日 年の初めに考えた事 戦争について 例年のことながら1月は日が経つのが早く感じる。とはいえ今年は1月5日から国会が始まったためか、いろいろと気になることも多い。昨年の安保法案に対する反対運動

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「その結論出すなら要らぬ有識者(荒川淳)」(「仲畑流万能川柳」毎日新聞2016年1月19日)~研究者は、今

著者: 内野光子

以下のエッセイは、昨年10月、日本科学者会議の知人に勧められて寄稿したものである。私は研究職に就いたことはないので、会員ではない。すでに旧聞に属する内容を含むものの、研究者や専門職の人たちが、改憲や戦争法整備に向かう安倍

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変えよう選挙制度の会・2月例会(テーマ:参議院選挙/最近の海外の選挙結果と選挙制度)

著者: 紅林進

変えよう選挙制度の会・2月例会 テーマ:①今年の参議院選挙について(参加者による自由な意見交換) ~野党連合の現状、18歳以上の新有権者への働きかけなど~ ② 最近の海外の選挙結果と選挙制度 ~カナダ、スペイン、ポルトが

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(福島県および福島県立医大に対する)「小児甲状腺がんについての質問と回答」について

著者: 田中一郎

このほど「子ども脱被ばく裁判」 の会の事務局が、福島県及び福島県立医科大学に対して文書で質問状を送付したところ、その回答が返ってきました。以下、その質問と回答内容をご紹介申し上げるとともに、それについての私の若干のコメン

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大雪と大事故のサギノウ-はみ出し駐在記(77)

著者: 藤澤豊

どこでもトラブルはつきものだが、サギノウの場合はちょっと度を越えていた。サギノウはデトロイトから車で二時間ほど北西にいったところにある地方都市で、ミシガン州の他の町と同じように自動車部品製造の町だった。 凝ったつくりの旋

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(110)

著者: 本間宗究(本間裕)

2015年を振り返って 「2015年」を振り返ると、世界的な「国債のマイナス金利」が、最も象徴的な出来事だったが、一方で、このことは、「世界の資金」に関して、「大転換期」となった可能性を示唆しているものと考えている。つま

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ムフタール・ベル・ムフタール - どうして捕まらない北アフリカのテロリスト首領 -

著者: 平田伊都子

 北アフリカで暴れまくっているテロリストの首領ムフタール・ベル・ムフタールに対して、神奈川県警、アルジェリア政府、マリ政府、ブルキナファソ政府、アメリカ政府、フランス政府、そしてカナダ政府などなどが逮捕状を出しました。 

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2/7武器輸出反対ネットワーク発足集会(ゲスト:池内了、古賀茂明、望月衣塑子)へ

著者: 杉原浩司

昨年12月中旬に発足した「武器輸出反対ネットワーク」(NAJAT:ナジャ ット)が発足集会を行います。講師に池内了さんと古賀茂明さん、コメン テーターに武器輸出問題のスクープを連発されてきた東京新聞経済部の望 月衣塑子記

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事業者が主務官庁の規制を「煩わしい」と言ってのける傲慢さ -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第67弾

著者: 澤藤統一郎

私が当ブログでDHCの吉田嘉明を批判したポイントは、次の4点にある。なお、この4点は、当ブログの記載が吉田とDHCの名誉を毀損したという表現のポイントでもある。 (1)「政治とカネの問題」ー吉田が資金規正法を僣脱する巨額

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<アジア記者クラブ・1月定例会> ハンギョレが見た安倍政権と日韓関係

著者: 森広泰平

2016年1月28日(木)18時45分~21時 専修大学神田キャンパス1号館(105教室) 受付は、18時15分~/★要予約(定員50名) ゲスト 吉倫亨さん(『ハンギョレ』・東京特派員) 韓国の民主化闘争の翌1988年

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誰がシリアの平和と再建を阻んでいるのか? 援助物資を掠め取り飢える住民を人質にする「反政府勢力」

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸開です。 前回に続きシリアの話ですが、何よりも、人の心を通して世界を動かす虚構とその実態にご注目ください。欧州でも日本でも、虚構によって現実が作られ続けています。嘘を嘘として見つめる眼が、いま最も求めら

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