10.5現代史研究会レジュメ(内田弘):『資本論』の対称性 -1841年マルクスが『資本論』を定礎する-

著者: 内田 弘

現代史研究会2013年10月5日(土) 明治大学リバティタワー1133号教室 [1] カント批判と対称性 マルクスの『資本論』はいわゆる「経済学」ではない。『資本論』は「ひとつの芸術的な全体」をめざすものである。その哲学

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周回遅れの読書報告(2-1)  「野垂れ死にする自由」と経済ジェノサイド

著者: 脇野町善造

 中山智香子の『経済ジェノサイド』は、フリードマン流の新自由主義がいかに経済弱者を皆殺しにしていったかを、読みやすく書いた好著である。ただ、次の文章は気になった(282頁)。 自由を謳う統治が社会の一部分を見棄て、見殺し

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青山森人の東チモールだより 第249号(2013年9月25日)

著者: 青山森人

<開発のひずみ> 東チモールのうち水  いま東チモールを歩くとドブ川の水をすくって庭や道端にまく光景をよくみかけます。これは日本のように涼しさを求めるためではありません。東チモールはいまとても涼しい季節を迎えているのです

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金子勝講演会 VTR録画 「20130910 UPLAN 原発ゼロノミクス「改めて考える原発のコスト」金子勝さん講演会 – YouTube」

著者: 田中一郎

下記は昨今の金子勝慶應義塾大学教授の講演会の録画映像です。(2013年9月10日) 下記の金子勝慶應義塾大学教授の直近著書とともにご覧になることをお勧めいたします。 *2013 09 10 UPLAN 原発ゼロノミクス「

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テント日誌9月25日 経産省前テントひろば746日目

著者: 経産省前テントひろば

半袖では寒いくらいになって、へたをすると風邪でも引きそうなくらいだ。風邪を引かないようにはこころ配りをしているのだけれど、体温が高いせいか、ついつい裸に近い状態で寝てしまう。眠りながら、毛布を探しているのだけれど、なかな

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10月3日研究会・太田昌国「植民地主義は、なぜ、生き永らえてきたか」

著者: ルネサンス研究所

<2013年定例研究会のご案内> 21世紀を読み解く──例外状態・生政治・近代化── 第6回定例研究会「植民地主義は、なぜ、生き永らえてきたか」 三陸沖大震災→福島原発事故→安倍政権の復活――この社会で、わずか2年の間に

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【ライブ中継あり】 9/25 愛媛県議会で伊方再稼働問題の質疑

著者: 杉原浩司

現在、原子力規制委員会は毎週3日間(火、水、木)という驚くべきハイ ペースで、新規制基準への適合性審査会合を続けています。その中で再稼 働第一号の最有力候補と目されているのが、愛媛県の伊方原発3号機です。 伊方原発を抱え

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ヤツコ氏「汚染水は制御不能」 米規制委の前委員長+脱原発に踏み込んだヤツコ前NRC委員長+「アースポリシー研究所「米国の原子力発電、減少中」

著者: uchitomi makoto

記者会見する米原子力規制委員会のグレゴリー・ヤツコ前委員長(右)=24日、東京・有楽町の日本外国特派員協会 米原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ前委員長は24日、日本外国特派員協会で記者会見し、東京電力福島第

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事件の核心を衝いた名著 矢吹晋著『尖閣衝突は沖縄返還に始まる――日米中三角関係の頂点としての尖閣』

著者: 星加 泰

 尖閣諸島をめぐる日中対立は次第に抜き差しならぬ事態になりつつあるように見えます。しかし、この問題に対して多くの日本人は「中国はけしからん」と漠然と思いつつ、しかし、中国の国内問題はあるにしても、なぜかくも強硬なのか、ど

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