軍事クーデター⇒秩序⇒最小限流血か、民主化⇒内戦⇒最大限流血か、筋道のディレンマ

著者: 岩田昌征

〈解説〉   2011年12月25日と26日の『ポリティカ』紙(ベオグラードの日刊紙)に社会主義ユーゴスラヴィア時代のユーゴスラヴィア人民軍(JNA、連邦軍)の最高幹部の一人、ブランコ・マムラ提督のインタビューが載ってい

本文を読む

小出裕章2011年暮の言葉に思う (1)弱者に犠牲を集中させる無責任エリート支配

著者: 童子丸開

 「どうして福島原発事故とその処理に責任のある者たちが逮捕されないのか?刑務所に入らないのか?」これは小出裕章京大助教だけではなく、きっと世界中の大勢の人々が感じている疑問ではないでしょうか。もし誰かが少量の放射性物質を

本文を読む

「重信房子がいた時代」(情況新書)が浮き彫りにした時代と風俗

著者: 浅川 修史

 イスラエルに出入国する際のセキュリティ・チェックは厳しいことで定評がある。イスラエルのセキュリティ・チェックの方法にはユダヤ人的な特色がある。同じ質問を時間をかけて何度でも繰り返し、相手の反応を探る。  筆者が最初にイ

本文を読む

小出先生、「私には敗北した責任がある…それを考えなくてはならない」

著者: 松元保昭

みなさまへ   松元 小出先生の「たね蒔きジャーナル」1月4日分の転送です。引き続き、福島の三春町の僧侶、作家の玄侑宗久さんのお話がありましたので、いっしょにお届けします。 小出先生の新年のことば、「私には敗北した責任が

本文を読む

 「東電は柏崎刈羽も稼働続ける権利は無い」など―地震と原発事故情報 その287

著者: たんぽぽ舎

      4つの情報をお知らせします(1月5日)     12月25日、九州電力玄海4号機が定期検査で停止、     日本の稼働している原発は6基、全原発停止へあと一歩 ★1.4月に全原発停止濃厚     運転中6基、

本文を読む

書評:松下政経塾憂論―野田佳彦という不完全政治家を生み出す不完全システム

著者: 中田安彦

 ツイッターで超毒舌が何かと話題の著者(東海由紀子)の本ということで軽い気持ちで購入したのだが、なかなか面白かった。松下政経塾の内部に入って、途中で中退した東海氏だから書けるという内容である。仮に卒業していたら、何かとし

本文を読む

「増税反対派は駄々っ子」? 「駄々っ子」と言われても消費税増税に疑問を呈する (1)

著者: 安東次郎

 ちきゅう座の新年の記事を見ていていたら、「どうか」と思うものがあった。田畑光永氏の「2012年―「崩」の時代」である。氏は「民主党の・・・議員たちが駄々っ子のように消費税引き上げ反対、断固反対と騒ぎまわって・・・。消費

本文を読む

福島原発事故=調査委「中間報告」の責任問題回避を許さない 地震による配管破断の事実を隠ぺいした「中間報告」

著者: 岩下 雅裕

事故の要因を狭く切りちぢめた「中間報告」 「聞き取り重視」を言い訳にした「責任追及」の欠落  12月26日、政府の事故調査・検証委員会の「中間報告」が公表された。関係者456人からの聞き取りを行ったとのことで、資料を含め

本文を読む

1、土肥元校長が勝訴されたら?  2、『私を生きる』のフィクション部分!?

著者: 増田都子

 「日の君」問題や民主主義の問題と連動すると思われる土肥元校長の裁判や『ドキュメンタリー』映画について、私の意見です。本文は、いくらなんでも長すぎます(A4 10枚)ので、以下、結論部分のみを御紹介します・・・ ーーーー

本文を読む

テント日誌1/3 経産省前テント広場―115日目

著者: 反原発テント住人

 「案ずるより産むが易すし」というがテント前広場の年末年始の特別態勢は成功裡の内にやり抜けた。12月29日から1月3日はそれぞれ忙しさに追われてテント広場も手薄になるのではないかと懸念したのだけれどそれは杞憂だった。この

本文を読む

浅ましいのはどちらか?~メディアの自死を意味する消費税増税路線への翼賛~

著者: 醍醐聡

野田政権に消費税増税をけしかけるメディアの異様な光景  『毎日新聞』は12月29日、民主党が今年度中に消費税増税の法案提出を決定したのは先の選挙で同党が掲げたマニフェストに違反するとして同党の9名の議員が離党を表明したの

本文を読む

戦争画を描かない画家たちがいた -板橋区立美術館の「池袋モンパルナス展」-

著者: 岩垂 弘

 あらゆるものが動員された「十五年戦争」。画家も例外でなかった。多くの画家たちが、自ら進んで、あるいは生活のため心ならずも戦意高揚のための戦争画(戦闘の場面や戦時における兵士や市民の生活を描いた絵画)を描いた。が、ごく少

本文を読む

孫崎享氏のTwitterより“韓国では米韓FTAの見直しの動き/占領時代―米国諜報機関に利用される予備軍がいた/為替レートを正常値に戻すことがTPPより何より求められる”など

著者: 「ちきゅう座」編集部

スパイ 返信(あ、日本にスパイ防止法がないのはアメリカの意向なんですね:冗談です、念のため)、「冗談です」と言われましたが、日本社会ではアメリカの為に働くのは遇されることは有っても罰されない。ウィキリークスで怪しい人あぶ

本文を読む

「原子力帝国の利権構造を壊し、第二の大惨事を起こさないうちに原発の即時廃止を!」など―地震と原発事故情報 その284 

著者: たんぽぽ舎

          4つの情報をお知らせします(1月3日)     12月25日、九州電力玄海4号機が定期検査で停止、     日本の稼働している原発は6基、全原発停止へあと一歩 ★1.2012年へのメッセージ     

本文を読む

旧ユーゴスラヴィア戦争をめぐる、「ハーグ戦犯1号の日記」(4)

著者: 岩田昌征

8.セルビア人共和国の土台    コザラツの町の中心に「聖ペタルと聖パヴレ」セルビア正教会があった。すなわち、プレェドル・オプシティナの最もラディカルなムスリムス人地区の真中に存在していた。しかし、長年、そこで行われて来

本文を読む