コロナの世界的蔓延以来ドイツへの旅を控え、年々暑さが加算されている感じのする東京で、出来るだけクーラーを使うのを節約するにはどうすべきかに悩まされながら、地獄の猛暑を、時には近所の図書館の閲覧室で(毎週、金、土、日の三日
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
アラスカでプーチンはBRICSを代表していた:ペペ・エスコバール In Alaska, Putin Represented BRICS: Pepe Escobar
著者: 「ピース・フィロソフィー」西側からは見えない視点を常に提供し、多極化が進む世界を鋭く観察するジャーナリスト、ペペ・エスコバール氏による、トランプープーチンのアラスカ会談の意義を解説した記事の翻訳です。The Cradle の8月18日の記事です。
本文を読む戦争させない社会の可能性(報告上) ~~戦後の日本と世界の再確認~~
著者: 河野道夫(沖縄県読谷村在住)編集部より本記事は8月21日に掲載しましたが、その後投稿者より差替えの要請がありましたので、本日23日に差替えて掲載いたします。 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opin
本文を読む渥美文夫著『大ロシアへの開発独裁に変質』 (武久出版)を読もう
著者: 大谷美芳渥美さんは第二次ブンドの指導者である。副題は「スターリン主義の歴史」。「ソ連論」研究の成果である。616ページの長大作(¥4,000+税)なので、結論である第13章「大ロシアへの開発独裁」(p567~616)を先に読ん
本文を読むGlobal Head Lines:ノルトシュトローム捜査に開鑿
著者: 荒井敏生ドイツARDは8月21日テレヴィニュースTagesschauでノルトシュトローム捜査に画期的な進展があったと伝えた。 爆破されたノルトシュトロームパイプラインの事件で、初めて容疑者が逮捕された。コーディネーターのうちの一
本文を読む青山森人の東チモールだより…祝!FALINTIL創設50周年記念
著者: 青山森人解放軍の創設記念日、今年は大いに祝う 東チモール民族解放軍(FALINTIL=Forças Armadas para a Libertação Nacional de Timor-Leste、ファリンテル、以下、解放軍)
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(15-中)
著者: 横田 喬莫言(中国、1955~)の最新短編集『遅咲きの男』(中央公論新社:刊、吉田富夫佛教大名誉教授:訳)第五章「モーゼを待ちつつ」の続き 私(著者:莫言を指す)は柳衛東の家に会いに行くつもりをしていたのだが、父親に止められた。
本文を読む「火垂るの墓」と「禁じられた遊び」ふたたび
著者: 内野光子今年の8月は、立て続けに二本の映画を見た。 「火垂るの墓」(1988年、高畑勲監督)2025年8月15日 夜9時から、日本テレビで放映。かなり前にも、テレビで見ているので二度目になるのだが、細かいところはかなり忘れて
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(15-上)
著者: 横田 喬莫言(中国、1955~)の最新短編集『遅咲きの男』(中央公論新社:刊、吉田富夫仏教大名誉教授:訳)は半分私小説の、いささか泥臭い味わいの作品集だ 莫言は2012年、ノーベル文学賞を受けた。授賞理由は「幻覚的なリアリズムに
本文を読むソフトバンクがイスラエル支援企業インテルに出資へ
著者: 太田光征トランプは米国政府としてイスラエル支援企業インテルを支える気らしい。 ソフトバンクG 米大手半導体メーカーインテルに2960億円出資へ | NHK | 半導体https://www3.nhk.or.jp/news/htm
本文を読むGlobal Headlines:忘却にあらがう記憶の文化
著者: 野上俊明<はじめに> 旧西ドイツは、戦後ナチの蛮行の記憶を風化させないために、自覚的に「記憶の文化」を構築し、有形無形のモニュメントを造り上げてきた。日本の8月に限っての年中行事とちがって、ドイツのメディアは、たえずナチ的過去
本文を読む終りの始まりか? 危ういかな共産党!
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(535)―― 7月31日付赤旗第1ページは、「『資本論』読むムーブメントを日本でも、『Q&Aいま「資本論」がおもしろい』志位和夫議長が出版発表会見」という見出しで大きな記事が掲載された。10日間でこの
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1114号/2025年 歴史教育者協議会 第76回 東京大会 戦後80年の歴史に学び、平和を切り開く
著者: 中瀬勝義〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opinion14384:250819〕
本文を読む8月15日、天皇と首相の「言葉」の過大評価を考える
著者: 内野光子天皇の「語り継ぐ」とは 8月15日、「全国戦没者追悼式」に臨んだ天皇の「おことば」の「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ、私たち皆で心を合わせ、将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います。」の
本文を読む大坂なおみの強さは本物か
著者: 盛田常夫大坂なおみが、四大大会に次ぐ WTA1000(優勝者 1000 ポイント、準優勝者 650 ポイント)で惜しくも優勝を逃した。実に3年半前のマイアミオープン以来のファイナリストである。いったい何が良かったのか。この大会直
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その65)
著者: 広原盛明参院選惨敗への批判を封じる「常幹声明」、志位新著の大宣伝は論点すり替えのための目くらまし、2025年参院選の結果から(3) このところ、赤旗紙面は原水爆禁止世界大会のニュースで埋め尽くされている。戦後80年、原子爆弾投下
本文を読む話題沸騰映画『南京照相館』を観てきました。日本での上映を熱望!I hope Nanjing Massacre film Dead To Rights will be shown in Japan!
著者: 「ピース・フィロソフィー」See below for English. At a Richmond, BC theatre. 映画を観た後ソーシャルメディアに投稿した内容をここにも載せます(多少編集してあります) 話題沸騰の『南京照
本文を読む戦後80年、私の8月15日 八首
著者: 内野光子『現代短歌新聞』に5首、『うた新聞』に3首寄稿いたしました。わずかな記憶も忘れないうちにという思いです。 「オキナワ」という名のさつまいも(5首) 疎開地の馬市場跡に居を得れば馬柵(ませ)とい
本文を読む貴重な戦後80年の継続である。けっして、再びの戦前としてはならない。
著者: 澤藤統一郎(2025年8月15日) 戦後80年目の8月15日である。80年前の今日、無謀で無益な戦争がようやく終熄して旧天皇制国家が事実上崩壊した。そして、まったく新たな原理に基づく新生日本が誕生した。「戦前」が終わって「戦後」が
本文を読むオルバン首相の言動
著者: 盛田常夫トランプ−プーチン会談を前に、EU首脳は「ウクライナの独立・主権、領土保全・一体性を守り、国境の軍事的変更を認めてはならない」という声明(8月12日)を発表しましたが、EU加盟国27か国中ハンガリーのみが署名を拒否しまし
本文を読む被爆80年の広島を訪ねて
著者: 山田幹夫被爆実相の継承、核兵器廃絶への思い・行動に希望が あれから80年、被爆者は高齢化し、死没者35万人に8月6日の広島。アメリカ軍のB29爆撃機の原子爆弾投下から80年。原爆ドーム横の平和公園で行われた平和記念式典は原爆投下
本文を読む2025年、広島・長崎原爆投下の日につぶやいたこと My X Posts on Hiroshima and Nagasaki Days, 2025
著者: 「ピース・フィロソフィー」8月6日の広島、8月9日の長崎の式典を見ながら投稿したことをシェアします。 広島の式典を見ながら:原爆投下により「一瞬で、当たり前の日常が壊された」という歴史観を子どもが語っていた。「この世界の片隅に」的な「平和」教育の
本文を読む『神近市子の猛進』を読む、神近は短歌も詠んでいた(2)神近市子、波乱の生涯
著者: 内野光子神近市子は、長崎県出身、父と兄を幼少時に亡くし、姉二人との母子家庭で貧しかったが、読書する文学少女で,活水女学校を経て、津田梅子の女子英学塾で学ぶ。在学中に『青鞜』に参加、1913年女子英学塾卒
本文を読む習近平政権が揺らいでいるという噂をどう考えるか
著者: 阿部治平--八ヶ岳山麓から(534)-- この7月は参院選が戦われた一方、中国の習近平国家主席の権力基盤の弱体化説、健康不安説、さらには失脚説までがメディアに流れた。これは去年アメリカで第一期トランプ大統領時代の元高官が失脚説を
本文を読む第9回現代史研究会(ちきゅう座)9月20日のご案内
著者: ちきゅう座事務局『神近市子の猛進』を読んだ、神近は短歌も詠んでいた(1)神近市子の短歌
著者: 内野光子・ひとり居て思うことあり 嬉しきは孤独に生きる力もつこと 神近市子が、このような短歌を詠んでいることを、石田あゆう『神近市子の猛進 婦人運動家の隘路』(創元社 2025年3月)で知った。なるほど、神近らしい
本文を読む暑中お見舞申し上げます 八月六日
著者: 小原 紘韓国通信NO775 絶滅危惧種となった自民党の醜い後継者争いと、相変わらず吠え続けるトランプから逃げだすように炎天下、自宅を後に駅へ向かった。 戦争抑止のための軍備増強、核戦争抑止のための核保有という欺瞞と、核使用をちら
本文を読む青山森人の東チモールだより…〝司法改革〟という名の政治介入
著者: 青山森人控訴裁判所、所長は違憲で選ばれたと自ら宣言 2025年7月31日、控訴裁判所はジョゼ=ラモス=オルタ大統領が控訴裁判所の新所長を任命するにあたりその任命に合法性を与えるとおもわれた司法組織法の改正版は憲法違反であるとの判
本文を読む【原爆投下80年:日本人の植民地主義を問う】広島で開催された「朝鮮半島出身原爆被害者を追悼する会」での、広島被団協理事長による心ない言葉
著者: 「ピース・フィロソフィー」Japanese Colonialism: Reflecting on a Japanese Hibakusha’s Remark at the Memorial for Korean Atomic-Bomb
本文を読む戦後80年への問い、「戦後」とは何か
著者: 長谷川孝◆「戦後」はいつまで?「敗戦後」か? 《「永遠の戦後」を目指して》という見出しの社説(東京新聞2025‘5・3)《「新しい戦前」の状況を転換するには、先人たちが憲法9条に込めた理想に立ち返り、今を生きる私たちがその実現に
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