評論・紹介・意見の執筆一覧

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ドイツ通信第212号 ドイツ極右派傾向の構造的な問題点

著者: T・K生

それは何もAfDに限りません。社会が総体としてジワジワとその方向に傾き始めているところに、大きな危機感が持たれます。 2月のドイツ連邦議会選挙前後にその傾向は、すでに顕著になってきていました。当時書き始めた選挙分析に関し

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共産党はいま存亡の岐路に立っている(その69)

著者: 広原盛明

自民党は全国の党員・党友が投票に参加する総裁選挙を実施する、共産党は志位議長ほか党指導部の〝信任投票〟さえ実施する意思はないのだろうか、2025年参院選の結果から(7) 自民党は紆余曲折があったものの、石破茂総裁が参院選

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初めて「敬老の日」らしい?一日でした。

著者: 内野光子

 これまで、「敬老の日」などあまり意識することなく過ごしてきたが、ここ施設ではさすがに、そんなわけにはいかなかった。といっても、とくに誰かがうやまってくれたわけではない。  午後からは、ホールで、ジャスコンサートが開催さ

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プライヴェットジェット利用を止められないオルバンファミリー

著者: 盛田常夫

オルバン首相夫妻が LCC 機でスペイン旅行に出かけたことは本通信でも触れた。来年の選挙を意識したパフォーマンスだと、多くのメディアは夫妻の搭乗時の写真を報じた。ところが、8月21日には側近を連れて、プライヴェットジェッ

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共産党はいま存亡の岐路に立っている(その68)

著者: 広原盛明

参院選敗北の責任を党中央として〝痛感する〟と言いながら、誰も責任を取らない党指導部の不思議、第6回中央委員会総会決議に見る強烈な前衛意識の存在、2025年参院選の結果から(6) 日本共産党第6回中央委員会総会(6中総)が

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9月6日、皇族の成年式、めでたいのはだれ?!皇室報道はこれでよいのか

著者: 内野光子

 「十日の菊」と言われるかもしれないが、秋篠宮家長男の成年式についての感想である。  9月6日、秋篠宮家長男の成年式というのが、おこなわれた。18歳のときは、受験期と重なったので一年後の誕生日に執り行われたという。よそ様

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青山森人の東チモールだより…ハイジャック機でオーストラリアに逃れた東チモール人

著者:

50年前の9月4日、空路で逃れた者たち 26年前の1999年8月30日は東チモールの帰属問題に決着をつけるための住民投票が国連後援で実施された日であるので、「8月30日」を「住民投票の日」と呼ぶことができます。そして19

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二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(16-中)

著者: 横田 喬

パトリック・モディアノの『パリ環状通り』続き パリ・オーステルリッツ駅。彼(父)はタクシーの運転手に行く先を告げる前、少し躊躇した。(その後、実際はアレルマン大通りに住んでいるのに、グルネル河岸に乗りつけたこともある。あ

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ロシアのキーウ爆撃に対するハンガリー政府の姿勢

著者: 盛田常夫

8月27日深夜のキーウ爆撃にたいして、EU はロシアを非難する声明を出したが、 EU 加盟 27か国のうち、ハンガリーだけがこの声明に署名しなかった。それどころか、「友好パイプライン(ロシアの原油輸送管)」にたいするウク

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今どきの中学生が出会う短歌~国語教科書に登場の歌人たち、その作品は(3)

著者: 内野光子

 各社の中学校国語の二年生の教科書を中心に調査した結果であり、わかる範囲で、一年・二年生教科書にも触れている。二年生教科書の短歌の収録状況は以下の手順で示している。短歌作品の作者は、作品に続いて(  )で示し、さらに、前

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「ボスニアの不安定化と欧州」によせて—―『朝日新聞』紹介記事への疑問 (その三)—―

著者: 岩田昌征

  『朝日新聞』(2025年・令和7年7月18日・金、第24面)の記事——「火薬庫」爆発前に「西側」は行動を――に「ドディックがボスニア中央政府の司法や警察の管轄をそごうとするなか、ボスニアの裁判所は今年、禁固刑と公職追

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ムンカーチ爆撃翌日にヴァカンスにでたオルバン・ヴィクトル

著者: 盛田常夫

8月21日、ロシアはウクライナ全土にドローンとミサイルの大規模攻撃を仕掛け た。これまでロシアの攻撃とは無縁だったウクライナ西部のハンガリー国境の町ム ンカーチ(ハンガリー国境から 30km)が初めて攻撃対象となり、米国

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