日本における非核自治体運動の推進役を果たしてきた「非核ネットワーク通信」が、10月末に発行された第200号で終刊となった。同誌の創刊は1988年だから、29年続いてきたことになる。この間、同誌が非核自治体運動で果たして
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
12月24日(掲載の)柴垣和夫論文にたいする疑問
著者: 染谷武彦「労働力商品化の止揚」の旗印を下ろさないのは、実は不可能なる共産主義に夢を託せということと表裏一体で誠実さに欠けるのではないか。 労働を結合しかつ個人の自律性を尊重する普遍的制度とは、事実上市場機構以外にはないのではない
本文を読む無知と偏見にもとづく「沖縄差別NO!」の声を。そして「安倍政権NO!」の声も。
著者: 澤藤統一郎この社会に理不尽な差別が絶えない。新たな差別が生み出されてもいる。部落や在日に対する差別に加えて、どうやら「沖縄差別」「沖縄ヘイト」というものが存在するらしい。このような差別を許していることを恥ずかしいとも、腹ただしいと
本文を読む中国に傾斜するネパール
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(245)―― ネパールの国政選挙は11月26日と12月7日に投票、12月13日現在下院選の結果がほぼ確定しました。統一共産党(UML)と共産党毛沢東主義派(マオイスト)が主導する共産系諸派同盟は、10
本文を読むしっかり眉に唾を付けよう。「アベ・9条改憲」案のたくらみに欺されてはならない。
著者: 澤藤統一郎自民党に「憲法改正推進本部」という部門がある。ここが党としての改憲案を作ることになる。前任の本部長保岡興治が引退して、先月(2017年11月)に細田博之がそのトップとなった。細田は、安倍晋三が所属する党内最大派閥「清和政
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】240 パレスチナとカタルーニャにメリークリスマス
著者: 平田伊都子2017年の暴言大賞は、なんたって、アメリカ大統領トランプの、「知るケ~!」でしょう、、 暮れも押し迫った12月20日の大統領執務室でトランプ大統領は、エルサレムをイスラエル首都とした米政府宣言の撤回を求める決議案が
本文を読む「これが東日本の放射能汚染」集会(12月17日、大阪)速報
著者: 田中一郎皆さま 渡辺悦司より メール、添付ファイルとも転送・拡散可です。 以前案内を差し上げました「これが東日本の放射能汚染」集会(12月17日、 大阪)ですが、70人以上が参加、関東や福島からの避難者を中心に次々 発言があり、
本文を読む(メール転送です)注目:高嶋伸欣琉球大学名誉教授(東京都杉並区在住)が杉並区教育委員会を相手取り「請願権」訴訟を提起されています
著者: 田中一郎歴史研究家の高嶋伸欣琉球大学名誉教授(東京都杉並区在住)が今般、杉並区教育委員会を相手取り「請願権」訴訟を提起されています。詳細は下記の奥様からのメールや別添PDFファイルの陳述書をご覧いただきたいと思いますが、この提訴
本文を読む追悼:出版人・稲垣喜代志とエヌ・アールのことなど
著者: 松田健二稲垣さんの最後の仕事 風媒社の創業者・稲垣喜代志さんが大動脈解離のため、11月28日に逝去されたことをエヌ・アール事務局から知らされた。ときどき電話をいただき、体調のことなどもお聞きしていたが、こんな
本文を読む12月23日・A級戦犯処刑の日に。
著者: 澤藤統一郎本日、12月23日は、極東国際軍事裁判(東京裁判)において死刑の宣告を受けたA級戦犯7名が処刑された日として記憶される。69年前の今日のことだ。 判決が言い渡されたのは、同年11月12日。刑の執行の日取りについて特に定め
本文を読む周回遅れの読書報告(その39) アブラハム・レオンのユダヤ人論
著者: 脇野町善造アブラハム・レオンの『ユダヤ人と資本主義』を読んだ時の話である。この本は、第4インター・ベルギー支部の中心的活動家だった著者が、僅か26才でナチの手によって殺されるまでの、ほんの短い時間のうちに、書き上げた本である。非
本文を読む選挙共闘の候補者には、しかるべき人物を。
著者: 澤藤統一郎今年も残すところあとわずか。今年を振り返って憲法に関わる最大の出来事は第48回総選挙(10月22日投開票)だった。それぞれの立場からの総括はあるのだろうが、私にとっては今振り返ってなんとも無念な結果。全国的な総括はともか
本文を読む圧倒的支持をえた独立への苦難の戦い続く - クルドとカタルーニャ、歴史的住民投票その後 -
著者: 坂井定雄2017年も、世界中で現在と将来にかかわる重要な、歴史に残る出来事が発生した。この秋、イラクのクルド自治区と、スペインのカタルーニャ自治州では、民族国家独立を目指す歴史的な住民投票が民主的に実施され、どちらも圧倒的多数の
本文を読む諸悪の根源は集団主義
著者: 藤澤豊何をどう調べても考えても、そんな結論にはなりようがないのに、あたかも真理のように主張する人たちがいる。 いつの時代にもどこにもいるのだろうが、検証されつくした科学的知見に反することを、それもしばし二律背反することを、なぜ
本文を読むこれほどの強制立ち退きとは―北京火災現場のその後
著者: 田畑光永新・管見中国(34) 今月16日の本欄に私は「人権に国情ありや!南南人権論壇の茶番」(新・管見中国33)という一文を載せ、その中で先月18日に北京で違法建築アパートから出た火災の火元周辺が市当局によって取り壊され、住民
本文を読むアベ政権をパワフルに笑い飛ばす「ウーマンラッシュアワー」
著者: 澤藤統一郎☆見たか、聞いたか。ウーマンラッシュアワー。 ★ウーマンがラッシュアワーで、いったいどうした。 ☆この動画を見てみろよ。 ★なんだ、たかが漫才か。 ☆漫才だけれど、たかがではない。これがすごい。 ★すごいってなんだ。話題
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(177)
著者: 本間宗究(本間裕)ビットコインのバブル相場 「2017年の特徴」としては、「ビットコインのバブル相場」が指摘できるようだが、実際には、年初の「約1000ドル」が、現在では、「約10倍の10000ドル前後」にまで急騰しているのである。そのた
本文を読む恐るべし。貴乃花のアナクロニズム。
著者: 澤藤統一郎大相撲の不祥事はあとを絶たない。言うまでもなく、相撲界が刑法適用の圏外にあるはずはなく、傷害事件には処罰がなされるべきが当然のことだ。 だが彼らに求められる規範意識は、通常人のレベルまでのこと。暴力はいけない。暴言はよく
本文を読む【報告】「イージス・アショア」閣議決定に官邸前抗議(連帯メッセージも)
著者: 杉原浩司12月19日午前、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の閣議決定が強行されました。閣議決定直前に行った「イージス・アショアの閣議決定をやめろ!官邸前緊急行動」(呼びかけ:大軍拡と基地強化にNO!アクション
本文を読む憲法九条の改悪の国会発議を止めよう③
著者: 村尾知恵子一昨年の9月19日に安保法制が強行的に成立させられたことから、毎月19日に国会前で集会がある。27回目の12月19日も2500人もの人が集まって寒空に安倍政権の退陣を訴えるコールの声を響かせた。発言は、社民党の福島みずほ
本文を読む<談合>大きなものから、小さなものまで、どこまで続く
著者: 内野 光子<談合>大きなものから、小さなものまで、どこまで続く ゼネコン4社によるJR東海のリニア新幹線工事をめぐる談合のニュースが連日続いている。総工費9兆円にも及ぶというから、そこに群がるゼネコンは、醜悪な談合の歴史にまた大き
本文を読む青山森人の東チモールだより…もたつく展開、たんなる泥仕合か、それとも何かの機をうかがう時間稼ぎか?
著者: 青山 森人青山森人の東チモールだより 第362号(2017年12月19日) もたつく展開、たんなる泥仕合か、それとも何かの機をうかがう時間稼ぎか? ソモツォ防衛大臣の失言、その後 12月初めにも、「政府計画」が二度目の拒否にあう
本文を読むカネのちからによる言論介入を許してはならない。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第116弾
著者: 澤藤統一郎東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)が今年(2017年)1月2日放送の「ニュース女子」について、BPOが「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を公表した件。これは看過してはならない大きな事件であり問題なのだ。
本文を読む5年ぶり職場復帰⇒社長就任MBC、ストライキ100日目KBS
著者: 小原 紘韓国通信NO542 韓国の二つの公共放送(KBS、MBC)では、管理者を含む労働者たちが「放送の公正・公平」を主張して壮絶な闘いを繰り広げてきた。わが国でそのような運動は聞いたことがない。韓国社会が遅れているのか日本が進
本文を読む東京「君が代」裁判(第4次訴訟)控訴理由書完成
著者: 澤藤統一郎弁護団を組んでの大型訴訟は、学ぶところが多いし面白い。弁護士の経験の伝承の場でもある。しかし、弁護団には特有のマネージメントの負担が大きい。これだけで一苦労だ。この苦労を一身に背負うのが弁護団事務局長。誰かが引き受けなけ
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】239 ジンバブエ新大統領が西サハラ全面支援!
著者: 平田伊都子2017年12月13日、ジンバブエ新大統領から、SADRサハラ・アラブ民主共和国は独立運動に向けての全面的支援を再び勝ち取りました。 アフリカ南部にあるジンバブエでは、世界最高齢(93才)で37年間国家を指導してきたム
本文を読む憲法9条改悪の国会発議を止めよう② 第20回許すな!憲法改悪・市民運動全国交流集会*公開シンポジウム
著者: 石川愛子表題の集会は、12月16日(土)午後1時半から連合会館大会議室であった。 催しが重なって、130名ほど集まるも広い会場で空席も目立ったのは少し残念。 司会は「許すな!憲法改悪・市民連絡会」の菱山南帆子さん。
本文を読む戦争中の庶民のしたたかな姿
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第71号 安倍首相による締め付けがきつくなりつつある。だが、われわれ庶民はそう簡単に負けはしない。あの過酷な戦争中にも、したたかなおじさんやおばさんがいたのだ。そのリアルな姿の一端を、昔ばな
本文を読むロヒンギャ問題―国境なき医師団、衝撃の発表
著者: 野上俊明ミャンマー国軍は8/25以降の掃討作戦にともなう死亡者は430名(民間人は28名のみ!)として虐殺行為を否定してきたが、国境なき医師団Medecins Sans Frontieres (MSF) がそれを反証する調査結
本文を読む全国の消費者に、反省なきDHCへの制裁を呼びかける ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第115弾
著者: 澤藤統一郎今回の「ニュース女子」問題でのBPO決定にDHCがどう関与しているか。確認しておきたい。 ☆DHCの子会社に、「DHCテレビジョン」という番組制作会社がある。旧商号は、「DHCシアター」。DHCのオーナー吉田嘉明が代表取
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