かごしま近代文学館 11月2日、昼食後向かったのは、かごしま近代文学館だった。ここでは「没後100年 さまよえる有島武郎展」と「向田邦子のはじまり」という企画展が開催されている。有島武郎と鹿児島?向田邦子と鹿児島?ど
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
共産党のASEAN認識は間違っていないか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(451)―― はじめに 来年1月開催の共産党第28回大会決議案は、ASEAN(東南アジア諸国連合)について概略次のように記している。 「ASEANは……徹底した粘り強い対話の努力を積み重ね、この地
本文を読む安全きれいなアルプス処理水をわざわざ汚して海洋放出する謎――識者に問ふ――
著者: 岩田昌征米英仏日韓等22ヶ国が「世界全体の原発設備容量を2050年までに三倍に増す」との宣言を発したと言う(『朝日』朝刊、12月3日)。炭素燃料発電による温室効果ガス増大を阻止する為だとされる。 しかしながら、原発事故発生件
本文を読む欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その四)
著者: 柏木 勉二重の犯罪、すなわちユダヤ人問題の極点・ホロコースト及びイスラエル建国によるパレスチナ人の追放・放逐という過ちを認め、それを反省し償うのが欧州の責任である。ところが、戦後欧州の責任のとりかたはそうではなかった。 欧州
本文を読む鹿児島の五日間~西郷隆盛ばかりではない、近代絵画の名作を訪ねて(1)
著者: 内野光子ここもデジタル 先の知覧行きの記事は、今回の鹿児島旅行の四日目、11月4日のことだった。11月2日、夫が学習会の講師として仕事があるというので、この機会に、私も同行、少しゆっくりしようかと鹿児島市内のホテルに4泊するこ
本文を読む平和・民主主義・人権という憲法価値の実現を求める市民は、現状の司法消極主義を批判して司法積極主義を求めてきた。しかし、司法積極主義は両刃の剣だ。政権の解釈改憲にお墨付きを与える積極主義の合憲判決なら、憲法判断を回避する消極主義判決がまだマシだ。安倍内閣の解釈改憲を追認した12月5日安保違憲訴訟仙台高裁・小林久起判決は罪が深い。
著者: 澤藤統一郎(2023年12月6日) 安倍晋三の亡霊が各地を徘徊している。関係団体の資金を妻昭恵に集約したかと思えば、大阪夢洲の税金食い潰しに精を出し、昨今は永田町での裏金作りパーティ問題や、岸田文雄の統一教会との関わりにも一役買
本文を読む青山森人の東チモールだより…デング熱との闘いの季節がやって来た
著者: 青山森人雨季の始まり 10月の初め、部屋の湿度が70%を超えるという異様なジメジメ感を強烈に覚えた日が一度だけありました。このときいよいよ雨季の始まりかと覚悟しましたが、その日を除いておおむねカラリとした湿気の低い快適な日々を過
本文を読むGlobal Head Lines :アイヴァンガー事件その後
著者: 新井敏生テレヴィニュースARD Tagesschouは10月26日、12月5日アイヴァンガー事件の続報を伝えた。 10.26 アイヴァンガーの元教師に対し捜査 バイエルン州議会選挙の直前、アイヴァンガー経済相をめぐるビラ事件が新
本文を読む汚染水放流という非常識
著者: 小原 紘韓国通信NO732 政府は放射能汚染水を「処理水」として海に放流し続けている。緘口令が敷かれたように最近は「汚染水」という言葉さえ聞かれなくなった。口にしただけで「非国民」扱いの雰囲気さえある。異議を申し立てた中国政
本文を読む安芸高田市のかわっちゃ困る人たち
著者: 藤澤豊税金を生活の糧としている人たちがいる。市の職員をはじめ公務員はみんなそうだし、議員も市長も俸給は税金で賄われている。その人たち以外にも、行政の外郭団体や委託先で働いている人たちもいれば、第三セクターという官民一体事業の役
本文を読む「関東大震災 朝鮮人・中国人虐殺」は歴史の彼方の出来事ではない。生々しく今につながっている。今、再び同じことが繰り返されかねない。政府も都政も右派と手を組んで、直視しなければならないこの記憶を消そうと躍起になっている。歴史を抹殺しようとする者には徹底して抗わねばならない。 ― その視点から、「法と民主主義」12月号特集をお読みいただきたい。
著者: 澤藤統一郎(2023年12月4日) 「法と民主主義」2023年12月号【584号】の特集は、「関東大震災 朝鮮人・中国人虐殺から100年 ― その今を問う」である。この特集の編集は私が務めた。 私のリードは、下記のURLでお読みい
本文を読むGlobal Head Lines:圧政と闘うカンボジアの環境活動家たちについての海外論調
著者: 野上俊明はじめに 以下の記事は、ドイツの日刊紙Taz.11/29のアジア版に載ったものである。2010年以降中国との関係をますます強め、開発援助や中国資本をバックに中国化=独裁化の色濃いカンボジアである。ミャンマーの古都マンダ
本文を読む酔生夢死 日常がどんどん軍事化する
著者: 岡田 充北朝鮮の偵察衛星打ち上げに伴い11月21日深夜、沖縄に全国瞬時警報システム(Jアラート)が発令され、防災無線が鳴り響き、航空機が駐機場で待機しモノレールは全線で約30分間運行停止したという。 Jアラートによる住民避難
本文を読む横浜へ~三渓園、日本大通りの銀杏、どこの黄葉も見事でした(2) 日本大通りのニュースパーク(新聞博物館、情報文化センター内)へ
著者: 内野光子日本大通りのニュースパーク(新聞博物館、情報文化センター内)へ KKRポートヒルに一泊した翌朝は、きのうの風もおさまり、快晴であった。窓からは眼下に港の見える丘公園、ベイブリッジ、キリンのように並んでいた荷揚げの重機な
本文を読む反「大和心」宣言 ― 吉田嘉明の差別主義を糾弾する。 1.「大和心」は、差別主義者の差別主義者による差別主義者のための本格的差別主義イデオロギー経営体である。「大和心」精神の行き着く先は、排外主義が横行する危険な独善国家・日本のデストピアでしかない。 2.「大和心」の経営を成功させることは、日本を差別容認の社会とし、近隣諸国と紛争の絶えない、非協調・非寛容の国家への道を開くことである。 3.だから、すべての消費者は一切かつ永久に「大和心」のサービスを利用してはならない。「大和心」と取引する業者の製品を購入してはならない。 4.消費者は、意識的に「大和心」の利用を避けることで、より良い社会の形成に寄与することができる。これをこそ、正しい消費者主権の行使と言うべきである。
著者: 澤藤統一郎(2023年11月30日) しばらく吉田嘉明の蠢動が見えなかった。が、突然話題の人となった。「三つ子の魂百まで」「雀百まで踊り忘れず」とはよく言ったもの。やはり、差別主義者としての話題である。 「DHC元会長が新会社
本文を読む横浜へ~三渓園、日本大通りの銀杏、どこの黄葉も見事でした(1)
著者: 内野光子三渓園~みごとな大イチョウ 11月28日、KKRポートヒル企画の三渓園散策に参加した。KKRの企画のいいところは、目的地への往復は、公共交通で行くことになっているので、バス停まで歩いたり、路線バスの乗客乗り降りやバス停
本文を読むGlobal Head Lines:ミャンマー内戦についての海外論調
著者: 野上俊明はじめに 以下の論説は、反体制派ポータルサイト「イラワジ」の11月6日号に載ったものである。著者のバーティル・リントナー氏はスウェーデン人で、ミャンマー、とりわけ中国との国境地帯の複雑な地政学的動静に詳しい調査報道
本文を読む欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その三)
著者: 柏木 勉前回の最後では次のように述べた。 「欧州はユダヤ人問題をつくり出した、いわば下手人である。であるからこそ、自らが生み出した国民国家イスラエルがどのような蛮行を繰り広げても、それに声をあげられない。彼らのいう普遍的価値や
本文を読むネタニヤフ政権を止めるには イスラエル・パレスチナ抗争を考える
著者: 小川 洋筆者は中東問題に深い知識をもつものではない。しかし、10月7日に始まった今回の武力紛争によって深刻な人道的危機が進行している状況について、このサイトでも何かしら取り上げるべきだと考えた。とりあえず、西側およびアラブ系メ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(438)
著者: 本間宗究(本間裕)中国共産党の存続可能性 現在の「中国共産党」は、歴史的な転換局面を迎えるとともに、存続可能性が疑問視されている状況、すなわち、「風船の破裂メカニズム」である、「内外の圧力差」が拡大するとともに「内部分裂」が進展している状
本文を読む青山森人の東チモールだより…祝! 48年目の「独立宣言の日」
著者: 青山森人独立宣言から48年目 1975年11月28日、迫りくるインドネシア軍の大侵略を前にして、フレテリン(東チモール独立革命戦線)が「東チモール民主共和国」の独立を宣言しました。しかし1975年12月7日、インドネシア軍はアメ
本文を読む民主集中制の記憶
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(450)―― はじめに 共産党は、日本の他の政党と比べて、理論を大変に重んじる政党である。ところが、21世紀に入って指導者の不破哲三や志位和夫の議論に、マルクス主義か否かではなく、常識的にだれが考え
本文を読むショウペンハウエルの『読書について』を読んで
著者: 藤澤豊『読書について』を三年前に読み直した。二十代後半で読んだときは、そりゃないだろうと放りだした。七十を前にして、もしかしたらという気持ちから別訳を探した。最初の一冊は岩波の文庫本だったと思う。二度目は渡部昇一訳だった。 人
本文を読む内戦のミャンマー、魔都の陥落迫る
著者: 野上俊明タアン民族解放軍(TNLA)、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)、アラカン軍(AA)からなる北部シャン州同胞同盟と、一部の人民防衛軍が参加して推定2万人のレジスタンス戦闘員を動員した「1027作戦」開始から1か月余
本文を読む韓国の写真家・鄭周河(チョンジュハ)氏が久しぶりに来日した
著者: 小原 紘韓国通信NO731 まずは彼の紹介から。 彼は東日本大震災直後から福島県南相馬で写真を撮り続けてきた。日本に併合された祖国の光復を願った李相和の詩に因んだ『奪われた野にも春は来るのか』という写真集を発表。日本各地で開
本文を読むGlobal Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(13)
著者: 野上俊明はじめに 書簡の主である、トルコ出身のアメリカの政治哲学者セイラ・ベンハビブの考え方に全面的に賛同しているわけではありません。二回にわたるインティファーダIntifadaとハマスの誕生の経緯を踏まえるとき、ハマスへの評
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(437)
著者: 本間宗究(本間裕)世界的なハイパーインフレ 海外では、現在、「世界経済は、いったい、どのような状態になっているのか?」という疑問が噴出するとともに、さまざまな議論が行われているが、具体的には、「実体経済が、今後、ソフトランディングするのか
本文を読む欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その二)
著者: 柏木 勉シオニストの蛮行をささえるユダヤ神話 いまネタニヤフ政権(=シオニスト)とイスラエル軍は、ガザにおいて残虐非道な攻撃を続けている。病院への攻撃もいとわず、乳児が死亡していくことをも無視して惨劇を引き起こしている。しかし
本文を読むGlobal Head Lines:ガザ紛争についての海外論調(12)
著者: 野上俊明はじめに バイデン大統領は、ガザ紛争の解決の方向性を「パレスチナ国家とイスラエルの共存」にあると明言した。現在のアッバス議長をトップとするパレスチナ暫定自治政府のイニシアチブのもと、ヨルダン川西岸地域とガザ地域を統合し
本文を読む11月28日《統一教会スラップ・有田訴訟》が結審します。解散命令裁判に重なる立証を積み上げた本件訴訟にご注目ください。そして、ぜひ、最終口頭弁論(15時~)の傍聴と、報告集会(15時30分~)へのご参加を。報告集会では、青木理さん・鈴木エイトさんのトークも予定されています。
著者: 澤藤統一郎(2023年11月22日) 旧統一教会が、有田芳生さんの口を封じようと提起した《統一教会スラップ・有田訴訟》。11月28日(火)に結審となります。 この訴訟では、「統一教会は反社会的集団である」ことが立証対象となり、
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