評論・紹介・意見の執筆一覧

侵略を語らない思想の行き着く先――トッド的言説と日本左派リベラルの自己閉塞

著者: ブルマン!だよね

Ⅰ 前提の確認――侵略は誰が止められるのか  繰り返しになるが議論の出発点として確認すべき事柄は、実はきわめて単純である。現在進行しているウクライナ戦争は、ロシアによる主権国家ウクライナへの明白な侵略戦争であり、その戦争

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核兵器依存・軍備増強をやめ、対話重視に基づく安全保障を

著者: 岩垂 弘

世界平和七人委が緊急アピール 世界平和アピール七人委員会は12月29日、「核兵器依存・軍備増強をやめ、対話重視に基づく安全保障を」と題する緊急アピールを発表した。 七人委は、発足時から核兵器について強い関心を持ち、最近も

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覇権の黄昏に立つ者――現在進行形のトランプ的権力

著者: ブルマン!だよね

現代の国際政治・軍事を論じる際、「侵略者の相貌」という枠組みにそのまま当てはめることのできない存在がある。ドナルド・トランプである。彼はヒトラーやスターリン、あるいはプーチンや習近平のように、既存の世界秩序を暴力によって

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侵略者の相貌 - 歴史から何を学ぶべきか

著者: ブルマン!だよね

二〇世紀前半、世界は二人の巨大な破壊者を生んだ。アドルフ・ヒトラーとヨシフ・スターリンである。両者は思想的には正反対の位置に立っていたが、既存の世界秩序を憎悪し、それを力によって書き換えようとした点において、本質的に同型

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グレン・ディーセン:EUは戦争続行に不都合な言論を弾圧している(ナポリターノ判事との12月22日対談より)Glenn Diesen: The EU Is Suppressing Dissent to Continue the War (With Judge Napolitano, Dec 22, 2025)

著者: 「ピース・フィロソフィー」

アンドリュー・ナポリターノ判事のチャネルの常連ゲストであるグレン・ディーセン教授の最新の動画の訳です。トランプ大統領が先月発表した安全保障戦略にはburden sharing 「負担共有」という概念がありますが、ディーセ

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青山森人の東チモールだより…海外で働く東チモール人労働者を守れ!

著者: 青山森人

比較的静かなクリスマス休暇 これを書いているのが12月23日、今年も早いもので世の中、クリスマスと年末年始の休暇の雰囲気に包まれる季節となりました。 幸いなことに、一昨年よりは去年、去年よりは今年、年々この季節の騒音が減

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福建師範大学の「琉球学」学科創設に思う(下)

著者: 宮里政充

学問領域でも攻勢をかける中国 中国の「琉球学」が目指すものは? さて、「環球時報」11月19日の社説は「琉球学」の研究分野について次のように解説している。(以下の引用は原文には手を加えずに読みやすくするために、項目分けを

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トランプに振り回されるオルバン・ヴィクトル

著者: 盛田常夫

覆される「約束」オルバン首相率いるハンガリー政府のトランプ将軍拝謁の大名行列(11月)は大成功だったとハンガリーで高く評価された。スィーヤルトー対外経済外務大臣は、歴史的にも重要な外交的成果である「アメリカの罰則的関税の

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ドイツ学生ストライキを起点にした『大人たちの戦争』回避への提言

著者: ブルマン!だよね

 はじめに:反対運動を「その先」へ 2025年12月、ドイツ各地で起きた学校ストライキは、若者世代の率直な不安と拒否の表明として理解されるべき出来事だった。「我々はあなた方の戦争で戦わない」という叫びは、感情的

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