参議院選挙の結果を考える(2) 前稿では、今回の参議院選での参政党の大きな得票は、彼らの外国人排斥の主張が大きな要因ではなかったことを指摘した。参政党などの「新興政党」の伸長の原因は二つ。ひとつは、不安定雇用など生活不安
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
感想文『金瓶梅』その2
著者: 合澤 清遊び半分、とぎれとぎれに書き綴っているため、前回のものと重複する部分がままありうるかもしれない。この小論を「書評」と呼ばずに「感想文」としたのは、こういう理由からである。それ故、それらの点は大目に見ていただき、ご一緒に暑
本文を読むムンカーチ爆撃翌日にヴァカンスにでたオルバン・ヴィクトル
著者: 盛田常夫8月21日、ロシアはウクライナ全土にドローンとミサイルの大規模攻撃を仕掛け た。これまでロシアの攻撃とは無縁だったウクライナ西部のハンガリー国境の町ム ンカーチ(ハンガリー国境から 30km)が初めて攻撃対象となり、米国
本文を読む「平和を追求して(Pursuing Peace)」のスローガンで行われたアラスカ首脳会談
著者: グローガー理恵『 戦争を終わらせる、もっとも手っ取り早い方法は、戦争に負けることである。(仮訳) 〈原文: The quickest way of ending a war is to lose it. 〉 [ジョージ・オーウェル
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1116号/会田弘継『それでもなぜ、トランプは支持されるのか』
著者: 中瀬勝義〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opinion14409:250901〕
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その67)
著者: 広原盛明参院選敗北の原因を選挙戦術に矮小化し、党中央の政治責任をあくまで認めようとしない常幹声明と幹部会決定、〝党沈没〟の危機が加速している、2025年参院選の結果から(5) 赤旗(8月19日)に掲載された幹部会決定を読んで「ま
本文を読むガザにおける殺害と飢餓を直ちに止めさせよ
著者: 岩垂 弘世界平和七人委が緊急アピール 世界平和アピール七人委員会は8月29日、「ガザの人びとの殺害と飢餓を止めるために」と題する緊急アピールを発表した。同委員会はこれに先立つ6月20日に「イスラエルによるパレスチナ攻撃と周辺への
本文を読むひとりで軍歌を歌う夏
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(536)―― 7月7日は日本では七夕の祭りだが、中国では「七七(チーチ―)」つまり盧溝橋事件記念日である。1937(昭和12)年7月7日、北京郊外盧溝橋付近で対峙する日中両軍のいずれかの発砲事件を奇貨
本文を読むオルバン城をめぐる一連の騒動
著者: 盛田常夫居城ハットヴァンプスタオルバン首相一家が所有するハットヴァンプスタ(Hatvanpuszta、オーストリア=ハンガリー帝国時代の邸宅農場)が、注目を浴びている。二重帝国時代のモデル農場として建設されたもので、歴史的建造物
本文を読む戦争させない社会の可能性(報告下) ~~積極的市民グループとの提携~~
著者: 河野道夫〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opinion14404:250828〕
本文を読む今どきの中学生が出会う短歌~国語教科書に登場の歌人たち、その作品は(2)
著者: 内野光子光村図書出版『国語2』 この教科書は、中学3年間で、古典の和歌、近・現代短歌への格別の配慮がみられる。詩については1年生で、短歌については2年生で、俳句と古典和歌について3年生でという学習指導要領に従い、基本的には各社
本文を読むNNAFJおしらせ
著者: 佐藤大介■ ノーニュークス・アジアフォーラム通信・号外(25年8月23日発行、B5-2p)もくじ・ 市民は、政争による公民投票を嫌悪し、第三原発再稼働を否決した (全國廢核行動プラットフォーム) https://n
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1115号/孫崎亨『私とスパイの物語』
著者: 中瀬勝義〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opinion14401:250827〕
本文を読む今どきの中学生が出会う短歌~国語教科書に登場する歌人たち、その作品は(1)
著者: 内野光子2025年4月から中学校の教科書が新しくなった。2016年から採用の中学校の国語教科書、2年生で扱われる「近・現代の短歌」について調べたことがある。この10年間にもう一回の検定を挟むが、今回の検
本文を読む広島:空が崩れ落ちた日
著者: 野上俊明<はじめに> また同じ原爆の写真を、と言われそうであるが、かつて区内のあるまちで反核平和展を催したとき、強く強く印象に残った被爆直後の写真にこの夏ふたたび出会ったので、紹介したい衝動に駆られた。1980年ころ、8月初旬
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(15-下)
著者: 横田 喬莫言(中国)の人となり――莫言文学の素地、故郷・高密東北部を愛憎半ばで語る 莫言の本名は管謨業、1955年に山東省高密県大欄郷平安荘に生まれた。四人きょうだい(長男・長女・次男・三男)の末っ子。両親の間には八人の子供がい
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その66)
著者: 広原盛明448万票、361万票、286万票と3回連続・全都道府県で一斉に縮小している共産党の得票数と得票率、〝解党的出直し〟なくしてこの動きは止められない、2025年参院選の結果から(4) 赤旗ではもう参院選が終わったかのような
本文を読む感想文『金瓶梅』その1
著者: 合澤 清コロナの世界的蔓延以来ドイツへの旅を控え、年々暑さが加算されている感じのする東京で、出来るだけクーラーを使うのを節約するにはどうすべきかに悩まされながら、地獄の猛暑を、時には近所の図書館の閲覧室で(毎週、金、土、日の三日
本文を読むアラスカでプーチンはBRICSを代表していた:ペペ・エスコバール In Alaska, Putin Represented BRICS: Pepe Escobar
著者: 「ピース・フィロソフィー」西側からは見えない視点を常に提供し、多極化が進む世界を鋭く観察するジャーナリスト、ペペ・エスコバール氏による、トランプープーチンのアラスカ会談の意義を解説した記事の翻訳です。The Cradle の8月18日の記事です。
本文を読む戦争させない社会の可能性(報告上) ~~戦後の日本と世界の再確認~~
著者: 河野道夫(沖縄県読谷村在住)編集部より本記事は8月21日に掲載しましたが、その後投稿者より差替えの要請がありましたので、本日23日に差替えて掲載いたします。 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opin
本文を読む渥美文夫著『大ロシアへの開発独裁に変質』 (武久出版)を読もう
著者: 大谷美芳渥美さんは第二次ブンドの指導者である。副題は「スターリン主義の歴史」。「ソ連論」研究の成果である。616ページの長大作(¥4,000+税)なので、結論である第13章「大ロシアへの開発独裁」(p567~616)を先に読ん
本文を読むGlobal Head Lines:ノルトシュトローム捜査に開鑿
著者: 荒井敏生ドイツARDは8月21日テレヴィニュースTagesschauでノルトシュトローム捜査に画期的な進展があったと伝えた。 爆破されたノルトシュトロームパイプラインの事件で、初めて容疑者が逮捕された。コーディネーターのうちの一
本文を読む青山森人の東チモールだより…祝!FALINTIL創設50周年記念
著者: 青山森人解放軍の創設記念日、今年は大いに祝う 東チモール民族解放軍(FALINTIL=Forças Armadas para a Libertação Nacional de Timor-Leste、ファリンテル、以下、解放軍)
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(15-中)
著者: 横田 喬莫言(中国、1955~)の最新短編集『遅咲きの男』(中央公論新社:刊、吉田富夫佛教大名誉教授:訳)第五章「モーゼを待ちつつ」の続き 私(著者:莫言を指す)は柳衛東の家に会いに行くつもりをしていたのだが、父親に止められた。
本文を読む「火垂るの墓」と「禁じられた遊び」ふたたび
著者: 内野光子今年の8月は、立て続けに二本の映画を見た。 「火垂るの墓」(1988年、高畑勲監督)2025年8月15日 夜9時から、日本テレビで放映。かなり前にも、テレビで見ているので二度目になるのだが、細かいところはかなり忘れて
本文を読む21世紀ノーベル文学賞作品を読む(15-上)
著者: 横田 喬莫言(中国、1955~)の最新短編集『遅咲きの男』(中央公論新社:刊、吉田富夫仏教大名誉教授:訳)は半分私小説の、いささか泥臭い味わいの作品集だ 莫言は2012年、ノーベル文学賞を受けた。授賞理由は「幻覚的なリアリズムに
本文を読むソフトバンクがイスラエル支援企業インテルに出資へ
著者: 太田光征トランプは米国政府としてイスラエル支援企業インテルを支える気らしい。 ソフトバンクG 米大手半導体メーカーインテルに2960億円出資へ | NHK | 半導体https://www3.nhk.or.jp/news/htm
本文を読むGlobal Headlines:忘却にあらがう記憶の文化
著者: 野上俊明<はじめに> 旧西ドイツは、戦後ナチの蛮行の記憶を風化させないために、自覚的に「記憶の文化」を構築し、有形無形のモニュメントを造り上げてきた。日本の8月に限っての年中行事とちがって、ドイツのメディアは、たえずナチ的過去
本文を読む終りの始まりか? 危ういかな共産党!
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(535)―― 7月31日付赤旗第1ページは、「『資本論』読むムーブメントを日本でも、『Q&Aいま「資本論」がおもしろい』志位和夫議長が出版発表会見」という見出しで大きな記事が掲載された。10日間でこの
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1114号/2025年 歴史教育者協議会 第76回 東京大会 戦後80年の歴史に学び、平和を切り開く
著者: 中瀬勝義〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opinion14384:250819〕
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