9月27日、日本教育会館にて日朝全国ネット主催シンポジウム「日朝ピョンヤン宣言から23年 国交正常化を求めて」が開催されました。会場は立ち見が出るほどの盛況でした。そこでの乗松聡子の発言内容をここに紹介します。 日朝国交
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
「日本人と選挙」(NHK「歴史探偵」9月24日)を見ました。
著者: 内野光子表題の番組に、図書館時代の友人のEさんが、「市川房枝記念会女性と政治センター」の資料紹介で、出演するという知らせが入った。当初は9月17日の予定だったが、十島の地震で、1週間後に延期、
本文を読む第9回現代史研究会(ちきゅう座)討論集会報告右派ポピュリズムと対決する日本政治の正念場!
著者: ちきゅう座事務局日時:2025年9月20日(午後1時~5時)場所:明治大学駿河台校舎 研究棟2階第9会議室 (講師1)白井 聡さん(政治学者、京都精華大学准教授) 「右派ポピュリズムの台頭と資本主義社会の
本文を読む中国がインドに接近する理由
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(538)―― 中国共産党機関紙人民日報の国際版・環球時報は、この夏インドに対して異例ともいえる友好的な記事を2度にわたって掲載した。 国境地帯の共同開発?7月14日、清華大学国家戦略研究院・銭鋒研究員
本文を読むGlobal Headlines:世界同時的ファッショ攻勢に抗して
著者: 野上俊明<はじめに> ナチズムの運動にヒトラーやゲッペルスという稀代の「雄弁家」、アジテーターが不可欠であったように、今日の世界でも極右運動にはアジテーターは欠かせない。日本でも、かつて石原慎太郎は橋下徹の雄弁さをヒトラー並みと
本文を読む映画「国宝」を観る――西暦と元号、在日出身日本国首相誕生の可能性—―
著者: 岩田昌征映画「国宝」を観た。今年6月の公開上映以来今日までに観客数は一千万人を超え、興行収入額は百五十億円に達したと言う。 内容は、任侠—―これは美称であり、通称はやくざか博打ち、現代日本市民社会の思い上がった新造差別語では反
本文を読む焦るオルバン・ヴィクトル
著者: 盛田常夫クチェ演説が話題に Fidesz のクチェ集会(Fidesz picnic)7月末のルーマニア・エルデーィ地方での Fidesz 夏の大学(通称 Tusványos)に次いで、9月初旬は Fidesz 秋の陣の出発点とな
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(17-下)
著者: 横田 喬スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(ベラルーシ、1948~)の人となり 沼野充義氏(スラブ文学、東大名誉教授)は『ボタン穴から見た戦争』(岩波書店:刊)の巻末の解説でアレクシエーヴィチの人となりについて、こう記す。彼女は
本文を読む『二十四の瞳』を見た~何年前のことだったか。
著者: 内野光子映画サークルの上映会、今月は『二十四の瞳』(木下恵介監督 1954年)だった。たしかに一度はすでに見ている70年以上前の作品だ。私が覚えているシーンといえば、しばらく学校を休んでいた高峰秀子の大石先生を家まで訪ねること
本文を読む経産省前脱原発テント座り込み日誌9月18日版
著者: 木村 雅英経産省前テントひろば、脱原発テント設置日(2011年9月11日)から1807日目(2016年8月21日)にテント強制撤去。2025年9月18日は、座り込み5,122日目。これは、マハトマ・ガンディー「非暴力、不服従」の実
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(17-中)
著者: 横田 喬スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(ベラルーシ、1948~)『ボタン穴から見た戦争』――白ロシアの子供たちの証言』「はじめに」続き 今日では、この子供たちがあの悲劇の日の最後の目撃者です。この子たちで終わりです!しかも、
本文を読む東京の中国大使館で、映画『南京照相館』の特別上映会開催!央视新闻(CCTV)報道の日本語訳
著者: 「ピース・フィロソフィー」Film Dead To Rights screening was held at the Chinese Embassy in Tokyo 会場で参加者が撮影。 (9月19日追記。乗松聡子のビデオメッセージの原稿を、下
本文を読む戦争準備をやめ、軍縮への大転換を ―― 安保法制10年にあたって
著者: 平和構想研究会1.安保法制は日本の姿を変えた2025年9月16日平和構想研究会2015年9月19日、国会の内外で反対と抗議の声があがる中で、安保法制(安全保障関連法案)は強行採決された。それから10年が経過する。この10年間に、日本は
本文を読む関東大震災朝鮮人虐殺102年茅ヶ崎 追悼と講演の集い The Kanto Massacre 102nd Anniversary: Memorial Gathering and Lecture by Professor Kim Puja
著者: 「ピース・フィロソフィー」関東大虐殺の追悼式は、東京、埼玉、神奈川、群馬、千葉など各地の虐殺現場で開催されていますが、今年は茅ヶ崎で初めて開催されました。私は呼びかけ人の一人となりビデオメッセージで参加させていただきました。UPLANによる追悼式
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(17-上)
著者: 横田 喬スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『ボタン穴から見た戦争』――白ロシアの子供たちの証言』(岩波書店:刊、三浦みどり:訳)「はじめに」から (ベラルーシ、1948~)の著作に触れ、深く心を打たれた。彼女は2015年度ノーベ
本文を読む亡国の戦争プロパガンダ
著者: 小川 洋早めに摘み取るべき議論 トランプ政権の登場など国際環境の不安定化を反映するかのように、日本でも核武装を唱える政党が相当数の票を集めるなど、かつては見られなかった動きが表面化している。先日の参院選の結果からも明らかなように
本文を読むドイツ通信第212号 ドイツ極右派傾向の構造的な問題点
著者: T・K生それは何もAfDに限りません。社会が総体としてジワジワとその方向に傾き始めているところに、大きな危機感が持たれます。 2月のドイツ連邦議会選挙前後にその傾向は、すでに顕著になってきていました。当時書き始めた選挙分析に関し
本文を読む生成AIの性能向上の過程に立ち会った(改版)
著者: 藤澤豊PCに向かい合っているときもスマホで何かしているときも、何?と思ったら放っておかないで、キーワードを入力してググるようにしている。あいまいなキーワードからでもGoogleのブラウザChromeが上手く処理してくれる。ただ
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その69)
著者: 広原盛明自民党は全国の党員・党友が投票に参加する総裁選挙を実施する、共産党は志位議長ほか党指導部の〝信任投票〟さえ実施する意思はないのだろうか、2025年参院選の結果から(7) 自民党は紆余曲折があったものの、石破茂総裁が参院選
本文を読む初めて「敬老の日」らしい?一日でした。
著者: 内野光子これまで、「敬老の日」などあまり意識することなく過ごしてきたが、ここ施設ではさすがに、そんなわけにはいかなかった。といっても、とくに誰かがうやまってくれたわけではない。 午後からは、ホールで、ジャスコンサートが開催さ
本文を読む小林秀雄の戦争責任について
著者: 野上俊明わが68世代を主要メンバーとする「社会批評研究会」9月例会の報告テーマは、小林秀雄論であった。O氏による詳細な小林秀雄の伝記と著作の説明を聞いていると、わが思春期から青年期の一時期、熱心に著書を読んだときの記憶がよみが
本文を読むプライヴェットジェット利用を止められないオルバンファミリー
著者: 盛田常夫オルバン首相夫妻が LCC 機でスペイン旅行に出かけたことは本通信でも触れた。来年の選挙を意識したパフォーマンスだと、多くのメディアは夫妻の搭乗時の写真を報じた。ところが、8月21日には側近を連れて、プライヴェットジェッ
本文を読むGlobal Headlines:帝国の包摂―中国とミャンマー
著者: 野上俊明<はじめに> スーチー女史が事実上トップの座に就いているときは、習近平もプーチンもミンアウンフラインに自分たちへのお目通りを許さなかった。2021年の2・1クーデタのあとも3年間ほどはその状態が続いた。武器供与をはじめ
本文を読むバンクーバー集会で読んだ:関東大震災102年「朝鮮人虐殺の真相究明を求める」集会アピール
著者: 「ピース・フィロソフィー」Calling for a Thorough Investigation of the Massacre of Koreans after the Great Kantō Earthquake, 102 Years On
本文を読む不安を抱えながら世界一の強国へ向かう中国
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(537)―― 9月3日、中国は北京天安門広場を中心に「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利80周年」を記念する軍事パレードを実施した。これについては、すでに多くの分析や評論があるからここでは私がこのパレ
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その68)
著者: 広原盛明参院選敗北の責任を党中央として〝痛感する〟と言いながら、誰も責任を取らない党指導部の不思議、第6回中央委員会総会決議に見る強烈な前衛意識の存在、2025年参院選の結果から(6) 日本共産党第6回中央委員会総会(6中総)が
本文を読む9月6日、皇族の成年式、めでたいのはだれ?!皇室報道はこれでよいのか
著者: 内野光子「十日の菊」と言われるかもしれないが、秋篠宮家長男の成年式についての感想である。 9月6日、秋篠宮家長男の成年式というのが、おこなわれた。18歳のときは、受験期と重なったので一年後の誕生日に執り行われたという。よそ様
本文を読むオルバン城館(ハトヴァンプスタ)をめぐる応酬
著者: 盛田常夫オルバン父へのインタヴューオルバン城館(ハトヴァンプスタの館)をめぐる疑惑は、与党 Fidesz 陣営の頭の 痛い問題になっている。この城館のリノヴェートは 10 年前から始まっており、オルバンを初めとする政権幹部には、
本文を読む二十一世紀ノーベル賞作品を読む(16-下)
著者: 横田 喬パトリック・モディアノ(フランス)の人となり モディアノの著作『パリ環状通り』(講談社刊)の訳者・野村圭介早稲田大学名誉教授は巻末の「あとがき」に、こう記す。 パトリック・モディアノは1945年、パリに生まれ、名門のアン
本文を読む青山森人の東チモールだより…ハイジャック機でオーストラリアに逃れた東チモール人
著者:50年前の9月4日、空路で逃れた者たち 26年前の1999年8月30日は東チモールの帰属問題に決着をつけるための住民投票が国連後援で実施された日であるので、「8月30日」を「住民投票の日」と呼ぶことができます。そして19
本文を読む









