評論・紹介・意見の執筆一覧

在日米軍基地を考える国会議員と語る会―砂川から沖縄へ―に集まろう!

著者: 吉沢弘久

私たち「伊達判決を生かす会」では、11月28日の沖縄知事選挙の重要性を考え、伊波さんの勝利を期して、下記の集会を企画しました。この集会には、民主党、共産党、社民党などから多くの国会議員が参加する予定です。 沖縄知事選で伊

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NHK記者の捜索情報漏洩の背景にあるもの -ジャーナリズムと記者像の変質-

著者: 岩垂 弘

 驚いた。NHK記者が、大相撲の野球賭博問題で警視庁が家宅捜索に乗り出すとの情報を、日本相撲協会の関係者に携帯電話からメールで送っていたという事件にである。この事件には、たまたまNHKに取材のルールや記者としてのモラルを

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「胃腸に優しい暴飲暴食」 ―経済政策の矛盾の解きほぐし方―

著者: 半澤健市

 サブプライム問題を端緒としリーマン・ショックを経て現在に至る。この「一〇〇年に一度の津波」(アラン・グリーンスパン)の本質はいまだ解明されていない。「国債バブルは本当だろうか」を10回も書いて「お前の結論はないのか」と

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在華日系企業と日本人の運命について ――チベット高原の一隅にて(93)――

著者: 阿部治平

対中外交について、いささかの焦燥感に駆られて書きます。 仙谷官房長官は、9月13日に記者会見で、船長を除く乗組員14人と漁船を帰還させれば「違った状況が開けてくるのではないか」といった。だが、中国政府は態度を硬化させ、日

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「尖閣諸島」事件への様々な反応へのコメント―「戦略的思考」の重要性

著者: 安東次郎

「尖閣諸島」での中国漁船拿捕とこれに引き続く一連の展開については、様々の反応があった。(残念ながらここでは日本国内の反応に議論を限定させていただく。) それは、だいたい次のような傾向に分けることができる。第一に「親(従)

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六0年安保の闘いを引きずって 生涯を中小労働運動に

著者: 由井 格

労働者の共済生協に就職 1958年秋の警察官職務執行法(警職法)の改訂反対闘争は、助走段階なしでのいきなりの展開となったが、「オイコラ警官の復活反対」という国民感情を背景に一気に盛り上がり、10.4のゼネストでとどめをさ

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新聞はだれのために存在しているのか -韓国併合100年に関する報道で感じたこと-

著者: 岩垂 弘

 「新聞はいったいだれのために存在しているのだろう」。このところ、そう思わせられることが少なくない。沖縄・普天間基地の移設問題に関する報道でもそう感じたが、これもその一例だ。  今年は、日本にとって、さまざまな点で節目の

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その場を取り繕うこととさしあたりの処置は違う

著者: 三上治

 尖閣列島周辺の海域での中国籍漁船の逮捕事件に対する日本政府の対応は妥当である。一見、中国の強硬策に押し切られ歯切れの悪さを感じさせるにしても、摩擦の拡大が深刻化される事態の中ではさしあたっての処置ということになる。ただ

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葦の穴から祖国をのぞく ―チベット高原の一隅にて(91)―

著者: 阿部治平

9月7日、尖閣列島魚釣島付近の海域で海上保安庁巡視船による中国漁船拿捕事件があった。そして24日「日中関係を考慮して船長釈放」のニュースを見た。どうやら、謝罪と賠償を要求され、みっともない経過をたどっているらしいが仕方が

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連帯・共同ニュース――沖縄知事選の勝利に向けてできうる限りの事を!(第76号)

著者: 9条改憲阻止の会

2010年9月24日 ■  お彼岸には連れ合いの両親のお墓参りに出掛ける。曼珠沙華の咲く郊外にある霊園だが、今年はやり過ごした。暑さでお彼岸も忘れたいたのかと苦笑していたが、でも「寒さ暑さも…」という言葉通りに肌寒くなっ

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露呈する検察問題と全体の構/一艘の漁船で揺れ動かされる日中関係

著者: 三上治

露呈する検察問題と全体の構造    9月23日                              郵便制度悪用の文書偽造事件(虚偽有印公文書作成・同行使)に問われていた厚生労働省の元局長・村木厚子被告に対して大阪

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シンポジウム・新しい東京 福祉・環境都市を目指して 

著者: 醍醐 聡

東京は来年に知事選を控えていますが、これを都政転換の機にしようと2008年12月に各分野の研究者と都政に通じた専門家が集まり「新東京政策研究会」が発足しました。これまで政治、行政、福祉、雇用、環境、まちづくり、教育、税財

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現在に対する見識と構想を  -いくらか長めの論評(6)  

著者: 三上治

現在に対する見識と構想をーいくらか長めの論評(6)             9月19日  大手メディアの世論調査なるものが世論(市民や国民の現実の意思や意識)の調査結果ではなく、世論として作り出されたものであると述べた。

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