2010.10.15 チリ・コピアポのサンホセ鉱山落盤事故で地下700メートルの暗闇に閉じこめられていた33人の鉱山労働者たちが、70日ぶりに全員無事で救出されました。感動しました。人間の尊厳、いのちの重さ、家族の絆、
本文を読む反戦運動に感ずる日米の差 -民主主義の成熟度か、それとも民族性か-
著者: 岩垂 弘「反戦」にからむ2つの集会を相次いで見聞する機会を得た。「本多立太郎さんを想い語る会」と「『冬の兵士』証言集会」だ。2つの集会を通じて印象づけられたことの一つは、日米の差、すなわち両国における国民意識の差だった。 「本
本文を読む新資本主義への移行を
著者: 成畑哲也国際分業の理論を打建てたのはリカードだが、それは、国際間においての競争上の優劣ではなく、国内において得意な産業に特化すべき、であるというものであった。最早、日本において自動車などの産業は残存しえぬであろう。だとしたら、観
本文を読む“事故が心配の原発を”第一重点に 浜岡原発ノー行動と浜ネット総会への参加
著者: 柳田 真■日本の原発推進政策がますます混迷と困難をきわめてきている。(もともとム リな政策)それは六ヶ所再処理工場(2年延期と4,000億円の増資)と、「もんじゅ」 の大きな落下事故にも象徴される。「核然 展望なき操業延期、トラ
本文を読む人道主義とは何か?
著者: 岩田昌征ポリティカ紙(セルビアの代表的新聞)の10月8日号に、あるノルウェー人の映画・テレビ監督による「ノルウェー王国政府への公開状」が載っていた。筆者は名前からみてセルビア系らしい。内容の要約は以下の如し。何月何日と明記してい
本文を読む連載・やさしい仏教経済学-(18)貪欲から知足へ、孤立から共生へ/(17)いのちの尊重と非暴力(=平和)
著者: 安原和雄貪欲から知足へ、孤立から共生へ -連載・やさしい仏教経済学(18)- 私(安原)が構想する仏教経済学の八つのキーワード ― いのちの尊重、非暴力(=平和)、知足、共生、簡素、利他、多様性、持続性 ― のうち今回は知
本文を読む平和的中国への不可欠な存在─ノーベル平和賞 劉暁波受賞の意味
著者: 子安宣邦中国の詩人劉暁波がノーベル平和賞を受賞した。だがその発表のとき、彼は受賞の報を聞くこともできずに獄舎にいた。彼は強制的に妻からも、友人たちからも、街の人びとからも距てられ、11年の刑に服して獄舎にいる。平和賞はこの獄舎
本文を読む書評:塩川喜信編集『沖縄と日米安保―問題の核心点は何か』
著者: 坂井定雄鳩山前首相は、わずか八カ月で辞任に追い込まれたが、この間に提起されたさまざまなことは、日米安保改定五十周年に際して、再検討しなければならないすべての重要問題を含んでいる。 本書はこれらの問題に立ち向かう論文・発言・資料集
本文を読む革命の組織論 歴史と宗教に学ぶ ② 3つの1神教の区別と連関
著者: 浅川 修史1 神の名前と属性 ユダヤ教、イスラム教の分権的組織論に入る前に、ユダヤ教を起源とする3つの1神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)の区別と連関について述べる。ユダヤ教のラビ(教師)はたとえ話を用いて説明することが得
本文を読む陸上の権力が海を「私物化」してよいのか?―「日中共用の水域へ」論が孕む問題
著者: 安東次郎日中の領海は隣り合っている? このサイトに西田勝氏の「尖閣諸島」は、わが国「固有の領土」か 日中共用の水域へ」が掲載されている。https://chikyuza.net/wp-admin/post.php?action=
本文を読む11/21第7回劣化ウラン兵器禁止を求める国際行動デー
著者: たんぽぽ舎☆☆★11/21第7回劣化ウラン兵器禁止を求める国際行動デー★☆☆ 日 時:2010年11月21日(日) 13:00開場 13:30~17:00 会 場:明大リバティータワー15F1156室 道 順:JR「御
本文を読む深まる秋の中で人はどんな夢を見るのか
著者: 三上治仙石官房長官が国会で惰眠をむさぼっているという新聞記事には思わず笑ってしまった。退屈な質疑など聞いていられないということよりも、それがちょうど睡魔の誘いになったのだろうか。邯鄲ではないが、彼はこの眠りの中でどんな夢をみ
本文を読む10月15日(金)憲法講座の案内状
著者: 三上治10月15日(金)憲法講座の案内状 三上 治 現在講座では第21条「集会・結社及び言論、出版その他一切の表現の自由はこれを保障する、検閲はこれをしてはならな
本文を読む周回遅れの読書報告(その1)
著者: 脇野町善造日本経済新聞を読まなくなってから随分と時間が経った。読むといっても経済紙として読んでいたわけではない。経済紙としての同紙には1997年の夏に愛想が尽きた。1997年の年初は、世界経済に関してはほとんどの専門家、専門誌紙が
本文を読む自著(『裁判官幹部人事の研究―「経歴的資源」を手がかりとして』)を語る
著者: 西川伸一現職裁判官よる問題提起 名古屋地裁の寺西和史判事が『週刊金曜日』二〇一〇年九月三日の「論争」欄に、「裁判をしない裁判官について 特に高裁長官って何なんだ?」と題した一文を寄せた。彼が取り上げているのは、今年六月一七日に発
本文を読む円高と産業構造
著者: 成畑哲也アメリカ経済の停滞が、まだつづくであろうから、円高の流れは止まらないであろう。それで、大手企業の多くは海外に流出しつつある。このことは「与件」である。コシヒカリが、殊に中国で好まれている。また、中国の富裕層以下の人々が、
本文を読む墓守(a Gravekeeper) I (走る-Run)
著者: 若生のり子10.27宇波彰読書会
著者: 事務局10月27日(水)14時45分より、明治学院大学白金キャンパス1558教室において、 明治学院大学言語文化研究所が主催します、首席フェロー宇波彰による月例読書会「記号哲学講義」が行われます。 参考URL: http://
本文を読む「検察審査会」をサイコロから考える(3)――ありゃりゃ!平均年齢が『訂正』された。
著者: マルタのめだか同じネタで読むほうもウンザリだろうけど、書いてるワタシはもっとウンザリ。 でも、今日になって検察審査会事務局から「平均年齢の計算に間違いがあった」という発表があったんだから、書かせてね。 それによると、『正しい』平均年齢
本文を読む革命の組織論 歴史と宗教に学ぶ ① 国際共産主義運動とカトリック教会
著者: 浅川 修史革命運動や社会運動を推進する際にどのような組織形態を採用するかは永遠のテーマである。どのような組織をつくるかは、置かれた社会環境、政治状況、創設者の好みによって左右される。が、一般的には少数の職業革命家による軍隊に似た固
本文を読む社会理論学会第18回総会・研究大会
著者: 岡田一郎日時:2010年11月27日(土)10:00~20:30 会場:大東文化会館401・402号室 会場費:500円 プログラム 第1部:総会 10:00─10:30 総会(会員のみ対象) 10:30―11:30 社会理論学
本文を読む在日米軍基地を考える国会議員と語る会―砂川から沖縄へ―に集まろう!
著者: 吉沢弘久私たち「伊達判決を生かす会」では、11月28日の沖縄知事選挙の重要性を考え、伊波さんの勝利を期して、下記の集会を企画しました。この集会には、民主党、共産党、社民党などから多くの国会議員が参加する予定です。 沖縄知事選で伊
本文を読む官僚機構が不滅の理由
著者: 浅川 修史「官僚支配は右手に政治家、左手にマスコミを使うことで成り立っている」。 昔のことになるが、こんな指摘を大蔵省(現在財務省)の高官から聞いた。この元高官はその後大学教授になり、今でもテレビなどでコメントしている。 同時期、
本文を読むドルイド教(古代ケルト人の宗教)の復権?
著者: 岩田昌征セルビアの日刊紙「ポリティカ」(10月6日)によれば、BBCは英国の慈善団体委員会がドルイド教による自然霊の招魂儀式を宗教活動であると承認した、と伝えた。諸他の主要な宗教団体が有しているのと同様な資格が与えられることによ
本文を読む「尖閣諸島」は、わが国「固有の領土」か 日中共用の水域へ
著者: 西田 勝中国の漁船が、わが国の「領海」内に入り、故意に衝突してきたというので、海上保安庁の巡視船が刑事犯として同船を拿捕、乗組員を石垣島に連行してきた。それに対して中国政府が強い抗議の意志を表明しただけでなく、日本の青年たちの招
本文を読む「検察審査会」をサイコロから考える(2)――確率は3.7/10000くらい
著者: マルタのめだか10日に『交流の広場』で「検察審査会の審査員、高齢化が進む日本で無作為に11人を選んで平均年齢が30.9歳になる確率は極めて低い」という話を書きました。 週刊朝日の山口氏によれば、20歳~69歳の東京都民を11人ランダム
本文を読む変革のアソシエ・第5回「戦争(侵略・植民地支配)責任を考える」へのご参加のお願い
著者: 増田都子件名近現代史講座・第5回「戦争(侵略&植民地支配)責任を考える」を以下のように行います。ご都合のつく方は、どうぞ、ご参加ください。 ●日時 10月14日(木)18:30~ ●内容
本文を読む宮下NIKEパーク建設反対行動!
著者: オリジン宮下NIKEパーク問題で揺れる渋谷の宮下公園。9月15日(水)早朝、抜き打ちでフェンスが閉鎖され、野宿の仲間が暴力的に追い出されました。 さらに、9月24日(金)には行政代執行が行われ、公園内に残された「守る会」、「のじ
本文を読む第1回草の根メディア勉強会:「機関紙と私」 吉田一人氏
著者: 森広泰平略歴 1931年長崎県生まれ。中学2年の時に被爆。1951年機関紙連合通信社入 社。平和運動など中心に取材。編集委員、副理事長など歴任。評判のコラム「順風逆風 」も担当。各地の編集講座、新聞作り教室の講師としても活躍。著
本文を読むNHK記者の捜索情報漏洩の背景にあるもの -ジャーナリズムと記者像の変質-
著者: 岩垂 弘驚いた。NHK記者が、大相撲の野球賭博問題で警視庁が家宅捜索に乗り出すとの情報を、日本相撲協会の関係者に携帯電話からメールで送っていたという事件にである。この事件には、たまたまNHKに取材のルールや記者としてのモラルを
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