「与党過半数失う―参院選、民主が改選第2党に転落」「自民が1人区で圧勝、改選第1党に」「菅首相、続投を表明―党内から反発の動き」

著者: 瀬戸栄一

(2007年7月12日3:51差し替え)  第22回参院選は11日、投開票され与党民主党は選挙区選挙での不振が響き、50議席ラインを割り、40議席台半ばの44議席にとどまる惨敗を喫した。自民党は特に定数1人区で善戦し、改

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2010.07.10 山雨欲来風満楼――北朝鮮で何かが起こる

著者: 田畑光永

 山雨、来タラント欲シテ、風、楼ニ満ツ・・・一昔も二昔も前、中国でまたなにか起りそうだぞという時に、よくこの一句が使われたものだった。5月に初めて北朝鮮の土を踏んで以来、その後なにかとあの国のことが気になるのだが、その後

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政治的ビジョンの重要性は選挙後により明瞭になる

著者: 三上 治

  もう大分前のことだが、吉本隆明さん宅に御伺していて選挙予想の話が出たことがある。新聞社の政治部長の一番大事な仕事は選挙予測がどれだけ正確であるかで、それが仕事の大半でもあるということだった。吉本さんがマスメディアの関

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真の争点なき参院選の無残―不平等条約と新自由主義への対峙は可能か―

著者: 半澤健市

《争点なき選挙ふたたび》  10年7月11日を投票日とする参院選の争点は何か。 昨夏の総選挙は「政権交代自体が争点」であった。ナンセンスである。 何のための政権交代かは決して論じられなかった。今度の参院選も真の争点は不明

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視聴者の声がNHKを動かした画期的決定~大相撲の中継中止の判断に思うこと~

著者: 醍醐 聡

視聴者の声を拠り所にしたNHKの良識に適った判断  NHKの福地茂雄会長ほか役員は今日の午後開いた記者会見で大相撲名古屋場所の中継を行わないことにしたと発表した。その理由として福地会長は、①多くの視聴者から意見が寄せられ

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連載―(6)やさしい仏教経済学原子力発電は「人類の生存に脅威」/(5)シューマッハーの「小さいことは素敵」

著者: 安原和雄

(6)やさしい仏教経済学原子力発電は「人類の生存に脅威」  仏教経済学は原子力発電にはどういう姿勢なのか。仏教経済学の提唱者、シューマッハーは著作『スモール イズ ビューティフル』で「原子力 ― 救いか呪いか」と題する一

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セルジュ・ラトゥーシュさんに聞く―「収縮する社会」に暮らし生きるとは―

著者: ATTAC Japan

 菅直人新総理は就任演説で「強い」という言葉を何度も使い、日本が「成長」および「発展」を目指すことを宣言しました。しかし、貧困がふつうになってしまった私たちにとって、そのことばは空疎なひびきを持っているようにも思えます。

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「民主低迷、改選50割れも―代表選前倒しか」「自民伸び悩み、みんな10議席台うかがう」

著者: 瀬戸栄一

 民主党は参院選投開票まであと数日の時点で実施された終盤情勢調査でさらに支持が低迷し50議席を割る可能性が出ている。自民党は公示直後の序盤情勢調査から比例代表が伸び悩み、横ばいの状態だ。唯一、獲得議席を伸ばす勢いのみんな

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明らかにされた朝鮮人強制連行の真実、息をのむその過酷な実態

著者: 岩垂 弘

 今年は、日本による韓国併合から100年。朝鮮半島に対する日本の植民地支配は1910年から1945年までの35年に及んだが、その間の植民地支配の一端を明らかにした写真記録が刊行された。ノンフィクション作家、林えいだいさん

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ベトナム戦争50年と安保50年-映画『冬の兵士』(72年・米)・『ハーツ・アンド・マインズ』(74年・米)

著者: 半澤健市

   『冬の兵士』(Winter Soldier、72年)と『ハーツ・アンド・マインズ』(Hearts and Minds、74年)は、ベトナム戦争を正面から見据えたアメリカのドキュメンタリー映画である。 《証言だけなの

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大相撲放送権料に関する監査要望&質問書を発送しました

著者: 醍醐 聰

  皆様  時々晴れ間の除く梅雨本番の気候ですが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。  いつもながらBCCメールで失礼いたします。  NHKを監視・激励する視聴者コミュニティはさきほど(7月3日)、NHK監査委員宛の

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「ヤマガタ in 立教」山形国際ドキュメンタリー映画祭作品定期上映会

著者: 池谷 薫

 恒例の「ヤマガタ in 立教」山形国際ドキュメンタリー映画祭作品定期上映会は、ようやく一般市民の参加を進める段階にきたようです。  次回は下記の通り行います。  上映作品は、2007年の小川紳介賞(グランプリ)受賞作、

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東北チベットについてのある見解―チベット高原の一隅にて(84) 

著者: 阿部治平

            2年前、ラサを中心にチベット人地域の各地でチベット人の騒乱(3・14事件)があった。事件後、西寧の町から民族服と赤い僧服が目立って減り、チベット人に物を売らない店があったり、役所の手続きが後回しに

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