「幻の鳩山演説」を現実のものにするには   ―安保闘争50年目に考える―

著者: 半澤健市

《この方式での工作を打ち切る》 最初に次の長文を丁寧に読んで頂きたい。(◆と◆の間)。 ◆私は、普天間移設、という枠内で普天間基地の危険を除去し、沖縄県民の基地負担を減らすため、県外、国外移設のあらゆる可能性を探ってきた

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2010/06/17 『ザ・コーブ』映画鑑賞と監督との討論

著者: アンプラグド・現代史研究会

<6月17日(木)に予定されておりました『ザ・コーブ』上映会は、諸般の事情により 中止のやむなきにいたりました。> ■ザ・コーブ (第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー嘗受賞映画) 終了後に元イルカ調教師リック・オバ

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アジサイの季節になって―長めの論評(三)

著者: 三上 治

 言葉は恐ろしいところがある。曖昧なまま流通し、いつの間にか疑うこともなく人々に使われたりもする。そして、また、人々に行動まで縛ってしまうのである。例えば、日米同盟などはその一つである。一体、日米同盟というのは何のことだ

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「閉塞状況の打破」というけれど 菅首相の所信表明演説を採点する

著者: 安原和雄

 菅首相は初の所信表明演説で重要な柱として「閉塞状況の打破」を掲げている。その姿勢は評価したいが、残念ながら肝心要の視点が欠落している。それは日米安保体制(=日米軍事同盟)こそが日本の閉塞状況をつくり出している元凶という

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「存在の耐えられない軽さ 」からカバーが変わっても、 「日米合意・沖縄」はずしの新政権メディア戦略に注意し、 50年前の争点「安保」を7月参院選の焦点に!

著者: 加藤哲郎

 映画「沈まぬ太陽」を見ました。国策航空会社での企業内差別・労使紛争や520人の犠牲者を出したJAL123便御巣鷹山事故をめぐる人間の劇を描いた山崎豊子原作の第33回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品。  渡辺謙演じる

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6月15日(火)記念行事、6月20日(日)の集会案内

著者: 9条改憲阻止の会

連帯・共同ニュース第58号 ■ 田舎に帰って父や母あるいは祖父母の写真をみるときは、どこかで人生を全うしだのだろうという思いがあってこちらには痛みはない。けれども、樺美智子さんの写真はそうはいかない。名状しがたい複雑さの

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アジサイの季節になって―長めの論評(二)

著者: 三上 治

 歴史はおもしろいもので必要に応じて様々の役者を用意する。これは歴史という舞台が用意するのか、人が舞台の中で役者になっていくのかは分からないにしてもである。安保条約の改定には岸信介という格好の役者がいたが、彼が首相でなか

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オバマは正真正銘の帝国主義者  「協調」と言いながら同盟国を支配

著者: 伊藤力司

 筆者は前回6月2日のエントリーで「オバマはやはり『米帝』の最高司令官か」とのタイトルの下で5月末に発表されたオバマ政権の「国家安全保障戦略」を紹介した。オバマ政権は確かにブッシュ政権の単独行動主義から国際協調主義に転換

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今こそ思い起こそう小林トミさんを   「安保」から50年、なお続く声なき声の会

著者: 岩垂 弘

 第2次世界大戦後の日本で最大の大衆運動とされる1960年の日米安保条約改定反対闘争から、今年6月で満50年になる。日本を揺るがしたこの闘争の片鱗をもはやほとんど見ることができないが、その後も「安保反対」を掲げてこの50

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「初の所信表明で財政再建打ち出す―亀井代表が閣僚辞任、後任に自見氏」

著者: 瀬戸栄一

 菅直人首相は11日の衆院本会議で就任後初の所信表明演説を行い、財政再建のための「税制の抜本改革は不可避」だとして、与野党による消費税引き上げ協議を念頭に「財政健全化検討会議」の設置を提唱した。さらに鳩山前政権の「政治と

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浜矩子教授の「財政危機」講演を聴く―を読んで。

著者: とら猫イーチ

 半澤健市氏の「浜矩子教授の「「財政危機」」講演を聴く‐「「国債バブル」」は本当だろうか」は、浜矩子氏の著作や講演に接したことの無い小生にとっては、間接的ながら氏の論説を窺うことが出来て感謝しました。  しかし、浜教授に

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ちきゅう座会員による新著出版の紹介

著者: 栗木安延記念論集編集委員会

 ずいぶん以前に出版予告を紹介させていただいたことがあった。その後、諸般の事情から出版が遅れ遅れになり、やっとこの度出版にこぎつけた次第、読者の方々および早くから原稿を準備下さった著者の先生方に心からお詫び申し上げたい。

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「参院選は7月11日投開票の方向―内閣支持61%で民主の大勢、会期延長見送り固める」

著者: 瀬戸栄一

 菅直人政権は組閣・党役員人事が世論から予想以上に高く評価されたと判断、この追い風が止まないうちに参院選に臨む決意を固めた。国民新党などが要求する2週間程度の会期延長を振り切り、会期を当初通りの6月16日で打ち切って参院

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武蔵野散歩の楽しさを台無しにした交通巡査の点数稼ぎの不快さ

著者: なんちゃっておじさん

先日、美女三人から案内係を仰せつかって武蔵野散策としゃれてみた。武蔵境駅で落ち合って、徒歩で東京天文台方向へ向かった。途中から道もなんとなく田舎道風に変わってきてなかなか風情がある。多分そこは深大寺辺だったのではないかと

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久しぶりに国会図書館へ、その後、都民情報ルームへ

著者: 醍醐 聡

2010年6月7日  今日は少し肩の力を抜いて日記風に書くことにした。 東京都の福祉財政を調べるために  早めに起床し、犬と散歩をした後朝食を済ませ国立国会図書館へ出かけた。2年前に連れ合いと地元の自治会が取り組んでいた

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浜矩子教授の「財政危機」講演を聴く ―「国債バブル」は本当だろうか(9)―

著者: 半澤健市

 ある勉強会で浜矩子(はま・のりこ)同志社大学教授の講演を聴いた。  「国家経済破綻」がテーマであった。以下はその聞き取りノートである。  浜教授は次の3点に絞って話した。  第1に、ギリシャ問題をめぐるEU(欧州共同体

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「脱小沢の菅直人新内閣、正式スタート」「参院選へ与党過半数目指す」

著者: 瀬戸栄一

 菅直人新内閣は8日午後、官房長官に就任する仙石由人衆院議員が新閣僚の名簿を発表。同日夜、皇居で任命・認証式を行い、正式に発足した。前日の7日、決定した枝野幸男幹事長、玄葉光一郎政調会長ら執行部人事と併せて、7月の参院選

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