「命切り捨て」の言い訳でしかない!統治能力はすでにない

著者: 内野光子

 政府は、新型コロナウィルス感染者の入院ルールの一挙転換に踏み切った。これまで、中等症患者は入院が原則であったが、医療のひっ迫を理由に、中等症患者までは、自宅療養にするのだという。  中等症といえば、呼吸困難・肺炎症状か

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「性の商品化」の行方・そのⅠ 『限界から始まるー鈴木涼美・上野千鶴子、往復書簡』から

著者: 池田祥子

書名『限界から始まる』とは?  鈴木涼美氏とは、本書の著者紹介から概略を掲げておこう。 ― 1983年生まれ。作家。慶応大学、東京大学大学院修士課程修了。大学在学中にキャバクラのホステス、AV女優などを経験。その後日経新

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海峡両岸論 第129号 2021.08.03発行 - 自説を「国際社会」とすり替えるメディア 中国の孤立という虚構をあばく -

著者: 岡田 充

 「国際社会は国安法撤廃を求める声を上げ続けたい」注1  「中国共産党は世界との溝埋める努力を」注2 。  香港、台湾問題や中国を論じるメディアが、「国際社会」や「世界」という言葉を使って中国を批判する文章が目立つ。自己

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江口千春のメール通信 Let’s Join Hands 8月3日/中等症 自宅療養 注目記事

著者: 江口千春

◎患者の重症度は▽軽症▽中等症Ⅰ▽中等症Ⅱ▽重症――の4段階 ★倉持仁院長 1都3県に入院できない人が3万7000人 ◎菅首相「重症リスクの高い人以外は自宅療養」政府、病床不足で方針転換 ★玉川徹氏、政府の自宅療養体制強

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「IOCの正体見たり ぼったくり」ー オリンピックとは何であるかを学ぶについて

著者: Filmphotography

標題記事を拝読いたしました。 2020オリンピック東京大会の商業主義については、法令違反が堂々と罷り通っています(商標法・違法ライセンス問題)。 三木義一(青山学院大学教授/法学者・弁護士)主催のYouTube「庶民大学

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】435 追悼 江田五月初代西サハラ議連会長

著者: 平田伊都子

 2021年7月28日午前、江田五月初代西サハラ議員連盟会長が逝去されました。ご冥福を心からお祈り申し上げます。 西サハラ男性用民族衣装ダラーを手にされる 江田五月初代西サハラ議連会長、説明する筆者  2010年1月、初

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「IOCの正体見たり ぼったくり」ー オリンピックとは何であるかを学ぶ

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月2日)  本日の毎日朝刊コラム「風知草」に、山田孝男が「五輪で学んだこと」を書いている。その中に次の一節がある。    「日本人は、大会開催に至る過程で、IOC(国際オリンピック委員会)が、国際公務員を擁

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(318)

著者: 本間宗究(本間裕)

統計学の盲点 「目に見える事実しか信用しない」というように、「自然科学の信奉者となった現代人」にとって「統計上の数字」は、「科学の正当性を証明する手段の一つ」となっているようである。つまり、「統計に表れた数字を過信する状

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いま社会進出する女性たち、20年間の戦争死者は24万人 英BBCがまとめたアフガン戦争のデータから

著者: 坂井定雄

 8月末までに、米軍と同盟国軍は2001年9月から戦争を開始したアフガニスタンから、大使館警備など部隊など少数を残し全面撤退する。20年にわたるイスラム武装勢力タリバンとの戦争は終わった。この戦争は、アフガニスタンの国民

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【ミャンマー:クーデターから半年】共同声明&8.2官邸前で追悼と希望の集い

著者: 杉原浩司

ミャンマーの軍事クーデターから半年が経ってしまいました。国軍による苛烈 な弾圧は厳しさを増し、コロナ感染の拡大も相まって、人々は想像を絶する苦 難を強いられています。それにもかかわらず、菅政権は実効性ある対応をさぼ り続

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1936年ベルリン大会の孫基禎と、TOKYO2020の張家朗(エドガー・チョン)を巡る事件 ー 歪んだ大国主義を映し出すオリンピック

著者: 澤藤統一郎

(2021年8月1日)  8月である。平和を語るべき季だが、今年はコロナ禍と五輪禍の重なった特別の8月。猛暑も一入身に沁みる。  五輪禍とは、コロナ蔓延阻止に怠惰で、コロナ蔓延に手を貸している政権の姿勢を意味するだけでは

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希有・前代未聞のオリンピックが始まった

著者: 小原 紘

韓国通信NO674  感染症パンデミックと政治不信ただ中のオリンピック。開会式は現実と思えない異次元の世界。空しさとやるせなさが漂い正視に忍びないものだった。狂気の沙汰としか言いようがない。選手たちに悲劇を演じさせる主催

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江東屋上菜園瓦版173号/コ ロ ナ 禍 第 5 波 、オ リ パ ラ を 襲 う ! 市民科学講座「ゼロメートル地域に注目―東京大水害に備える」

著者: 中瀬勝義

「コ ロ ナ 禍 第 5 波 、オ リ パ ラ を 襲 う !」を紹介します。 なお、市民科学講座 8月9日(月)19:00~20:30にZOOMで話題提供します。 「ゼロメートル地域に注目―東京大水害に備える」 首都圏

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コロナとオリンピックに隠れて~皇位継承、いつまでも結論が出せない政府

著者: 内野光子

 7月26日、オリンピックとコロナ感染拡大のニュースに隠れてしまったが、安定的な皇位継承を検討する政府の有識者会議が、皇族数の確保策としての二案を発表した。ことし3月から10回の会議を経て、女性皇族が結婚後も皇室に残る案

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検察はその威信をかけて、安倍晋三を徹底捜査し起訴せよ ー 国民世論は安倍晋三不起訴に納得していない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月31日)  ことあるごとに思い起こそう。忘れぬように繰り返そう。  モリ・カケ・桜・クロカワイ・アベノマスクにIR  ウソとゴマカシをもっぱらとし、政治を私物化した安倍晋三を忘れてはならない。度しがたい歴

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シェイクスピアの「弁証法」―『ヴェニスの商人』 

著者: 合澤 清

暑気払いにと本箱で埃をかぶっていた、筑摩書房版「シェイクスピア全集」全8巻の中の1「喜劇」の頁をめくってみた。 この本には次の6本の戯曲が入っていた。 「間違いの喜劇」「じゃじゃ馬ならし」「ヴェロナの二紳士」「恋の骨折損

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ジェノサイド(族戮)罪――多民族戦争を多面的に考察させない概念装置に堕落させない為に――

著者: 岩田昌征

 2021年6月8日から10日、セルビアの日刊紙『ポリティカ』の主要記事は、旧ユーゴスラヴィア多民族戦争のBiH(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)段階、すなわちボスニア戦争(1992年4月-1995年9月)の最終局面、199

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【報告】#五輪やめて命をまもれ 官邸前緊急抗議に40人!&本日集会の中継URL

著者: 杉原浩司

感染爆発を受けて、7月29日夕方に急きょ取り組んだ五輪中止を求める官邸前 抗議の簡単な報告を作りましたので、ぜひご一読ください。動画も見ていただ ければと思います。 なお、別件ですが、本日31日午後に行う以下の集会をIW

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東京「君が代」裁判・第5次訴訟始まる ー 何が争われているのか

著者: 澤藤統一郎

(2021年7月29日)  本日、東京「君が代」裁判・第5次訴訟の第1回口頭弁論があった。  石原慎太郎都政時代に発出された、悪名高い「10・23通達」以来18年余にもなる。以来今日までこの通達にもとづいて、都立学校の入

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独裁政権と盗聴 ― 盗聴アプリ「ペガサス」事件の続報

著者: 盛田常夫

 ハンガリーのフィデス(Fidesz・ハンガリー市民同盟)政権には「人権侵害」という観念が完全に抜け落ちている。国際的な事件を「国際ヒステリー」(グヤシュ官房長官)と断罪し、一切の言い訳はしない方針のようである。オルバン

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