2018年10月8日 以下は、先週、私設のツイッターに書き込んだ記事からの抜粋・加筆。 「『帰るとこ、なくなっちゃった』 少女がこぼした家族の終わり」 (『神戸新聞』2018年2月16日) https://www.
本文を読む元号が変わるというけれど、―73年の意味(5)―敗戦直後の短歌雑誌に見る<短歌と天皇制>(2)
著者: 内野光子吾が大君大御民おぼし火の群が焼し焦土を歩ませ給ふ (佐佐木信綱)(1945年9月号) 大君の御楯と征きしへいしらが世界に憎まるる行ひをせり (杉浦翠子)(1945年10月号) かすかなる臣の一人とつつしみて御聲のまへに涙
本文を読む元号が変わるというけれど、―73年の意味(4)―敗戦直後の短歌雑誌に見る<短歌と天皇制>(1)
著者: 内野光子大地のブロック縦横にかさなり 断層數知れず 絶えずうごき 絶えず震ひ 都會はたちまち灰燼となり 湖はふくれ津波(よだ)となる。 決してゆるさぬ天然の気魄は ここに住むものをたたきあげ 危険は日常の糧となり 死はむしろ隣人
本文を読む49年前は「司法反動阻止」、今や「安倍改憲阻止」。
著者: 澤藤統一郎10月3日気の置けない友人弁護士10名余と函館に宿泊して旧交を温めた。49年前に司法修習同期をともにした同窓会である。「司法反動阻止」や「阪口君罷免撤回」の運動をともにした親しい仲間だけの集まり。 思いがけなくも、集合は
本文を読む「明治150年礼賛式典」徹底批判!緊急集会 –侵略の歴史を隠蔽し日本の近現代史の歪曲・捏造は許されない–
著者: 藤田高景https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/10/0c36ffe8c1122ffd8363a146b294c949.pdf
本文を読むドイツ通信第130号 2018年トルコの夏――その幻影と実態(2)
著者: T・K生1990年代半ばから2000年初頭にかけて、イスラム宗教をめぐる議論がメディア、TV、そして市民のなかで激化してきました。TVの政治トーク番組は、ゲストの顔ぶれをテーマに相応しく選択して、手を変え品を変え各チャンネルでほ
本文を読む男と女、実はくっきりとは分けられない?
著者: 鎌倉矩子―平成おうなつれづれ草(10)― この夏の終わりは雨が多く、気分の晴れない日が続いた。ふとおもいついて、映画『おくりびと』のDVDを観た。その中にちょっと、不意打ちを喰らうシーンがあった。 おくりびと本木雅弘が若い女性の
本文を読む11・24(土)シンポジウム 日本の政治と社会を立て直す
著者: 村尾知恵子日 時:11月24日(土) 13時30分〜16時30分 場 所:文京シビックセンター26階 スカイホール 主 催:研究所テオリア
本文を読む「道々の者が消えた」──周回遅れの読書報告(その76)
著者: 脇野町善造「定住漂泊」という言葉が好きである。もっと絞って言えば、「漂泊」が好きである。最近まるでそれが出来なくなったから、余計に憧れているのかもしれない。しかし、私が小さい頃にはまだ見かけた、漂泊の人たち(「道々の者」)がすっ
本文を読む柴山昌彦くん、愚かなキミには文科大臣は務まらない。
著者: 澤藤統一郎第4次安倍内閣への呼称が定まらない。 「もり・かけ反省拒否宣言内閣」「論功行賞内閣」「旧友復活内閣」「旧悪再生内閣」「在庫一掃内閣」「閉店セール内閣」「全員右投げ右打ち野球内閣」「右側エンジン全開内閣」「無適材不適所内閣
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 614号
著者: 中瀬勝義世古一穂、土田修 「日本酒、米作りから始める」 七つ森書館、2018.9 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/10/1c0aea928d5bb8d90
本文を読む新宿農場 「越後いろりん村」から初めて米が届くよ~
著者: 村尾知恵子毎週日曜日、午後4時頃になると、都庁横に、路上の仲間に届けるおにぎりが到着する。新宿連絡会(新宿野宿労働者の生活・就労保障を求める連絡会議)の高田馬場事務所で作られて、運転手くまさん(ニックネーム)たちが運んでくれる。
本文を読む見えてきた「安倍改憲阻止」の展望
著者: 澤藤統一郎今朝(10月5日)北海道の旅先で、道新一面トップの見出しが目に飛び込んできた。「改憲案、与党協議経ず提示」「自民検討、衆参憲法審に4項目」というもの。これはトップ記事とするにふさわしいニュースだ。 自民党は、安倍晋三首相
本文を読むドイツ通信第129号 トルコの夏――その幻影と実態(1)
著者: T・K生夏休みの最後の週に、トルコの友達を訪ねてきました。その時の様子を少し書きます。 ラマダン(イスラム断食期)明けの祭日を利用してボドルム(Bodrum)で夏休暇を取っていた友人から、「是非、来るように」と誘われて行ってきま
本文を読む強権が自ら踏みにじる「依法治国」 ――大興区事件に見る習近平政治(下)
著者: 田畑光永新・管見中国(44) ―昨秋の北京では― 大興区事件の政治的意味を考えるについては、まず昨秋という時期が問題である。 昨2017年秋は中国共産党の第19回大会が10月に開かれ、総書記2期目に入った習近平は「一強体制」
本文を読む憲法と落語(その5) ― 「てれすこ」は、権力分立のない社会の噺
著者: 澤藤統一郎てれすこは、子どもの頃からラジオでよく聞いた。さして面白い噺ではない。何度聞いても、オチがよく分からなかった。不粋にオチを説明されても…、やっぱりよくは分からない。分かったようでも面白くはない。 「圓生百席」のCDで聞く
本文を読むテント日誌10月2日…命より金? 重要性より効率?
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 いまだにテントは不法占拠だったという人がきたりする 9月28日(金) 久しぶりにカラッと晴れた1日となった。いつものメンバーが揃い、事務所の下で準備をする。今日は冷たいものを用意しなくち
本文を読む「葡萄畑に帰ろう」を見る
著者: 宇波彰去る2018年9月27日に、私は試写で、エルダル・シェンゲラヤ監督のジョージア映画「葡萄畑に帰ろう」を見た。シェンゲラヤは、私と同じ1933年生まれのジョージア映画界の長老であるが、むしろ「若さ」を実感させる作品である。
本文を読む強権が自ら踏みにじる「依法治国」 ――大興区事件に見る習近平政治(上)
著者: 田畑光永新・管見中国(43) ―大興区事件― まず事の次第を振り返っておく―― 昨年11月18日の夜、北京の中心部から南へ20キロほどの北京市大興区新建村という場所で1件の火事が起きた。村といっても農地はほとんどなく、河北省な
本文を読む芸術によって輝くのは私ではなく、あなたである~「半分、青い」余話~
著者: 醍醐聡2018年10月3日 「半分、青い」のなかで、映画監督を夢見る主人公・鈴愛の元夫が、師事した先輩に脚本を横取りされる場面があった。これについて小説家の磯崎憲一郎さんは、この場面を見て視聴者が、映画や小説の世界は、「生き
本文を読む東チモール、「グレーターサンライズ」開発側へ参入
著者: 青山森人青山森人の東チモールだより 第381号 (2018年10月3日) 東チモール、「グレーターサンライズ」開発側へ参入 さらば「12分算方式」、2018年度予算よ、こんにちは フランシスコ=グテレス=ル=オロ大統領(以下、
本文を読むわたしはだまされない~特殊詐欺のさまざま
著者: 内野光子市の防災無線放送は、このところの災害情報伝達で忙しかった。一方、毎日のように、行方不明者の捜索協力と特殊詐欺の新手への警告を呼び掛けも続いている。同じ高齢者でも自分より若い年齢の方の「体型は・・・、頭髪は・・・、着衣は、
本文を読む10・14学習会「学校における権利の衝突」
著者: 宇井宙第16回平和学習会のお知らせ(10月14日) 第16回平和学習会を下記の要領にて開催します。 ご都合のつく方は奮ってご参加下さい。 【テーマ】:学校における権利の衝突 【報告者】:山岡聴子さん
本文を読む私が出会った弁護士(その4) ― 戸田謙
著者: 澤藤統一郎戸田謙さんは、私が師事した弁護士である。本当にお世話になった。 私は1968年の司法試験に合格した。あれから、ちょうど50年になる。翌69年3月末に在学満6年の大学を中退して、翌4月最高裁司法研修所に第23期司法修習生と
本文を読む11.13郵政労働者交流集会のお知らせ
著者: 酔流亭6月に高松で開催されたJP労組の定期全国大会で異例の発言がありました。近畿地本の代議員からの発言でした。支部代表者会議で出された発言を引用して、こう述べたのです。 「若い分会長の発言にこうあった。『多くの一般職を抱える私
本文を読むカタルーニャ「血まみれの住民投票」から1年
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸です。 世界中を驚かせたカタルーニャ独立の住民投票から1年がたちました。この間に、本当に信じられないくらいの出来事が目まぐるしく私の周辺で繰り広げられてきました。多くのことが変わりました。それは今までお
本文を読む大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 71号
著者: 池田知隆みなさまへ 10月になりました。 大阪自由大学通信71号を送ります。ご笑覧いただければ、幸いです。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□■ 2018年10月1日 (
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 613号
著者: 中瀬勝義農林中金総研研究会「ポリシーブックに込めた思い」 第28回 世界友愛フォーラム勉強会 「日韓文化交流 日本の教育の未来」を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/20
本文を読む不法滞在に進学支援?
著者: 藤澤豊「good is not enough, must be excellent」という言い草がある―レイオフと背中合わせの会社で仕事をしていたとき、同僚の一人に韓国系カナダ人がいた。三十をちょっとでた画像処理の技術屋で新市
本文を読む「浜の一揆」訴訟、仙台高裁の法廷で ― 「漁業の民主化」とは何か
著者: 澤藤統一郎控訴人ら訴訟代理人弁護士澤藤大河から口頭で意見を申しあげます。 本日陳述の準備書面(1)は、本件の主たる争点である漁業調整のあり方に関して下記4点の主張を行うものです。 第1 漁業調整の基本理念は漁業法の目的規定にある「
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