安保法制が想定する存立危機事態に入る危険が高い地域が南沙諸島沖である。ここはフィリピンやベトナムなどのアジア諸国と領海「九段線」を主張する中国との緊張にさらされている。そんな中、ベトナム国営石油会社ペトロベトナムが海
本文を読む「敬老」の日に、思いめぐらすあれこれ
著者: 澤藤統一郎本日(9月17日・第3月曜日)は敬老の日。「国民の祝日に関する法律」(祝日法)では、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」趣旨とある。おや、そうなのですか。 そもそも「国民の祝日」とは何か。「自由と平
本文を読む「首都圏を壊滅させる東海第二原発の再稼働を許すな」 -さようなら原発全国集会が気勢 -
著者: 岩垂 弘「首都圏を壊滅させる東海第二原発の再稼働を許すな」。9月17日(月・休日) 午後、東京の代々木公園で「いのちをつなぎ くらしを守れ フクシマと共に 9・17さようなら原発全国集会」が開かれたが、日本原子力発電の東海第二
本文を読む安保法制と日本 「存立危機事態」の場合、新聞やTVなどのメディアは国家にどこまで協力を要請されるか
著者: 村上良太2015年に安倍政権が安保法制を強行採決で可決させた当時、学生をはじめ多くの市民が反対のデモに参加したり、憲法学者を始め多くの人が憲法違反だとして反対を繰り広げたことは記憶に新しいことです。今、自民党総裁選の話題の中
本文を読む「没後50年藤田嗣治展」へ出かけました~「戦争画」とは何だったのか(1)
著者: 内野光子今回の藤田展のコンセプト 今回の展覧会(2018年7月31日~10月8日、都美術館)は、東京都美術館・朝日新聞・NHKの三者が主催であったためか、『朝日新聞』での広報が熱かった。NHKの特別番組(「よみがえる藤田嗣治~天
本文を読むテント日誌9月13日…「正直の語を焚字する日も近い」
著者: 経産省テント前ひろば経産省テント前ひろば1807日後 9月9日(日)午後1時より脱原発青空テント川柳句会を開催 選者は乱鬼龍氏、席題は「正直」「地震」3時投句締切、3時半過ぎより入選者の発表、披講となりました。
本文を読む中国擁護のわけ その3 -ちきゅう座より-
著者: 箒川兵庫助一橋大学名誉教授加藤哲郎氏の『中国から見ても、日本は「忍び寄るファシズム」』及び『「忍び寄るファシズム」の足音に耳を澄まして!』を拝読した。石井七三一部隊の存在は知っていたがより詳細なお話を読むことができていくらか身近な
本文を読む東京都知事は、熊谷市の爪の垢を煎じて飲むべし。
著者: 澤藤統一郎毎日新聞・9月12日(水)夕刊の「特集ワイド」は、「関東大震災から95年 虐殺された朝鮮人の遺族来日」と題する文字通りワイドな記事。毎日は、いま日本のメディアがなすべき仕事をよくしていると思う。 中見出しに、「否定の動き
本文を読む9・23久保山忌記念写真展 「第五福竜丸と世界の核被害」
著者: リベラル219月23日は「久保山忌」。1954年3月1日に太平洋のビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で、付近の海域で操業中だった静岡県焼津のマグロ漁船「第五福竜丸」の乗組員と周辺の島々の住民が放射性廃棄物「死の灰」を浴び、乗組員の
本文を読む中国から見ても、日本は「忍び寄るファシズム」
著者: 加藤哲郎2018.9.15 2週間ほど、中国東北部、旧満州の各地を旅行してきました。覚悟はしていましたが、Google, Wikipedia, you tube, blog, twitter, amazonなどがノートパソコン
本文を読む9・30「グラムシを読む会」
著者: 本多正也2018年9月度 「グラムシを読む会」 のご案内 【日 時】 2018年9月30日(日) PM2:00~5:00 【会 場】 文京区立向丘地域活動センター 3階洋室A 【報告者】 村上桂子 【テーマ】 ノート21、イタリ
本文を読む翻訳書のタイトルはこれでいいの?
著者: 村上良太時に翻訳書を読んでいて本の邦題が原題とかなり異なることがある。それは日本で本を売る時に、読者=消費者により訴求するようにと翻訳者や編集者が考えて決めるのだろう。しかし、時にそのタイトルが中身とずれている気がする場合が
本文を読む「反スターリニストとしてのイギリス共産党」──周回遅れの読書報告(その73)
著者: 脇野町善造伊東光晴『現代経済の変貌』については、すでに(その19)で言及している。したがってその本についてもう一度書くということは、ある意味では「反則」である。しかし、(その19)では忘れていたことがあることに気づいた。「反則」
本文を読む岡口基一判事に対する懲戒申立はスラップだ。
著者: 澤藤統一郎岡口基一判事に対する「分限裁判」の行方に目が離せない。9月11日、最高裁で開かれた審問のあとの記者会見で、同判事は、「適正手続きが踏まれておらず、ありえないことが起きている」「今回の表現ごときで処分されたら、他の表現もで
本文を読むどこへいく文民政権 アウンサン・スーチー、ロイター記者への実刑判決を擁護
著者: 野上俊明去る13日、ベトナムの首都ハノイでの世界経済フォーラムの東南アジア諸国連合(ASEAN)会議に出席中のスーチー国家顧問は、ロイター記者への実刑判決についてはじめてコメントしました。ある程度は予想されたことですが、コメン
本文を読むアジア記者クラブ9月定例会
著者: 森広泰平ケチって火炎瓶事件の真相を語る 安倍首相は暴力団に選挙妨害を依頼したのか 2018年9月27日(木)18時45分~21時 明治大学研究棟4階・第1会議室 ゲスト 山岡俊介さん(ジャーナリスト)
本文を読むBCL
著者: 熊王信之読者の皆様は、BCLと言う言葉を御存じでしょうか。 この略語は、英語で言う処の“Broadcasting Listening”(放送聴取)であり、主に短波放送を聴取して、当該放送局宛に聴取の仔細を報告のうえ受信確認証を発
本文を読む明治維新の近代・5 国家論の不在ー大熊信行『国家悪』を読む
著者: 子安宣邦「日本人は国家観をかえなければならない。単に国体観などというものを放棄するだけでは十分ではない。これまで摂取しておった西洋近代のあらゆる国家思想を、すべて疑問の対象として再検討するだけでなく、だれもまだ踏み入ったことのな
本文を読む9・29ポスト資本主義研究会公開講座 資本主義とhomoeconomicusを克服する哲学に向けて
著者: 大越正法日時:2018年9月29日(土) 13時30分~17時(開場13時) 会場:本郷会館洋室B(下記地図) 会費:500円 連絡先090-4592-2845(松田) 講師:稲垣久和(東京基督教大学教授) 公共哲学・キリス
本文を読む9歳女児の国歌斉唱拒否に脱帽 ― オーストラリア国歌の先住民差別に抗議
著者: 澤藤統一郎アメリカではなく、オーストラリア国歌の斉唱拒否が話題となっている。拒否者が9歳の女児だということと、これに保守派の政治家が大仰に噛みついたことで、大きなニュースになった。いろんなことを考えさせられるし、考えなければならな
本文を読むICC国際刑事裁判所はノーサレンダー! アメリカ・ファ―ストはイスラエル・ファースト
著者: 平田伊都子2018年9月10日、アメリカのジョン・ボルトン国家安全保障補佐官はICC国際刑事裁判所にサレンダー(降伏)を命じました。 しかし、ICC国際刑事裁判所はサレンダー(降伏)を拒絶しました。 そのボルトンは2007年1
本文を読むドイツの反人種差別大コンサートを報じたBBCと報じなかった朝日新聞
著者: 坂井定雄主に中東から必死に逃れてきた移民の受け入れをめぐり、国内の対立が深刻化しているドイツや東欧、イタリア。ドイツでは人道・人権主義のメルケル政権と多数の市民が移民たちを寛大に受け入れたのに対して、極右勢力の過激な反移民デモや
本文を読むテレ朝の無断録音放送についてBPOに審議を申立て~有志8名で~
著者: 醍醐聡2018年9月14日 8月31日放送のテレビ朝日「報道ステーション」が、塚原千恵子氏側から提供された録音データを、相手方(宮川紗江選手)の事前の確認・了解なしに放送したのは宮川選手の人権を侵す恐れがあると同時に、公平公
本文を読む311以後の異常事態(原発事故関連のみならず、安保関連法、共謀罪の成立などなど)が全て1つの太い線でつながっているという事実
著者: 柳原敏夫東京の環境団体の会報で、チェルノブイリ法日本版の特集を組んで貰うことになり、数日前、なんとか、私の担当の原稿を書きました。 いざ書いてみて、改めて確信したことは、311以後の異常事態(原発事故関連のみならず、安保関連法、
本文を読む《湘北拙句抄》その5
著者: 霧野 漠「ぼく、ここよ」応える迷子 沢の奥 雪国で 農業学び 剛速球 フロリダで 鍛えた全身 剛返球 *********************************************************
本文を読む9月22日に学術会議が軍事研究をめぐる学術フォーラム
著者: 杉原浩司防衛装備庁は8月31日、自衛隊の武器に応用できる大学などの最先端研究を公募して資金助成する「安全保障技術研究推進制度」の今年度分の配分先20件を発表しました。応募総数は73件で、昨年度の104件から減少。とりわけ大学から
本文を読む【要申込】「2018 GSEF ビルバオ大会」日本実行委員会・東京プレフォーラム
著者: 紅林 進【要申込】「2018 GSEF ビルバオ大会」 日本実行委員会 東京プレフォーラム 2018 Gsef スペイン ビルバオ市 Forumへ グローバルに広がる「社会的連帯経済」を実感し、その実践から学び、日本での取り組み
本文を読む正念場の沖縄知事選、「魂」派と「腹」派の一騎打ちだ。
著者: 澤藤統一郎本日(9月13日)、沖縄知事選が告示された。9月30日が投票日で、即日開票となる。主要な争点は、辺野古新基地建設反対の姿勢を貫くか、それともこれを容認するのか。これは、政権の外交・内政の根幹に関わる問題。したがって、選挙
本文を読むトランプ支持者とポピュリズムの元凶
著者: 藤澤 豊Webであれこれ漁っていたら「クオリティ・ペーパー」という言葉がでてきた。なんのことかと思ったら、新聞のことだった。ちょっと読んで、なんでそんな分類をしなければならないのかと寂しかった。エリート層を読者とする質の高い高級
本文を読む暑苦しかったスポーツ界の夏
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(266)―― 夏のはじめ、女子レスリング強化本部長栄和人氏らが斯界の逸材伊調馨選手のトレーニングの場所と機会を奪ったという告発があった。すったもんだのあげく加害者栄氏は辞め、協会理事を解任された。だが
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