虚構の「アベノミクス」:「何のための「負担増」か?」(アベノミクスの1年とこれから)(岩波月刊誌『世界 2014.3』の山家悠紀夫氏論文より)

著者: 田中一郎

山家悠紀夫氏がこの小論文の中で展開されているように,「アベノミクス」と,そ の実態を,具体的な政策内容や経済統計数値などをきちんとつかまえることによって 評価すれば,何のことはない,この政策が,今まで失敗に失敗を重ねてき

本文を読む

署名運動を開始しました。東京日仏会館での原子力ロビーによる<日仏原子力フォーラム>に反対する

著者: コリン・コバヤシ

既に、海渡さん、豊崎博光さん、鵜飼哲さん、木村真三さんにも署名いただいていますが、以下の署名アピールを出しました。 和訳は以下のごとくです。 以下のサイトに行って、署名をお願いします。 https://14128.lap

本文を読む

テント日誌2月10日 裁判傍聴記1─経産省前テントひろば885日目…商業用原発停止152日目

著者: 経産省前テントひろば

原告の無表情は不安の表れに他ならない                  -脱原発テント裁判第5回公判傍聴記    2月10日、前日の東京都知事選に左右されることなく、脱原発―再稼働阻止にむけて意気軒昂として地裁前集会を行

本文を読む

「カネ・モノ・ヒト」からの脱出へ ―都知事選に構造変化の予兆をみる―

著者: 半澤健市

2014年2月9日(日)に投開票が行われた都知事選は舛添要一がダブルスコアで大勝した。数字を丸めた結果は次の通りである。 ①舛 添 211万票 43% ②宇都宮  98   20 ③細 川  95   20 ④田母神  

本文を読む

【動画視聴可能です】海の放射能に立ち向かった日本人 ~ビキニ事件と俊鶻丸(しゅんこつまる)~/NHK・ETV特集

著者: uchitomi makoto

2月7日の汚染水問題を憂う京都府民の会・第3回講演会「放射能と海洋汚染」@キャンパスプラザ京都には会場定員ピッタリの60名のご参加をいただきりがとうございました。向井宏先生のお話に対してアンケートでは一様に「大変わかりや

本文を読む

引用はいい、お前の考えは―自分の言葉で語れ!

著者: 藤澤豊

以前から気にはなっていたが、そこまで気にしなくてもという気持ちがあった。それが、最近読んだ本が寝ていた気になっていたことをたたき起こした。なにかのときにちょっと時間があって入った本屋で見つけた新書なのだが、買ってまでして

本文を読む

テント日誌2月7・8日 経産省前テントひろば882・3日目…商業用原発停止149・5日目

著者: 経産省前テントひろば

金曜日のこと。選挙ちかく、いつもより人は少ない  4時少し前テントに着いたらもう官邸前で配るチラシの用意は終わり、 外では賑やかな話し声がひびいていた。少し後に毎週金曜日に来て下さるTさんが現れて防寒着をまとい静かに座っ

本文を読む

異常づくめのNHK ~経営委員の異常な言動を弁護する委員会事務局~

著者: 醍醐聡

掲示板に寄せられた意見を確かめるために  私が共同代表の一人になっている「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」の「ご意見板」に昨日、「NHKふれあいセンターの驚くべき対応」というタイトルの投稿があった。それによると

本文を読む

「交響曲ヒロシマ」の運命は -佐村河内氏代作事件を考える-

著者: 半澤健市

2014年2月6日に作曲家新垣隆氏の記者会見をTVで観た。 佐村河内守氏のゴーストライターを18年間つとめてきたことの告白と謝罪の会見である。メディア報道から次の三つのことを考えた。 一つ NHKの取材能力について 二つ

本文を読む

【秘密法弾圧】3月26日初公判、3月2日救援大集会、即時解放を求める署名をお願いします!

著者: 園 良太

昨年12.6の秘密法強行採決直前に、国会内で抗議して不当逮捕・起訴され、 いまだに東京拘置所に監禁され続けるAさん。その初公判が 3月26日(水)10時から東京地裁に決まりました。 また即時釈放と無罪を求める大集会が3月

本文を読む

NHK会長職に見習い期間はない~視聴者コミュニティ、改めて籾井会長の罷免を申し入れ~

著者: 醍醐聡

「安倍川の水と百田で実る籾」  神奈川県 古谷光郎  今日の朝日川柳に載った一首である。  籾井NHK会長はさる1月25日の就任記者会見で、「従軍慰安婦はどこの国でもあったこと」、「領土問題で政府が右と言っているときにN

本文を読む

青山森人の東チモールだより 第258号(2014年2月7日)

著者: 青山森人

曇りの日はなんとなく静か 毎日、毎日、曇りの天気が続いていますが、それにつられて人もなんとなくちょっと静かになっている気がします。 不必要な低音のきいた大音量にわたしはいつも顔をしかめざるをえませんが、そんな音楽をかけて

本文を読む

「歴史的転換点」の東京都知事選 -最大の争点は原発問題だ-

著者: 岩垂 弘

 東京都知事選が最終局面を迎えたが、東京都内を歩いても都民の「代表」を選ぶ選挙らしい活気が感じられない。「都知事選なんてあるのか」といった感じさえする。なんとも低調だ。これも、一つには、新聞、メディアの報道の仕方に原因が

本文を読む

書評:加藤典洋・著 「太宰と井伏―ふたつの戦後」

著者: 阿部浪子

 なぜ、『人間失格』を書いたあと太宰治は心中しているのか。20代の自殺・心中未遂事件は、生活上の不如意が原因だった。だが1948年、家庭的にも作家的にも安定していたとき、家庭の幸福こそ諸悪のもとと主張し、心中している。そ

本文を読む