(2020年8月10日) 注目の4年に1度の教科書採択、いま真っ盛りである。注目される理由は、これが日本の民主化度のバロメータであるからだ。残念なことに、このバロメータの指し示すところが最近芳しくない。歴史修正主義や国家
本文を読む「2020・8・6」広島ルポ (上) コロナ禍に封じ込まれた核兵器廃絶への諸行事
著者: 岩垂 弘広島は8月6日、「被爆75年」を迎えた。米軍に原爆を投下された直後、「75年は草木も生えない」といわれただけに、今年はいわば「節目の年」であった。それだけに、広島には、核兵器廃絶に向けた盛り上がりが期待されたが、全国的な
本文を読む日本人の中国認識を揺さぶる映画体験—王兵の『死霊魂』を観て
著者: 小泉雅英王兵の『死霊魂』を観た。4月の初めに予定されていた劇場公開が、コロナ災害で2回も延期された後、ようやく今回の公開(8/1~)で作品に接することができた。8時間26分の超大作。この日のために体力と時間調整を続けてきた、とい
本文を読むお江戸舟遊び瓦版768号/グルチャラン・ダス、野地秩嘉『日本人とインド人 世界市場「最後の成長エンジン」の真実』
著者: 中瀬勝義グルチャラン・ダス、野地秩嘉 『日本人とインド人 世界市場「最後の成長エンジン」の真実』 プレジデント社、2020.5.1 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/
本文を読む長崎被爆の日に見る、地元の真摯さと政権の不誠実。
著者: 澤藤統一郎(2020年8月9日) 8月9日、長崎被爆の日である。犠牲者に対する鎮魂の祈りをともにしたい。そして、この犠牲を繰り返さぬための決意を再確認しなければならない。 長崎市には、「原爆被爆対策部」がある。そこに「平和推進課」
本文を読むテント日誌8月6日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 月例祈祷会「死者の裁き」もあって賑やかな日だ 7月31日(金) 手首の骨折のため暫くお休みしていたMaさんが今日から復帰とのことのmailが朝一で入る。久しぶりに賑やかになりそうだ。 今
本文を読むアベ政権って、いったい何だ? これだ。
著者: 澤藤統一郎(2020年8月8日) 本日(8月8日)、第59回日本民主法律家協会定時総会が開催された。 コロナ禍のさなか、リアルの出席者はできるだけ押さえて、大半はOn-lineでの参加。これをハイブリッド方式というそうだ。昨年まで
本文を読む緊急講演会(特別講演 早稲田大学法学学術院教授の水島朝穂さん ) の御案内
著者: 藤田高景主催:安倍首相による検察支配を許さない実行委員会 緊急講演会の御案内 講師:水島朝穂(早稲田大学法学学術院教授) 「安倍首相は検察支配で何を狙っていたか」 2020年9月3日(木)15時30分~ 衆議院第1議員会館(地下
本文を読むTikTop召し上げの分け前
著者: 藤澤豊DZNet Japanが日本語のニュースを伝えてきた。日本語の記事はありがたい。英語のニュースから書き起こす手間が省ける。 「マイクロソフトのTikTok買収計画から見える4つのこと」 https://japan.zdn
本文を読む『中国は社会主義か』合評会における批判への回答
著者: 岩田昌征8月2日(日)、芦田文夫・井出啓二・大西広・聽濤弘・山本恒人著『中国は社会主義か』(かもがわ出版 令和2年6月)の合評会に参加した。Zoom形式である。 瀬戸、境両氏の論評と大西、聽濤、山本三氏の応答が終わって、討論
本文を読む「9・1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」 ー ようやく、雨降って地固まるの趣
著者: 澤藤統一郎(2020年8月7日) 今年(2020年)の「9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」の準備は、例年にない波乱含みだった。一つは、3年越しの排外ヘイト団体「そよ風」の挑発妨害と、それに呼応した小池都政のイヤガラセ。そして、
本文を読む戦争体験者の魂が乗り移るとき ―敗戦75年に読んだ春日太一著『日本の戦争映画』(文春新書)―
著者: 半澤健市読み始めてしばらくは、戦後の戦争映画を恣意的に分類する平凡な書物だと感じた。 イデオロギーを排して「ニュートラル」な立場からという態度も消極的でつまらないと感じた。ところが読み進めていくうちに、不満の気分は残る一方で、
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】382 サラー 西サハラ難民アスリート ⑫昨日のオリンピックは明日のオリンピックではない
著者: 平田伊都子「昨日のオリンピックは明日のオリンピックではない」という名言を発したのは、IOC委員でパリ2024オリンピック組織委員のギィ・ドゥリュ元フランス・スポーツ大臣です。 彼は、<2020オリンピック>延期決定後の2020年
本文を読む「核抑止論は虚構に過ぎない」 ー 広島平和式典挨拶から
著者: 澤藤統一郎(2020年8月6日) 1945年8月には、忘れることのできない諸事件が重なった。8月15日は、日本の歴史を分かつ日として、日本人にとって忘れてはならぬ日。これに対して、8月6日は世界の人類全体が戦慄の感情をもって記憶す
本文を読むトランプ大統領、郵便投票に反発 大胆な「居座り論」も登場
著者: 隅井孝雄トランプ米大統領が7月30日、ツイッターで大統領選の延期を発言、数時間後の記者会見で撤回した。同時に書き込んだ郵便投票批判は変えなかった。 ▼トランプ郵便投票に反対、選挙延期は撤回 大統領選延期の理由にトランプが持ちだし
本文を読むお江戸舟遊び瓦版767号/希望のまち東京 知事選挙
著者: 中瀬勝義希望のまち東京 知事選挙 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/08/36bdae5be94a155ec1e508b36d03dbdf.pdf 〈記事出
本文を読む現在の資本主義経済は、収入が減少した人や失業者となったような社会的弱者を救済しうるだろうか
著者: 岡本磐男今日の世界では自由と民主主義の国家というのは、政治的な概念であり、経済的には資本主義であるというのが普通である。 日本もそのような国家であるが、当面日本が最も困難な問題に直面しているとメディアでも注目されている事象は
本文を読む未だに切捨て御免
著者: 藤澤豊沢木耕太郎の『深夜特急』にインドの街でみたカーストの悪弊の話があった。カーストの下の人が荷物を運んでいるところにカーストが上の人が不注意でぶつかって、荷物が道に散らばってしまった。(なにをもってしてふつうというのかとう疑
本文を読むいまなお、ニホン刑事司法の古層に永らえている《思想司法=モラル司法》の系譜
著者: 澤藤統一郎(2020年8月5日) 関東学院大学に、宮本弘典さんという刑事法の教授がいる。 この方が、紀要「関東学院法学」(第28巻第2号)に、「ニホン刑事司法の古層・再論 1:思想司法の系譜」という論文を掲載されている。貴重なもの
本文を読むモンゴル語を失うモンゴル人
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(320)―― このほど、中国内モンゴル自治区では、2020年第2学期(9月?)からいくつかの市や旗(モンゴル人地域の行政単位で中国本土の県にあたる)において学校教育のすべてを「国家通用語」(=漢語すな
本文を読む青山森人の東チモールだより…指導者たちの意思不疎通という難関
著者: 青山森人20年前の今ごろ…… 20年前の今ごろ、つまり東チモールが国連暫定統治下にあった2000年の今ごろ、侵略軍による暴力から解放された歓びが、国際社会に押し付けられる理不尽さによる苦悩にとってかわられたときでした。そしてわた
本文を読む「第2回 平和を願う 文京戦争展・漫画展」開催のお知らせ
著者: 澤藤統一郎(2020年8月4日) 期間:2020年8月10日(月)~12日(水) 時間:8月10日 13:00~18:00 8月11日 10:00~18:00 8月12日 10:00~16:00 場所:文京シビックセン
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(267)
著者: 本間宗究(本間裕)京から富岳へ 2011年に「世界一のスパコン」となった「京」に続き、2020年には「富岳」が同様の座を占めることとなったが、この点に関しては、たいへん深い感慨を覚えている。つまり、「京」が世界一となった時には、「約8京円
本文を読む私が出会った忘れ得ぬ人々(28) 森敦さん――やっこでも往生すれば立派に仏になる
著者: 横田 喬お目にかかったのは一度きり。今から三十八年前のことで、森さんが七十歳の時だ。文字通り一期一会のご縁だが、温かみのあるお人柄と味わい深いお話ぶりは忘れられない。生前にお会いできて本当に良かったなあ、と懐かしく思い起こす人
本文を読む「政治・社会の腐敗堕落と幼児虐待」
著者: 合澤 清このところ世間の話題は専ら「コロナ禍」に向けられているようだ。東京の罹患者はここ幾日か幾何級数的に増加している。 政府関係者は、今になって初めてわかったかのように、PCR検査の不足、予防的措置の遅れ、罹患者の早期発見と入
本文を読むドイツ通信第158号 新型コロナ流行のなかでドイツはどう変わるのか(6)
著者: T・K生暑い夏、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 ドイツは気温が30度以上に跳ね上がっています。今が、夏休みのピークです。そして、コロナ感染数もうなぎ上りに増えてきました。私たちは7月11日から22日までの10日間、ギリシャのコ
本文を読む週刊ポスト「安倍首相を引きずりおろす」「今こそ落選運動を」特集の意味。
著者: 澤藤統一郎(2020年8月3日) 本日の各紙朝刊に、週刊ポスト(8月14・21日合併特大号)の大広告。イヤでも目に飛び込んでくる冒頭タイトルが、白抜きの「今こそ落選運動2020を始めよう」である。落選させようという対象に驚く。なん
本文を読む日本の外国人再入国拒否継続は非人道的 すでに4か月、解除の見通しなし
著者: 坂井定雄日本政府は、4月3日以降、4か月以上、日本国の在留資格を持っている日本在住の外国人の、再入国を原則拒否している。政府側の非公式な説明は、再入国の際の新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査態勢が整っていないためだとい
本文を読む安倍内閣は、速やかにコロナ対策臨時国会を招集せよ
著者: 澤藤統一郎(2020年8月2日) 梅雨は明けたか、 コロナはまだかいな。 コロナ明けるまで、 気が気でならぬ。 とにもかくにも 国会開いて審議を尽くせ。 一時はおさまっていたかに見え
本文を読む核兵器と戦争の廃絶に向け行動を 平和アピール七人委が被爆75年で訴え
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は8月1日、「核兵器と戦争の廃絶に向けて今こそ行動を―広島・長崎被爆75周年―」と題するアピールを発表した。8月6日に広島が、同9日に長崎が被爆75周年を迎えるのにあたり、今こそ核兵器と戦争の廃
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