黒人殺害の白人警官を非難しないトランプ大統領 全米に広がる抗議デモ弾圧に州兵出動を要請 英BBCが代表する国際世論の非難

著者: 坂井定雄

 米国中西部ミネソタ州で5月15日、白人警官が黒人市民のジョージ・フロイドの首を押さえつけたまま離さず、殺した事件。全米で激しい抗議デモが広がり続けている。トランプ大統領は、警官の行為を一切非難せず、デモを鎮圧するために

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】370 アマイダン・サラー 西サハラ・アスリート

著者: 平田伊都子

2020年5月14日、アマイダン・サラーから「僕のドキュメンタリーが出来た!」と、メールが入りました。 27分4秒の映像はスペイン語で、「スペイン語では日本人に見てもらえないよ」と返信したら、翌日の5月15日、「英語とア

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お江戸舟遊び瓦版754号/原子力資料情報室ウェブ講座 「日本原燃の経理的基礎・平和利用」・PARC オンライン講座 「ブラジル、アフリカから見た COVID-19 “命か、経済か”の二元論を超える民衆運動からの提起」

著者: 中瀬勝義

① 原子力資料情報室ウェブ講座 「日本原燃の経理的基礎・平和利用」連続ウエブセミナー 六ケ所再処理工場何が問題なのか ② PARC オンライン講座 「ブラジル、アフリカから見た COVID-19  “命か、経済か”の二元

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(259)

著者: 本間宗究(本間裕)

最後の古代オリンピック 現在では、「東京オリンピックが忘れられつつある状況」となっているようだが、この点に関して参考になるのが、「最後の古代オリンピック」だと考えている。つまり、「紀元前776年」から始まったといわれる「

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ドイツ通信第155号  新型コロナ流行のなかでドイツはどう変わるか。(3)

著者: T・K生

ドイツの「外出制限」が緩和されてから3週間が過ぎました。レストラン、カフェ、それにホテル等も再オープンされ、街の中には市民の行き交う姿が見られるようになってきました。議論のあったブンデス・リーガー(サッカー)も、観客のい

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福竜丸保存に尽力した人びとを活写 山村茂雄著『晴れた日に 雨の日に―広島・長崎・第五福竜丸とともに』

著者: 岩垂 弘

 第五福竜丸という船をご存じですか。  東京駅からJR京葉線に乗る。数分で4つ目の駅、新木場に着く。駅舎を出ると、北に向かって自動車道が延びる。明治通りだ。その歩道を数分歩くと、右手の木立の中に三角屋根の建物が見えてくる

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東アジアで最悪なのに、G7「モデル国」になった日本の不思議?[パンデミックの政治 8・小括]

著者: 加藤哲郎

2020.6.1 東京郊外、国分寺の我が家にも、ようやく布製アベノマスクが届きました。近所のホームセンターには、すでに中国製のスマートな不織布マスクが一枚50円ほどで出回っていますから、不要です。一人あたり10万円の給付

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「黒川検事長定年延長閣議決定を可能とした検察庁法解釈変更は、どのようになされたのか」 ― これを問い質す、情報公開訴訟を提起。

著者: 澤藤統一郎

本日(6月1日)、上脇博之さん(神戸学院大学法学部教授・憲法学)が原告となって、注目すべき情報公開請求訴訟(開示・不開示決定取消請求訴訟)を大阪地裁に提訴した。被告行政庁は、法務省法務大臣、人事院事務総局給与局長、内閣法

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「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(13)

著者: 田畑光永

 3月20日  快晴続き。気温は昼に26度まで上がった。でも暖房はまだ止めてない。部屋の中と外の温度が同じくらいになった。窓を開けて空気を通した時、中庭に数羽のカササギが飛来していた。門前の楠と白木蓮の上を飛び回っている

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ドクトル・ジバゴ、プレオブラジェンスキー教授、渋沢敬三大蔵大臣―岩田トリアーデ体系論の立場に立って論ず―

著者: 岩田昌征

NHKBSプレミアム、5月5日13時、偶然に映画『ドクトル・ジバゴ』を観た。米伊合作映画のようだ。 党社会主義崩壊後のポーランドや旧ユーゴスラヴィアにおける革命前所有者に国有化された資産(不動産である土地・建物)を返還す

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「親」「母」を考える(2) ― 山崎ナオコ-ラ『母ではなくて、親になる』を読んで

著者: 池田祥子

フェミニンな男性を肯定したい  世界の東西を問わず、「男と女」または「父と母(父性と母性)」の二分化は、かなりの昔から、「生理的な自然」と納得させられるほど内面化させられてきた。 とりわけ、「父性の尊厳」と言われると、思

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内田義彦から何を学ぶか― 山田鋭夫『内田義彦の学問』(藤原書店、2020)を読む ―

著者: 内田 弘

[通夜で泣き叫ぶ] 1989年、内田義彦が死去して、東京目黒区の祐天寺で通夜が開かれた。そこに集まった者たちはほとんど、沈痛な思いで頭を垂れ、黙している。そのとき、ただひとり、大声をあげて泣きながら、廊下や部屋のあちこち

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《呼びかけ人会議》に申しあげる。「宇都宮健児君を野党共闘の都知事選候補者として推薦することはお控えください」

著者: 澤藤統一郎

共産党都委員会のホームページに昨日(5月30日)アップされた記事の一部を転載する。 【都知事選】臨戦態勢/革新都政の会が方針 革新都政をつくる会は29日、代表世話人会を東京都豊島区で開きました。告示まで20日に迫った都知

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緊急のお願い :安倍首相による検察支配黒川・前東京高検検事長の刑事告発(常習賭博罪)の告発人になって下さい。

著者: 藤田高景

連日のご奮闘に敬意を表します。 さて、黒川・前東京高検検事長の賭けマージャンは、刑法の賭博罪に問われる犯罪であり、かつ、黒川氏が常習的に行っていた事や、帰宅の際の費用について産経新聞記者から便宜を受けていたことも報じられ

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「鐘の鳴る丘」世代が古関裕而をたどってみると~朝ドラ「エール」は戦時歌謡をどう描くのか(3)

著者: 内野光子

古関裕而と菊田一夫の出会いに移る前に、近くの書店を回って、入手できた本について書いておきたい。 ⑥刑部芳則『古関裕而―流行作曲家と激動の昭和』中央公論新社 2019年11月(2020年3月 3版) この本の執筆は、少年時

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白人警官による黒人の殺人、暴動と米大統領選 ~人種対立が深まると優位に立てる共和党~ 2012年夏の右翼の尖閣諸島上陸と自民党の復活を想起

著者: 村上良太

 ミネソタ州ミネアポリスで、白人警官が黒人の容疑者を膝で首を地面に押しつけて窒息死させた件で、怒った人々による暴動に発展しただけでなく、各地で抗議運動を呼び起こしています。なぜ撮影されていることが薄々わかっていながら警官

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PARCが翻訳制作中 映画『ボルネオ事件―熱帯林を破壊するダークマネー』

著者: 奥村勇斗

 NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)では、クラウドファンディング・キャンペーン「日本とアジアの森林を持続可能に―2つの映像作品の制作プロジェクト」を行っている。日本の森林を守ることと、アジアの森林を守ることが

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宇都宮健児フライングに続いた志位和夫フライング

著者: 澤藤統一郎

都知事選が目前である。6月18日(木)の告示まで3週間を切った。既に、具体的な選挙運動準備が始動していなければならないこの切迫した時期に、革新陣営の予定候補者が未定である。 これまで、「市民と野党共闘」という枠組みでの統

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「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(12)

著者: 田畑光永

3月19日  封城57日目。  今日とうとう待ち焦がれたいいニュースを聞いた。武漢で感染確認がゼロ、疑似患者もゼロ!そして友人の医師が興奮して言う、「ついにゼロだ。3つのゼロ、蔓延は抑え込んだ。外からの侵入も抑えた。今の

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小池都知事よ、関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典への嫌がらせをやめよ

著者: 澤藤統一郎

小池百合子・小池都政にガマンがならない理由のひとつに、その頑なな歴史修正主義の姿勢がある。浜矩子が言うとおり、「安倍政治と小池政治は全く瓜二つ」である。かつての日本が近隣諸国の民衆に何をしてきたかについて、真摯な認識の意

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【紹介】日本が武器を買うお金で、これだけのことができる(川崎哲さんブログ)

著者: 杉原浩司

「武器爆買いよりコロナ対策を!」。 ピースボートの川崎哲さんが、具体的な数値をもとに「武器を買うお金で、これだけのことができる」とわかりやすく訴え。世論を広げる力になります。 どんどん活用しましょう! ◆新規の武器購入費

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「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(11)

著者: 田畑光永

3月17日  封城55日目。  晴天。ごみを捨てに出る。木の枝越しに坂の下の満開の桃の花が見えた。いささか「灌木、春色の断ずるを遮らず 一枝の紅桃、墻より出る」といった趣を感じた。「文聯大院」(筆者の住む居住区)は人が見

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