講演「難民・移民・アイデンティティ=ドイツの経験」2016年10月の紀要掲載のお知らせと補足

著者: 梶村太一郎

読者のみなさま、 昨年夏からこのブログへの投稿が1年ほど途絶えていた大きな理由は、1昨年2015年秋からの難民問題に注目して、その報告を『世界』などの活字媒体に連続して執筆していたことが大きな理由です。 またそれに加えて

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こんなサプリは買ってはいけない。こんなアベに投票してはならない。

著者: 澤藤統一郎

昨日(10月17日)夜に配信となった時事の記事。表題が、「『不都合な真実』説明不足=モリ・カケ、改憲素通り―安倍首相【17衆院選】」というもの。忖度のカケラもない辛口の内容。 「衆院選の投開票が22日に迫る中、安倍晋三首

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ロシア革命100年 チェ・ゲバラ没後50年 21世紀の革命を問う11・23集会

著者: 松田健二

日 時 : 11月23日(木・:祝日)午後1時15分開場/1時半開始 場 所 : 渋谷勤労福祉会館2F第一洋室(渋谷区神南1-19-1) 主 催 : 集会実行委員会 呼びかけ:変革のアソシエ/社会評論社 資料代: 800

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心底驚いた報道2件ーアベを勝たせたらたいへんなことになる。

著者: 澤藤統一郎

最初が、朝日新聞デジタルからの引用。 「自民『9条改正』案、秋に提示か 衆院選の堅調報道受け」 自民、公明両党で300議席をうかがう――朝日新聞をはじめ報道各社が実施した衆院選の情勢調査結果が出た。自民党内では結果を受け

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10/6 英紙ガーディアンの論説から Is Rohingya persecution caused by business interests rather than religion? ロヒンギャ迫害の背景に、宗教・民族的要素よりも経済的利害のより強い働きをみる

著者: 野上俊明

筆者のサスキア・サッセンによれば、ロヒンギャ危機に対して宗教・民族紛争(コミュナル紛争)という言い方は事柄全体の一部しか言い表していない。紛争の背景にあり危機をつくりだしているのは、小土地所有の農民などから土地を強奪する

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周回遅れの読書報告(番外その7)風性の人、土性の人

著者: 脇野町善造

 衆議院選挙も終盤になった。今回の選挙で千葉5区から立憲民主党公認で、山田厚史という人物が立候補している。山田は昔朝日新聞の記者だった。その当時、山田が書いた記事がある。朝日新聞 2008年9月13日(土)「フロントラン

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原発事故から6年半の福島を見る - インフラ整備は進むが、被災住民は戻らず -                    

著者: 岩垂 弘

 東京電力福島第1原子力発電所が東日本大震災で事故を起こしてから6年半たったのを機会に10月5日、原発事故被災地の福島県を訪れた。原発事故被災地・福島の現地見学は2015年2月、同年10月、2016年10月に次いで今回が

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テント日誌10月14日…東京新聞への投書が話題に

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1807日後(9・11から2192日) 原発廃止に向け辛抱強く  10月8日(日) 秋晴れの座り込みは心地良い。総選挙公示前の霞が関は静かだ。今日はテント川柳句会が開かれるということで、句会参加者も一

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東大音感合唱研究会の内田義彦とその問題史的意義(4・終)

著者: 野沢敏治

 Ⅳ 東大音感合唱研究会――明日の糧となる音楽を  内田は戦後、どう抑えられても伸びんとして根を張る芸術と社会科学を求めて活動していった。前者の1つが東大音感合唱研究会(以下、音感と略す)での活動であり、後者は経済学史の

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】230 ケーラー国連事務総長個人特使、西サハラ視察開始

著者: 平田伊都子

 2017年10月15日、ホルスト・ケーラー国連事務総長西サハラ個人特使が、やっと現地視察を開始しました。 ケーラー個人特使がグテーレス国連事務総長から個人特使の指名を受けたのは、4月21日のことです。 世界は毎日目まぐ

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投票日の前日まで、インターネット利用の選挙運動は自由。最大限に活用しよう。

著者: 澤藤統一郎

来週の日曜日が総選挙の投票日。残る選挙運動期間は1週間のみ。この時点での感想を幾つか。 メディアは、今回の選挙の構図を三極の闘いとしている。その三極のうちの、「自公」対「希望」対峙の局面に主要な関心を向け、副次的に立憲民

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【予約優先】 PARC自由学校特別オープン講座「 『貧しい人々のマニフェスト』を読む ~フェアトレードの思想と連帯経済」

著者: 紅林進

 1980年代以降、世界に広がった新自由主義グローバリゼーションは、多くの国で貧困と格差を広げ、失業や地域経済の不振の原因となってきました。  行きすぎた利潤の追求ではなく、誰もが不安なく生きていける経済の実現や、持続可

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周回遅れの読書報告(その30) 新聞を読む経済学者

著者: 脇野町善造 

 森嶋通夫といえば、彼がどこかで奥村宏のことを高く評価していたのだが、それがどこだったのか思い出せないということを、この報告の(その14)で書いた。それが思い出せないまま、奥村の『株とは何か』を読み終えた。ついでに奥村が

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『憲法アレルギー』の払拭を求める「九条俳句判決」

著者: 澤藤統一郎

昨日(10月13日)、話題のさいたま地裁「九条俳句判決」。まずは勝訴を喜びたい。 200万円の請求に対する慰謝料の認容額は5万円とわずかではあったが、さいたま市公民館職員の「公民館たより」への、「九条俳句」不掲載行為を違

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