世界のノンフィクション秀作を読む(39) リール・ワーテンベイカーの『愛は死を見つめて』(筑摩書房刊。高橋正雄:訳)――癌との闘いの高い人間性の品位と尊厳の記録(上)

著者: 横田 喬

 筆者(1908~没年不詳)は雑誌社の元記者で文筆家。職場で上司のチャールズ・ワーテンベイカーと知り合って恋に落ち、結ばれる。夫は42歳で、妻は34歳。両人とも三度目の結婚だった。夫は癌に侵され、55年初頭に亡くなるが、

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【12月9日(土)】 第17回 ゴールデンバガン・ランチセミナーへのお誘い 〜ミャンマーの人たちとともに明るい未来を築くためにできること〜

著者: 野上俊明

 かつて私が「ミャンマー難民助け合いの会」で活動を共にし、その後ベストセラー作家になった藤由達蔵氏が運営するセミナーのお知らせです。今回みなさんを特別にお誘いするのは、ミャンマー民主化運動の担い手であるネイミョウジン氏と

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横浜へ~三渓園、日本大通りの銀杏、どこの黄葉も見事でした(2) 日本大通りのニュースパーク(新聞博物館、情報文化センター内)へ

著者: 内野光子

日本大通りのニュースパーク(新聞博物館、情報文化センター内)へ  KKRポートヒルに一泊した翌朝は、きのうの風もおさまり、快晴であった。窓からは眼下に港の見える丘公園、ベイブリッジ、キリンのように並んでいた荷揚げの重機な

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反「大和心」宣言 ― 吉田嘉明の差別主義を糾弾する。 1.「大和心」は、差別主義者の差別主義者による差別主義者のための本格的差別主義イデオロギー経営体である。「大和心」精神の行き着く先は、排外主義が横行する危険な独善国家・日本のデストピアでしかない。 2.「大和心」の経営を成功させることは、日本を差別容認の社会とし、近隣諸国と紛争の絶えない、非協調・非寛容の国家への道を開くことである。 3.だから、すべての消費者は一切かつ永久に「大和心」のサービスを利用してはならない。「大和心」と取引する業者の製品を購入してはならない。 4.消費者は、意識的に「大和心」の利用を避けることで、より良い社会の形成に寄与することができる。これをこそ、正しい消費者主権の行使と言うべきである。

著者: 澤藤統一郎

(2023年11月30日)  しばらく吉田嘉明の蠢動が見えなかった。が、突然話題の人となった。「三つ子の魂百まで」「雀百まで踊り忘れず」とはよく言ったもの。やはり、差別主義者としての話題である。  「DHC元会長が新会社

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12/9 現代史研究会 討論集会 「21世紀の世界戦争(ウクライナ/パレスチナ)と日本(わたしたち)の進路をめぐって」

著者: 合澤清

主 催:現代史研究会(メディア・ネットちきゅう座) 日 時:2023年 1 2 月 9 日(土) 1 3 ~ 1 6 時(開場 1 2 時 3 0 分) 会 場:日本キリスト教会館  新宿区西早稲田2丁目3 早稲田奉仕園

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横浜へ~三渓園、日本大通りの銀杏、どこの黄葉も見事でした(1)

著者: 内野光子

三渓園~みごとな大イチョウ  11月28日、KKRポートヒル企画の三渓園散策に参加した。KKRの企画のいいところは、目的地への往復は、公共交通で行くことになっているので、バス停まで歩いたり、路線バスの乗客乗り降りやバス停

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欧州はユダヤ人問題をパレスチナへ厄介払いした――欧州の罪は重い――(その三)

著者: 柏木 勉

 前回の最後では次のように述べた。 「欧州はユダヤ人問題をつくり出した、いわば下手人である。であるからこそ、自らが生み出した国民国家イスラエルがどのような蛮行を繰り広げても、それに声をあげられない。彼らのいう普遍的価値や

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】557 二か国共存はパレスチナと西サハラに

著者: 平田伊都子

 11月29日は、<パレスチナ人民連帯国際デー>です。 1947年のこの日11月29日に国連総会で、<パレスチナ分割決議181が採決されました。 この決議は、「パレスチナを分割して、ユダヤ人とパレスチナ人の二つの国家を建

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ネタニヤフ政権を止めるには イスラエル・パレスチナ抗争を考える

著者: 小川 洋

 筆者は中東問題に深い知識をもつものではない。しかし、10月7日に始まった今回の武力紛争によって深刻な人道的危機が進行している状況について、このサイトでも何かしら取り上げるべきだと考えた。とりあえず、西側およびアラブ系メ

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【大緊急拡散お願い】<この後>再びのジェノサイドをやめろ!イスラエル大使館前抗議

著者: 杉原浩司

「戦闘」ではなくジェノサイド(意図を持った大量虐殺)が再開され、既にイ スラエル軍の空爆で死者が出ています。とにかく声を上げなければということ で、この後、イスラエル大使館前に駆けつけます。可能な方はご参加ください。 各

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(438)

著者: 本間宗究(本間裕)

中国共産党の存続可能性 現在の「中国共産党」は、歴史的な転換局面を迎えるとともに、存続可能性が疑問視されている状況、すなわち、「風船の破裂メカニズム」である、「内外の圧力差」が拡大するとともに「内部分裂」が進展している状

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【12月23日(土)】第11回へーゲル研究会のお知らせ

著者: 野上俊明

前回のあらまし――市民社会における自由な経済活動は、抽象的人格と(私的)所有権をもとに成立しており、それを承認し法として効力あらしめるのが司法活動である、というのである。 以下は、少しバイアスがかかっているかもしれない、

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ビキニ水爆実験被災70年記念の「つどい」の講師決まる 著名な霊長類学者の山極壽一さん

著者: リベラル21

 静岡県焼津港に所属していたマグロ漁船「第五福竜丸」が太平洋のビキニ環礁で米国の水爆実験で生じた「死の灰」を浴びたのは1954年3月1日です。同船が納められている東京都立第五福竜丸展示館を管理している公益財団法人第五福竜

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再度のお知らせ 映画「サイレント フォールアウト」   伊東英朗監督にご支援を!

著者: 松井和子

新聞・テレビは11月27日からニューヨークで始まった核兵器禁止条約の第2回締結国会議の様子を伝えている。岐阜市在住の日本原水爆被害者団体協議会事務局長の木戸季市さんが冒頭演説し、「核戦争が起きれば死の世界が残るだけだ」と

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■12.9 福本智之フォーラム「中国経済の現状と課題」のご案内

著者: 矢沢国光

◆企画の趣旨 中国経済の「苦境」が伝えられます。一方では、地方政府による土地を担保とする過剰な金融拡張→不動産投機の不良債権化の重圧、他方では、アメリカが「(中国を共同利害パートナーとする)ステイク・ホルダー政策からの転

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Let’s Join Hands 添付1点 11月29日  AIの反乱 教育DX 地下水汚染 パーティー

著者: 江口千春

AIの「反乱」「人にウソつき認証突破」「シャットダウン拒否」(興味深く読みました。毎日新聞から)   ◎教育のデジタル化 産業界・政府あげて推進しようとしています。 教育DX(デジタル・トランスフォーメーション

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