Here is an English translation of Satito Minako’s column that appeared in Tokyo Shimbun on April 16. 4月1
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
自立した帝国主義へ歩む日本――南京大虐殺と安重根におもうこと
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(101)―― 3月23日夜、オランダ・ハーグで韓国の朴槿惠(パク・クネ)大統領と習近平中国国家主席は、1909(明治42)年に初代韓国統監伊藤博文を暗殺した安重根(アン・ジュングン)注1)の記念館が今
本文を読む「何をなすべきか」と現在(五)
著者: 三上 治1990年の湾岸戦争から、戦争をめぐる戦後の日本の議論にこれまでと違う枠組みの議論を持ちこんだ。そこで生まれた消極的平和主義批判は本来ならば、地域紛争という戦争に関係する面と、これまでの国家の安全保障において国権を発動
本文を読む「何をなすべきか」と現在(四)
著者: 三上 治積極的平和主義とは言葉の上では消極的平和主義(一国平和主義、一国防衛主義)批判としてでてきたものであり、起源としては湾岸戦争(1990年の第一次湾岸戦争)における小沢一郎の「普通の国」という提案にあった。ここではアメリ
本文を読む岩波「世界」4月号から:オーストリアの原子力への「ノー」~なぜ脱原発が可能だったのか
著者: chiba岩波「世界」2014年4月号から、記事紹介です。 ********** オーストリアの原子力への「ノー」 ──なぜ脱原発が可能だったのか── 著 ペーター・ウェイッシュ/ルパート・クリスチャン 訳 枝廣淳子 先進国で初め
本文を読む復活する抑圧と腐敗の体制
著者: 坂井定雄―革命3年後のエジプト⑥ 2011年のエジプト「1月25日革命」は、ムバラク独裁政権の「抑圧」と「腐敗」に対する怒りが積もり積もって民衆が決起し、政権打倒を成し遂げた。昨年7月のクーデターで権力を奪ったシーシ将軍に率い
本文を読む農薬類は微量・低濃度でも安全とはいえない
著者: 岡田幹治アクリフーズ(現マルハニチロ)群馬工場で製造された冷凍食品の農薬混入事件が発覚したのは昨年末。それから容疑者が逮捕された今年1月末にかけて、さまざまな視点から大量の報道が行われたが、どのメディアも報じなかった重要な事実
本文を読むなお続く社会主義への模索 -16年ぶりに見たカリブ海の赤い島(下)-
著者: 岩垂 弘「キューバを見る聞く知る8日間ツアー」の一員として、3月6日から13日までキューバを訪れたが、8日間の見聞を通じて強く印象づけられたのは、この国がなんとしても社会主義を堅持しようとひたすら努力していることだった。 社会
本文を読む日豪EPA合意は国会決議違反:大学教員の会が声明発表
著者: 醍醐聡2014年4月16日 私も呼びかけ人の1人になっている「TPP参加交渉からの即時脱退を求める大学教員の会」は、本日、「日豪経済連携協定(EPA)の大筋合意に関する声明」をとりまとめ、報道関係者、TPP関係団体、個人にこ
本文を読む変貌するキューバ -16年ぶりに見たカリブ海の赤い島(上)-
著者: 岩垂 弘「キューバを見る聞く知る8日間ツアー」の一員として、3月6日から13日までキューバを訪れた。キューバとの友好促進を掲げて活動している市民団体「キューバ友好円卓会議」が企画したツアーで、同円卓会議がキューバに訪問団を派遣
本文を読むフランスFR3テレビ放送「フクシマ・地球規模の汚染へ」日本語字幕付
著者: グローガー理恵フクシマ核大災害から3周年目を迎えるにあたって、フランスFR3テレビが「フクシマ・地球規模の汚染へ」を放映しました。番組は「フクシマの状況 は決してアンダーコントロールではない」と、安部首相の嘘を暴き、過酷な核大惨事の実
本文を読む火薬作り
著者: 小澤俊夫「メール通信 昔あったづもな」第11号 1944年(昭和19年)、各方面の戦線での「玉砕」が相次いで発表され、国内の都市は次々と空襲を受けていた。大学生は「学徒出陣」と称して軍隊に召集されていった。予科練とか特幹(特別
本文を読むテント日誌4月13日 『川内の家』通信
著者: 『川内の家』原発現地からの旗の寄贈ありがとう ─経産省前テントひろば946日目 商業用原発停止210日 日曜の昼下がり、雨なので川内市郊外の戸別ビラまきもままならず本を読んでいたら、うれしいプレゼントが届きました。 箱を開ける
本文を読む(メール転送です) 原子力市民委員会 「脱原子力政策大綱」4月12日発表 その他
著者: 田中一郎以下はメール転送です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (各位(拡散希望) 藤原節男(脱原発を実現する原子力公益通報者、原子力ドンキホーテ) 件名:原子力市民委員会 「脱原子力政策大綱」4月12日
本文を読む「何をなすべきか」と現在(三)
著者: 三上 治積極的平和主義(?)という危うい構想 2009年11月5日の論評から 「選挙前から民主党の弱点の一つは外交―安全保障問題にあるといわれてきた。鳩山政権の動きを見ているとなるほど思わせるところがあるが、これは民主党の問題と
本文を読む第三者の評価に基づいて―評価の「真」を問う
著者: 藤澤豊人はどれほど自らの評価で物事を判断しているのか。たとえ自らの評価と思っているものにしても、生まれ育った社会とその歴史、言語や教育から完全に切り離されたものではありようがない。そこから全ての人は所属する社会で生まれ育ってき
本文を読む福島第1原発事故の原因の究明もしないで原発再稼働に突き進んでいいのか(4):(第2回)「原発再稼働を考える超党派の議員と市民の勉強会」報告
著者: 田中一郎昨日夜、参議院議員会館にて「(第2回)原発再稼働を考える超党派の議員と市民の勉強会」が開催され、元原子力安全委員会事務局技術参与の滝谷絋一氏が、加圧水型(PWR)原子炉の再稼働審査に係る諸問題の解説をされました。また、そ
本文を読む「何をなすべきか」と現在(二)
著者: 三上 治いろいろにニュースが世界の動きとして伝わってくる。その中で、僕に興味深かったのは台湾の学生たちが立法院を占拠している事件である。これはウクライナ情勢ほど詳細に伝えられてはいないが、「中台サービス貿易協定」の審議を与党
本文を読む「何をなすべきか」と現在(一)
著者: 三上 治『何をなすべきか』というのはあまりにも有名なレーニンの本である。僕らが学生のころ、それは今「輝ける1960年代」と回顧される時代であるが、まだ、レーニンの本は影響力があり、よく読まれていた。難解な本であったが、ロシア革命
本文を読む集団自衛権行使を容認することは67年間守り抜いてきた「新憲法という時代の精神」をぶっ壊すこと:大江健三郎
著者: 「ピースフィロソフィー」無謀無策なアジア太平洋戦争を起こし、甚大な被害を出して敗北した日本。戦争で死んだ人を記憶するとき「この人たちの犠牲があるから今の平和や繁栄がある」という言い方をする人がいるが、これには大きな問題がある。戦争で無駄死にさせ
本文を読む転機は近いか―キューバ社会主義の今
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(130) 消える社会主義 3月の上旬から中旬にかけて駆け足でキューバを見てきた。「北朝鮮から、今度はキューバか、また物好きな」と言われそうだが、自分の中では一応の理由はある。やや自虐的に言えば、「社会主義
本文を読む南の島で教科書の強制が行われている
著者: 小澤俊夫「メール通信 昔あったづもな」第10号 今回は、昔でなく、今起きていることについて報告します。沖縄県の竹富島の教育委員会が、中学の公民教科書の採択をめぐって文科省から攻撃されているのです。 沖縄本島のはるか南、八重山
本文を読む「文系なので」を自己の怠慢の言い訳にするな!
著者: 藤澤豊下記は、人文科学に畏敬の念をもってそこそこ幅広く知識を求めてきた技術屋の端くれの言い分として頂けばと思う。 仕事の場で(よく)知らないことが話になったときによく耳にした二つの言い訳の始まりがある。言い方は多
本文を読む青山森人の東チモールだより 第263号(2014年3月30日)
著者: 青山森人オーストラリアにたいする東チモールの抗議、 国際司法裁判所の判定は…… 国際司法裁判所の判定 豊富なガスが埋蔵されていると有望視されているチモール海の「グレーターサンライズ」ガス田をめぐって東チモールとオーストラリアが交
本文を読むシーシ元帥が大統領出馬を表明、大量死刑判決の2日後
著者: 坂井定雄―革命3年後のエジプト⑤ クーデター後のエジプト最高権力者、シーシ国防相兼軍総司令官は3月26日、国防相を辞任し、6月までに行われる大統領選挙に出馬することを表明した。エジプトのメディアはこぞってシーシの圧勝を予想して
本文を読む原発事故に労働者が吐いた怒りの川柳 『原発川柳句集―五七五に込めた時代の記録―』
著者: 岩垂 弘「フクシマをすっかり忘れて花見酒 黄金餅」。『原発川柳句集―五七五に込めた時代の記録―』と題する冊子が、レイバーネット日本・川柳班の編著で刊行された。川柳好きの労働者が、東京電力福島第1原子力発電所の事故以来、原発問題
本文を読む袴田事件裁判記録(記録と資料)
著者: 鈴木 昂1.いよいよ本日です。島田の時を思い出します。 島田は赤堀さんと面会できました。袴田さんは本人の状態が悪いので、治療優先で、解放を勝ち取りたいものです。 2.「捜査と裁判の経過(1次再審まで)」と「第2次再審の経過」を整
本文を読む『マネーボール』が語る弱者の窮余の策-戦略
著者: 藤澤 豊レンタルビデオ屋で『マネーボール』を借りてきた。本を読む機会を逸して映画になってしまったことにちょっとした後ろめたさがあった。内容はどこかで読んだか聞いたかで分かっている。映画なら時間の節約にもなるし、映画でいいじゃない
本文を読む民衆は変わった。軍は政治から離れるべきだー退役少将の分析
著者: 坂井定雄「革命3年後のエジプト」④ エジプト情勢の分析・報道をしているジャーナリストの中で、国際的にみても最も信頼できるのは、朝日新聞の川上泰徳さんだと思う。現在も同紙の中東アフリカ総局長として書き続けるとともに、朝日中東マガジ
本文を読む本の紹介『放射能と人体――細胞・分子レベルからみた放射線被曝』+関連記事
著者: chibaたんぽぽ舎メルマガ(TMM:2124)でも紹介されたのでご存じの方もあるかと思いますが、落合栄一郎氏著の「放射能と人体」についてまえがきと第1章がPDFで無償公開されていますのであらためてご紹介します。 また、関連で現代
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