国連事務総長、米国にアフガン政府資金の凍結解除を要求 パジュワク通信社が伝える現状(10)

著者: 坂井定雄

 ▼カブール発:グテレス国連事務総長は13日、ニューヨークで各国記者団に対し、アフガニスタンは、いま、在外国家資産をできるだけ早く、多く、できるだけ柔軟にすることを必要としており、「これら資産が、この緊急な事態の中で、人

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忘却されたNATO東方不拡大「公式」――民主主義国の対外約束の信頼度を考える――

著者: 岩田昌征

 1月10日二国間、12日NATOロシア理事会、そして13日全欧安保協力機構(OSCE)にて米露が立て続けに直接協議した。成果なし。米国は、ウクライナ国境近くに集結する露軍十万の撤退を求め、露国は、NATOの東方新拡張企

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カビの生えた福沢の、カビの生えた帝室論を、後生大事のアナクロニズム

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月17日)  山田孝男という記者がいる。毎日新聞を代表する大記者だそうだ。今は、特別編集委員という肩書で、毎週月曜日の朝刊に「風知草」というコラムを書いている。  大記者だけあって、政権とのつながりは密接の

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2021年はデルタで暮れ、2022年はオミクロンで明けた、されど野党共闘は「霧の中」

著者: 広原盛明

 毎日がまるで物理学の教科書を読んでいるような感じで時間が過ぎていく。「デルタ」だの「オミクロン」だの、ギリシャ語のアルファベットが世上に溢れているからだ。こんな言葉を毎日聞かされると、日本中が新型コロナウイルスのパンデ

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本日名護市長選告示 ー 「一寸の虫にも五分の魂」派と「長いものには巻かれろ」派との対決

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月16日)  2020年は「沖縄の年」である。本土復帰50周年を機に「沖縄返還」とは何であったのか、安保とは、対米従属とは、地位協定とは、基地とは。そして憲法9条とは何かが問われざるを得ない。その問への回答

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五輪を踏み石にゴールの党大会へ?それともコロナが・・・? ―習近平政権の2022年(1)

著者: 田畑光永

 年頭恒例の各メディアのさまざまな新年の展望や予測の中で、今年の欠かせないテーマは米の中間選挙と中国の共産党大会、そしてそれが絡み合う米中関係の行方であった。世界における両国の「大きさ」からそれは当然であるが、同時に、そ

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】460 デ・ミストラ国連事務総長特使、西サハラ難民キャンプへ

著者: 平田伊都子

 2020年1月12日、国連定例記者会見でステファン報道官が、「あんたたちから質問されてきたことに、朗報で返すことができて、まずは幸せな気分だ。スタファン・デ・ミストラが最初の当該地域ツアーに旅立った。今日はラバト(モロ

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ミャンマー危機、日本政府ますます軍事政権寄りに

著者: 野上俊明

 インドネシアやマレーシアなどアセアン諸国内での強い懸念を押して、フンセン・カンボジア首相は、ミャンマーへの訪問を強行した。アウンサンスーチー氏らと接触できる見込みのないまま、また5項目合意についてまったくの進展がないま

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維新・前川清成議員(奈良)の二つのバッジに維新の信用が懸かっている。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月15日)  維新と読売の関係に興味津々である。包括提携協定を締結したポピュリズム政党と権力迎合体質の大新聞との深い仲は、今後どうなるのか。何がどう変わっていくのか。  その恰好の素材が早くも現れた。維新・

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【2022年度】畑で実践!! <たね>からはじまる無肥料自然栽培 受講生募集!

著者: アジア太平洋資料センター(PARC)

固定種・在来種の<たねとり(自家採種)>を基本とし、 農薬・化学肥料や有機肥料に頼らず、自然や土の力を生かした 無肥料自然栽培の基本を実習で学んでいく実践講座です。 農作業が初めての方でも、実際に作業を行いな

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(341)

著者: 本間宗究(本間裕)

ビットコインの投資指標 12月8日付の日経新聞では、「ビットコインの投資指標や適正価値を探る動き」が紹介されていたが、今後は、この流れが加速し、実際には、「デジタル通貨や預金などの適正価値を、歴史を遡りながら理解しようと

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1.27(木) 憲法を変えるな! ~安保法制違憲訴訟の勝利を目指して/石川健治さん(東京大学法学部教授)講演会

著者: 大井 有

全国の安保法制違憲訴訟の原告事務局が中心になってイベントを企画しました。 来る1月27日、日本教育会館一ツ橋ホールに石川健治教授をお招きします。 zoom配信もします。会場参加は800円、zoom参加は500円です。 ぜ

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Let’s Join Hands 添付1点 1月13日   「新しい資本主義」 少子化  放射性汚泥 対談

著者: 江口千春

(岸田文雄)<私が目指す「新しい資本主義」のグランドデザイン>(‘文芸春秋)抜き書きです、 「人」重視で資本主義のバージョンアップを  スタートアップが日本を救う デジタル田園都市国家の実現へ など雄弁に?語っています。

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中国では、反体制派は「人民」でない。「人民の民主」は、反体制派を抜きにした民主なのだ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月13日)  言葉は重層的な意味をもっている。しかも、時代や場所や局面によって変化する。なかなかに言葉の選択は難しい。  たとえば「国民」である。国家や権力に対峙する「国民」、主権者としての「国民」、基本的

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ミャンマー 市民革命継続へ、影の政府の強化・発展を

著者: 野上俊明

<速報、スーチー氏へ禁固6年の判決>  ロイターなど各通信社によると、1月10日にアウンサンスーチー氏は、トランシーバーの違法輸入と所有、およびコロナウイルスの規則違反に関する罪で4年の実刑判決を受けた。昨年12月にも扇

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薄汚い地方権力と本領を忘れたジャーナリズムとの、醜くも危険な癒着。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月12日) ある維新の議員が、昨日付のブログでこう発信している。  「東京新聞 望月衣塑子記者のアンフェア発言に物申す。立憲・CLPの不祥事と大阪の連携協定はまったく同列ではない」  分かりにくいものの言い

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