テオドーア・W・アドルノ『ヴァーグナー試論』より「ファンタスマゴリー」

著者: 高橋順一

*これは早稲田大学教授・高橋順一氏の3月10日の最終講義を編集し、許可を得て掲載したものです。そのために準備された論文『転回点―「三・一一以後」の世界と<市民社会の弁証法>の行方 ―』が下敷きになっています。 講義の総タ

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桜を見る度に思い起こそう。そして語り継ごう。桜を見る会を私物化した、とんでもない首相がいたことを。

著者: 澤藤統一郎

(2021年3月19日) 東京の昨日と今日とは、陽光燦々春も本番の趣。天気上々なれば気分も悪かろうはずはない。上野の桜ももうすぐ見頃。ヨウコウは満開、オオシマザクラは五分咲き、そしてソメイヨシノもちらほらと咲き始めている

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「原発を止める。─3.11から10年 脱原発とクリーンエネルギーの現在」(ゲスト:海渡雄一さん・竹村英明さん)(UTSUKEN Monthly Talk Session vol.005)

著者: 紅林 進

UTSUKEN Monthly Talk Session vol.005 「原発を止める。─3.11から10年 脱原発とクリーンエネルギーの現在」 (ゲスト:海渡雄一さん・竹村英明さん)   宇都宮けんじ氏がゲ

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大阪自由大学(OSAKA FREEDOM UNIVERSITY)通信 93号(臨時)  学長 倉光 弘己  http://kansai.main.jp/

著者: 池田知隆

新・大阪学事始 「“おちょやん”の役者魂 ~浪花千栄子の世界~」 NHKの朝の連続ドラマ小説「おちょやん」のモデルで、”大阪のおかあさん”と 愛された浪花千栄子。極貧の中で育ち、辛酸をなめながらも絶望することなく舞台、

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海峡両岸論 第124号 2021.03.17発行 - 中国包囲色薄めたQUADサミット インド参加で不安含みの同盟強化 -

著者: 岡田 充

 米中関係は、破天荒なトランプ前大統領が「大立回り」を演じてきたイメージから、米同盟・友好国が「束」になって中国に対抗する構図に変わった。中国とはそれほど、我々の存在を脅かす「邪悪な覇権国家」なのだろうか。バイデン米大統

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】415 「ワクチンにはどんな疑いも許されない」フーゴー保健相

著者: 平田伊都子

 「すべて問題ないと確認する必要がある。いったん停止するのが賢明だ」と、フーゴー・デ・ヨング・オランダ保健相が2021年3月14日、新型コロナウイルス英国アストラゼネカ製ワクチンの使用を最低限で3月29日まで停止したと、

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【案内】避難を強いる原発動かすな、今の避難計画に実効性無し! ~水戸地裁の東海第二運転差止判決が明らかにする原発稼動の矛盾

著者: 木村雅英

避難を強いる原発動かすな、今の避難計画に実効性無し! ~水戸地裁の東海第二運転差止判決が明らかにする原発稼動の矛盾~ 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会・被曝強要委員会! その242      木村雅英 3月18日に

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ドイツ通信第169号  新型コロナ感染の中でドイツはどう変わるのか(17)

著者: T・K生

(下記、小見出しは編集部) 2月に入って、やっと接種センターが機能しはじめました。「さあ、これから」と期待が膨らんだ一瞬です。それまでは、12月末から2月中旬にかけてワクチン入荷が遅れていましたから、まず施設在住の高齢者

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なぜミャンマー国軍はかくも残虐非道なのか―その端緒的考察

著者: 野上俊明

 政治犯支援協会(AAPP)が16日午前に発表した声明によると、2月1日の軍事クーデタ以降、国軍や警察の武力行使で亡くなった市民は16日までに193人に達したという(イラワジ紙)。 こうなってわかるのは、軍事クーデタが国

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やめろ!敵地攻撃大軍拡 馬毛島に軍事基地をつくるな!3.27集会&防衛省デモへ

著者: 杉原浩司

1月31日の西之表市長選挙で、馬毛島への軍事基地建設に「同意できない」 とする八板俊輔さんが再選されたにもかかわらず、菅政権は基地建設への ステップとなる環境影響調査(アセスメント)の手続きを強行しています。 3月27日

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ミャンマーのクーデターから1か月半(その3) 国連事務総長も残虐行為の中止を要求

著者: 坂井定雄

 ミャンマー軍のクーデターから1か月半、主要都市での市民たちの抗議行動が続いている。(中小都市の状況は分からない)。大通りは軍と治安警察が支配しているが、裏通りでは市民たちの抗議デモが街路でも、集団住宅内でも、活発に繰り

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西サハラの世界史的位置を考える――トランプの置土産を眺めつつ

著者: 板垣雄三

*これは板垣雄三先生がオンラインセミナーで行われた講演のレジュメです。ここに先生のご許可を頂き掲載するものです。レジュメと、実際の講演ではずい分違っているかと思いますが、アラブ問題理解のために、皆様方のご参考に供したいと

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(299)

著者: 本間宗究(本間裕)

金利と株価 現在、世界的な金利上昇が始まっているが、この点に関して興味深い現象は、「長期間にわたる超低金利状態により、ほとんどの人が、正常な思考状態から逸脱している可能性」とも言えるようである。つまり、日本においては、「

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