内田樹『日本習合論』における『君が代』論寸評――「君が代」はフェントン作曲・エッケルト改作ではない――

著者: 岩田昌征

 内田樹『日本習合論』(ミシマ社、2020年・令和2年)を通読して思った。神仏習合、更に神仏儒習合が日本社会生成の内的潜在力によるとすれば、馬克思(マルクス)主義もまた習合されて、神仏儒馬習合が日本の未来かも知れない、と

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森喜朗よ、男だろう。ラガー根性を見せろ。会長の地位にしがみつけ。あなたこそ、東京オリンピックの顔にふさわしい。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月6日) 森喜朗よ、あなたは早稲田のラグビー部推薦入学者だというではないか。ラグビーこそは男のスポーツだ。あなたこそ、男の中の男。あなたの男としての精神は、ラグビーで培い、ラグビーで磨き上げたもの。あなたの

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「ふね遺産」認定記念オンライン・シンポジウム 今年の3・1ビキニ記念のつどい

著者: リベラル21

 今から67年前の1954年3月1日に太平洋のビキニ環礁で米国の水爆実験が行われ、付近で操業中だった静岡県焼津港所属のまぐろ漁船「第五福竜丸」乗組員と周辺の島々の住民が、実験による「死の灰」を浴びて被ばくしました。乗組員

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】409 西サハラ女ガンジーがノーベル平和賞にノミネート

著者: 平田伊都子

 「女ガンジー」と仇名されるモロッコ占領地・西サハラの平和活動家アミナト・ハイダル女史が、ノーベル平和賞にノミネートされました。 アミナト女史は以前にもノーベル平和賞にノミネートされたことがあります。 アミナト女史の武器

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ミャンマー軍のクーデターに怒りを込めて抗議する アウンサン・スーチーさんを直ちに解放しろ

著者: 坂井定雄

 ミャンマー国軍は1日朝、クーデターを起こし、最高指導者のアウンサン・スーチー国家顧問とウィンミン大統領はじめ一部閣僚、州知事、与党・国民民主連盟の主要幹部らを拘束した。国軍はまもなく「軍が国家権力を掌握した」と発表した

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河村・高須の両名は、愛知県知事リコールの署名偽造の責任をとれ。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月3日) あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」攻撃に端を発した、河村・高須ら右翼グループの大村知事リコール運動は、いよいよその醜態が露わになってきた。 一昨日(2月1日)、愛知県選挙管理委員会がそのホーム

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「徴用工問題は“解決済み”ではありません。今こそ被害者の人権と尊厳の回復を求めます」署名運動に協力ください。Please sign on to the petition “The Forced Labour issue has not been “resolved” yet. We call for justice and restoration of dignity for the victims” signature campaign

著者: ピースフィロソフィー

新年のご挨拶もしないままに2月になってしまいました。「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言われていますが1月は「徴用工問題」についての声明・請願を準備するなどで忙しくしていました。日本では、植民地支配下で強制動員さ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(293)

著者: 本間宗究(本間裕)

アウシュビッツの恩赦妄想 「極限状態に追いつめられると、人間は、どのような行動を取るのだろうか?」という疑問を持ちながら、初めて、フランクルの「夜と霧」という本を読んだが、現時点における感想は、「アウシュビッツの恩赦妄想

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「桜を見る会前夜祭」告発人集会 ー 安倍晋三を検察審査会申立へ

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月2日) 本日、「桜を見る会を追求する法律家の会」が、オンライン集会を開いた。 「会」は、「桜を見る会前夜祭」における参加者への費用補填に関する告発(政治資金規正法・公職選挙法違反)が秘書についての罰金だけ

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ドイツ通信第167号 新型コロナ感染の中でドイツはどう変わるのか(15) ワクチンがない! 貧困層を直撃する“ワクチン・ナショナリズム”

著者: T・K生

ドイツはここ連日、寒い雪の降る日が続いています。暖冬が続いたこの数年ですが、こんなに雪が積ったのは何年ぶりのことかと時間を振り返りながら、ロックダウンの中で一日の生活のリズムを見つけるのに苦労しています。  

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民主主義が試練に曝されている。強権国家への誘惑に絡めとられてはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月1日) 2度目の緊急事態宣言のさなかに1月が過ぎて、今日からは2月。例年春を待ち望むころだが、今年はまた格別。1月8日発出の緊急事態宣言の明けはどうやら3月以降にずれ込む模様。重苦しい日が続く。 ダイヤモ

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「教育虐待」は「企業・学校・家庭」のトライアングルの産物? ―古谷経衡『毒親と絶縁する』(集英社新書、2020.10)の紹介

著者: 池田祥子

 コロナの時代、相変わらず「児童虐待」のニュースも途切れず、さらに、小学校・中学校の子どもたちや「女性」の自殺が増えているという胸の痛くなるニュースも飛び込んでくる。詳細はまだ分からないが、せめてコロナが、春の訪れととも

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