(2021年2月7日) 一昨日(2月5日)、東京地裁民事1部(前沢達朗裁判長)が、典型的なスラップ訴訟に請求棄却の判決を言い渡した。スラップ提起の原告を断罪した判決と言って過言でない。 このスラップを仕掛けた原告が竹田恒
本文を読む内田樹『日本習合論』における『君が代』論寸評――「君が代」はフェントン作曲・エッケルト改作ではない――
著者: 岩田昌征内田樹『日本習合論』(ミシマ社、2020年・令和2年)を通読して思った。神仏習合、更に神仏儒習合が日本社会生成の内的潜在力によるとすれば、馬克思(マルクス)主義もまた習合されて、神仏儒馬習合が日本の未来かも知れない、と
本文を読むオヤジが危篤
著者: 藤澤豊「大雪でどうにもなりません」の続きです。 https://chikyuza.net/archives/108556 十二時も回って、そろそろジェコインスキーに電話を入れるかと書類を整理していたら、電話がかか
本文を読む「思想史講座」再開のお知らせ
著者: 子安宣邦*昨年12月より講座を閉じ、休眠状態を続けてきましたが、このまま休眠していると本当の休眠に落入りかねない危険を感じ、コロナをめぐる事態の推移を見ながら、講座再開の機会を窺ってきました。2月に入り、いまなお緊急事態宣言の発
本文を読む森喜朗よ、男だろう。ラガー根性を見せろ。会長の地位にしがみつけ。あなたこそ、東京オリンピックの顔にふさわしい。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月6日) 森喜朗よ、あなたは早稲田のラグビー部推薦入学者だというではないか。ラグビーこそは男のスポーツだ。あなたこそ、男の中の男。あなたの男としての精神は、ラグビーで培い、ラグビーで磨き上げたもの。あなたの
本文を読む「ふね遺産」認定記念オンライン・シンポジウム 今年の3・1ビキニ記念のつどい
著者: リベラル21今から67年前の1954年3月1日に太平洋のビキニ環礁で米国の水爆実験が行われ、付近で操業中だった静岡県焼津港所属のまぐろ漁船「第五福竜丸」乗組員と周辺の島々の住民が、実験による「死の灰」を浴びて被ばくしました。乗組員
本文を読むアベに昭恵(妻)ありて、スガに正剛(長男)あり。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月5日) 菅内閣は、安倍後継を以て任じている。菅義偉は、ウソとゴマカシの安倍政治の大半に官房長官として関わっていたのだから、負の遺産の承継における「後継内閣」の資格はもとより十分である。だが、それにとどまら
本文を読む江東区政かわら版創刊号
著者: 中瀬勝義https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/02/8d79e942f46a8cae3d190fd23758cabc.pdf
本文を読むお江戸舟遊び瓦版812号/小磯明『イタリアの社会的協同組合』
著者: 中瀬勝義小磯明『イタリアの社会的協同組合』同時代社 2015.10.20 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2021/02/20b966819590ae4b24ea
本文を読む【報告】核兵器政策に関する要請書にNAJATも加わりました。
著者: 杉原浩司2月2日、日本の核兵器政策に関する要請書「核兵器禁止条約が発効した今 こそ、「核の傘」政策からの脱却に向け「北東アジア非核兵器地帯」構想 の真剣な検討を求める」が、外務書軍備管理軍縮課・首席事務官の鈴木晶 子氏を通じて日
本文を読むいまこそ「社会主義」と煽られても
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(329)―― 高名なジャーナリスト池上彰氏とマルクス主義研究者として知られる的場昭弘氏の対談による、『いまこそ「社会主義」 混迷する世界を読み解く補助線』という題名の本を読んだ(朝日新聞出版 202
本文を読む天皇制に奉仕する「家学」は、「学問」ではない。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月4日) できるだけ、元号に関する書物は読んでおきたい。最近、「元号戦記」(野口武則・角川新書)に目を通した。「近代日本、改元の深層」という副題に若干の違和感を覚えたが、決して元号礼賛本ではない。とは言え、
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】409 西サハラ女ガンジーがノーベル平和賞にノミネート
著者: 平田伊都子「女ガンジー」と仇名されるモロッコ占領地・西サハラの平和活動家アミナト・ハイダル女史が、ノーベル平和賞にノミネートされました。 アミナト女史は以前にもノーベル平和賞にノミネートされたことがあります。 アミナト女史の武器
本文を読むこいのち通信(世田谷こどもいのちのネットワーク通信)2021年1月(の一部です)
著者: 星野弥生コロナをそのまま持ち越して、年が明けました。おめでとうございます、も言う気になれませんでしたね。新年早々、年末年始のGo To Travel, Go To Eatのキャンペーンのせいで、感染者数が増大し、遅れ遅れの緊急
本文を読むミャンマー軍のクーデターに怒りを込めて抗議する アウンサン・スーチーさんを直ちに解放しろ
著者: 坂井定雄ミャンマー国軍は1日朝、クーデターを起こし、最高指導者のアウンサン・スーチー国家顧問とウィンミン大統領はじめ一部閣僚、州知事、与党・国民民主連盟の主要幹部らを拘束した。国軍はまもなく「軍が国家権力を掌握した」と発表した
本文を読む「ドイツ通信」T・K氏より 2021.2.2 mail 日本のジャーナリストの無能さ
著者: T・K生「通信」1604号に貼られていた以下の報道について、気になったので簡単なコメントを書いておきます。 EUがワクチン輸出規制発表 「ワクチンナショナリズム」に懸念も(毎日新聞) – Yahoo!ニ
本文を読む河村・高須の両名は、愛知県知事リコールの署名偽造の責任をとれ。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月3日) あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」攻撃に端を発した、河村・高須ら右翼グループの大村知事リコール運動は、いよいよその醜態が露わになってきた。 一昨日(2月1日)、愛知県選挙管理委員会がそのホーム
本文を読む国軍によるクーデタの愚挙
著者: 野上俊明<クーデタの帰結> かつて軍政時代、非常識はこの国の常識と観念していましたが、国軍最高司令官みずから直前にクーデタを否定しておきながらクーデタを決行したのには、驚きあきれました。情勢の展開をみていると、アメリカのトラン
本文を読む「徴用工問題は“解決済み”ではありません。今こそ被害者の人権と尊厳の回復を求めます」署名運動に協力ください。Please sign on to the petition “The Forced Labour issue has not been “resolved” yet. We call for justice and restoration of dignity for the victims” signature campaign
著者: ピースフィロソフィー新年のご挨拶もしないままに2月になってしまいました。「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言われていますが1月は「徴用工問題」についての声明・請願を準備するなどで忙しくしていました。日本では、植民地支配下で強制動員さ
本文を読む日本と韓国の逆転
著者: 小原 紘韓国通信NO659 2019年の日本の一人当たり購買力平価GDPは43,194ドル(世界33位)。韓国は44,573ドル(30位)だった。3年連続、日本は韓国を下回った(IMF発表)。 GDP(国民総生産)を人口で割
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(293)
著者: 本間宗究(本間裕)アウシュビッツの恩赦妄想 「極限状態に追いつめられると、人間は、どのような行動を取るのだろうか?」という疑問を持ちながら、初めて、フランクルの「夜と霧」という本を読んだが、現時点における感想は、「アウシュビッツの恩赦妄想
本文を読むソ連邦崩壊30年の今年 ふたたび社会主義について考える
著者: HOWS受講生HOWS講座のご案内 シリーズ 20世紀社会主義の教訓と中国社会主義について考える 第3回 ソ連邦崩壊30年の今年 ふたたび社会主義について考える ・講師:岩田昌征(千葉大学名誉教授) ・日時:2月20日(
本文を読む枕を低くして
著者: 藤澤豊青が点滅しはじめたけど、ちょっと気晴らしに屋上庭園に行くだけで、急ぐわけでもなし走るまでのこともない。二三分待ってればいいだけだし、と何気なく後ろの眼鏡屋のショーウィンドーをみたら、バケットハットをかぶって、サングラスを
本文を読む「桜を見る会前夜祭」告発人集会 ー 安倍晋三を検察審査会申立へ
著者: 澤藤統一郎(2021年2月2日) 本日、「桜を見る会を追求する法律家の会」が、オンライン集会を開いた。 「会」は、「桜を見る会前夜祭」における参加者への費用補填に関する告発(政治資金規正法・公職選挙法違反)が秘書についての罰金だけ
本文を読む「スペイン風邪」の歴史に学んで、コロナ禍からの脱出口を!
著者: 加藤哲郎2021.2.1今から100年前、第一次世界大戦後の世界は、感染症の世界的大流行=今でいうパンデミックの恐怖に覆われていました。いわゆる「スペイン風邪」で、当時の世界人口18億人の3人に一人近く、約5億人が感染し、5千万
本文を読む二つの「短歌年鑑」を読んで~「座談会」より基礎的な資料を
著者: 内野光子以下の文章は、私が出詠している短歌雑誌『ポトナム』2月号に「歌壇時評」として書いたものです。 *********** 昨年の歌壇は、岡井隆追悼と新型ウイルスCOVIT-19で暮れた感がある。「歌壇」とは遠い「番外地」にい
本文を読むドイツ通信第167号 新型コロナ感染の中でドイツはどう変わるのか(15) ワクチンがない! 貧困層を直撃する“ワクチン・ナショナリズム”
著者: T・K生ドイツはここ連日、寒い雪の降る日が続いています。暖冬が続いたこの数年ですが、こんなに雪が積ったのは何年ぶりのことかと時間を振り返りながら、ロックダウンの中で一日の生活のリズムを見つけるのに苦労しています。
本文を読む絵画展「70年目の原爆の図」
著者: リベラル21「70年目の原爆の図」と題する絵画展が、3月14日(日)まで、群馬県桐生市の大川美術館で開かれています。同美術館と広島市現代美術館の共催です。 会場に展示されているのは、画家・丸木位里、俊夫妻の代表作『原爆の図』の<
本文を読む民主主義が試練に曝されている。強権国家への誘惑に絡めとられてはならない。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月1日) 2度目の緊急事態宣言のさなかに1月が過ぎて、今日からは2月。例年春を待ち望むころだが、今年はまた格別。1月8日発出の緊急事態宣言の明けはどうやら3月以降にずれ込む模様。重苦しい日が続く。 ダイヤモ
本文を読む「教育虐待」は「企業・学校・家庭」のトライアングルの産物? ―古谷経衡『毒親と絶縁する』(集英社新書、2020.10)の紹介
著者: 池田祥子コロナの時代、相変わらず「児童虐待」のニュースも途切れず、さらに、小学校・中学校の子どもたちや「女性」の自殺が増えているという胸の痛くなるニュースも飛び込んでくる。詳細はまだ分からないが、せめてコロナが、春の訪れととも
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