中国擁護論 その16-3 カナダ政府から孟晩舟を取り戻す京劇

著者: 箒川兵庫助

さて話は昨年12月。ファフェイの,5Gの孟晩舟氏逮捕を思い出す。米国政府がカナダ政府に逮捕を要請し,引き渡しを求めている事件が現在進行中である。他方英国のエクアドル大使館に亡命していたJ.アサンジ氏は英国のウェストミンス

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海峡両岸論 第103号 2019.06.17発行 - なぜ安倍支持率は下落しないのか 自信喪失が生み出す現状肯定意識 -

著者: 岡田 充

 「令和初の国賓として来日したトランプ米大統領が、令和初の大相撲夏場所で、令和初の優勝力士、朝乃山に米国大統領杯を授与」 2019年5月1日の改元以来、どんなニュースにも「令和初の」を付けたがるメディア報道を見ると、日本

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ファシズムからネオリベラリズムへ(3)研究会レジュメ

著者: 野上俊明

<はじめにー5・6月の外電から> 地域紛争の頻発や軍事的緊張、グローバルな自然環境の悪化、社会的格差と貧困化、人口動態の歪み、医療・教育・福祉の後退や欠乏、ポピュリズム政治の抬頭等に対する大衆的反撃の動きが。    6/

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第51回憲法を考える映画の会『沖縄から叫ぶ 戦争の時代』『宮古島からのSOS』(6月30日)のご紹介のお願い⑸

著者: 憲法を考える映画の会

いつもお世話になっております。 6月30日に予定している「憲法を考える映画の会」のご案内をさしあげます。 次回は『沖縄から叫ぶ 戦争の時代』と『宮古島からのSOS』という今の沖縄(南西諸島)の状況を描いた 二つの映画を見

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ニューヨークタイムズが国際版から政治風刺漫画を禁止という報道が

著者: 村上良太

 ニューヨークタイムズが国際版から政治風刺漫画を禁止する措置を来月から取る、との報道。本当か?!と思い、ネットで探ってみると、ワシントンポストやフランスのメディアなどでも同じことが報じられていました。社説やコラムの掲載さ

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益子・「朝露館」(関谷興仁陶板彫刻美術館)で聴き入る石川逸子の詩

著者: 澤藤統一郎

本日(6月16日)初めて、益子に「朝露館」を訪ねた。13名の小さなグループの一員として。そこで、関谷興仁・石川逸子ご夫妻に、展示内容の説明を受けた。 関谷興仁とは何者か、彼の陶板彫刻美術とは何か。丸木美術館のホームページ

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ビルバオの美術館―残酷な記憶の抽象画も ―スペイン・バスクを旅した(3)

著者: 坂井定雄

 バスク旅行の仕上げは、バスク最大の州都ビルバオでの2日間だった。  ビルバオはバスク自治州最大の都市、といっても市内人口は35万人程度、スペインでも10番目に過ぎない。しかし、バスクの産業、交通の拠点で、国際空港があり

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■パリで恒例の「詩の市場」( Marché de la poésie )

著者: 村上良太

 パリでは毎年、「詩の市場」という恒例の催しが行われていて、中小の小さな独立系の出版社が多数、ブースを出して詩集を中心に出店しています。それらの詩集は印刷部数も100から1000くらいのものが多いようです。ですから大量出

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犬養健関係裁判記録と風見章日記:尾崎秀実の政治的影響力とその背景-岸道三・牛場友彦秘書官と風見章に焦点を当てて-(現代史研・レジュメ)

著者: 進藤翔大郎

現代史研究会報告 2019・6・8 進藤翔大郎 犬養健関係裁判記録と風見章日記:尾崎秀実の政治的影響力とその背景-岸道三・牛場友彦秘書官と風見章に焦点を当てて-   Ⅰはじめに 本報告発表要旨 ・犬養健関係裁判記録および

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安倍イラン外交の成果なし ー 「手みやげなく手ぶらの使いが、成功するわけはない」

著者: 澤藤統一郎

安倍晋三がイランを訪問した。アメリカとイランの緊張が高まっている中での注目の外交ではあった。タイミングとしては上々の舞台設定。衆目の一致するところ、安倍はトランプの使いっ走りではあるが、それなるがゆえの期待もあった。 安

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いまの歌壇はどうなっているのか~1960年前後の短歌・歌人たちを振り返る(3)1959年(続)

著者: 内野光子

短歌研究1959年6月号/7月号/8月号/9月号                   社会問題、天皇制からの切り口へ  1959年の後半も「主題制作」と「長期連作」の企画は続き、「連載短歌」は吉井勇、生方たつゑ、塚本邦雄

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あの「国家戦略特区」、やっぱり「ずさんで、でたらめ」なのだ。

著者: 澤藤統一郎

加計学園事件で、ダーティーなイメージをすっかりと定着させた国家戦略特区。久しぶりに、全国紙の一面に顔を出した。毎日新聞が、6月11日・12日と連続して問題の各事件をトップで報道した。 国家戦略特区問題とくれば、主役は常に

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旧市街でのバル、はしごを楽しむ人々 ―スペイン・バスクを旅した(2)

著者: 坂井定雄

 バスク旅行で、どこよりも行きたかったのは、サン・セバスチャンの旧市街をうずめるバルだ。コンチャ海岸に沿った市の北東端。ほぼ3百50メートルX3百メートルが、バル、レストランでほぼ埋められている。  同市内に4泊したうち

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】322 入植者の住民襲撃

著者: 平田伊都子

 「イスラエルには西岸の一部を保持する権利がある」と、フリードマン駐イスラエル米国大使が6月8日発の米紙ニューヨーク・タイムズで、爆弾宣言を公表しました。 ユダヤ人の入植地は、イスラエル政府の勝手な判断でパレスチナ人の家

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ゾルゲ事件尾崎秀実逮捕即日自供の歴史的含蓄――10月14日は12月8日に直通するか――

著者: 岩田昌征

 忘れないうちに書いておこう。昨日、令和元年・2019年6月8日(土)、神田の専修大学で開かれた現代史研究会「ゾルゲ事件・太田耐造関係文書」における私=岩田のコメンテーター孫崎享氏に対する質問のことである。  孫崎氏は、

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