この諦めと、閉塞感ただよう中で~森友・加計問題と報道萎縮について、記者たちは~

著者: 内野光子

 きのう、6月1日、永田町の議員会館会議室で、小規模ながら熱気にあふれたやり取りが展開されていた。近年の報道統制や萎縮に危機を肌で感じている7人の研究者・弁護士たちが、第一線の大手メデイアやソーシャルメディアの記者たちに

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6月30日(土)第160回ラテンアメリカ探訪のお知らせーーラテンアメリカ探訪アート展「Nosotros 2」記念出品作家トークショー

著者: 土方美雄

昨年に引き続き開催いたしますNosotros展のイベントとして、今年も出品作家によるトークショーを行います。今年より新たに加わった出品者も交え、展示作品についてのお話や、ラテンアメリカとの関わりなどを伺える貴重な機会とな

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正規労働者と非正規労働者、労働条件格差は許容しがたい。

著者: 澤藤統一郎

正規労働者と非正規労働者との労働条件格差は大きい。この格差の是正は、ますます大きな今日的課題ととなっており、それゆえに労働法実務の問題ともなっている。昨日(6月1日)、この問題に初めての最高裁判断が示されて話題を呼んでい

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NHKは官邸におもねることなく、ジャーナリズムの本道に徹せよ

著者: 澤藤統一郎

NHK会長 上田良一様       権力監視報道に立ち戻り、報道現場の萎縮克服を求めます                             研究者・弁護士有志(名簿略)  目下、わが国では、森友・加計問題、防衛省の

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杉浦克己に見る書評の方法……周回遅れの読書報告(その58)

著者: 脇野町善造

 先週に続き、古い抜粋ノート(ファイル)の話である。杉浦克己が週刊誌『エコノミスト』(1999年9月21日号)で松尾秀雄の『市場と共同体』の書評をしている。その切り抜きが貼ってあり、次のようなコメントが付されていた。  

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「おしつけないで 6.30リバティ・デモ」 ― 「日の丸・君が代」反対ではなく、強制はおかしいというデモをします。

著者: 澤藤統一郎

本日(5月31日)の朝刊各紙に、栃の心剛史(本名レヴァニ・ゴルガゼ)大関昇進の晴れがましい写真が掲載されている。実ににこやかで嬉しそうな表情。そして、彼が大きなジョージアの国旗を掲げているのが目を惹く。 「国旗を手に笑顔

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(192)

著者: 本間宗究(本間裕)

パンゲアの扉 日経新聞に「パンゲアの扉」という特集記事が5回にわたって掲載された。そして、内容としては、今後、大きなパラダイムシフトが発生し、世界が大きく変化する可能性が述べられていたが、この点については、まったく同感す

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「嘘つき」で、しかも「卑怯」 ー アベやめたまえ。

著者: 澤藤統一郎

本日(5月30日)の党首討論。野党第一党である立憲民主党代表の枝野幸男は、持ち時間の19分を森友・加計の問題に絞って追及した。力をいれたのは、森友問題に関する首相の責任のとりかたについての食言である。これを「卑怯な行為」

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駆け引きはトランプが一枚上手(うわて) - シンガポール米朝首脳会談実現へ -

著者: 伊藤力司

トランプ米大統領は5月24日(米東部標準時)、6月12日にシンガポールで開催される予定の米朝首脳会談をキャンセルするとの金正恩朝鮮国務委員長あての書簡を公表した。世界中の新聞はこれをトップニュースで伝えたが、その後米朝両

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[書評]Amazonカスタマーレビュー『中国の夢――電脳社会主義の可能性』矢吹晋著(花伝社2017)

著者: 「霞の知」

電脳社会主義は可能性か、それとも新たな絶望の種か? 中国を中心に、アメリカ、日本、そして東アジア諸地域の関係を冷徹に観察し続け、その成果を次々と公開してきた著者の最新作に、わたしは、二つの大きな衝撃を受けた。 第一。習近

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加計孝太郎よ真実を語れ。今のままでは嘘つき学園となってしまうではないか。

著者: 澤藤統一郎

加計問題も森友問題も終わらない。政治的にはとっくに詰みのはずなのだが、アベはどうしても負けを認めない。勝負が長引くうちに、次から次へと新たな真相が暴かれていく。トップのウソを隠そうとして、官僚諸君が苦労して嘘に嘘を重ねて

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