津田・国民思想論・4  『万葉集』は「国民歌集」か

著者: 子安宣邦

■津田・国民思想論・4  『万葉集』は「国民歌集」か 「万葉の歌の題材は大体に於いて、恋を主としたものであって、花鳥風月を詠じたものがそれに付属している。要するに、私人生活の表現たるに止まって、公共的感情を歌ったものでは

本文を読む

日本政府は「慰安婦」少女像を尊重し、撤去要求をやめよ!

著者: 「平和の碑」を守る市民の会

日本政府は、韓国・プサンに日本軍元「慰安婦」を象徴する少女像が立てられたこと について、2015年の「日韓合意に反する」などとして像の即時撤去を要求し、駐韓日 本大使らの一時帰国などの対抗措置をとりました。政府はこれまで

本文を読む

「少女像」撤去要求そのものが恥ずかしいのです。日本発の署名運動に賛同ください。We should respect the “comfort women” statue and should not ask for removal – an online petition campaign starts in Japan

著者: ピースフィロソフィー

ソウル日本大使館前の「平和の碑」 (乗松聡子撮影:2016年10月29日) 国家の過ちを正し「和解」への道を進むには、加害の真実を究明し、被害者に心から謝り、国家責任を認めできる限りの補償を行い、この歴史を忘れぬよう後世

本文を読む

記録と随想10: いま、なぜ、マックス・ヴェーバーの労作を改めて掘り起こすことが必要か――「『パーリア民』概念と『ユダヤ人』観」の問題提起を契機に考える(「比較歴史社会学研究会」第二回 余録)(10月14日)

著者: 折原浩

  はじめに 去る9月18日、大阪は梅田のゲートタワービル8階、神戸大学インテリジェントラボで、「比較歴史社会学研究会」第二回が開かれ、関西と関東から約20名の参加があり、下記の二報告をめぐり、活発な議論が交わ

本文を読む

沖縄の環境団体、市民団体、翁長知事に一刻も早い埋立承認「撤回」を求める

著者: ピースフィロソフィー

1月13日、沖縄の環境団体や市民団体が、翁長知事に辺野古埋め立て承認の「撤回」を早急に行うよう相次いで要請行動を行った。 RBC報道: 環境団体や島ぐるみ会議が「撤回」を要請 OTV報道: 普天間基地移設計画 市民グルー

本文を読む

経済学の貧困と「経済学者」の劣化(1) - 政府の債務ゼロを主張するアベノヨイショの御仁たち

著者: 盛田常夫

三文「評論家」の三百代言  テレビや雑誌にちょくちょく顔を出す「経済評論家」のなかで、最近になって、三百代言的詭弁を弄する論者が増えてきた。その代表的な詭弁が、「国民1人当たり800万円の借金を抱えているという言い方は、

本文を読む

「報道の自由度」世界72位の国からみた、41位の同盟国の大統領記者会見、情報公開度

著者: 加藤哲郎

◆2017.1.15  新サイトに移って初めての更新です。もうすぐアメリカ合衆国第45代大統領・ドナルド・トランプの就任式です。でもこれまでのツイート政治と1月11日の選挙後初の記者会見を見れば、たとえ就任演説そのものは

本文を読む

【ご案内】1/21公開講演会「軍事化するイスラエル経済」

著者: 杉原浩司

NAJATが協力団体となっているイベントをご案内します。私自身、イスラエルが国際法違反の入植地建設やガザ侵攻などの戦争犯罪によって、国際的なBDS(ボイコット、経済制裁、投資引き揚げ)運動の対象となっていること、またこの

本文を読む

オリバー・ストーン監督、『スノーデン』の持つ意味を語る:「米国政府は常に嘘をつく」 Oliver Stone on Snowden relevance: ‘The US government lies all the time’

著者: ピースフィロソフィー

オリバー・ストーン監督の映画『スノーデン』が2017年1月27日に日本でも公開される。この映画の初公開は昨年2016年9月のトロント国際映画祭だったが、このときの記者会見でオリバー・ストーン監督と主演のジョゼフ・ゴードン

本文を読む

歌は正直に詠み手の心根を映し出すー歌二首評釈

著者: 澤藤統一郎

発表された瞬間に、歌は詠み手から離れる。詠み手から離れた歌をどのように読むかは、読み手の自由である。詠み手から独立した歌がどのように読み手の感性と響き合うか、あるいは不協和音を発するか。それは詠み手の責任ではない。ひたす

本文を読む

かくも長き不況 ― 30年のゼロ成長を認識しよう ―

著者: 半澤健市

 中国には抜かれたが、日本は今も世界第三位の経済大国であり、「アベノミクス」は道半ばだが、まだ期待は持てる。これが2017年々初の「大本営」の認識であり、それに概ね追随する大手メディアの論調である。世論調査によれば、内閣

本文を読む

1・23ルネ研定例研究会――伊吹浩一著『武器としての現代思想』をめぐって

著者: 菅孝行

ルネサンス研究所次回定例研究会のお知らせ 日 時 : 2017年1月23日(月曜日) 会 場 : 専修大学神田校舎7号6階764教室 開場18時、開始18時半 テーマ :「合評会:伊吹浩一著『武器としての現代思想』(サイ

本文を読む