「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(8)

著者: 田畑光永

3月14日  快晴。桜はまだ満開だろうか。桜見物の開放日は、いつも雨が降ったり、風が吹いたりだとよく言われるが、それも2,3日ですっかり散ってしまう。満開を見て、すぐに落花の寂しさが来るから、その命のはかなさが人にあまた

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手も洗わずに手掴み、そりゃ蔓延するわな

著者: 藤澤豊

暇にまかせて、一日中インターネットでアメリカの新聞を中心にあちこちの英字新聞にざっと目を通している。ドイツやシンガポールに香港の新聞もあれば、カタールやニカラグアに最近はインドまででてきた。どこも新型コロナウィルス関係の

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私有財産制下の大コロナ禍―岩田トリアーデ体系論の視点から―

著者: 岩田昌征

かつて30年前までは、資本主義的市場経済と並んで、ソ連型の社会主義経済とユーゴスラヴィア型の社会主義経済が対抗的に存在していた。今日、ソ連もユーゴスラヴィアも国家として解体されて、もはや存在していない。 ソ連型は、国有財

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GDP信仰と成長崇拝が社会を壊す - 左右のポピュリズムは同根

著者: 盛田常夫

蓮舫議員が「赤字国債は国民の借金」と発信したところ、ネット右翼は即座に反応して、「赤字国債は国民の借金ではなく、政府の借金だ」と蓮舫議員を批判した。政府がどれほど借金しても国民には関係ないのだから、「どんどん赤字国債を発

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ミテフスカ監督の映画「ペトルーニャに祝福を」を見る

著者: 宇波 彰

 かなり時間が経過してしまったが、去る2020年1月14日に,私はミテフスカ監督の映画「ペトルーニャに祝福を」(2018年)を試写で見た。北マケドニア、フランス、ベルギー、クロアチアの合作映画である。ヘミングウェイに「M

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5/12・22・29 【緊急開催】オンラインオープン講座 COVID-19時代を生きる―グローバル・クライシスと市民社会

著者: Oidon

新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な感染拡大は、健康への脅威だけでなく、経済 そして雇用や生活、生業への打撃となっています。一方、COVID19は、これまでの経済や 社会のあり方の問題を明確に映し出しています

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「検察庁法改正案」(検察人事介入法案)への抗議を貶めようという人々

著者: 澤藤統一郎

先日、今年の流行語大賞候補には滅入る言葉ばかりと愚痴ったが、必ずしもそうでもなさそうだ。「Twiterデモ」や、「巣ごもりデモクラシー」などには、勇気づけられる。アベ政権とその応援団だけの天下ではない。いや、今やアベ政治

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海峡両岸論 第114号 2020.5.13発行 - 新型コロナめぐる情報操作の実態 支離滅裂なトランプの陰謀論 -

著者: 岡田 充

 トランプ米政権の新型コロナウイルスに対する言動は終始、一貫性を欠いてきた。コロナ禍をめぐる対中国姿勢を振り返れば、トランプ(写真「武漢起源に自信」と記者会見で協調=テレビ東京)と政権幹部がいかに支離滅裂で、デマに満ちた

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【会見報告】森田知事に対する武器見本市反対の公開質問状への「回答」について

著者: 杉原浩司

少し時間が経ってしまいましたが、7日に行った武器見本市反対の記者会見 のご報告です。ぜひ、ご一読ください。 5月7日、千葉県庁記者クラブで、森田健作知事に幕張メッセを武器見本市 に貸し出さないよう求める公開質問状の「回答

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【5月15日の強行採決を許さない!】衆院内閣委員にもFAX・電話の集中を!

著者: 杉原浩司

 検察人事への内閣の介入を合法化し、三権分立を破壊する稀代の悪法「検 察庁法改悪案」は、5月13日の衆議院内閣委員会で野党による質疑が行わ れました。しかし、武田国家公務員制度担当大臣は「法務省が答弁した方 がいい」と繰

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書評:堀江秀史著『寺山修司の一九六十年代 不可分の精神』

著者: 野島直子

 寺山修司は、俳句からはじまり、短歌、ラジオドラマ、映画、演劇、評論、随筆、…と多ジャンルを横断し、各ジャンルで独自の成果をあげた作家だが、今回とりあげる堀江秀史著『寺山修司の一九六十年代 不可分の精神』は、寺山のそうし

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プレスリリース:「在来種保全・活用法案」を緊急提案します

著者: Oidon

【友人の印鑰智哉さんのメールを転送します。Oidon】 今、国会で登録品種の自家増殖を許諾制にする(許諾のない自家増殖を禁止する)種苗 法改正案が上程されています。育成者権も重要ですが、それ以上に今、消えようとしてい る

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コロナ風だけではない。アベ暴風の中、本郷三丁目交差点で。

著者: 澤藤統一郎

ご近所のみなさま、ご通行中の皆さま。お騒がせしますが、もう少しの時間。耳を傾けていただくようお願いします。 本郷湯島九条の会は、日本国憲法とその平和の理想をこのうえなく大切なものと考え、毎月第2火曜日の昼休み時間を定例の

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「封城」(ロックダウン)下の武漢の暮らし - 方方女史の『武漢日記』(7)

著者: 田畑光永

3月13日  太陽は正午になってもまだ眩しい。午後になって光は薄くなり、風も吹き始める。お日様の顔は変わるときに変わる。このままでもう少し、と思ってもそれは無理。武漢大学の桜はもうみんな咲いたろう。老斎舎のベランダから下

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ニッポンは大丈夫か? <ウィルスとたたかい共に生きる社会>

著者: 小原 紘

韓国通信NO637 ベランダの窓から見えるいつも見慣れた景色、薫る若葉の向こうに見える太陽と青空が眩しい。 微かに木の葉が揺れる。 不思議な静けさ。子どもたちの姿はない。 緊急事態宣言が延長される。常磐線にカラの電車が走

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【検察庁法改悪案の強行採決を許さない!】キーパーソンにFAX・電話・メールの集中を!

著者: 杉原浩司

検察人事への内閣の介入を合法化し、三権分立を破壊する稀代の悪法「検 察庁法改悪案」の拙速審議と強行採決は、コロナ危機に紛れての「ショッ ク・ドクトリン」であり、「火事場の大泥棒」そのものです。 600万を超える史上空前の

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【案内】5.13規制委緊急抗議行動~六ヶ所再処理工場の審査合格を認めるな~

著者: 木村雅英

5.13規制委緊急抗議行動~六ヶ所再処理工場の審査合格を認めるな~ 日時:2020年5月13日(水)11時半~13時(定例会議は10時半~12時) 場所:原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前 港区六本木1丁目9

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暴力的リゾームと横断性:パンデミックが露わにするもの

著者: 髭郁彦

 パンデミックが踊っている。流動性と多様性が止まった世界の上で、パンデミックが高笑いをして踊っている。資本主義帝国の中で絶えず流れ、動いていた世界。欲望の実現がダイナミズムの中にある世界。その強固な信仰の下で、われわれは

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】367 西サハラ赤新月社のSOSに呼応したEU!

著者: 平田伊都子

 これまで20回以上、アルジェリアにある西サハラ難民キャンプに足を運びましたが、絶対に外せない訪問先が、西サハラ赤新月社でした。 援助物資を運んできた使用済みコンテナで囲われた西サハラ赤新月社食料貯蔵庫では、友人のシディ

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国会パブリックビューイング  検察庁人事への内閣介入問題 ゲスト解説:山添拓参議院議員(日本共産党) 進行:上西充子(国会パブリックビューイング代表) 2020年3月22日

著者: 村上良太

  新型コロナウイルスで集会も開きにくい今、検察庁法が改正されようとしています。国会パブリックビューイングの上西充子教授が山添拓議員(日本共産党参議院議員)に話を聞いているこのYouTube映像は3月にUPされたものです

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