「桜を見る会」と「勲章」も同じ構図では

著者: 内野光子

今年の文化功労者の中に、歌人の馬場あき子の名があったし、秋の叙勲では永田和宏が歌人として瑞宝中綬章を受章していた。<注1>上に「文化」が付こうと「芸術」が付こうが国が取り仕切る栄典制度の一環である。拙著でも何度か触れてい

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ライク・ラースロー再埋葬式 - ハンガリー動乱の引き金になった大衆的示威行動 -

著者: 盛田常夫

 1956年10月に勃発したハンガリー動乱は社会主義諸国のみならず、資本主義国の左派に大きな衝撃を与えた。左派知識人たちが得られる情報はソ連共産党が発する公式声明であり、動乱を惹き起こした背景や戦後東欧社会主義国の社会主

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「桜を見る会」への批判を ー 「究極の行政私物化」「選挙民を税金で買収」「記録の廃棄」

著者: 澤藤統一郎

安倍晋三の「桜を見る会」悪用疑惑。一挙に大問題となってきた。今度こそ、徹底追及して事実を究明し、傲った政権にピリオドを打ちたい。 本日の本郷三丁目交差点での「湯島本郷九条の会」の宣伝活動でも、すべての弁士が「安倍9条改憲

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「全国首長九条の会」結成のつどい - すでに120人を超える首長、経験者が賛同 -

著者:

 全国の住民ともっとも密接な行政機関の長として、住民の生命・財産を守る仕事に携わっている首長とその経験者による「全国首長九条の会」が結成されます。平和国家日本を後世に引き継いでいくために、所属や立場、信条の違いを超え、「

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「ニントク君の回想ーボクって何者?」に重ねて。

著者: 澤藤統一郎

ネットを検索していると、時に昔自分が発信した記事に出会うことがある。そして、希にそれが面白いと思うこともある。下記は、そのようなものの一つ。投稿の日付は2016年2月27日、3年10か月ほど以前のもの。 「ニントク君の回

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「大丈夫」って?何が?「嵐」が歌った即位を祝う歌

著者: 内野光子

 11月11日は、新聞の休刊日なので、朝のテレビを見ていると、昨日祝賀パレードが、「良かった」「感動した」「素晴らしかった」「すごかった」「おきれいだった」など、キャスターもゲストも晴れやかに語るのだが、何がどうよかった

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真正の人道は地勢と共に存在すべき――田中正造・第1部(3)

著者: 野沢敏治

 2 『日本資本主義』の一典型  田中正造は前史をへて足尾鉱毒問題に取りかかる。彼の直接の最大の対決相手は古河市兵衛であった。市兵衛の足尾銅山は何をしたのか。銅山は後に「公害の原点」と批判されるが、どのようにしてそうなの

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「南京と沖縄を結ぶ会」より:南京の通訳ガイドTさんの沖縄での講演レポート Connecting Nanjing and Okinawa

著者: ピースフィロソフィー

最近、沖縄で平和ガイドをなさっている沖本裕司さんとメールを通じて知り合いました。沖本さんは、「南京と沖縄を結ぶ会」の事務局長で、さる10月16日、南京で日本語通訳ガイドをつとめるTさんの講演会を行ったとのこと。その報告レ

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】344 縁故主義が国連を危機に陥れている!

著者: 平田伊都子

 このところ国連はコーナーに追いつめられて、連続パンチを浴びています。  11月4日、♠アメリカ政府が<パリ協定>離脱を正式に通告しました。   11月6日,UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)のトップであるピエ

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2019・11・16 ふくしまっ子リフレッシュのいま~首都圏で保養を続ける意味~

著者: 福島の子どもたちとともに・世田谷の会

日時 2019年11月16日(土)15時~17時 場所 世田谷ボランテイアセンター2階会議室(東急田園都市線三軒茶屋駅歩12分) 登壇者 保養に取り組む各地のグループ 牛山元美医師(さがみ生協病院 内科部長) 資料代 5

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廣松渉没後25周年によせて その1

著者: ブルマン!だよね

廣松死してはや25年、関連してこの間いくつかの講演会が催されたようだが、私が見る限り廣松をただ消費するに終始しているように受け止めるほかない。今や廣松も「信者」たちがあれこれと解釈を垂れる「経典」と化しているのではないか

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(241)

著者: 本間宗究(本間裕)

失敗の本質 「明治維新以降の日本人」については、基本的に、「明治維新から第二次世界大戦の敗戦までの期間」と、「戦後から現在までの期間」に大別されるものと考えている。そして、どちらの場合にも、「前半」と「後半」に分かれる状

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11/14から調査「原発の新設を止めたい? それとも、原発を推進したい?」

著者: 三枝信子

みなさま (同報メール、長文で失礼します) 世界中が原発撤退に進む中、 日本に、新しい「原子力発電所」が建てられようとしています。 山口県上関町です。 1)上関原発の話 10月初め、中国電力が山口県に、上関原発建設のため

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「表現の不自由展・その後」の中止と補助金不交付問題についての声明

著者: 澤藤統一郎

日民協は、「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」をめぐる一連の問題について、一度は権力を持つ者などからの圧力によって中止に追い込まれたこと、そしていったんは決まったはずの補助金交付が事後的に不交付とさ

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