琉球新報記事への補足 Supplement to my Ryukyu Shimpo article

著者: ピースフィロソフィー

私が琉球新報で連載している「乗松聡子の眼」というコラムシリーズの第30回として、11月13日「基地『引き取り』運動 脱植民地化への道」という文が掲載されました。これに対しては批判も評価もいただいていますが、受け止めて考え

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【要申込】11/26(火)グローバル経済と民主主義の行方?多国間主義の危機、米中貿易戦争・日米FTA、そして日本の進路とは?

著者: 紅林 進

【要申込】11/26(火)グローバル経済と民主主義の行方?多国間主義の危機、米中貿易戦争・日米FTA、そして日本の進路とは? http://www.parc-jp.org/freeschool/event/191126.

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天皇への態度こそは、精神のリトマス試験紙である。

著者: 澤藤統一郎

とあるメーリングリストで、こんな投稿に出会った。  自ら文化人とか知識人と自任しているであろうマスコミに登場する人達の実態は天皇制に対する立ち位置で簡単に判別できる。憲法の本質から外れる天皇制を容認するのか否か。これが、

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阿Qとは誰か―魯迅が名前「阿Q」に込めた意味を解読する―

著者: 内田 弘

[阿Qとは誰か] 魯迅の数多い小説のなかでも『阿Q正伝』が魯迅の代表作であることは、魯迅の大方の読者が認めるであろう。  ところで、肝心の阿Qとは、いったい誰なのか。魯迅自身、『阿Q正伝』の冒頭の「第1章 序」で、阿Qと

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大学入試への民間英語検定導入中止 - 壮大な詐欺計画 -

著者: 小川 洋

 現・高校2年生が受験する大学入試の一部が突然、キャンセルされた。センター試験に代わって、20年度に導入される入試では、高3の間に民間英語試験を受検すること(2回まで)が求められ、多くの大学が、その成績を合否判定に利用す

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】345 イチゴ大臣がアルジェリア大統領候補

著者: 平田伊都子

 2019年12月12日、アルジェリア民衆が求めたアルジェリア大統領選挙が行われます。 2019年2月に始まった金曜デモは、汚職と縁故にまみれた前政権を倒し、公正なアルジェリア大統領選挙を勝ち取りました。 11月16日、

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真正の人道は地勢と共に存在すべき――田中正造・第1部(4)

著者: 野沢敏治

3 「日本資本主義」が生んだ公害  市兵衛の革新的な経営は見事であった。だがそれが銅山に接する渡良瀬川の流域に大変な被害をもたらす(ここでは労働問題は別にしておく)。足尾町近辺から北の松木村にかけて、そして渡良瀬川の中流

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暴論 ― 「神社は宗教に非ず」「宮城遙拝は臣民たるの義務である」

著者: 澤藤統一郎

「大嘗祭は皇室の伝統行事であって宗教行事ではない。」「神道儀礼は、日本の風習に過ぎず信仰とは無縁である」「神道には、教祖も教典もないから宗教ではない」。などという大真面目な議論が交わされている。これは、大日本帝国憲法時代

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周回遅れのランナー - 日本共産党の綱領改定案を見て -

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(298)―― 11月6日、日本共産党(以下日共という)の綱領改定案が発表された(日刊赤旗)。綱領は国家でいえば憲法である。志位委員長の党中央委員会への提案は、説明を入れて6ページに及ぶ長いものだが、そ

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大嘗祭に国費の支出は明白な違憲行為。だが、問題は裁判で争うにはハードルが高いことにある。

著者: 澤藤統一郎

大嘗祭こそが、日本国憲法の政教分離原則が想定する典型的な宗教行事であり、国費を投じて国家行事としてこれを行うことが違憲として禁じられていることは、明々白々と言ってよい。これを許容するなら、憲法の政教分離は空文に帰すること

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楊継縄『文化大革命五十年』(岩波書店)を読んで

著者: 大谷美芳

 すさまじい暴力と死者。人口8億(当時)の大国における革命と反革命、そこで革命が崩壊して敗北。その結果である。毛沢東思想・継続革命論は革命を指導できなかった。なぜか? ①2つの政治勢力の折衷主義  「毛沢東が大衆を立ちあ

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今こそ「憲法の力」をつけよう!安倍改憲に終止符を打つために - 11・29映画人九条の会15周年の集い -

著者: リベラル21

 7月の参院選で改憲勢力は3分の2を割り込みました。しかし改憲に異常な執念を燃やす安倍政権は改憲をあきらめず、野党の分断を狙うなどさまざまな改憲策動を繰り返しています。憲法の危機はまだ続いています。  映画人九条の会15

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憲法の構造として「卵黄と卵白」をイメージしよう。

著者: 澤藤統一郎

日本国憲法の全体像を図形的にどうイメージするか。こういうことを考えてみることは、楽しい作業である。もちろん飽くまでもイメージに過ぎないものだが、憲法の基本構造をどう把握し、憲法各パートの関連をどう理解するか、自分なりの憲

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トランプ大統領、IS壊滅の同盟者クルド人を裏切る - NYタイムズの調査報道(4完) -

著者: 坂井定雄

(NYタイムズの調査報道の最終部) 「アメリカはクルド人を裏切った!」とクルド人の氷売り店のファーハン・モハメドは、シリア国境に通じる道路を走る、米軍の車列に叫んだ。彼の仲間も叫び、手の親指を下に向けた。  「トランプは

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大嘗祭を国家の行事としてはならない。国費を投じてはならない。

著者: 澤藤統一郎

本日(11月14日)の夕刻から明日未明にかけて「大嘗祭」の中心行事だという「大嘗宮の儀」が催される。実のところ、大嘗宮の奥まった密室で新天皇が何をするのかは窺い知れない。何しろ、「秘儀」とされているのだから。「秘儀」では

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トランプ大統領、IS壊滅の同盟者クルド人を裏切る - NYタイムズの調査報道(3) -

著者: 坂井定雄

 米国がシリアでISと戦うために、地上作戦を担う主力友軍として引き込んだのが、クルド人武装組織。「イスラム国」(IS)がシリア北部の都市ラッカを占領して首都と宣言した2014年だった。シリアのアサド政権は2011年から始

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