Global Headlines:忘却にあらがう記憶の文化

著者: 野上俊明

<はじめに>  旧西ドイツは、戦後ナチの蛮行の記憶を風化させないために、自覚的に「記憶の文化」を構築し、有形無形のモニュメントを造り上げてきた。日本の8月に限っての年中行事とちがって、ドイツのメディアは、たえずナチ的過去

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8月15日、天皇と首相の「言葉」の過大評価を考える

著者: 内野光子

天皇の「語り継ぐ」とは  8月15日、「全国戦没者追悼式」に臨んだ天皇の「おことば」の「戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ、私たち皆で心を合わせ、将来にわたって平和と人々の幸せを希求し続けていくことを心から願います。」の

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パレスチナの権利のために闘うジャーナリスト、イブ・エングラー氏が左派政党NDP党首選に立候補 Journalist Yves Engler Runs for NDP Leadership

著者: 「ピース・フィロソフィー」

カナダ・モントリオール拠点のジャーナリスト、イブ・エングラー氏は、イスラエルによるパレスチナ人ジェノサイドをやめさせるためのカナダの政治家に対する直接行動でよく知られています。昨年は、Xでシオニストの発言を批判しただけで

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共産党はいま存亡の岐路に立っている(その65)

著者: 広原盛明

参院選惨敗への批判を封じる「常幹声明」、志位新著の大宣伝は論点すり替えのための目くらまし、2025年参院選の結果から(3) このところ、赤旗紙面は原水爆禁止世界大会のニュースで埋め尽くされている。戦後80年、原子爆弾投下

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話題沸騰映画『南京照相館』を観てきました。日本での上映を熱望!I hope Nanjing Massacre film Dead To Rights will be shown in Japan!

著者: 「ピース・フィロソフィー」

See below for English.  At a Richmond, BC theatre.  映画を観た後ソーシャルメディアに投稿した内容をここにも載せます(多少編集してあります) 話題沸騰の『南京照

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】646 「オデッセイ」が国連紛争地で撮影

著者: 平田伊都子

 モロッコ国連外交団に親西サハラだと国連から追い出されたマチュー。リー記者から「オデッセイ・撮影反対の声が沸騰しているのを知ってるか?」と、メールが入りました。  日本では殆ど取り上げられていませんが、英国の新聞、タイム

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貴重な戦後80年の継続である。けっして、再びの戦前としてはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2025年8月15日) 戦後80年目の8月15日である。80年前の今日、無謀で無益な戦争がようやく終熄して旧天皇制国家が事実上崩壊した。そして、まったく新たな原理に基づく新生日本が誕生した。「戦前」が終わって「戦後」が

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2025年、広島・長崎原爆投下の日につぶやいたこと My X Posts on Hiroshima and Nagasaki Days, 2025

著者: 「ピース・フィロソフィー」

8月6日の広島、8月9日の長崎の式典を見ながら投稿したことをシェアします。 広島の式典を見ながら:原爆投下により「一瞬で、当たり前の日常が壊された」という歴史観を子どもが語っていた。「この世界の片隅に」的な「平和」教育の

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『神近市子の猛進』を読む、神近は短歌も詠んでいた(2)神近市子、波乱の生涯

著者: 内野光子

   神近市子は、長崎県出身、父と兄を幼少時に亡くし、姉二人との母子家庭で貧しかったが、読書する文学少女で,活水女学校を経て、津田梅子の女子英学塾で学ぶ。在学中に『青鞜』に参加、1913年女子英学塾卒

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習近平政権が揺らいでいるという噂をどう考えるか

著者: 阿部治平

--八ヶ岳山麓から(534)-- この7月は参院選が戦われた一方、中国の習近平国家主席の権力基盤の弱体化説、健康不安説、さらには失脚説までがメディアに流れた。これは去年アメリカで第一期トランプ大統領時代の元高官が失脚説を

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〈8.15夜に超緊急アクション〉イスラエルによる「アルジャジーラ」取材班の殺害を許さない8.15緊急新宿アクション

著者: 植松 青児

ジェノサイドをやめろ、ジャーナリストを殺すな!  イスラエルによる「アルジャジーラ」取材班の殺害を許さない8.15緊急新宿アクション 日時;8月15日(金)19時〜19時30分 場所;新宿駅東南口・大きな木の下

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『神近市子の猛進』を読んだ、神近は短歌も詠んでいた(1)神近市子の短歌

著者: 内野光子

・ひとり居て思うことあり 嬉しきは孤独に生きる力もつこと   神近市子が、このような短歌を詠んでいることを、石田あゆう『神近市子の猛進 婦人運動家の隘路』(創元社 2025年3月)で知った。なるほど、神近らしい

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ドキュメンタリー映画「ひめゆり」を自主上映

著者: 一般社団法人シビル

ひめゆり学徒隊生存者の証言 一般社団法人市民の学習・活動・交流センターシビル(東京都立川市柴崎町3―10―4)は今年、「戦後80年を考える」をテーマとする市民講座を続けているが、第6回にあたる8月16日(土)の講座で、ド

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