21世紀ノーベル文学賞作品を読む(3―下) ケルテース・イムレ(ハンガリー、2002年度受賞)の人となり――社会的圧力に抗し、生きる可能性を追求した作家

著者: 横田 喬

 ケルテースの著書『運命ではなく』の訳者である故・岩崎悦子氏(東京外大などのハンガリー語講師)は同書の巻末に「あとがき」として、以下のように記している。  1975年刊行の著作『運命ではなく』は、ナチス強制収容所体験を基

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お江戸舟遊び瓦版1058号/被爆 80 年に向かって被爆者の願い 「核兵器をなくして!」

著者: 中瀬勝義

※ちきゅう座より以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 https

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Global Headline  英語版人民日報(Global Times)が「核兵器のない世界」を論評

著者: ブルマン!だよね

10月13日、人民日報は被団協のノーベル平和賞受賞に直接言及することを避け、核兵器のない世界を作るためには、核拡散に至った地政学的背景に遡って敵味方図式を超えた包括的視点に立った相互交渉が必須であると、毒にも薬にもならな

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ささや句会 第108回 2024年9月20日 金曜日

著者: 公子

 兼題【名月 及び傍題】 仲秋のころがり出づる金平糖                  丑山孝枝   こぼれ萩雨の匂ひの墓二つ                   丑山霞外 名月や地球は傷だらけなのに          

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SJJA& WPO【西サハラ最新情報】602 欧州司法裁判所は西サハラの味方

著者: 平田伊都子

袴田巌さん、おめでとう! 2024年10月9日、検察が控訴権利を放棄し、逮捕から58年、裁判所がやっと死刑囚のレッテルを剥がしてくれました。 長かったですね!! 人生を国に奪われた袴田さん、、お金で解決できないけど、国は

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Global Headline ノーベル平和賞は米国の核攻撃の犠牲者に~RTにみる居直り報道

著者: ブルマン!だよね

早速被団協へのノーベル平和賞授与について、RTが報道している。今回の被団協受賞は、ロシアによる核使用の度重なる威嚇を念頭に置いたものであることを、察知したが故の弁明だろう。以下その全訳。 Nobel Peace Priz

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21世紀ノーベル文学賞作品を読む(3―上) ケルテース・イムレ(2002年度受賞)の『運命ではなく』(国書刊行会刊、岩崎悦子:訳)――社会的圧力に抗し、生きる可能性を追求

著者: 横田 喬

 ケルテース・イムレ(1929~2016)はハンガリーに生まれ、十四歳(1944年)の時にユダヤ人としてアウシュヴィッツ強制収容所に送られた。その体験を基にした上掲の著書『運命ではなく』を1975年に刊行し、反響を得る。

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絶対的真実:誰かの黒字は誰かの赤字  誰かの支出は誰かの収入 ――頑迷ドイツの石頭をすげかえよ!――(その二)

著者: 柏木  勉

元凶は愚かなドイツの石頭 ――倹約のすすめ 「まずは貯蓄、買物はその後」――緊縮=貯蓄のパラドックスを理解せず――  今回は部門別収支の分析をもう少し実態にそって行おう。 ドイツには「まずは貯蓄、買物はその後」という倹約

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青山森人の東チモールだより・・・国際的な要人を迎えるなかで…

著者: 青山森人

東チモールの定例国会が開会 先月9月16日、ジョゼ=ラモス=オルタ大統領や控訴裁判所長など政府要人が出席して、東チモールの定例国会が開会されました。 この開会式でマリア=フェルナンダ=ライ国会議長は、アントニオ=グテレス

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(482)

著者: 本間宗究(本間裕)

21世紀の戦争 「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻」や「イスラエルによるガザの虐殺行為」など、「21世紀の現在でも、世界的に戦争や紛争が起きている状況」となっているが、この事実から想起されることは、「20世紀に発生した

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■短信■ 松元ヒロ・ソロライブ  演目は「憲法くんと人権」

著者: 「リベラル21」

 「テレビでは会えない芸人」といわれる松元ヒロさんのソロライブ「憲法くんと人権」が、「人権の21世紀をつくる文化の集い2024」実行委員会の主催、大田区・品川区・港区・目黒区の後援で、10月18日(金)、東京都品川区のJ

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「子どもの権利条例」を活かしている自治体から -‐小金井市・泉南市・川崎市での取り組みに学ぶ

著者: 長谷川孝

2024年2月10,11日に東京都小金井市で、「『地方自治と子ども施策』全国自治体シンポジウム2023」が、自治体職員など約200人が参加して開かれました。「子どもの思い、考え、意見を真に反映した子ども施策、子ども支援・

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(書籍紹介)”Judgement at Tokyo” 補記 東京裁判とは何だったのか

著者: 小川 洋 

 前稿(10月1日掲載)では、本書の内容まで踏み込んでの紹介ができなかった。本稿では本書の魅力の一端を示すため、いくつかのテーマを取り上げながら本書の内容を紹介したい。 東京裁判前史-沖縄戦と原爆投下  沖縄戦においては

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水俣病が映す近現代史(20)占領下で模索された再建

著者: 葛西伸夫

1945(昭和20)年9月2日東京湾に停泊した戦艦ミズーリの甲板にて、日本は降伏文書に署名し、無条件降伏が確定した。同日、GHQ(連合軍総司令部)が開設され、軍の解体と軍需生産の全面停止が命じられた。 日本の戦後処理は、

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心にしみる世界のノンフィクションを読む  本ブログの連載が単行本に

著者: 岩垂 弘

 元朝日新聞社会部記者・横田喬さんの著書『社会部記者の本棚―心にしみる世界のノンフィクションを読む』が、同時代社から出版された。昨年4月から今年の7月まで、1年半にわたって本ブログ「リベラル21」と「ちきゅう座」に連載し

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移住される側の見方 ――八ヶ岳山麓から(490)――

著者: 阿部治平 

 わたしの住む集落は、コロナ禍以後、急ににぎやかになった。道端に不動産会社の「土地売出し中」の看板が立っている。林の中では別荘か永住住宅かわからないが、家を建てる大きな物音が響いている。  不動産屋は土地の見端をよくする

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お江戸舟遊び瓦版1057号/全国沿岸クロマグロ漁民代表者集会

著者: 中瀬勝義

※ちきゅう座より以下の記事はPDFの埋め込みですが、その部分が空白のままになって表示される場合があります。お手数ですがブラウザ左上隅の更新ボタンを何回か繰り返して押してみてください。表示されるようになります。 https

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