「現状変えればなんでも革新」? それはないでしょう

著者: 澤藤統一郎

本日(11月29日)の毎日新聞夕刊で、詩人アーサービナードが、「日本語は消滅に向かっている」と嘆いている。彼は、本気で日本語の衰退を心配しているのだ。その最大の原因は安倍晋三に象徴される対米従属にあるという。鋭い詩人の感

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“核兵器なくせ”にノーベル平和賞 世界を動かした被爆者の声と若い力をさらに

著者: リベラル21

今年のノーベル平和賞は、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。核兵器禁止条約採択に果たした貢献が評価されたものです。  12月10日の平和賞授賞式を前に、ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会が、パネル

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【イベントのご案内】 12/5 日米原子力協定とプルトニウム問題にかんする訪米団 院内報告会

著者: 松久保

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 12/5(火)17:00~ @衆議院第二議員会館 第二会議室 日米原子力協定とプルトニウム問題にかんする訪米団 院内報告会 【国会議員とともに、今後の取り組みを考

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ロヒンギャ問題についての若干の理論的考察

著者: 野上俊明

 ローマ法王の27日ミャンマー訪問・スーチー会談を前に決着を付けたかったのでしょうか、ミャンマーとバングラデッシュとの政府間で、ロヒンギャ帰還に向けた協定が成立したそうです。1992年に発効した協定を踏襲するものだとして

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「イスラム国(IS)」イラク・シリアで壊滅(4)- エジプトの兄弟組織がモスクに大規模テロ ー

著者: 坂井定雄

 本稿連載中の24日金曜日、エジプト東部のシナイ半島で、金曜礼拝で満員のモスクを車両5台に分乗した武装テロ集団「シナイ州のイスラム国(IS)」の25~30人が襲撃、礼拝中のイスラム教徒305人(うち子ども27人)が殺害さ

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市民と野党の共闘候補に「隠れ改憲派」はふさわしくない。

著者: 澤藤統一郎

10月20日投開票の第48回総選挙。あれから既に1か月余が過ぎた。自分なりに腑に落ちる総括をしなければと思いつつ、なんとも落ちつかぬままで、まとめきれない。総括の最重要問題は共闘のあり方だ。 世論調査に表れた民意はけっし

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SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】236 モロッコ王と西サハラ大統領がAU-EUサミットで鉢合わせ?

著者: 平田伊都子

ワーオ! SADRサハラ・アラブ民主共和国が、11月29日、30日にコートジボワール首都アビジャンで開催されるAU-EUサミットに正式招待されたヨ! なんで、そんなに興奮するのかって? 興奮せずにはおれませんヨ!! この

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わが青春のロシア革命 ―― 老いさらばえて思うこと

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(242)―― 「ロシア革命」はわが20代の憧れであった。レーニンを尊敬してやまなかった。 西ヨーロッパでは1990年前後のソ連東欧瓦解後、各国共産党は名称や路線を変え、あるものは衰弱した。日本共産党(

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アジア記者クラブ12月定例会 「国家の共謀」 日本はどこへ向かうのか 経済危機と世界のパラダイム転換を理解できないマスコミの罪

著者: 森広泰平

2017年12月9日(土)18時45分~21時 明治大学研究棟4階・第1会議室 ゲスト 古賀茂明さん「改革はするが戦争はしない」フォーラム4代表・元内閣審議官・元経済産業省官僚 第二次安倍内閣が誕生してから12月26日で

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11・23立川テント村宣伝カーへの右翼の襲撃を許さない= 抗議声明とカンパのお願い

著者: 平井由美子

立川テント村の井上森さんから以下のメールが届きました。 暴力によって、思想や言論を封じこめるこの卑劣な行為を絶対に許すことはできません。 憤りと深い悲しみでいっぱいです。 情報を共有し、一人でも多くの方にこの事実を知って

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書評:『「飽食した悪魔」の戦後』-戦後日本社会の闇を形作る731部隊の亡霊

著者: 合澤  清

『「飽食した悪魔」の戦後-731部隊と二木秀雄「政界ジープ」』加藤哲郎著(花伝社2017 ) 加藤のこの大冊(「人名索引」を入れると400頁を超える)をそれでも一気に読み上げた。著者一流の綿密で広範な文献渉猟よりなるこの

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ジンバブエを振り返る  トニー・ブレアによるランカスターハウス協定の反故と白人からの農地接収

著者: 村上良太

  ジンバブエで1980年代から事実上の独裁者として君臨してきたロバート・ムガベ大統領が軍のクーデターで拘束され、今月辞任を強いられたと報じられました。これが日本でどう報道されているかと大手新聞を見てみると、アラブの春と

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「テロ」と「カタルーニャ」の陰で 芯から腐れ落ちつつある主権国家(1)

著者: 童子丸開

バルセロナの童子丸開です。 しばらく記事を出すことができませんでしたが、「カタルーニャ問題」が奇妙な落ち着きを見せる一方で、バルセロナ、マドリード、ブリュッセルの間でなにやら意味深長な「つばぜり合い」が続いているためです

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本夕澁谷で慰安婦に献げるキャンドルアクション 「女性に対する暴力撤廃の国際デー」にちなんで

著者: 澤藤統一郎

ご存じだろうか。本日11月25日は、国連で定めた「女性に対する暴力撤廃の国際デー」にあたる。本日澁谷で、この日にちなんだ従軍慰安婦に献げるキャンドルアクションが行われる。 この日の由来は、ドミニカの独裁者ラファエル・トル

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周回遅れの読書報告(その35) 芸術と芸能の間

著者: 脇野町善造

 石川淳の作品と言えば、『普賢』や『焼け跡のイエス』を思い出すのが普通であろうが、そういう作品には強い印象はない。「夷齋」という名で発表された随筆だけが記憶に残っている。その一つ『夷齋俚言』のなかで、石川は次のように言っ

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東京高裁『スラップ違法判断紙一重』判決の紹介 ー 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第111弾

著者: 澤藤統一郎

一昨日(11月22日)東京高裁第11民事部(野山宏裁判長)が名誉毀損訴訟で注目すべき判決を言い渡した。私は判決書きを入手していないので、複数報道を読む限りでのことだが、判決中の説示とされているものが裁判官の心証をよく表し

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