このテクストで考察したい対象は言語に関する問題ではないが、最初に言語学的概念について触れる必要がある。その理由は、ここでは言語学の分析装置として用いられるいくつかの概念に基づいてイデオロギー的様相 (とくに現代の日本に
本文を読む習近平新時代・幕開けの将軍の死 ― 張陽自殺の謎
著者: 田畑光永新・管見中国(32) 日本もなぜかいつまでも「安倍一強」だが、中国は文字通り「習近平一強」時代である。なにしろ「習近平新時代の中国の特色を持つ社会主義思想」なるものが、先ごろの党大会で党の指導思想として中国共産党規約に
本文を読む周回遅れの読書報告(その37) 河井継之助はなぜ批判され、評価されるのか
著者: 脇野町善造山田風太郎が書いた「地の果ての獄」という小説がある。『山田風太郎明治小説全集③』(1997年、筑摩書房)に収められているが、もともとは『オール読物』(文藝春秋社)の1976年6月~1977年8月の各号に連載されたもので
本文を読むアベ・シンゾーが語る「9条改憲」のホンネ
著者: 澤藤統一郎本日は12月8日、実に感慨の深い日だ。ボクは、この日になると自ずと背筋が伸びる。高揚した気持ちになる。本当は12月8日をこそ国民の祝日にすべきなんだ。12月8日だけでなく、柳条湖事件の9月18日や、盧溝橋事件の7月7日も
本文を読むゴーリキー「どん底」(1902年)と古儀式派――下斗米伸夫著『神と革命』に触発されて――
著者: 岩田昌征東京の文化センターとなった駿河台の明治大学において11月25日(土)に現代史研究会、そして12月2日(土)に村岡到氏主催の研究会において、法政大学教授下斗米伸夫氏がロシア2月革命・10月革命とロシア古儀式派=分離教徒信
本文を読むたんぽぽ舎から TMM:No3242
著者: たんぽぽ舎たんぽぽ舎です。【TMM:No3242】 2017年12月8日(金)地震と原発事故情報- 8つの情報をお知らせします ━━━━━━━ ★1.「常勝・公明党」はなぜ負けたのか? 比例200万票減、国会議員6人
本文を読むテント日誌12月6日…インドネシア火力発電事業に抗議の声
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後(9・11から2278日) かなりの冷え込み 12月1日(金) 事務所に着くと、Tさんが私にタブレットの中の物をプリントしてほしいというので、それはできないけどPCからだったらできるよ。
本文を読むトランプのエルサレムの首都承認は歴史的重大犯罪 ―日本政府は抗議と撤回要求をすべきだ
著者: 坂井定雄トランプ米大統領は6日、世界で初めてエルサレムをイスラエルの首都として承認、発表した。米国大使館のテルアビブからエルサレムへの移転準備開始も指示した。 エルサレムは、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の聖地で、とくにイスラ
本文を読む2017年12月16日(土) 世界資本主義フォーラムのご案内
著者: 矢沢国光主催 世界資本主義フォーラム 日時 2017年12月16日(土) 午後2時~5時 会場 立正大学品川(大崎)キャンパス 9号館 961教室 〒141-8602 東京都品川区大崎4-2-16 TEL:03-3492-26
本文を読む天皇と天皇制を語るーやっぱりない方がよい
著者: 澤藤統一郎気の置けない同年配(70代)の弁護士数名との歓談の機会があり、話題が天皇のことになった。誰もが、天皇制を歓迎はしていないが、温度差がある。 A 敗戦後の天皇の人間宣言は、当時の人々にどう受け止められたのだろうか。人間宣言
本文を読む大軍拡にNO!の声をあげよう!12.12政府交渉へ
著者: 杉原浩司タガの外れた安倍政権は、遂に「専守防衛」の制約すら踏み破り、敵基地 攻撃兵器の導入に舵を切ろうとしています。他にも突っ込みどころ満載の 防衛省予算案に対して、12日午前に防衛省との交渉を行います。平日午前 という時間帯で
本文を読む『正義への責任 世界から沖縄へ③』が出ました Responsibility for Justice – From the World to Okinawa Vol. 3
著者: ピースフィロソフィー琉球新報で2014年10月から今年10月まで3年にわたり連載した海外寄稿シリーズ『正義への責任 世界から沖縄へ』をまとめた③巻(完結編)が12月1日発刊されました。 『敗北を抱きしめて』の歴史家ジョン・ダワー氏の長編寄稿
本文を読む「赤い羽根」への善意のゆくえ
著者: 内野 光子「赤い羽根」への善意のゆくえ 赤い羽根 胸にともせる人に会う 小さな愛のあふれる季節 ことしも、わが町の自治会でも、赤い羽根募金袋が回ってきたと思ったら、今月は、歳末助け合い募金も回ってきた。もうだいぶ古い話になるのだ
本文を読む『資本論の世界』を改めて読む(第4回・終)
著者: 野沢敏治内田マルクスの歴史理論 日本は幕末以降に欧米の列強と交わり、前代の徳川封建制から近代資本主義へ、そしてそれを乗り越える社会主義へという歴史意識を生んだ。それが20世紀も末になって、ソ連を中心とする社会主義陣営の崩壊と
本文を読む「核兵器禁止条約」の早期締結を求める
著者: 小原 紘韓国通信NO541 今年7月、わが国は国連で採択された「核兵器禁止条約」を署名しなかった。つまり反対した。「唯一の被爆国」と自称して核廃絶を求めてきた日本政府の反対に国内外から驚きの声が上がった。アメリカの核兵器の傘にあ
本文を読む東京「君が代」裁判(第4次訴訟)、控訴理由書作成中。
著者: 澤藤統一郎「10・23通達」関連訴訟の中核に位置づけられる東京「君が代」裁判(第4次訴訟)。9月15日に東京地裁民事第11部(佐々木宗啓裁判長)の判決があり、今12月18日を提出期限と定められた控訴理由書を鋭意作成中である。 同判
本文を読む第303回現代史研究会(「歴史家ホブズボームとマルクス200年-水田洋先生を囲んで」)
著者: 現代史研事務局第303回現代史研究会 日時:12月11日(月)午後5:00~9:00(時間が通常と異なります) 場所:明治大学駿河台校舎・リバティタワー8階1086号教室 テーマ:「歴史家ホブズボームとマルクス200年-水田洋先生を囲
本文を読む12月2日の新聞は、天皇の生前退位をどう報じたか
著者: 内野 光子一つ前の記事では、退位の日、2019年4月30日をどう表現したかについて触れた。ネット上での検索も含めてまとめると、読売、朝日、毎日、東京は、「2019年」であり、NHKは「再来年(2019年)」であったが、産経が「平成
本文を読む「敵基地攻撃兵器を導入するな」の声を小野寺大臣と防衛省に!
著者: 杉原浩司「攻撃型兵器を保有しない」という事実上の「国是」が遂に破られようと しています。各メディアが一斉に「敵基地攻撃兵器に使える巡航ミサイル の導入へ」と報じました。 これは実質的な9条改憲であり、何としても潰すしかありません
本文を読む流行語に浮かびあがる「もりかけ元年」の政治の貧困
著者: 澤藤統一郎既に師走。はや、今年を振り返る時期になった。恒例の「今年の重大ニュース」「今年の漢字」「今年の一冊」「マン・オブ・ザ・イヤー」等々が話題となる季節。いささか押しつけがましいこれらの企画に、最近は「新語・流行語大賞」(現代
本文を読む「怖い絵展」を見る
著者: 宇波 彰去る2017年11年20日に,私は東京上野にある「上野の森美術館」で「怖い絵展」を見た。東京とその周辺では、駅などにこの美術展の大きなポスターが掲示されている。それはこの美術展で展示された、ドラローシュの「ジェーン・グ
本文を読む「思想史講座」のお知らせー12月のご案内
著者: 子安宣邦*だれでも、いつからでも聴講できる思想史講座です。 *津田「国民思想の研究」を読む講座は、「国民」という津田の主題自体を問う最後の段階に来ています。ナショナリズムという近代日本の最大の思想主題の津田における運命を見定めた
本文を読む12.6共謀罪廃止!秘密保護法廃止!行動、集会のご案内
著者: 杉原浩司<転送・転載歓迎!> ★12・6、4・6を忘れない6日行動★ 共謀罪法廃止!秘密保護法廃止!9条改憲反対! ■とき 12月6日(水) 12時~13時 ■発言 国会議員、市民団体 ■ところ 衆議院第2議員会館前(国会議
本文を読む中国こそ世界最大の民主国家である?
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(243)―― 中国共産党の理論誌「求是」の最新号に、「中国こそ世界最大の民主国家である」と題する論文が載りました。著者は北京外国語大学党委書記の韓震。韓氏は教育部(日本の文科省)中国特色社会主義理論体
本文を読むたんぽぽ舎から TMM:No3239
著者: たんぽぽ舎たんぽぽ舎です。【TMM:No3239】 2017年12月5日(火)地震と原発事故情報- 5つの情報をお知らせします 転送歓迎 ━━━━━━━ ★1.ストップ伊方原発 高松集会へ参加を! 四国電力本店がある
本文を読む大阪自由大学通信61号
著者: 池田知隆みなさまへ 師走に入りました。この一年を振り返り、あらためて皆様にご支援いただこと にお礼を申し上げます。 大阪自由大学通信61号を送ります。ご笑覧いただければ、幸いです。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
本文を読む書評:丸山茂樹著『共生と共歓の世界を創る~グローバルな社会的連帯経済をめざして』(社会評論社、2017年)を読んで
著者: 紅林進この本の副題は「グローバルな社会的連帯経済をめざして」となっていますが、「社会的連帯経済」は近年、オルタナティブな互恵的な経済の在り方として世界的に注目され出しているものです。 著者の丸山茂樹氏は、協同組合運動に長年
本文を読む弁護士自治とは、人権擁護を職責とする弁護士の重要な砦である。
著者: 澤藤統一郎産経新聞の記者から、以下のメールをいただいた。趣旨は、インタビューの申込みである。 「先生に取材をお願いしたく、連絡させていただきました。 弊紙では、今年4月から、「戦後72年 弁護士会」という企画を掲載しております。
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 554号
著者: 中瀬勝義浅川地下壕(中島飛行機地下工場)見学会 第一回国際民主政治制度研究会 韓国のろうそく市民革命と社会運動 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/12/2d
本文を読む辺見庸Ⅲ―わたしの気になる人⑬
著者: 阿部浪子耳を澄ませば、くつの足音がする。辺見庸のエッセイ集を読みすすめれば、その足音はしだいに高く、高く聞こえてくるのである。 2001(平成13)年3月、辺見庸のエッセイ集『眼の探索』は、文庫化されている。この角川文庫を、
本文を読む