原節子の戦争と平和(5)   ―伊丹万作版『新しき土』の物語―

著者: 半澤健市

『新しい土』はファンク版と伊丹版の二本が作られた。 映画史家貴田庄(きだ・しょう、1947~)が近著『原節子物語―若き日々』(朝日文庫、朝日新聞出版・2016年3月刊)でその事情を述べているので、それに従い経緯を簡単に紹

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テント日誌3月22日…桜は咲き始めたが/3/21米兵の性暴力事件への緊急抗議集会へ2、500人

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1645日 今年も桜は咲き始めたが… テントの対面は外務省だ。外務省にはいろいろの街宣車がやってくる。こちらは罵詈雑言の類をまき散らしているだけだが、桜はなかなかのものだ。どいうわけかそのうちに飛び切

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転送:【ヴラディーミル・チェルトコフ監督 京都講演】 3月25日京都で、チェルノブイリからフクシマへ – 映画(「サクリファイス」&「真実はどこに?」)と講演

著者: uchitomi makoto

福島と東京で開催される反核世界社会フォーラムの関連イベントとして、3月25日(金)に京都で下記の映画と講演の集いが開催されます。 時間のある方は是非、ご参加ください。 +++ 映画上映と講演会のご案内 チェルノブイリから

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異論なマルクス   マルクス・スラッファ・客観価値説~小幡道昭氏最終講義に寄せて

著者: ブルマン!だよね

去る3月19日東大経済学部にて、原理論研究の第一人者である小幡道昭氏の、「マルクス経済学を組み立てる」と題する、最終講義が持たれ、私も聴講者の列に加わった。小幡氏は東アジアでの新興資本主義国の台頭を、資本主義の新段階を画

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【声明】2.11反「紀元節」行動における機動隊の理不尽な規制とデモ妨害に抗議する

著者: 新孝一

私たちの参加する、2.11反「紀元節」行動は、今年も渋谷で集会とデモに取り組みました。 今回、逮捕者こそ出ませんでしたが、警視庁機動隊の過剰な規制がひどく、明らかなデモ妨害がなされたことにたいして、実行委として声明を出し

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3月27日『広島・長崎・ビキニ・福島を体験した国で、原発はなぜ再稼働されてしまう のか?』

著者: kaido

開催が間近となりましたので、あらためてご案内を送ります。 福島原発事故緊急会議とピープルズ・プラン研究所で共催になります。 ぜひご参加ください。 また、周りの方へもお知らせください。 *********** 3月27日(

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退学者の提訴によって明らかとなった「防大生の下級生イジメ」

著者: 澤藤統一郎

昨日(3月21日)防衛大学校の卒業式が行われた。壇上正面に大きな日の丸。学問の自由とも、本来的な意味での教育とも無縁のこの場である。「日の丸」も「君が代」も、そして安倍晋三の出席も違和感がない。 安倍晋三が自衛隊最高指揮

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 日本にはジャーナリズムが存在するか     ――八ヶ岳山麓から(177)――

著者: 阿部治平

さる3月3日、高市早苗総務相は放送法4条をたてに「放送局の電波停止の可能性もある」と発言した。「行政が何度要請してもまったく改善しない放送局に、なんの対応もしないとは約束できない。将来にわたり可能性がまったくないとは言え

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(116)

著者: 本間宗究(本間裕)

激減した「政府短期証券」の残高 「2月10日」に発表された「日本政府の国債残高」では、「政府証券(FB)の残高」が、「約30兆円」も減少し、「約87兆円」となっているが、このことも、「マイナス金利の弊害」とも考えられるよ

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SJJA&WSJPOの【西サハラ最新情報】151 Come Back Morocco カムバック,モロッコ お上も下々も、国際社会に逆らうモロッコ

著者: 平田伊都子

 「モロッコの人々、我々西サハラ人の友人たち、国連の指導の下で一緒に西サハラ地域の平和を創っていこう」と、2016年3月7日に西サハラ難民大統領は、モロッコの人々に語りかけました。 3月5日、パン・ギムン国連事務総長の西

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(東日本大震災)NHKスペシャル 「26兆円 復興はどこまで進んだか」を見て

著者: 田中一郎

みなさま、先週3/12(土)に放送されましたNHKスペシャル「26兆円 復興は どこまで進んだか」をご覧になりましたでしょうか。ご覧になれなかった方は、下記 サイトに録画がありましたからご案内します。ちょっと見にくいです

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サブカルチャーの現在《資本主義の亡霊VS共産主義の亡霊》唾棄すべき現在進行形、生きられない生きさせない社会の下請け工場・下僕屈辱状況について噛みしめている人はどれだけいるのだろうか?

著者: 武田明

「世界規模で考えてみて同じことが言えます。 世界各国は低所得労働者で溢れかえっています。 しかし、彼等にはいてもらわなくてはならない理由があるのです。 何故ならほんの一握りの富裕層を支えているのは他でもない彼らの存在なの

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「短歌サロン九条」(憲法九条を守る歌人の会)“柳原白蓮を語る”に参加しました ~「評伝」におけるオマージュについて

著者: 内野光子

会員ではないけれど、いつも会報『歌のひびき』を頂いていて、3月19日の例会で、中西洋子さんの柳原白蓮についてのレポートがあることを知った。今回ばかりは、ぜひお聞きしたい報告であった。私は、2年ほど前に、白蓮が編集した『塹

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東京の大家による「琉球新報」記者への賃貸拒否事件は絶対に許してはいけない Racism in Japan: A Tokyo landlord denies rental to an Okinawan newspaper editor

著者: ピースフィロソフィー

『琉球新報』3月20日8面の「記者の窓」というコラムで新垣毅編集委員は、今回東京に赴任になった際、借りようとした物件の大家から「琉球新報には貸さない」という理由で断られたという信じがたい出来事を書いている。 人種差別を禁

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ビキニ被災事件の証人・見崎吉男さん逝く - 反核と憲法擁護を訴え続ける -

著者: 岩垂 弘

 20世紀に起きた世界的大事件の一つ、ビキニ被災事件の証人である見崎吉男(みさき・よしお)さん=静岡県焼津市=が肺炎で3月17日に亡くなった。90歳だった。米国の水爆実験に巻き込まれるという波瀾万丈の一生だったが、それで

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緊急開催 3月24日国際シンポジウム「中東難民と欧州統合」~Middle East Refugees and European Integration

著者: 大下敦史

巨大な難民の流れは世界史に転換点を生み出す。20世紀は戦争の世紀であり、多くの難民を生み出した。21世紀も難民の世紀が続く。  欧州は昨年来、中東難民問題をめぐって混乱の渦中にある。さらに連続テロが発生するなど、欧州統合

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アメリカの碩学の反TPP―スティグリッツ教授の日本へのアドバイス

著者: 篠原孝

  ノーベル経済学賞を受賞(2001年)したスティグリッツ・コロンビア大学教授が来日した。 主たる目的は、シカゴ大学時代(1965年頃)の恩師、故宇沢弘文東大教授の一周忌の記念講演だったが、ついでの第一番が宇沢

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 北一輝と二つの龍巻―中国革命と2・26事件(4/23現代史研究会レジュメ)

著者: 古賀暹

はじめに   北一輝の研究は様々な形で行われてきたが、それらの研究は北を超国家主義者として扱う視点からのものであり、彼の姿を捉えたものとは必ずしも言うことが出来ない。 1、 北が処刑されるときに、西田税が北に「

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