アフガン戦争報道で、女性を忘れないBBC(下) タリバンと交渉した女性ファウジア・コーフィ

著者: 坂井定雄

 1996年から2001年のタリバンの支配下では、タリバンは女性たちの学校教育と雇用を禁止し、彼ら流の解釈による厳格なイスラム法を押し付けた。それには、石投げによる死刑とむち打ちが含まれた。  これまでの人生、アフガニス

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9条改憲阻止の会 メール通信 20200315 <特集>新感染症対策からはじまるファシズム

著者: 9条改憲阻止の会

3月14日午後6時半からアカデミー文京において新感染症口実の非常時体 制を問う緊急討論集会と題して、緊急事態条項を含む新インフルエンザ特別措 置法の検討を軸に、新コロナウィルスの現状とその対策と政府による対応につ いて批

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世界の暮らしと選挙 Vol.4「スウェーデンの高い投票率を支えている子どものころからの主権者教育について」(スウェーデン大使館後援)

著者: 紅林進

世界の暮らしと選挙 Vol.4 「スウェーデンの高い投票率を支えている子どものころからの主権者教育について」   スウェーデンの2018年の総選挙の投票率は、87%です。一方、日本は、平成29年に行われた衆議院

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アフガン戦争報道で、女性を忘れないBBC(上) タリバンと交渉した女性ファウジア・コーフィ

著者: 坂井定雄

  2000年以来、反政府勢力タリバンに対してアフガニスタン政府軍、米軍主力の多国籍軍が戦い続けてきたアフガン戦争の報道で、BBC(英公共放送)はアフガン女性の現状と地位、主張をたびたび紹介してきた。今回のトランプ政権と

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今日の首相会見~笑顔とワンチームで乗り切る?!

著者: 内野光子

一国の首相がする会見とは思えなかった。新コロナウイルス感染拡大対策、新型インフルエンザ等対策特別措置法改正の成立を受けての会見にしては、新しい政策、具体的な政策が何ら示されなかった。爆発的な感染拡大は見られない、1万人当

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「緊急事態宣言」とは、かくも危険なものである。

著者: 澤藤統一郎

昨日(3月13日)、新型コロナウイルス感染症を適用対象に加える「新型インフルエンザ特措法」の改正法が成立した。3月11日の審議開始からわずか3日間での成立である。内容は、新型コロナを法の適用対象に加えるだけで、ほかの規定

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首相会見がシナリオに沿った「台本営発表」では知る権利に応えられない。

著者: 澤藤統一郎

松尾貴史が、絶好調である。日曜日の朝は、毎日新聞の「松尾貴史のちょっと違和感」が楽しみ。3月8日は「首相会見打ち切り、自宅直帰のワケ 聞かれてなぜ、うろたえる?」というタイトル。分かり易く、面白くて、ためになる。 ついで

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「ほぼ11AM劇場」へどうぞ 山谷哲夫監督プロデュースのドキュメンタリー映画上映会

著者: リベラル21

 優れたドキュメンタリー映画がつくられても、一般の映画館ではなかなか上映されないので、一般の人がそれを観る機会がない。そんな現状を憂えたドキュメンタリー映画監督の山谷哲夫さんが、東京・渋谷の映画館の協力を得て、3年前から

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DHCスラップ反撃訴訟最終(控訴審判決)法廷 ー 3月18日(水)13時15分。東京高裁511号 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第173弾

著者: 澤藤統一郎

来週の水曜日・3月18日13時15分。東京高裁511号法廷で、DHCスラップ反撃訴訟控訴審判決言い渡しがある。おそらくはこれが、DHC・吉田嘉明と私との一連の訴訟において開かれる最後の法廷となる。 事件が起きたのが、20

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【超緊急】「新型インフル特措法」改定案に参院で「賛成」しないで!FAX大作戦

著者: 杉原浩司

これほど重大な法案がこれほど異常なスピードで成立させられること自体が理解不能です。 直前ですができる限りの意思表示をしましょう。よろしくお願いします。 <参考> 山尾氏が造反表明 緊急宣言の承認、党執行部を痛烈批判(3月

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緊急更新 [パンデミックの政治2] 検査なくして対策なし:安倍ウィルスで広がった感染症パニック

著者: 加藤哲郎

2020.3.12  臨時ですが、歴史学者の今井清一・横浜市大名誉教授の訃報が入りましたので、緊急更新。私にとっては、日本近現代政治史研究の尊敬すべき大先達であるばかりでなく、私の一橋大学での大先輩・故藤原彰教授の親友で

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4月4日 小幡道昭「貨幣論と現代資本主義」 世界資本主義フォーラムのご案内

著者: 矢沢国光

経済学の基本は、「貨幣をどうとらえるか」です。ところが最近、「貨幣は商品交換の中から生まれる」という貨幣論の「常識」を揺るがす問題が、次々と出てきました。 昨年このフォーラムでもとりあげた「MMT(現代貨幣理論)」もその

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「ヘーゲル弁証法」がレーニンをパラダイム変換した!? 書評:『ヘーゲル弁証法とレーニンの哲学的両義性』ケヴィン・アンダーソン著 小原耕一・竹下睿騏・高屋正一訳(社会評論社2020.1月刊)

著者: 合澤 清

この本から受けた最初の印象は、こういう奇抜なアイデア(着想)は、アメリカ人学者に特有なものではなかろうか、という多少の訝しさであった。 しかし、著者の引用から察すると、既にアンリ・ルフェーブルやスラヴォイ・ジジェク、ラー

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9年目の3月11日に、新型インフル特措法の改正に反対する。

著者: 澤藤統一郎

昨日が3月10日、東京大空襲によって無辜の非戦闘員10万人が虐殺された日。戦争被害だからとして到底甘受しえない、あまりに巨大で悲惨な体験。それまで多くの国民にとって、戦争とは外地で行われるものであり、危険は出征した男たち

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「世界は中国に感謝すべし」ですって―中国の言論は自由です!

著者: 田畑光永

 コロナウイルス肺炎はまだまだ世界中に広まりそうだが、本家の中国では累計患者数が8万人を突破し、死者も3千人を越えたあたりで、さすがに勢いが衰えてきたようである。それは喜ばしいことなのだが、さてこの2か月ほどを振り返って

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《異沌憤説》5 現行の教育基本法第2条は違憲・違法の悪条文だ! ~特定の「態度」を備えた国民の育成のための学校教育へ~

著者: 長谷川孝

道徳教育が教科となり、検定教科書による授業が粛々と実施されているようです。しかし、授業の在り方の是非よりも、道徳が学校教育の中枢に据えられて、学校教育そのものが道徳主義化していくことに、重大な危惧を禁じ得ない状況だと考え

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3.11、その時あなたはどこに? ある東北出張者の体験

著者: ブルマン!だよね

今年も3.11がやってきて、東北の津波の被害からの復興の現状や、福島第1原発による地元民避難生活や除染作業の進捗・問題など、メディアではそれこそ判で押したような報道であふれている。しかし、それがあの東日本大震災という巨大

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