沖縄本土復帰46周年ー沖縄タイムスの怒りの社説紹介

著者: 澤藤統一郎

5月15日。1972年のこの日、米軍統治下にあった沖縄の施政権が日本に返還された。沖縄が本土に復帰して、あれから46年となった。 「核抜き・本土並み」が米日両政府の建前であった。県民の願いは、「基地のない平和の島としての

本文を読む

「天皇の呪縛」を解いたきっかけ - 高實康稔さん追悼集 『ゆるぎない歴史認識を』より Collection of Essays to Remember Yasunori Takazane

著者: ピースフィロソフィー

  このブログでは何度も紹介してきましたが、「岡まさはる記念長崎平和資料館」の理事長で、昨年4月7日に亡くなった高實康稔長崎大学名誉教授(フランス文学)の一周忌を記念する追悼集会に先月、行ってきました。この集会

本文を読む

「デモ屋」と呼ばれた福富節男さん逝く - ベトナム反戦や反安保闘争で奮闘 -

著者: 岩垂 弘

 「安倍内閣は退陣せよ」と叫ぶ市民たちによって国会議事堂周辺で行われたデモが盛り上がった4月14日午後、国会議事堂からそう遠くない文京区民センターで、昨年12月18日に98歳で亡くなった、数学者の福富節男さんとお別れする

本文を読む

しなやかに したたかに ~「辺野古ゲート前連続6日間 500人集中行動」その①

著者: shigeko kakiuchi

日米両政府とりわけ将来的に自衛隊基地としたい日本国政府が工事を強行する「辺野古新基地」は、世界一危険な「普天間飛行場」の代替ではなく、普天間にはない強襲揚陸艦・弾薬装弾場などの基地機能強化だ。専門家からは辺野古海底の軟弱

本文を読む

月とスッポン ― 徳ゆえに王に推戴された尚円と、不徳を批判されながら政権にしがみつくアベ晋三と。

著者: 澤藤統一郎

もしもし、前島の船員会館は、この方向でよろしいのでしょうか。 ああ、先ほど「りっかりっか湯」にいらっしゃった方ですね。この道を真っ直ぐに行って15分足らずですよ。私も同じ方向ですから、ご一緒しましょう。 助かりました。那

本文を読む

被爆者の言葉を胸に 乗松聡子 Translating for A-bomb Survivors – Reflecting my 10-year participation with the U.S.-Japan Hiroshima/Nagasaki Study Tour

著者: ピースフィロソフィー

左からアメリカン大学のピーター・カズニックさん、被爆者 の近藤紘子さん、藤岡惇さん、乗松聡子 (2009年ぐらいの写真かなーーーみんな若いし今でも若い!) 立命館大学名誉教授の藤岡惇(ふじおか・あつし)さんと出会ったのは

本文を読む

ダライ・ラマ14世はなぜインドに行ったか

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(257)―― 読者から「ダライ・ラマはなぜインドに亡命したか」というメールをいただきました。この質問には、ダライ・ラマがどうして亡命するようなはめに陥ったか、亡命先がなぜインドだったかという二つの内容

本文を読む

ネトウヨの弁護士不当懲戒請求に、きっちり責任をとらせよう

著者: 澤藤統一郎

一昨日(5月11日)の毎日新聞朝刊「ネットウオッチ」欄に、「懲戒請求被害の弁護士 広がる対抗措置の動き (ネトウヨに対して)損害賠償求め提訴へ/請求側(ネトウヨ)は動揺」との記事。(括弧内は澤藤の挿入、以下同) 朝鮮学校

本文を読む

SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】262 ポリサリオってなんだ?

著者: 平田伊都子

 <ポリサリオ>とは、西サハラ独立運動組織<ポリサリオ戦線>のことです。 UN国際連合もEUヨーロッパ連合もAUアフリカ連合も、みんな、ポリサリオ戦線を西サハラ民族の代表としています。 そう言われても私たち日本人には、ポ

本文を読む

晩期帝国主義における負債経済の分析のために――アデア・ターナー『債務さもなくば悪魔』を読む――

著者: 榎原均

はじめに 晩期帝国主義という用語をタイトルに使っている。その概念を簡単に与えておこう。それは金融資本を土台とした古典的帝国主義と対比して、負債経済と負債資本を土台とした現代の資本主義の政治的表現として用いることとした。資

本文を読む

異論なマルクス 価値形態論~論理の飛躍が示唆するもの

著者: ブルマン!だよね

中野@貴州さんから拙論への反論をいただいて、 “「交換が量的に無差別、均一である」というのが特殊であり、むしろ不均一なのが一般的ではないのかというわけです” と主張されているのですが、これは突き詰めれば一般的等価の候補に

本文を読む

周回遅れの読書報告(その55)本を読むことと考えること

著者: 脇野町善造

 丸谷の本を取り上げるのは2回めである(最初は、その46の『笹まくら』)。最初の報告も奇妙な報告であったが、今回もまたそうなる。「本を読むのも考えもの」というのが今回の報告の主題である。この報告は読んだ本にかかる報告であ

本文を読む

柳瀬唯夫答弁に市民の声。「嘘」つくな。「偽」るな。きみらは「膿」だ。「怒」っているぞ。

著者: 澤藤統一郎

沖縄の旅を終え、日常生活に戻った。本日(5月12日)午後、文京区民センターでの稲嶺進・前名護市長との「交流の集い」。300人を超える参加者の盛会だった。 主催は「平和委員会」。沖縄の辺野古新基地反対闘争と、全国の反基地・

本文を読む

米大使館のエルサレム移転を強行(下) -国連の一貫した取り決めを踏みにじる -

著者: 坂井定雄

いま、改めてエルサレムの国際的地位の問題を再確認しておこう。 さまざまな宗教と民族、国家がせめぎあう長い歴史の焦点となってきたエルサレム。第2次大戦後発足した国連は、1947年11月の総会で、英国の委任統治下だったパレス

本文を読む

5月日19日草の実アカデミー「共産党監視・旧ソ連関係・国際テロ関連情報分析、そして共謀罪時代の日本」

著者: 林克明

イスラムに改宗した元公安調査庁調査官が語る「共産党監視・旧ソ連関係・国際テロ関連情報分析、そして共謀罪時代の日本」…西道弘氏(元公安調査庁調査官) 今回のゲストは、日本共産党、旧ソ連関係、国際テロ関連情報分析に従事してい

本文を読む